自分の住む地域の水道水は、全国的に見てどのくらいおいしいのでしょうか。
旅行先や出張先で水道水を口にしたとき、「なんだか味が違う」と感じた経験がある方は多いはずです。
水道水のおいしさには、水源の種類・浄水処理の方法・配管の状態など、さまざまな要因が絡んでいます。
住んでいる地域によって味が大きく異なるのは、それだけ水環境に地域差があるためです。
この記事では、パナソニックが2024年1月に実施した全国調査(楽天インサイト調べ・4,700人対象)をもとに、水道水がおいしい都道府県ランキングを1位から47位まで一挙に紹介します。
上位県の水がおいしい理由・下位になりやすい地域の傾向・自宅の水道水をよりおいしく飲むためのヒントまで、まとめて解説します。

ウォーターサーバーは、水源ごと変えることで地域・建物・季節に関係なく、毎日一定品質の天然水が飲めます。
重いペットボトルを買いに行く手間もなく、冷水・温水がいつでも使えるのも魅力です。
毎週ミネラルウォーターを購入している家庭なら、月々のコストもほぼ変わらないか安くなるケースも少なくありません。
「自分の地域の水道水より、もっとおいしい水が飲めるかどうか」を知っておくだけでも、毎日の生活を見直すきっかけになるでしょう。
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水道水がおいしい都道府県ランキング|1位〜47位一覧
パナソニックが2024年1月に実施したインターネット調査(エリア:全国、対象:20〜59歳男女、各都道府県100人・計4,700人、調査会社:楽天インサイト株式会社)による「水道水がおいしい都道府県」ランキングは以下のとおりです。
| 順位 | 都道府県 | 順位 | 都道府県 | 順位 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 鳥取県 | 17位 | 徳島県 | 33位 | 愛媛県 |
| 2位 | 富山県 | 18位 | 鹿児島県 | 34位 | 神奈川県 |
| 3位 | 新潟県 | 19位 | 宮城県 | 35位 | 京都府 |
| 4位 | 山梨県 | 20位 | 秋田県 | 36位 | 東京都 |
| 5位 | 長野県 | 21位 | 福島県 | 37位 | 滋賀県 |
| 6位 | 熊本県 | 22位 | 広島県 | 38位 | 岡山県 |
| 7位 | 山形県 | 23位 | 栃木県 | 39位 | 茨城県 |
| 8位 | 北海道 | 24位 | 群馬県 | 40位 | 佐賀県 |
| 9位 | 青森県 | 25位 | 三重県 | 41位 | 兵庫県 |
| 10位 | 福井県 | 26位 | 和歌山県 | 42位 | 長崎県 |
| 11位 | 岐阜県 | 27位 | 愛知県 | 43位 | 香川県 |
| 12位 | 岩手県 | 28位 | 高知県 | 44位 | 埼玉県 |
| 13位 | 島根県 | 29位 | 山口県 | 45位 | 大阪府 |
| 14位 | 石川県 | 30位 | 大分県 | 46位 | 千葉県 |
| 15位 | 宮崎県 | 31位 | 奈良県 | 47位 | 沖縄県 |
| 16位 | 静岡県 | 32位 | 福岡県 |
調査概要: パナソニック調べ/楽天インサイト株式会社実施/2024年1月/全国20〜59歳男女4,700人(各都道府県100人)
ランキング上位の都道府県|おいしい理由を解説

