シャワーを浴びようとしたら急にお湯が水になり、リモコンに「111」や「290」といった数字が点滅していて驚いた。
ノーリツのガス給湯器を使っていて、こうした場面に出くわした方は多いのではないでしょうか。
エラーコードには、自分で対処できるものと修理依頼が必要なものがはっきり分かれています。
番号の意味さえ分かれば、修理を呼ぶ前に自分で復帰できるケースも少なくありません。
この記事では、ノーリツ公式情報をもとに、表示の読み方から分類別の対処、早見表、費用の目安、依頼時の注意点までを整理しました。
なお、石油(灯油)給湯機については確認する場所が変わります。
灯油ボイラーをお使いの方は、燃料まわりの手順をまとめた別記事をご覧ください。
その数字、本当にエラーコード?表示の正しい読み方

対処に入る前に、表示されている番号が本当にエラーサインなのかを確認しておきましょう。
ノーリツの給湯器では、リモコンの時計表示部分にエラーサインが2桁または3桁の数字で表示されます。
読み間違いを防ぐために、次の点を押さえてください。
- 「9:20」「1:11」のように途中に「:」や「-」が入っていても、記号は無視して数字だけをつなげて読む(この例なら920、111)
- 時計の時刻が進まない、時刻設定をしても変わらない場合も、エラーサインが表示されている状態
- 番号を検索しても該当がない場合は、本体基板の不具合の可能性がある
「1:11」は時刻の1時11分ではなく、エラーコード111を指しています。
リモコンの機種によって表示位置や桁の見え方が異なるため、まずは数字だけを正確に読み取ってください。
番号には規則がある
多くのコードは、一の位でどの系統が止まったかが分かります。
| 一の位 | 系統 |
|---|---|
| 1 | 給湯(蛇口・シャワー) |
| 2 | ふろ(お湯はり・追いだき) |
| 3 | 暖房(床暖房・浴室暖房など) |
111が給湯の点火不良、112がふろ、113が暖房というように並びます。
311・312・313(サーミスタ)、611・612・613(ファン)、901・902・903(燃焼異常)も同じ規則です。
「シャワーは使えるのにおふろだけ沸かない」なら、2で終わる番号を探してください。
対応は3つに分かれる

ノーリツのエラーコードは数が多いものの、対応の方向性は大きく3つに整理できます。
| 分類 | 主なコード | 対応の方向性 |
|---|---|---|
| お知らせ・軽微系 | 011・88/888・OFF・CL | 故障ではない。意味を理解すれば使い続けられる |
| 自分で復帰できる可能性 | 111・11・121・032・632・562・002・003・161 | ガス供給・断水・凍結など外的要因の確認で直る場合がある |
| 修理が必要な可能性が高い | 140・100・290・642・760・920 など | センサー・基板・熱交換器など内部部品の不具合 |
ノーリツ公式も、修理を依頼する前に確認すべき自分で解決できる可能性があるコードとして11・032・110・111・120・632を挙げています。
これらは給湯器そのものの故障ではなく、ガスが止まっている、断水している、配管が凍っているといった外的な要因で表示されることがあるためです。
お知らせ表示系(故障ではないケース)
011:お湯を長く出し続けたときのお知らせ
連続で60分以上お湯を出したときに表示されます。
不具合ではなく、消し忘れなどを防ぐための機能です。
- お湯側の水栓を閉める
- 運転スイッチを一度「切」にし、再度「入」にする
- エラー表示が消えたことを確認する
水栓を閉めずにスイッチだけ入れ直しても、同じ表示に戻ります。
すべての水栓を閉めているのに給湯器から水が流れる音がする、燃焼ランプが点灯し続けるという場合は、給湯配管の漏水でお湯が出続けている可能性があります。
88/888:点検時期のお知らせ
給湯器の点検時期を知らせる表示で、故障ではありません。
おおむね設置から10年相当を使用したタイミングで表示されます。
表示が出てもそのまま使用できます。
意味や一時解除の方法はノーリツ給湯器のエラー888(88)解除方法で解説しています。
アルファベットの表示
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| OFF | お湯はり後に給湯栓を閉め忘れた。解除するまでお湯が使えない |
| CL | エコジョーズ(-CV)がドレン水を排水中。約3分間 |
| CL1・CL2・CL3 | ふろ配管の自動クリーン中。熱めのお湯が出る場合あり |
| HCL | 熱めのお湯が出ることのお知らせ |
| 00H・E10 | 暖房の試運転中 |
| 00F | 水張り動作中。運転スイッチのリセットでは消えない |
| LLL | ガス未開栓でふろ自動試運転をした結果 |
00Fは水張りスイッチをOFFにすると消えます。
運転スイッチを何度入れ直しても変わらないのはそのためです。
点火・燃焼系のエラー(111・11・121・112・113)
