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石油ストーブの買取はどこがおすすめ?|相場の見方と売る前の準備

石油ストーブの買取先の選び方や買取相場、売る前の準備について紹介するサムネイル画像
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

使わなくなった石油ストーブを、処分するのではなく売りたいと考える人は多いです。
ただ、「どこで売ればいいのか」「いくらで売れるのか」「何年以内なら買い取ってもらえるのか」「売る前に何をすればよいか」と迷うことも少なくありません。
この記事では、石油ストーブの買取の相場の見方と、売る前の準備を整理します。買取価格には、公的な統計がありません。ここに書いた金額は、2025年1月時点の目安の例です。
そのため、金額は目安として扱い、実際の査定額は買取店で確認してください。
あわせて、金額や年数の基準を、幅や割合、製造年の当てはめとして計算し、当サイトの表にしました。
仮の条件による計算は、考え方を示す例です。

目次

買取相場の例

石油ファンヒーターや石油ストーブの買取相場として挙げられる目安の例です。

項目内容
買取相場8,000〜27,000円(2025年1月時点の目安の例)
高く売れやすいとされるもの知名度の高い国内メーカーの製品
高値が期待できる条件製造から5年以内
フリマアプリ・ネットオークション販売・落札価格は5,000〜20,000円程度。未使用の人気メーカー品は10,000円以上の可能性

この金額は目安の例で、買取店の公表価格ではありません。機種、状態、年式、時期によって、大きく変わります。なお、この相場は石油ファンヒーターを含めた例です。石油ストーブに同じ金額が当てはまるかは、言い切れません。

相場の数字を読み替える

金額の幅を、計算で整理します(当サイト計算。
金額は目安の例であり、実際の査定額を示すものではありません)。

項目計算結果
買取相場の幅27,000 − 8,00019,000円
上限は下限の何倍か27,000 ÷ 8,000約3.4倍
中間の値(8,000+27,000) ÷ 217,500円
フリマ等の幅20,000 − 5,00015,000円
フリマ等の中間の値(5,000+20,000) ÷ 212,500円

買取相場の上限は下限の約3.4倍です。これだけ幅が広いため、「相場は平均でいくら」と一つの数字で決めることはできません。
中間の値(17,500円)は、幅の真ん中を計算しただけで、実際に多く売れている価格という意味ではありません。

幅が広くなる理由の整理

要素内容
機種対象の機種が違えば価格も違う
年式製造から5年以内が高値の条件
メーカー知名度の高い国内メーカーが売れやすい
状態動作、傷、付属品の有無
時期暖房を使う季節と、そうでない季節

「時期」の影響の大きさは、言い切れません。
一般的な見方として、暖房機器は使う季節の前後で需要が変わる可能性があります。

買取の年数基準

買取店ごとに、年数の基準があります。

買取店基準の例
買取店A6年以上前の暖房機は買い取らない
買取店B3年以上を目安に(表記があいまい)
買取店C7年以内を目安

店ごとに基準が異なり、5年、6年、7年と数字が食い違います。店の基準は変わることがあるため、売る前に、各店に問い合わせて確認してください。

製造年に当てはめると

基準を製造年に当てはめた例です(当サイト計算。
2026年に売ると仮定します。
基準の解釈も仮定であり、実際の店の運用とは異なる可能性があります)。

製造年経過年数「6年以上前は買取不可」(買取店A)「7年以内」(買取店C)
2024年2年対象になりうる対象になりうる
2022年4年対象になりうる対象になりうる
2021年5年対象になりうる対象になりうる
2020年6年対象外の可能性対象になりうる
2019年7年対象外の可能性対象になりうる
2018年8年対象外の可能性対象外の可能性

製造から6年以上たつと買取店Aでは対象外になり、8年以上たつと買取店Cでも対象外になる、という読み方になります。製造から数年以上たった石油ストーブは、買取の対象にならない場合があることを、前提に考えてください。

