サンポットのストーブにエラーコードが表示された場合、それは機器が異常や危険を検知し、安全装置によって運転を停止または制限している状態を示しています。
エラー表示が出たからといって、必ずしも「完全に故障した」とは限りませんが、表示内容によっては再点火してよいケースと、使用を中止すべきケースがはっきり分かれます。
そのため、表示されたエラーコードを正しく読み取れば、
「自分で確認して再点火できる状態なのか」
「点検・修理を前提に使用を止めるべき状態なのか」
を、ある程度切り分けることが可能です。
この記事では、2013年以降のサンポットブランド石油暖房機(ゼータスイング適用機種を含む)を対象に、公式に公開されているエラーコード情報をもとに整理しました。
個別のエラーごとに、
- 表示が何を意味しているのか
- 使用者が確認できる範囲はどこまでか
- 再点火操作を行ってよい表示か
- 使用を中止すべき表示か
といった判断の線引きが分かるよう構成しています。
エラー表示が出た際に、
「とりあえず電源を入れ直していいのか」
「何度も再点火していい状態なのか」
「もう使わない方がいいサインなのか」
で迷わないための、実用的な確認資料としてご覧ください。
「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。
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サンポット ストーブ エラーコード一覧

使用者が確認後、再点火できる可能性がある表示
| エラーコード | 内容 | 主な確認ポイント | 処置 |
|---|---|---|---|
| E-00 / E-01 | 停電安全装置作動 | 電源プラグ抜け・停電 | 通電後、再点火 |
| E-02 | 対震自動消火装置 | 強い振動・衝撃 | 周囲確認後、再点火 |
| E-03 / E-05 / E-33 / E-35 | 点火不良・途中消火 | 灯油残量、送油管、タンクバルブ | 確認後、再点火 |
| E-04 | 循環水不足 | 循環水の水位 | 補給後、再点火 |
| E-07 | 過熱防止装置 | ほこり詰まり、覆い | 清掃後、再点火 |
| E-19 | 排気管抜け検知 | 給排気筒の外れ | 接続確認後、再点火 |
| E-42 | 水検知装置 | 油受け皿の水 | 排水後、再点火 |
| E-60 / E-bh / E-CC | 不完全燃焼防止装置 | 排気管・トップ外れ | 確認後、再点火 |
使用を中止し、点検・修理を前提とする表示
以下のコードは、再点火を繰り返すべきではありません。
| エラーコード | 内容 |
|---|---|
| CH01 / CH02 | 給気サーミスタ断線・短絡 |
| CH03 / CH04 | 温風サーミスタ断線・短絡 |
| E-08 | 油タンク水混入 |
| E-09 | 連続不着火 |
| E-10 | 油切れ検知警告 |
| E-11 | 着火前炎検知 |
| E-12 | 点火ヒータ・各種サーミスタ断線 |
| E-13 | 切替・気化器サーミスタ異常 |
| E-14 / E-15 | 室温サーミスタ異常 |
| E-16 / E-26 | 温水過熱防止装置作動 |
| E-17 | 床サーミスタ断線 |
| E-18 | 燃焼用送風機回転異常 |
| E-22 / E-24 | 気化器サーミスタ断線 |
| E-23 | ボリューム断線 |
| E-25 / E-32 | ポット高温異常 |
| E-28 | 対流用送風機異常 |
| E-31 | 集中制御通信異常 |
| E-38 | 床暖用送風機異常 |
| E-55 / E-56 | 給気サーミスタ異常(ハイベック) |
| E-57 / E-58 | 不燃防異常 |
| E-71 | ダンパーモータロック |
| E-74 | 油面検知装置異常 |
| E-FL | マイコン記憶なし |
これらは内部部品・制御系の異常を示すため、使用を続けると安全装置がさらに作動する可能性があります。
FAQ
Q1. サンポットのストーブにエラーが出たら、まず何を確認すべきですか?
A. まずはエラーコードの内容を確認し、給排気筒の外れ、灯油切れ、電源プラグの抜けなど、使用者が目視で確認できる外部要因がないかを確認してください。サーミスタやモーター異常など内部部品を示すコードの場合は、再点火を繰り返さず使用を中止する判断が必要です。
Q2. エラー表示が一度消えた場合、そのまま使い続けても大丈夫ですか?
A. 表示が消えても、短時間で再表示される、同じエラーが繰り返し出る場合は注意が必要です。一時的に解除されたように見えても、機器が継続的な異常を検知している可能性があります。この場合は使用を止め、点検を前提に考えるのが安全です。
Q3. 再点火操作は何回まで試してよいのでしょうか?
A. 明確な回数の基準はありませんが、原因を確認せずに何度も再点火を行うことは推奨されません。外部要因を一通り確認したうえで改善しない場合は、再点火を中止し、販売店やメーカー窓口へ相談してください。
Q4. サンポットのストーブは現在も修理対応してもらえますか?
A. サンポットブランドの石油暖房機は、現在は 長府製作所 が展開しています。機種や年式によって対応可否は異なりますが、販売店またはメーカー系窓口を通じて相談することが可能です。
Q5. エラーコードが表示されたまま使い続けるとどうなりますか?
A. 安全装置が繰り返し作動したり、別のエラーを誘発する可能性があります。結果として修理範囲が広がることもあるため、エラー表示が出た状態での使用継続は避けるべきです。
まとめ:「再点火できる」と「使ってはいけない」の判断基準

サンポット(現:長府)ストーブのエラーコードは、すべてが「即修理」を意味するわけではありません。
一方で、再点火を繰り返してはいけない表示が混ざっているのも事実です。
判断に迷った場合は、エラーの原因が「外部要因」か「内部部品」かで線引きすると、整理しやすくなります。
まず、再点火できる可能性があるのは、外部条件が原因になっているケースです。
具体的には、
- 給排気筒の外れ・ゆるみ
- 灯油切れ、送油管の空気噛み
- 停電や電源プラグ抜け
- 周囲の振動による対震装置作動
このような場合、機器自体が壊れているのではなく、安全確認のために一時停止している状態と考えられます。
原因を取り除いたうえで再点火操作を行えば、正常に運転を再開するケースもあります。
一方で、使用を中止すべき表示の多くは、機器内部の部品異常を示しています。
代表的なのは、
- 各種サーミスタ(温度センサー)の断線・短絡
- 送風機やモーターの回転異常
- 制御基板・マイコン関連の異常
- ポット高温異常や不完全燃焼検知
これらは、使用者が確認・復旧できる範囲を超えており、
再点火を試みても根本的な改善は見込めません。
むしろ、無理に使い続けることで、安全装置が繰り返し作動したり、別のエラーを誘発する可能性があります。
また、次のような挙動が見られる場合は、エラーコードの種類にかかわらず、自己判断での使用継続は避けるべき状態です。
- 同じエラーコードが何度も表示される
- 一度は消えるが、短時間で再表示される
- 再点火後すぐに停止を繰り返す
これらは、一時的な条件ではなく、恒常的な異常を検知しているサインと考えられます。
表示が消えたからといって「直った」と判断せず、使用を中止したうえで販売店やメーカー窓口へ相談する判断が必要です。
「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。
・石油ファンヒーター:安全で持ち運びも簡単!
・対流式ストーブ:開放式で火力が強く電源不要で点火可能!災害時にもおすすめ!