1位・鳥取県:日本屈指の軟水と豊かな山岳水源
鳥取県が首位に輝いた背景には、中国山地に源を発する清らかな河川水と、地下水が豊富な自然環境があります。
鳥取県内の水道用水は、大山(だいせん)をはじめとする山岳地帯からの融雪水・伏流水が主な水源となっており、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない軟水が多い傾向にあります。
軟水はまろやかな口当たりが特徴で、クセがなく飲みやすいと感じる方が多いのが特徴です。
また県の人口が少ないため、浄水処理の負荷が比較的小さく、塩素臭が出にくい点もおいしさに寄与していると考えられます。
2位・富山県:立山連峰の雪解け水が生み出す透明感
富山県は「水の王国」とも呼ばれるほど水資源に恵まれた土地です。
立山連峰・飛騨山脈に降り積もった雪が春から夏にかけて少しずつ溶け出し、清流として県内各地に豊富な水をもたらします。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 水源 | 立山連峰・常願寺川・黒部川などの清流 |
| 水質 | 軟水〜中程度の硬度(おいしさを感じやすい範囲) |
| 特記事項 | 水道普及率・水源の安定性ともに高水準 |
富山県は水道水をそのまま飲む習慣が根づいており、ミネラルウォーターの購入率が全国でも低い地域として知られています。
3位・新潟県:越後山脈が育む豊富な伏流水
新潟県は越後山脈・上越国境の山々からの豊富な雪解け水が平野部に伏流水として浸透し、良質な水源を形成しています。
信濃川・阿賀野川といった大河川も、広大な流域から清澄な水を集める役割を担っています。
新潟の水は硬度が低い軟水で、炊飯や料理に向いているとされ、「新潟のコシヒカリがおいしい理由のひとつは水だ」とよくいわれます。
飲料水としても口当たりがやさしく、癖のない味わいが評価されています。
4位・山梨県:富士山の恵みを受ける地下水
山梨県は富士山・南アルプス・八ヶ岳という3つの山岳エリアを擁し、それぞれが良質な地下水の水源となっています。
特に富士山北麓エリアでは、富士山に降った雨や雪が長い年月をかけて地層でろ過された天然の地下水が豊富に湧き出ており、ミネラルバランスに優れた水として知られています。
山梨県は水道水源の地下水比率が高く、地表水由来の濁りや有機物の影響を受けにくいため、浄水処理における塩素添加量を抑えやすい傾向にあります。
結果として、塩素臭が少なくすっきりした味の水道水が供給されています。
5位・長野県:高原の清冽な水が県全域をうるおす
長野県は北アルプス・南アルプス・中央アルプスという日本有数の山岳地帯に囲まれており、そこから流れ出る清流が県全域の水源を支えています。
標高が高いため気温が低く、水中の有機物が分解されにくい環境が、水の清澄さを保つ一因です。
長野県は県土が広く水源が分散しているため、地域ごとに多様な水質の水道水が供給されていますが、全体として軟水傾向が強く、飲み口がすっきりしているとの評価を得ています。
6位・熊本県:全国唯一、地下水100%給水の政令市
熊本市は日本で唯一、政令指定都市でありながら水道用水のすべてを地下水でまかなっている特異な都市です。
阿蘇外輪山に降った雨が白川中流域の扇状地で地下水となり、熊本平野に豊富な伏流水として蓄えられています。
熊本の地下水は自然のフィルターを通った清澄な水で、ミネラルバランスが良く、硬度は軟水〜中硬水の範囲に収まります。
市街地全域に地下水が給水されるため、どこの蛇口からも同じ品質の水が出る安定性も魅力です。
ランキング上位の共通点|おいしい水道水の4条件

上位にランクインした都道府県を分析すると、以下の共通点が浮かび上がります。
共通点①:山岳・高原を水源とする清澄な水
上位10県はほぼすべて、険しい山岳地帯や高原を水源に持っています。
標高が高い場所の水は気温が低く有機物が少ないため、浄水処理前の原水の質が高く、塩素をあまり加えなくてもおいしい水を供給しやすい環境にあります。
共通点②:硬度が低い軟水であること
日本の水道水は全般的に軟水ですが、上位県はとりわけ硬度が低い傾向があります。
硬度が低いほど口当たりがまろやかでクセがなく、「おいしい」と感じやすいとされています。
| 硬度の目安 | 分類 | 口当たりの特徴 |
|---|---|---|
| 0〜60mg/L | 軟水 | まろやか・クセなし |
| 60〜120mg/L | 中程度の軟水 | 飲みやすい |
| 120〜180mg/L | 中硬水 | やや重み・ミネラル感あり |
| 180mg/L以上 | 硬水 | 独特の風味・重い口当たり |
共通点③:人口密度が低く浄水処理の負荷が小さい
水道水のカルキ臭(塩素臭)は、細菌の繁殖を防ぐために必要な塩素処理によって生じます。
人口が少ない地域は水の使用量が少なく配管内での滞留時間も短いため、塩素臭が出にくい傾向があります。
上位には人口の少ない地方県が多く入っており、この点が評価に影響していると考えられます。
共通点④:地下水比率が高い
地下水は地層を通過する過程で自然にろ過されており、濁りや有機物が少ない傾向があります。
地下水を主水源とする地域は浄水処理の手間が少なくすみ、塩素添加量を抑えられるため、味への影響が小さくなります。
ランキング下位になりやすい地域の傾向

