MENU

サンポットストーブのCH03・CH04エラーとは?温風サーミスタ異常の意味と対処

落ち着いた紺色の背景に、サンポットストーブのCH03・CH04エラーと温風サーミスタ異常の意味・対処を示した文字だけのサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

サンポット(現:長府)のストーブに「CH03」または「CH04」が表示され、運転ができなくなっていませんか。

長府製作所公式のエラーコード表では、CH03は「温風サーミスタの断線」、CH04は「温風サーミスタの短絡」として案内されている表示で、いずれも本体から送り出される温風の温度を監視するセンサーに関わるコードです。

この記事では、CH03・CH04が示す状態、温風サーミスタの役割、断線と短絡の違い、使用を中止すべき理由を整理して解説します。

  • CH03・CH04が示す状態と、温風サーミスタの役割
  • 「断線」と「短絡」の違い
  • 使用を中止して相談すべき理由と、点検依頼時に伝えるべき情報

この記事は、サンポット(長府)石油暖房機のエラーコード全体をまとめたサンポットストーブのエラーコード一覧記事の関連記事です。他の表示については、そちらもあわせてご確認ください。


「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。


・石油ファンヒーター:安全で持ち運びも簡単!


・対流式ストーブ:開放式で火力が強く電源不要で点火可能!災害時にもおすすめ!

目次

CH03・CH04が示す状態|「温風サーミスタ断線・短絡」とは

📎 出典:長府製作所公式サイト|製品エラーコード(石油暖房機)

長府製作所公式のエラーコード表では、CH03は「温風サーミスタの断線」、CH04は「温風サーミスタの短絡」として定義されています。
いずれも、本体から送り出される温風の温度を監視する温風サーミスタに異常が生じ、正常な信号が機器本体に伝わらなくなった状態を示す表示です。

CH01・CH02と同じく「CH」から始まる表示形式で、対応する機種のシリーズや制御基板の世代によって、コード体系が「E-」ではなく「CH」になっていると考えられます。使用者側から見て、確認・対応の基本的な考え方は他のサーミスタ系コードと同様です。

温風サーミスタはどんな役割を持っているか

温風サーミスタは、本体から室内に向けて送り出される温風の温度を監視するセンサーです。
設定した温度に近づけるための制御や、温風が過度に高温になっていないかの監視など、快適で安全な暖房運転を保つための情報として使われていると考えられます。

温風サーミスタが正常に機能しなくなると、機器は送り出す温風の温度を正確に把握できなくなるため、安全のため運転を停止する仕組みになっていると考えられます。温風の温度管理は、使用者が直接肌で感じる部分でもあり、正確な監視ができない状態での運転継続は想定されていません。

「断線」と「短絡」はどう違うのか

サーミスタの異常には、大きく分けて「断線」と「短絡」の2種類があります。
断線は、配線が物理的に切れたり接続が外れたりして、信号がまったく伝わらなくなる状態です。一方、短絡(ショート)は、本来つながっているべきではない配線同士が接触するなどして、異常な信号が伝わる状態を指します。

いずれの場合も、機器は正常な温度情報を得られなくなるため、安全のため運転を停止するという結果は同じです。CH03(断線)とCH04(短絡)は、検知された異常の種類によってコードが使い分けられていると考えられます。

断線・短絡のどちらであるかによって、点検で確認する箇所や原因の傾向が異なる場合があります。表示されたコードを正確に控えておくことは、点検を依頼する際に役立ちます。

使用者が確認できる範囲は限られている

CH03・CH04は温風サーミスタという内部部品・配線に関わる表示であり、使用者側で確認・復旧できる範囲は限られています。

  • 電源の入れ直しで一時的に表示が消えても、内部の異常が解消したとは限らない
  • 本体を分解して温風サーミスタや配線を確認しようとすることは避ける
  • 表示されたコードがCH03かCH04か、見間違えないよう正確に控えておく
  • 吹出口付近の温風の温度に普段と違う違和感がなかったかをメモしておく

判断基準|使用を中止し、専門家に相談する

長府製作所公式のエラーコード表では、CH03・CH04は使用を中止する表示として案内されています。
E-03・E-05のような「確認して再点火してよい」表示とは異なり、使用者側で安全に確認・復旧できる範囲を超えているため、再点火操作を繰り返さず使用を中止してください。

型番を控えたうえで、長府製作所または購入した販売店に連絡し、点検を依頼してください。表示されたコードがCH03かCH04かを伝えると、状況の把握がよりスムーズになります。点検の結果、温風サーミスタ本体や配線の交換が必要になることもあります。

吹出口からの異常な高温との関係

温風サーミスタの断線・短絡そのものは配線や部品の異常であり、直接火傷につながる温度異常を意味するとは限りません。
ただし、温度管理ができない状態で無理に運転を続けると、吹出口から送り出される温風の温度が想定外になる可能性も考えられます。