お湯が出ない、途中で水になるというトラブルで最も多いのがこの系統です。
まずガスコンロに火がつくかを確認する
| 確認結果 | 考えられること | 次にすること |
|---|---|---|
| 他のガス機器も点火しない | ガスの供給が止まっている | ガスメーター・ガス栓・LPガス残量・契約状況を確認 |
| 他のガス機器は点火する | ガス供給に問題はない | 機器側の不具合が疑われる。点検を依頼 |
コンロも使えない状態で給湯器の修理を呼ぶと、出張料と診断料だけがかかります。
この1ステップは必ず先に済ませてください。
マイコンメーターが遮断している場合は、家じゅうのガス栓を閉めてから復帰ボタンを押し、表示が消えるまで数分待ちます。
待機時間の途中でガス機器を使うと、安全確認が最初からやり直しになります。
復帰の手順はシャワーを出しっぱなしにしたらガスが止まった|原因と正しい復帰手順で整理しています。
番号ごとの違い
| 表示 | 状態 |
|---|---|
| 111・11 | 給湯側で点火できなかった |
| 121・12 | 給湯側で一度ついた炎が途中で消えた |
| 112・122 | ふろ側の点火・立ち消え |
| 113・123 | 暖房側の点火・立ち消え |
「使い始めは温かかったのに」という感覚があれば121、「最初から冷たいまま」なら111と考えると分かりやすくなります。
安全装置・過熱系のエラー(140・14・200・661)
ここからは安全に直結するエラーです。
140・14:過熱防止安全装置が作動したとき
給湯器内部で異常な高温を検知し、過熱防止安全装置が働いたときに表示されます。
ノーリツは修理が必要としており、使用者側で行える対処は案内されていません。
使用中は高温のお湯が出ることがあるため、やけどにご注意ください。
リセットで表示が消えても、高温になった原因は解消していません。
点検を受けるまでは使用を控えてください。
200・20:残火安全装置が作動したとき
故障表示一覧では、200について「危険な場合がありますので運転しないでください」と明記されています。
リセットして様子を見る対象ではありません。
運転スイッチを切り、販売店またはメーカーへ連絡してください。
661:設定と違う高温の湯が出る
湯と水を混合させる部品の不具合が考えられる表示です。
ノーリツは、リモコンの設定と違う高温の湯が出る場合があるため注意するよう案内しています。
小さなお子さんや高齢の方にお湯を使わせないでください。
193:電源・電装線の地絡検出
電気系統の地絡を検知した表示で、故障表示一覧ではコード類の点検が必要とされています。
配線に関わる内容のため、使用者側で確認できる項目はありません。
運転を止めて連絡してください。
100:安全確認を求める表示
機器の安全を確認したうえで、運転スイッチを一度「切」にし、再度「入」にします。
このとき、設置場所周辺に可燃物がないかを必ず確認し、ある場合は取り除いてから操作してください。
機器の損傷・油漏れ・水漏れがある場合は使用を停止し、修理を依頼してください。
なお100は石油給湯機器の耐震自動消火装置に対応した表示です。
ガス機で地震のあとにお湯が出なくなった場合は、ガスメーターがガスを遮断しているため、11・12・111・112といった別の番号が出ます。
追いだき・ふろ機能系のエラー(032・632・562・642)
032・632・562:まず浴室側と給水側を確認
| 表示 | 確認すること |
|---|---|
| 032 | 排水栓が密着しているか、循環フィルターの詰まり。冬場は追いだき配管の凍結 |
| 632 | 水位が循環アダプターの上端から5cm以上あるか、循環フィルターの詰まり、凍結 |
| 562 | 断水・給水配管の凍結の有無、給水元栓が最後まで開いているか |
排水栓は「閉まっているように見えても漏れている」ことがあります。
浴槽に水をためて10分ほど置き、水位が下がるかを見てください。
562で給水元栓を確認するときは、給湯器本体の底面または左側面にある「水」マークの配管を、左にいっぱいまで回します。
半開きだと水は出るのに勢いが足りず、お湯はりだけ進まないという分かりにくい症状になります。
冷え込みが厳しい時期は、いずれも配管の凍結が原因のことがあります。
気温が上がって自然解凍すれば復旧しますが、熱湯を直接かけると配管の破損につながるため避けてください。
642:ふろポンプ系統の不具合
自動湯はり・追いだきができないときに表示されます。
凍結などの外的要因ではなく機器側の不具合のため、修理が必要です。
考えられる故障部品はふろポンプ・電装基板で、修理参考料金は30,000円〜55,000円程度が目安です。
エラーが出ていないのに追いだきが弱い場合
循環アダプターのフィルターが詰まると、追いだきができない、適温にならないといった症状が出ることがあります。
週に1回程度の掃除で予防できます。
また最新機種は、ふろ自動で設定した温度からプラス3℃を上限に追いだきする仕様(最高48℃まで)のため、以前の機種より控えめに感じることがあります。
エコジョーズ・中和器系のエラー(290・920・930)
