MENU

パロマの給湯器エラー032とは?|湯はりできない原因と正しい対処判断

浴室内の給湯器リモコン表示パネル。給湯温度37℃、ふろ温度41℃が表示されている状態。
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

お風呂の自動湯はりを押したのに、途中で止まり「032」と表示される。
リモコンに見慣れない数字が出ると、不安になるのは当然です。

パロマ給湯器のエラー032は、多くの場合「浴槽にお湯が正常にたまっていない」と機器が判断したときに出るエラーです。
重大な燃焼異常ではなく、ふろ機能側の検知エラーであることがほとんどです。

この記事では、
・エラー032の意味
・まず確認すべきポイント
・自分で解消できるケース
・修理を検討すべき判断基準

この順で、無駄な出費や誤った判断を防ぐための整理をします。


給湯器交換の選択肢として「交換できるくん」を知っておく

給湯器の交換を検討する際は、価格以外の条件もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

たとえば、給湯器交換サービス「交換できるくんでは、本体と工事費を含めた総額表示や、品番と写真だけで完結する見積もりなど、判断しやすい仕組みが用意されています。

まずは、こうしたサービスの特徴を知ったうえで、交換が本当に必要かどうかを整理していくのも一つの考え方です。

▶ 「交換できるくん」で給湯器交換の総額費用を確認する

  • 全国7大都市圏対応
  • 大手国内メーカーの取扱い多数!
  • 本体・工事費込みの総額表示で費用がわかる!
  • 見積もり後の追加費用なし
  • 品番と写真だけで最短当日見積もりが完結!
  • メーカー正規品・無料10年保証付き!
  • 現地調査なしでもスピーディーに対応!
目次

エラー032の意味とは

浴室壁面に設置された給湯器リモコン。「運転 入/切」「自動」「おいだき」ボタンが並ぶ操作パネル。

パロマ製給湯器における032は、主に以下の状態を検知したときに表示されます。

・浴槽にお湯が一定時間たまらない
・循環確認ができない
・配管内の流量が不足している

パロマでは「配管漏れ異常」「空焚き防止異常」「凍結予防水抜き異常」といった扱いになることがあります。

このエラーの本質は、ふろ系統で“水がある前提”が成立していないことを機器が検知しているという点です。

自動湯はりは、単に蛇口からお湯を出しているわけではありません。
機器内部では、

・設定水位まで達したか
・循環ポンプが正常に吸い込めているか
・空運転になっていないか

といった確認をしながら制御しています。

その過程で「想定した水位上昇が確認できない」「吸い込みが弱い」と判断すると、安全側に制御を切り替え、032を表示して運転を停止します。

ここで重要なのは、燃焼異常そのものではないという点です。
111や12のような失火系エラーとは異なり、ガス燃焼トラブルではありません。

あくまで「ふろ機能の成立条件が満たされていない」状態です。

そのため、いきなり部品故障を疑うのではなく、

・浴槽内の物理的な水量
・循環経路の状態
・給水環境

といった外的要因の確認が優先になります。

特にフルオート機種では、追いだきや保温制御も循環経路に依存しているため、
循環不良=機器が安全停止する設計になっています。

つまりエラー032は「壊れた」表示ではなく、空焚きや無負荷運転を防ぐための保護制御の結果と理解すると整理しやすくなります。

まずは浴室まわりの状態確認。ここを飛ばして修理依頼や判断をする必要はありません。


まず確認すべき3つのポイント

自動湯はりでお湯が張られた浴槽。透明な湯面と白い浴槽内部が見える状態。

排水栓が確実に閉まっているか

最も多い原因が排水栓の閉め忘れです。

湯はり中にお湯が流れ続けると、一定時間経過後に032が出ます。

確認ポイント:

・ゴム栓が浮いていないか
・ワンタッチ栓がロックされているか
・パッキンにゴミが挟まっていないか

少しでも水が抜けていれば、機器は「たまらない」と判断します。


循環口フィルターが詰まっていないか

ふろ自動は、循環ポンプで浴槽内の水を確認します。
ここが詰まると「水なし」と誤検知します。

確認ポイント:

・循環口のカバーを外して清掃
・髪の毛・ぬめりの除去
・奥に異物がないか確認

目安として、週1回の清掃が理想です。
汚れの蓄積はエラーだけでなく、給湯器内部負荷の原因にもなります。


他の蛇口からお湯が出るか

断水や給水不足でも032が出ることがあります。

確認ポイント:

・キッチンの蛇口で給湯確認
・給水元栓が開いているか
・冬場なら凍結していないか

凍結が疑われる場合は自然解凍を待ちます。
無理に熱湯をかけるのは厳禁です。


リセットで直るケース

給湯器リモコンの操作パネルで40℃・200Lの湯はり設定表示。指で「ふろ」ボタンを押している様子。

排水栓や循環口、給水状況に問題が見当たらない場合、一時的な検知エラーの可能性があります。

給湯器は、安全のために「条件未成立」と判断すると即座に停止しますが、
その後に状況が改善していても、エラー履歴が残っている間は再運転しないことがあります。

このようなケースでは、制御基板の再初期化(リセット)で復旧することがあります。

手順はシンプルです。

・給湯器リモコンの電源をOFF
・10秒ほど待つ
・再度電源ON
・自動湯はりを再スタート

ポイントは「少し待つ」ことです。
即座に入れ直すのではなく、数秒間通電を完全に止めることで制御がリセットされます。


リセットで改善しやすいケース

・排水栓を閉め忘れて途中で気づいた
・循環口掃除後に再運転する場合
・一時的な流量低下(断水直後など)

こうした状況では、内部条件が正常に戻っているため、再起動で問題なく動作することがあります。


リセットで改善しないケース

以下に当てはまる場合は、単なる誤検知ではありません。

・毎回同じタイミングで032が出る
・湯はり開始直後に即停止する
・追いだきでも停止する

この場合は、配管不良やセンサー不具合の可能性が高く、繰り返しリセットするのは推奨できません。

何度も再運転を試すと、循環ポンプや制御基板に負荷がかかることがあります。


リセットは「確認の一手段」であって、根本解決ではありません。
一度で復旧すれば様子見、再発するなら点検判断。

この切り分けが、無駄な修理依頼や不要な出費を防ぐポイントになります。


修理依頼先の選び方

エラー032がリセットや清掃で改善しない場合、点検依頼を検討します。
依頼先によって「費用」「対応スピード」「提案内容」が変わるため、特徴を理解して選ぶことが重要です。


メーカー(パロマ)

製造元への依頼は安心感が最大のメリットです。

・純正部品対応
・機種固有の診断に強い
・保証期間内なら無償対応の可能性あり

一方で、

・出張費+技術料が高めになりやすい
・交換時の値引き幅は小さい傾向

「確実に同一メーカーで直したい」「保証期間内である」場合には適しています。


ガス会社

日常的に契約している窓口なので連絡は容易です。

・連絡先が分かりやすい
・初回対応の心理的ハードルが低い

ただし、

・実際の作業は提携業者もしくはメーカーが対応
・価格競争が起きにくい

時間をかけずに動きたい場合には現実的な選択肢です。


給湯器専門業者

給湯器の修理・交換を主業務とする業者です。

・費用が比較的抑えられるケースが多い
・複数メーカーから提案可能
・交換前提の相談もしやすい

ただし、業者ごとの技術差は存在します。
口コミや施工実績の確認は必須です。


修理費用の目安

軽微な配管トラブルや循環系の点検対応であれば、8,000〜15,000円程度が一つの目安になります。

内訳は概ね以下の構成です。

・出張費
・点検技術料
・軽微な部品代

ただし、以下の場合は金額が上がります。

・循環ポンプ交換
・基板交換
・水漏れ修理
・配管補修

部品交換になると数万円規模になることもあります。

重要なのは、作業前に総額見積もりを確認することです。
「点検後に金額提示」ではなく、必ず説明を受けてから判断します。


7年以上経過している場合の考え方

住宅の外壁に設置された壁掛け型ガス給湯器の外観。上部に排気口があり、配管が下部から接続されている設置状態。

給湯器の一般的な寿命は7〜10年とされています。

7年以上経過している機器でエラー032が出ている場合、今回の修理が終わっても別の箇所が劣化している可能性があります。

判断の目安は次の通りです。

・8年以上使用
・過去にもエラー履歴あり
・部品供給が終了間近
・修理費が3万円を超える

この場合は修理継続よりも、

・本体交換
・高効率機種への更新

を検討するほうが合理的なケースがあります。

特にフルオート機種は内部構造が複雑なため、年数が進むほどトラブル率は上がります。

「まだ動く」かどうかではなく、今後の故障リスクと累積修理費で考えることが重要です。


エラー032は軽微な原因で済むことも多いエラーです。
しかし年数が経過している場合は、単発トラブルとして扱わず、機器全体の状態を踏まえて判断することが結果的にコストを抑える近道になります。


よくある質問(FAQ)

Q1. エラー032はすぐに修理が必要な状態ですか?