傾向①:大都市圏・人口集中地域
東京都(36位)・大阪府(45位)・千葉県(46位)・埼玉県(44位)・神奈川県(34位)など、首都圏・近畿圏の大都市が下位に集中しています。
主な理由は以下のとおりです。
- 需要が多く、河川水への依存度が高い:地下水だけでは需要をまかなえず、利根川・淀川などの河川水を大量に使用する
- 取水地点が下流に集中しやすい:上流で生活排水・農業排水の影響を受けた水を処理するため、浄水処理が複雑になる
- 塩素処理が多くなりやすい:大量の水を広大な配管網で供給するため、水質維持に必要な塩素量が増える傾向がある
- 配管の老朽化:築年数の古い建物や古い水道管では、配管由来の金属臭や錆の影響が出ることがある
傾向②:地質・地形上の制約がある地域
最下位の沖縄県(47位)は、石灰岩地質のため地下水の硬度が高く、本土の軟水に慣れた方には独特の風味に感じられやすい傾向があります。
また台風・降雨の影響を受けやすい地形から、河川水の濁りが課題になりやすい面もあります。
千葉県(46位)・大阪府(45位)も、利根川・淀川といった大河川の下流域を水源とするため、有機物や不純物が混入しやすく浄水処理の負担が大きい地域です。
水道水のおいしさを左右する5つの要因

水道水のおいしさには、地域差のほかに家庭レベルで影響する要因もあります。
①水源の種類(地下水・河川水・ダム水)
| 水源 | 特徴 | おいしさへの影響 |
|---|---|---|
| 地下水 | 自然ろ過・安定した水質 | ◎ 塩素が少なく飲みやすい |
| 伏流水 | 地下水に近い性質 | ○ 比較的良質 |
| 河川水 | 季節・天候の影響を受けやすい | △ 浄水処理が増えやすい |
| ダム水 | 大量供給に適する | △ 有機物・藻類の影響あり |
②浄水処理の方式
浄水場では主に「急速ろ過」と「緩速ろ過」の2方式が使われています。
緩速ろ過は微生物の力で丁寧にろ過するため水質が良くなりやすい傾向がありますが、大都市では処理能力の高い急速ろ過が主流です。
近年は「高度浄水処理(オゾン処理+活性炭処理)」を導入する浄水場も増えており、東京都の一部浄水場でもカビ臭の除去効果が報告されています。
③塩素濃度(カルキ臭の原因)
水道法では蛇口での残留塩素を0.1mg/L以上に保つことが義務づけられています。
これは細菌の繁殖を防ぐための安全基準ですが、塩素が多すぎると特有のカルキ臭が気になる場合があります。
大都市圏ほど高めに設定されやすい傾向があります。
④配管・給水管の状態
建物内の給水管が古い場合、鉄管の錆や銅管の金属臭が水に混入することがあります。
特にマンションや集合住宅では、屋上に設置された貯水槽(受水槽)の管理状態が水の味に直接影響します。
⑤季節・気温の影響
夏場は気温上昇により安全性維持のために塩素濃度を高く設定することがあります。
また夏の河川水は水温が高く藻類が繁殖しやすい環境になるため、カビ臭が出やすい季節でもあります。
ウォーターサーバーは、水源ごと変えることで地域・建物・季節に関係なく、毎日一定品質の天然水が飲めます。
重いペットボトルを買いに行く手間もなく、冷水・温水がいつでも使えるのも魅力です。
毎週ミネラルウォーターを購入している家庭なら、月々のコストもほぼ変わらないか安くなるケースも少なくありません。
「自分の地域の水道水より、もっとおいしい水が飲めるかどうか」を知っておくだけでも、毎日の生活を見直すきっかけになるでしょう。
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水道水をもっとおいしく飲む方法

ランキング下位の地域に住んでいても、工夫次第でかなりおいしく飲めるようになります。
方法①:冷やして飲む
5〜15℃が最もおいしく感じられるとされており、冷蔵庫で冷やすだけでカルキ臭が和らいで飲みやすくなります。
方法②:沸騰させてカルキを飛ばす
水道水を沸騰させると塩素が揮発して抜けるため、カルキ臭が気になる方に有効な方法です。
蓋を開けたまま完全沸騰した状態で3〜5分ほど加熱することがポイントです。
注意: 塩素が抜けた水は細菌が繁殖しやすくなるため、当日中に使いきるか冷蔵庫で保管してください。
方法③:浄水器・浄水カートリッジを使う
蛇口直結型の浄水器やポット型浄水器を使うと、塩素・カビ臭・トリハロメタン(塩素処理の副産物)などを除去できます。
| タイプ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 蛇口直結型 | 工事不要・手軽 | 本体2,000〜10,000円程度 |
| アンダーシンク型 | 大容量・高性能 | 本体30,000円〜(工事費別) |
| ポット型 | 冷蔵庫保管・手軽 | 本体2,000〜5,000円程度 |
| シャワーヘッド型 | 入浴・洗顔用途向け | 2,000〜8,000円程度 |
方法④:ウォーターサーバーを導入する
水道水の味が気になる方や、ミネラルウォーターを毎回購入するのが面倒な方には、ウォーターサーバーの導入も選択肢のひとつです。
| タイプ | 特徴 | こんな方に向いている |
|---|---|---|
| 天然水タイプ | 採水地由来のミネラルを含む・まろやかな味わい | 水そのものの味を楽しみたい方 |
| RO水(純水)タイプ | 不純物をほぼ完全除去・クセのない味 | 料理・赤ちゃんのミルクに使いたい方 |
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水道水の安全性について|おいしさと安全性は別の話