エコジョーズ(潜熱回収型)では、排気熱を再利用する過程で結露水(ドレン)が発生します。
このドレンを中和して排水する部品が中和器です。
290:ドレン排水・中和器に関わる表示
ドレン配管の先にゴミが詰まっている場合は取り除いてください。
ドレン配管は、配管接続部の本体側に「排水」という目印のマークがあります。
配管の先が水に浸かっているなど、継続して排水できない設置状況の場合は掃除では解決しません。
これは設置の問題なので、施工店へ相談してください。
冷え込んだ朝に290が出て日中に消える場合は、ドレン配管の凍結が原因です。
気温が上がって解凍されれば復旧します。
920・930:中和器の寿命
920は中和器の寿命が近づいていることを知らせる予告で、お湯は使えます。
しばらくすると930に変わり、給湯器が使えなくなります。
中和器は一定量のドレン水を中和すると寿命を迎える部品で、寿命は年数ではなく使用量で決まります。
お湯を多く使う家庭では、年数の割に早く表示されることがあります。
920の段階なら見積もりを比べる時間があるため、止まる前に段取りを組んでおくのが確実です。
センサー・基板・通信系のエラー
内部部品に関わるため、基本的に修理が前提になります。
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| 300番台(311・321・312 など) | サーミスタ(温度センサー)の異常 |
| 391・392・393 | バーナーセンサーの異常 |
| 411・412・432・433 | 水量センサ・水位センサの異常 |
| 510・520・540・542・570・580 | 弁の異常 |
| 610・611・612・613 | 燃焼用ファンの異常 |
| 640・643 | ドレンポンプ・暖房ポンプの異常 |
| 651・652 | 水量サーボ・流量調整弁の異常 |
| 700・702・710・720番台・730・733・738・790 | 電装基板・燃焼制御回路の異常 |
| 760・763・764 | リモコン伝送・通信の異常 |
| 162・163 | 自動注湯温度異常・暖房温度コントロール不能 |
| 170・190 | ドレン金具逆止弁・ドレンタンク水位電極の異常 |
| 252 | ふろ水流スイッチの異常 |
| 101・102・103 | 給排気異常(能力低下運転) |
| 901・902・903 | 燃焼異常(出力低下) |
| 991・992・993・90 | 燃焼異常(機器停止) |
790の詳しい内容はノーリツ給湯器のエラー790とは?で解説しています。
700番台で電源を抜く前に
700・730・733については、故障表示一覧で電源プラグの抜き挿しが処置として挙げられています。
ただし条件があります。
一部のリモコンだけ使えている、あるいはお湯は出ているという状態で電源を抜くと、完全に使えなくなる場合があるとノーリツが案内しています。
抜き差しを試すのは、全てのリモコンが反応せず、かつお湯も出ない場合に限ってください。
また集合住宅では、給湯器が直接ブレーカーに接続されている場合があります。
抜き差しできるコンセントがないため、配線を無理に触らず管理会社へ連絡してください。
101・102:使えていても点検が必要
機器が能力を落として運転している状態です。
お湯は出るため放置されやすいものの、通常の燃焼ができていないことを意味します。
故障表示一覧では、101について10年程度使用していれば製品の交換をすすめる旨が記載されています。
一覧に載りにくい表示
06・E06(燃焼制御装置の非検知)
111と同じく点火に関わる表示です。
ノーリツは、台風や豪雨、落雷のあとに111・E06・06が出ることがあるとしています。
強い雨や長雨で機器内部の湿度が高くなると、感電防止など安全のために一時的に機能を落とし、点火しにくくなることがあります。
この場合は故障ではなく、乾けば復旧することがあります。
雨風がやんで時間が経っても消えない場合や、落雷の直後から一切反応しない場合は点検を依頼してください。
013(停電後、暖房水が高温で作動しない)
停電のあとに暖房が動かず013が出ている場合、故障とは限りません。
ノーリツは013について、運転中に停電があった場合は復帰後に作動しなくなることがあるとしています。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 停電があった | 暖房水が高温のため作動していない。温度が下がるまで待つ |
| 停電の心当たりがない | 訪問による確認が必要 |
何度もスイッチを入れ直すより、時間を置いてから試すほうが確実です。
なお停電そのものを知らせるのは003で、こちらは暖房端末をすべて切ってから熱源機を入れ直すと復帰します。
564(暖房端末側の不具合)
暖房付ふろ給湯機器のFT-368、248、366、246シリーズで表示されます。
ノーリツは、熱源機器は正常と思われ、端末機器側の不具合の可能性が考えられるとしています。