必ずしも修理が必要とは限りません。
032はふろ機能側の検知エラーであり、排水栓の閉め忘れや循環不良など、使用環境に起因するケースが多いです。

一度リセットして正常に湯はりできれば、様子見で問題ないこともあります。
ただし、毎回発生する場合は内部不具合の可能性があるため点検を検討します。


Q2. 何度もリセットして様子を見るのは問題ありませんか?

原因が解消されていない状態で繰り返すのは推奨できません。

循環が成立していないまま運転を続けると、ポンプや制御系に余計な負荷がかかることがあります。

1〜2回試して改善しない場合は、無理に再運転せず原因を切り分けることが重要です。


Q3. 排水栓は閉まっているのにエラーが出ます。

目視では閉まっていても、わずかな水漏れがある場合があります。

・ゴム栓の劣化
・パッキンの変形
・栓の裏側に異物付着

こうした軽微な不具合でも水位が安定せず、032が出ることがあります。
栓の交換や清掃で改善するケースも少なくありません。


Q4. 冬場に発生しやすいですか?

寒冷時は流量低下や凍結の影響で循環確認ができず、表示されることがあります。

給水管が冷えている場合は自然解凍を待ちます。
急激な加熱や無理な対処は避けます。


Q5. 修理と交換、どちらを選ぶべきですか?

判断基準は「使用年数」と「修理費用」です。

・使用7年未満で軽微な修理 → 修理優先
・8年以上経過+高額修理 → 交換検討

修理費が数万円規模になる場合は、本体更新のほうが長期的に安定することもあります。

単発トラブルとして見るのではなく、機器全体の経年状態で判断することが重要です。


まとめ|032は“浴槽条件未成立”を知らせる停止サイン

壁付け給湯器リモコンに「032」と表示されたデジタル画面。エラーコード表示のクローズアップ。

パロマ給湯器のエラー032は、機器が「浴槽に水がたまっていない、または循環が成立していない」と判断したときに表示される停止サインです。

多くのケースでは、

・排水栓の閉め忘れやわずかな漏れ
・循環口フィルターの詰まり
・給水流量の不足や一時的な水量低下

この3点の確認で解消します。

まずは浴室まわりの物理的な状態を整え、リセットで復旧するかを確認します。
一度で改善し再発しないなら様子見で問題ありません。

それでも繰り返す場合は、
・配管や循環系の不具合
・センサーや基板の経年劣化
といった内部要因も視野に入れます。

特に使用7〜10年に近い機器では、単発修理よりも本体更新のほうが結果的に安定する場合があります。

エラー032は“故障宣告”ではありません。
空焚きや無負荷運転を避けるための保護停止です。

慌てて依頼するのではなく、浴槽→循環→給水の順で切り分ける。

この手順を踏むことが、余計な出費を防ぐ最も確実な方法といえるでしょう。

最後に:給湯器交換で迷ったら、費用と条件を一度まとめて確認

給湯器の交換は、金額だけでなく「追加費用が発生しないか」「工事はちゃんとしてもらえるのか」「保証はあるのか」といった点が不安になりやすい分野です。

そうした不安を減らす選択肢として、給湯器交換サービス「交換できるくんでは、
本体・リモコン・標準工事費をすべて含めた“総額表示”で見積もりを確認できます。
見積もり確定後に、事前説明のない追加請求が発生しない点も特徴です。

また、現在使用している給湯器の型番と設置状況の写真を送るだけで見積もりが完結するため、現地調査の立ち会いが難しい方でも進めやすい仕組みになっています。

取り扱いはメーカー正規品のみで、無料の10年保証が付帯。
運営会社は東証グロース上場企業のため、ネット完結型でも一定の安心感があります。

「交換すべきか迷っている」
「費用感だけ先に把握しておきたい」

という段階でも、見積もりだけであれば費用はかかりません。

▶ 「交換できるくん」で給湯器交換の総額費用を確認する

(型番と写真で見積もり/追加費用なし/全国7大都市圏対応/無料10年保証付き)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

目次