ランキング下位だからといって、水道水の安全性に問題があるわけではありません。
日本の水道水はすべて水道法に基づく51項目の水質基準をクリアしており、世界的に見ても非常に高い安全性が保たれています。
「おいしい」の評価はあくまで飲んだときの主観的な味・においの評価であり、水質の安全性とは別の指標です。
沖縄県や大阪府の水道水も、安全性の基準は鳥取県と変わりません。
| 情報源 | 内容 |
|---|---|
| 各都道府県・市区町村の水道局サイト | 水質検査結果・年報を公開 |
| 厚生労働省「水道水質データベース」 | 全国の水道水質データを検索可能 |
よくある質問(Q&A)
Q. 水道水ランキングの上位県に引っ越したら、水道水がおいしくなりますか?
地域の水源・浄水処理の違いにより、水の味は変わります。ただし、建物内の配管状態や蛇口の状態によっても味は変わるため、引っ越し直後はしばらく様子を見ることをおすすめします。
Q. ランキング下位の地域では水道水を飲まないほうがいいですか?
そんなことはありません。日本の水道水はすべて法律に定められた水質基準をクリアしており、安全性に問題はありません。おいしさが気になる場合は浄水器やウォーターサーバーの活用をご検討ください。
Q. 水道水のカルキ臭を簡単に取る方法はありますか?
コップに汲んだ水を冷蔵庫で1〜2時間冷やすだけでも、塩素が少量揮発してカルキ臭が和らぐ場合があります。より確実に取りたい場合は、蓋を開けたまま沸騰させる(3〜5分)か、浄水器の使用が効果的です。
Q. 赤ちゃんのミルクに水道水を使ってもいいですか?
日本の水道水は安全基準を満たしており、基本的にはそのまま使用できます。塩素やトリハロメタンが気になる場合は、一度沸騰させてから適温まで冷ます方法が一般的です。より安心を求めるなら、RO水タイプのウォーターサーバーや浄水器の使用も選択肢のひとつです。
Q. 硬水と軟水ではどちらがおいしいですか?
日本人は軟水に慣れ親しんでいることもあり、一般的には軟水のほうがおいしいと感じる方が多い傾向にあります。ただし好みには個人差があり、コーヒーや緑茶には軟水、紅茶には中硬水が向いているといわれており、用途によって使い分けるのもひとつの方法です。
まとめ

| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 1位 | 鳥取県(大山の豊富な軟水が評価) |
| 2位 | 富山県(立山連峰の雪解け水) |
| 3位 | 新潟県(越後山脈の伏流水) |
| 上位の共通点 | 山岳水源・軟水・人口密度が低い・地下水比率が高い |
| 下位の傾向 | 大都市圏・河川水依存・浄水処理の負担が大きい |
| 安全性 | 全国の水道水は水道法の水質基準をクリア |
ランキング下位の地域にお住まいの方でも、浄水器やウォーターサーバーを活用することで、毎日の水をぐっとおいしくすることができます。
水の味が気になっている方は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
最後に:おいしい天然水を、毎日の暮らしに

ウォーターサーバーの最大のメリットは、蛇口の水質に左右されず、毎日一定品質の天然水が飲めることです。
冷水・温水が常時使えるため、料理・コーヒー・赤ちゃんのミルクにもそのまま活用できます。
ペットボトルのミネラルウォーターを定期購入している家庭であれば、配送コストや買い物の手間を含めたトータルで考えると、ウォーターサーバーのほうが割安になるケースも多くあります。
ぜひこの機会にいつでも美味しい天然水が楽しめる生活を検討してみてはいかがでしょうか?
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