給湯器本体ではなく、床暖房やパネルヒーターといった暖房端末の側に原因があるという見立てです。
連絡先は設置されたガス会社になります。
熱源機の修理を依頼しても解決しないため、ここを取り違えないでください。
主要エラーコード早見表
| コード | 主な内容 | 対応の方向性 |
|---|---|---|
| 011 | 60分以上の連続使用のお知らせ | 水栓を閉め、運転を切/入。故障ではない |
| 012 | 追いだき90分以上のお知らせ | 運転を切/入。故障ではない |
| 88・888 | 点検時期のお知らせ | 使用可。点検を検討 |
| 002 | 水位設定不良 | 浴槽を空にしてふろ自動をやり直す |
| 003 | 運転中の停電 | 暖房端末を全部切ってから熱源機を入れ直す |
| 013 | 停電後、暖房水が高温 | 冷めるまで待つ |
| 032 | 排水栓・湯量 | 排水栓の密着、フィルター掃除 |
| 06・E06 | 燃焼制御装置の非検知 | 荒天後なら乾けば復旧することがある |
| 101・102 | 給排気異常(能力低下運転) | 使用可だが点検が必要 |
| 111・11 | 点火できなかった | ガスコンロが使えるかを確認 |
| 121・12 | 立ち消え | 同上 |
| 140・14 | 過熱防止安全装置の作動 | 修理。やけどに注意 |
| 161 | 給湯出湯温度異常 | 運転を切/入して給湯栓を開ける |
| 173・543 | 暖房回路の漏水検知 | 現地診断が必要 |
| 193 | 電源・電装線の地絡検出 | 運転を止めて連絡 |
| 200・20 | 残火安全装置の作動 | 運転しない |
| 290 | ドレン排水・中和器 | ドレン配管の詰まり確認。凍結の可能性も |
| 562 | 断水・凍結・給水元栓 | 給水側を確認 |
| 564 | 暖房端末側の不具合 | 熱源機ではなく端末側。ガス会社へ |
| 632 | ふろ循環不良 | 水位・フィルター・凍結を確認 |
| 642 | ふろポンプ系統 | 修理 |
| 661 | 設定と違う高温の湯 | 修理。温度に注意 |
| 760・790 | リモコン・電装基板 | 修理 |
| 920・930 | 中和器の寿命 | 920のうちに段取りを組む |
| 991・901 | 燃焼異常 | 修理。寿命の可能性もある |
※同じコードでも機種・年式により内容が異なる場合があります。
修理費用の目安と、修理か交換かの判断

費用の考え方
ノーリツの修理料金は、技術料・部品代・出張料の合計に消費税を加えた形です。
| 系統 | 修理参考料金の目安(税込) |
|---|---|
| 点火まわり(111・112・121) | 13,500円〜55,000円程度 |
| 中和器(290・920) | 17,000円〜55,000円程度 |
| 水量サーボ(651・661) | 17,500円〜55,000円程度 |
| ふろポンプ(642) | 30,000円〜55,000円程度 |
| 残火安全装置(200) | 30,000円〜55,000円程度 |
| 暖房ファン(613) | 29,500円〜88,000円程度 |
出張費(上限3,300円)と故障診断料を含んだ金額です。
実際の料金は訪問診断時に案内されるため、目安として捉えてください。
分かれ目は「10年」
ノーリツは、製品を10年以上使用している場合は取り替えをすすめています。
| 状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 使用年数が10年未満、部品もある | 修理で対応するのが基本 |
| 使用年数が10年前後、修理費が高額 | 修理費と交換費を比較して検討 |
| 使用年数が10年以上、故障を繰り返す | 交換を前向きに検討 |
10年を超えた製品は部品供給が終了している場合があり、修理したくても部品がないことがあります。
経年した機器は1か所を直しても、ほかの部品が続けて故障する可能性もあります。
判断の考え方は給湯器の寿命は何年?交換時期の目安と見逃されがちなサインで整理しています。
修理を依頼するときの注意点
エラー表示が出て不安なときほど、慌てて業者を選んでしまいがちです。
ノーリツは、給湯機器のトラブルに便乗した悪質な業者について注意を呼びかけています。
- 悪質な業者は「故障している」「火災の危険がある」などと不安をあおり、機器の交換を強くすすめることがある
- 修理の依頼はノーリツコンタクトセンターで受け付けており、依頼がない限り同社から修理のために訪問することはない
- 同社グループから電話する際は、社名・担当者氏名・折り返し可能な電話番号を必ず伝える
- 訪問は事前に日時を調整のうえ行われ、担当者は身分証または認定証を携帯し、名刺または認定証を提示する
- 修理料金は作業前に提示され、承諾を得てから作業を開始し、支払いは作業完了後
その場で契約や購入を決断せず、購入した販売店やメーカーの正規窓口に相談することが確実です。
よくある質問
Q1. エラーコードが出ていますが、このまま使い続けても大丈夫ですか?
