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ガスストーブの買い方|販売店・通販・ガス会社の違いと選ぶ基準

ガスストーブの買い方について、販売店・通販・ガス会社の3つの購入先を比較したイラスト
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

ガスストーブを買おうと思ったとき、家電量販店で選ぶのか、通販で注文するのか、ガス会社に頼むのかで迷う方は多いのではないでしょうか。

ガスストーブは、どこで買うかよりも先に、「ガスの種類」「ガス栓の有無」「ガスコードの長さ」を確認しておくことが、買い方で失敗しない一番のポイントです。

この記事では、購入先ごとの違い、購入前に確認すること、買った後の設置までの流れを、メーカーとガス会社の情報をもとに整理します。

目次

買う前に確認する3つのこと

購入先を決める前に、次の3つを確認します。
これが分かっていれば、どの購入先でも話が早く進みます。

確認すること理由
ガスの種類都市ガス用とLPガス用で機種が分かれる。違うガスでは使えない
ガス栓の有無と形置きたい場所にガス栓がないと使えない。形に合うコードが必要
部屋の広さと換気畳数に合う機種を選ぶ。開放式は換気が必要

東京ガスは、市販のガスファンヒーターには都市ガス用とLPガス用があり、ガスの種類を間違えると異常燃焼するおそれがあると案内しています。
ガスの種類を間違えて買うと使えません。購入前に、必ずガスの種類を確認してください。

📎 出典:東京ガス ガスファンヒーターの選び方

ガスの種類の確認方法は、都市ガス用ガスストーブの選び方|12A・13Aの確認と使えるタイプにまとめています。

購入先ごとの違い

ガスストーブを買える場所は、主に次のとおりです。
店舗ごとの価格や在庫は変わるため、特徴の違いを整理します。

スクロールできます
購入先向いている人注意点
家電量販店実物を見て選びたい。店員に相談したい在庫や取扱いが店舗で異なる。取り寄せになる場合がある
ホームセンター他の暖房用品と一緒に探したい取扱機種が限られる場合がある
通販(ネットショップ)比べながら選びたい。自宅に届けてほしい都市ガス用とLPガス用が並ぶ。型番の確認が必須
ガス会社・ガス販売店ガス栓の増設など工事も任せたい取扱機種が限られる場合がある。エリアが限られる
LPガス販売店LPガスの家で相談したい契約中の販売店に相談する

家電量販店・ホームセンター

実物を見ながら、大きさや操作を確認できます。
店員に、ガスの種類と部屋の広さを伝えて、適合する機種を選んでもらえます。
買った機種は、持ち帰るか、配送してもらいます。

通販

通販は、機種や価格を比べやすい購入先です。
一方で、同じ機種名でも、都市ガス用とLPガス用が別の商品ページになっています。
商品名や型番の「都市ガス用」「LPガス用」の表記を、必ず確認してから注文してください。
ガスコードが付属しているかも確認します。
付属していない場合は、別に注文する必要があります。

ガス会社・ガス販売店

ガス会社は、機種の選び方から、ガス栓の増設まで、まとめて相談できる購入先です。

東京ガスは、店舗での相談・購入を希望する場合、最寄りのライフバルまたはエネスタが無料で訪問し、見積もりを行うとしています。
Webからも、無料の見積もりや相談を申し込めます。

仙台市ガス局は、ガスファンヒーターを「お近くの販売店に申し込む」形式で販売しています。
2024年の販売案内では、リンナイとノーリツの13A用の2機種について、本体、ガス栓増設工事、2mのガスコードを含むセットを案内しています。

📎 出典:仙台市ガス局 ガスファンヒーターの販売案内(2024年4月)

ガス会社ごとに、取扱機種や販売方法は異なります。
ガス会社の取扱いについては、ガス会社で買えるガスストーブ|東京ガス・大阪ガス・北ガスの取扱いも参考にしてください。

買うときにセットで必要になるもの

ガスストーブは、本体だけでは使えない場合があります。
注文の前に、次のものが揃うかを確認します。

必要なもの内容
ガスコード本体に付属しない場合が多い。ガス栓の形と本体のガス消費量に合う長さを選ぶ
ガス栓置きたい場所の近くにあること。なければ増設工事
電源ガスファンヒーターとFF暖房機は、AC100Vのコンセントが必要
取付工事ガスFF暖房機は、資格を持つ事業者の工事が必要

リンナイの専用ガスコードは、0.5mから最長5mまであり、機種のガス消費量に合った長さを選びます。
ゴム管ではつながない設計になっている点にも注意してください。
ガスコードやガス栓増設の費用は、ガスストーブの値段(本体価格)|タイプ別の相場と購入費用で整理しています。

保証とアフターサービス

リンナイのガスファンヒーターのページには、「安心の3年保証」の項目があります。
保証の対象や条件は、購入時の保証書と取扱説明書で確認してください。

確認することポイント
保証期間メーカー保証の期間と、販売店独自の延長保証の有無
保証書販売店名と購入日が記入されているか。保管しておく
修理の窓口メーカーか、販売店か、ガス会社か
消耗品・部品フィルターなどの交換部品の入手方法