吹出口からの温風が普段より明らかに熱いと感じた場合は、無理に使用を続けず、運転を中止して長府製作所または販売店に状況をあわせて伝えてください。特に小さなお子様やペットが吹出口に近づかないよう注意してください。

CH01・CH02(給気サーミスタ)との違い

サンポット(長府)のエラーコードには、CH03・CH04と同じ「CH」から始まるコードとして、CH01・CH02(給気サーミスタ断線・短絡)が存在します。
CH01・CH02が燃焼用の空気(給気)の温度を監視するのに対し、CH03・CH04は本体から送り出される温風の温度を監視するサーミスタに関わる表示で、監視対象が異なります。

表示されたコードの数字部分(01・02か、03・04か)を正確に控えておくことが、確認すべき箇所を誤らないために大切です。使用者側の対応の基本方針はいずれも同様です。

E-55・E-56(ハイベック機種の同種コード)との位置づけ

サンポット(長府)のエラーコード全体を見ると、CH03・CH04も、E-55・E-56(ハイベックシリーズの給気サーミスタ)と同じく「各種サーミスタの断線・短絡」というグループに分類されています。
これらはいずれも、センサーが正しく機能していない以上、使用者側で状態を安全に把握する手段がないという共通点を持っています。

点検・修理にはどのような対応が考えられるか

CH03・CH04の点検では、まず温風サーミスタや配線の接続状態が確認されると考えられます。
断線か短絡かによって、点検で確認する箇所や、修理・交換の対象となる部品が異なる場合があります。温風の温度管理という、使用者に直接関わる部分の安全装置のため、点検には専門的な知識と機材が必要になると考えられます。

いずれの対応になるかは、実際に点検を行った専門家の判断によるため、この記事の時点で一律に見通しを示すことはできません。表示されたコードを正確に伝えることが、スムーズな点検につながります。

点検を依頼する際に伝えておきたいこと

長府製作所または販売店に連絡する際は、次の情報を伝えられるようにしておくと、対応がスムーズになります。

  • 型番(本体前面・側面の銘板に記載)
  • 表示されたコードがCH03かCH04か(正確な控え)
  • 吹出口からの温風に異常な高温を感じなかったか
  • 同じ表示が繰り返されているかどうか(複数回か)
  • 使用年数が長い機器かどうか(わかる範囲で)

FAQ

Q1. CH03とCH04は何が違うのですか?
A. CH03は温風サーミスタの断線、CH04は温風サーミスタの短絡を示す表示です。検知された異常の種類が異なりますが、いずれも温風サーミスタが正常に機能していない状態を示している点は共通しており、使用者側の対応は同様です。

Q2. 「断線」と「短絡」はどう違うのですか?
A. 断線は配線が物理的に切れて信号が伝わらなくなる状態、短絡は本来つながるべきではない配線同士が接触するなどして異常な信号が伝わる状態です。いずれも正常な温度情報が得られなくなる点は共通しています。

Q3. CH03・CH04が表示されたら、電源を入れ直せば直りますか?
A. 温風サーミスタの異常を示す安全停止のため、電源の入れ直しだけで内部の異常が解消したとは限りません。表示が消えても再点火を繰り返さず、長府製作所または販売店に相談してください。

Q4. CH03・CH04とCH01・CH02は同じ意味ですか?
A. いずれもサーミスタの断線・短絡を示す表示という点で共通していますが、監視対象が異なります。CH01・CH02は給気の温度、CH03・CH04は温風の温度を監視するサーミスタに関わる表示です。

Q5. CH03・CH04が出た場合、必ず修理が必要になりますか?
A. 必ずしも本体全体の交換を意味するわけではありませんが、公式には使用を中止する表示として案内されているため、自己判断で使用を再開せず、長府製作所または販売店に状況を伝えたうえで判断を仰ぐことが基本です。

まとめ:CH03・CH04は「温風の温度管理ができない」サイン

サンポット(現:長府)のストーブに表示されるCH03・CH04は、本体から送り出される温風の温度を監視する温風サーミスタの断線・短絡を示す表示です。温風の温度管理ができなくなるため、安全のため運転が停止されます。

使用者側で確認・復旧できる範囲を超えているため、表示されたコードがCH03かCH04かを控えたうえで、長府製作所または販売店に相談してください。吹出口からの異常な高温を感じた場合は、速やかに運転を中止してください。

  • CH03は断線、CH04は短絡を示すが、いずれも温風サーミスタが正常に機能していない状態を示す表示である
  • CH01・CH02(給気サーミスタ)とは監視対象が異なり、混同しないよう正確に控える
  • 型番、表示されたコード、吹出口の温風の状態、使用年数を控えたうえで長府製作所または販売店に相談すること

「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。


・石油ファンヒーター:安全で持ち運びも簡単!


・対流式ストーブ:開放式で火力が強く電源不要で点火可能!災害時にもおすすめ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

目次