コードによって異なります。
88・888や011のようにお知らせ表示で使用を続けられるものもあれば、140や200のように安全に関わり使用を控えるべきものもあります。
とくにやけど・水漏れ・損傷をともなう場合は使用を停止してください。
まずは表示された番号の意味を確認し、故障表示であれば早めに相談することをおすすめします。
Q2. リモコンの電源を入れ直せばエラーは消えますか?
一時的な要因であれば、運転スイッチを切/入することで正常に戻ることがあります。
ただし700番台では注意が必要で、一部のリモコンが使えている、あるいはお湯が出ている状態で電源を抜くと、完全に使えなくなる場合があるとノーリツが案内しています。
抜き差しを試すのは、全てのリモコンが反応せず、かつお湯も出ない場合に限ってください。
同じエラーが繰り返す場合は、その場しのぎではなく修理を検討してください。
Q3. 冬にお湯が出なくなり、562や632が表示されました。故障でしょうか?
冷え込みが厳しい時期にこれらのコードが出た場合、まず疑われるのは配管の凍結です。
562は給水配管、632や032は追いだき配管の凍結が考えられます。
気温が上がって自然に解凍すれば復旧することもありますが、熱湯を直接かけると配管の破損につながるため避けてください。
断水やバルブの閉まりがないかもあわせて確認してください。
Q4. 給湯は使えるのに、おふろや暖房だけ動きません。
点滅している番号の一の位を確認してください。
2で終わる番号はふろ側、3で終わる番号は暖房側を示します。
給湯器の内部では系統が分かれて動いているため、片方だけ止まることがあります。
暖房だけ動かない場合は、564のように熱源機ではなく端末側が原因のこともあります。
Q5. 表示されたエラーコードが、この記事の一覧にありません。
エラーサインはリモコンの時計表示部分に2桁または3桁で表示され、「:」や「-」は無視して数字だけをつなげて読みます。
まずは番号を正確に読み取ってください。
検索しても該当がない場合は、本体基板の不具合の可能性があります。
機種・年式によって内容が異なることもあるため、取扱説明書やメーカーサポートでの確認が確実です。
まとめ
ノーリツのガス給湯器に表示されるエラーコードは数が多いものの、対応の方向性はお知らせ表示・自分で復帰できるもの・修理が必要なものの3つに整理できます。
最後に、押さえておきたい点をまとめます。
- 記号は無視して数字だけをつなげて読む。時刻が進まない場合もエラーサイン
- 一の位で系統が分かる(1=給湯、2=ふろ、3=暖房)
- 111・121は、まずガスコンロに火がつくかを確認する
- 011は水栓を閉めてから運転を切/入する
- 700番台は、お湯が出ている状態で電源を抜かない
- 140・200・661・193は安全に関わるため、使用を控えて連絡する
- 荒天の直後の111・E06・06は、乾けば復旧することがある
- 564は熱源機ではなく暖房端末側の問題
- 使用年数が10年を超えている場合は、修理と交換の両方を視野に入れる
エラー表示は不安なものですが、番号の意味さえ分かれば冷静に判断できます。
安全に関わる症状のときは無理をせず、メーカーや契約しているガス会社の正規窓口に相談してください。