通販や中古品の場合、保証書の扱いが店舗で購入したときと異なることがあります。
保証の対象になる購入方法かどうかを、購入前に確認しておくと安心です。

中古・フリマで買うときの注意

中古品やフリマの出品は、安く買える反面、リスクがあります。

リスク内容
ガスの種類が分からない都市ガス用かLPガス用か、ラベルを確認できないことがある
製造年が古い現行の安全装置が付いていない場合がある
部品がない補修用部品の保有期間が過ぎていると、修理できない
保証がない故障しても、メーカー保証の対象にならない場合がある

製造年や対応ガス、付属品が確認できない中古品は、買わないでください。
古いガスストーブの注意点は、レトロなガスストーブは今も使える?昔のガス暖房と現行機の違いで整理しています。

買ってから使い始めるまでの流れ

順番内容
1開梱して、本体・付属品・取扱説明書・保証書を確認する
2ガスの種類(都市ガス用/LPガス用)の表示が、住まいのガスと合っているか確認する
3ガス栓に、ガスコードを正しくつなぐ。外れていないか確認する
4電源プラグを差し込む(ファンヒーターの場合)
5換気ができる状態にして、取扱説明書の手順で点火する
6臭いやガス漏れがないか、初回の運転で様子を見る

ガスFF暖房機は、取付工事のあとに、工事業者が試運転と使い方の説明をします。
分からない点は、その場で確認してください。

店頭・問い合わせで聞くことのリスト

購入先に相談するときは、次の情報を伝え、質問すると話が早く進みます。

伝えること聞くこと
ガスの種類(都市ガス/LPガス、12A・13Aなら地域)対応する機種はどれか
部屋の広さと構造(木造/コンクリート造)余裕を見るなら何畳の機種か
ガス栓の有無と形(写真があると確実)必要なガスコードの型式と長さ
設置したい場所(寝室・リビングなど)換気の条件で、問題がないか
賃貸か持ち家か工事が必要な場合の注意点
予算本体、ガスコード、工事を含めた総額

ガス栓の形は、写真を撮っておくと、店頭で確認してもらえます。
ガスコードは、ガス栓の形によって、プラグの種類も変わります。

買ったあとに保管しておくもの

ガスストーブを買ったあとは、次の書類や付属品を保管しておきます。

保管するもの理由
取扱説明書点火、消火、お手入れ、異常時の対応を確認するため
保証書修理の依頼や、保証の確認に必要
購入時のレシートや注文画面購入日と購入先を示すため
ガスコードの型式買い替えや、引っ越しのときの確認に使う

引っ越しの際は、新居のガスの種類を確認してから、持っていくかどうかを決めます。

購入の時期について

ガスストーブは、冬の需要が高まる時期に、在庫が少なくなることがあります。
特に、ガス栓の増設工事や、FF暖房機の取付工事は、寒くなる前に依頼が集中しやすくなります。
使いたい時期が決まっているなら、余裕を持って早めに相談しておくと安心です。
シーズン中に故障した場合も、修理の窓口を、購入時に確認しておくと慌てずに済みます。

購入先を比べるときは、本体の価格だけでなく、ガスコード、ガス栓の増設、配送、保証までを含めた総額で見ます。
安く見えても、必要なものが別売りで、結果的に高くなる場合があります。

よくある質問

Q1. ガスストーブは、どこで買うのがよいですか?

優劣は一概に決まりません。
実物を見て相談したいなら家電量販店、比べて選びたいなら通販、工事も任せたいならガス会社やガス販売店が向いています。
どこで買う場合も、ガスの種類を先に確認してください。

Q2. 通販で買っても大丈夫ですか?

大丈夫ですが、都市ガス用とLPガス用が別の商品ページになっているため、型番の確認が必須です。
ガスコードが付属しているか、保証の対象になるかも、注文前に確認してください。

Q3. ガス栓がない家でも買えますか?

買えますが、ガス栓の増設工事が必要です。
東京ガスは、増設工事は約半日が目安としています。
賃貸では、管理会社の許可が必要です。

Q4. ガス会社で買うメリットはありますか?

ガス栓の増設など、工事を含めて相談できる点です。
仙台市ガス局のように、本体、ガス栓増設工事、ガスコードをセットで案内する例もあります。
取扱いはガス会社によって異なります。

Q5. 中古で買っても使えますか?

対応ガスと製造年が確認できて、状態が良ければ使える場合もありますが、おすすめはしません。
古い機器は、現行の安全装置がない場合があり、補修用部品も入手しにくくなります。

まとめ

ガスストーブは、購入先の違いよりも、買う前の確認事項が重要です。
最後に、要点を整理します。

ポイント内容
最初に確認ガスの種類、ガス栓、部屋の広さと換気
購入先量販店・通販・ガス会社。工事が必要ならガス会社も候補
必要なものガスコード、電源、必要なら増設・取付工事
避けたい買い方対応ガスや製造年が分からない中古品

まずは、ガスの種類とガス栓の位置を確認してから、購入先を決めてみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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