なお、買取店Bの「3年以上を目安に」は、どの方向の基準なのかがあいまいです。
そのため、この表には入れていません。

製造年の調べ方

製造年は、本体の銘板や保証書で確認できる場合があります。
ただ、製造年や製造番号の見方が分かりにくい機種もあります。製造年が分からない場合は、購入年、保証書の日付、レシートから推定し、買取店に伝えてください。

古物商の許可

まだ使える物は、古物商の許可を持つ中古家電販売店などの信用できる業者に、買取を依頼するのが基本です。

確認すること内容
古物商の許可買取を行う業者が許可を持っているか
無料回収との違い「無料回収」は処分の依頼。無料回収の注意
処分料を求められた場合廃棄物処理法に違反するおそれがある。自治体に連絡

「無料」と言われて依頼したのに、高額な処分料を請求された例があります。査定額と手数料の条件は、事前に書面で確認してください。

業者に確認すること

確認すること理由
古物商の許可があるか信用できる業者かの目安
査定額はいくらか後から減額されないように
出張・引き取りの手数料「無料」でも別の費用がかかる例がある
キャンセルできるか査定後の対応を確認
買い取れない場合の扱い処分料を請求されないか

見積もりは、文書やメッセージの形で残しておくと、後でトラブルになったときに確認できます。

売る前の準備

準備内容
灯油を抜くタンクの灯油を抜く。残油はスポイトで吸い取り、布でふく
電池を抜く点火用の乾電池を使う対流式・反射式は、乾電池を外す
清掃本体の汚れ、すすをふき取る
付属品をそろえる取扱説明書、保証書、置台、ガードなど
型番・購入年を確認銘板、保証書で確認
動作確認点火・消火ができるか

灯油は、抜いた後も火の気のない場所で扱い、こぼれたときはふき取ってください。抜いた灯油の処分は、古い灯油の処分をご覧ください。灯油がこぼれたときの対処は、当サイトの灯油がこぼれたときの記事でも説明しています。灯油は危険物なので、判断に迷う場合は、購入した石油販売店などに相談してください。

査定前のチェックリスト

順番内容済
1灯油を抜き、火の気のない場所で処理する□
2乾電池を外す□
3本体を拭き、すすや汚れを落とす□
4取扱説明書・保証書・付属品をそろえる□
5型番と購入年(製造年)を控える□
6点火・消火の動作を確認する□
7傷や不具合を写真に撮って、正直に伝える準備をする□
8複数の買取店に、年数基準と査定額を問い合わせる□

売れにくいケース

ケース理由
製造から年数が経っている買取店の年数基準に合わない場合(店ごとに異なる)
不具合や破損がある動作しない、ガラス外筒の割れなど
取扱説明書や付属品がない査定が下がる場合がある(一般的な見方)
給油タンクの改修対象で未対応2000年以前に製造された製品の給油タンクは、改修の対象
灯油が残っている引き取れない場合がある

古い製品の給油タンクについては、中古の石油ストーブの記事で整理しています。

買い取ってもらえないとき

選択肢内容
フリマアプリ梱包や配送、トラブル対応の手間がある
自治体の粗大ごみ自治体によっては粗大ごみ。灯油と電池は抜く。何ゴミかの記事
家電量販店の引き取り店により異なる。当サイトの家電量販店の記事も参照
処分全般石油ストーブの捨て方

選択肢を決める順番

順番確認すること次の行動
1製造から何年か5年以内なら買取店に問い合わせ
2動作するか動作しない場合は、買取は難しい可能性
3買取店で断られたかフリマアプリ、または処分を検討
4フリマの手間をかけられるか難しければ、処分の方法を調べる

売る場所の種類

売る場所特徴
買取店・リサイクルショップ年数基準がある。店頭または出張で査定
フリマアプリ・ネットオークション価格を自分で決められる。梱包・配送の手間、買い手がつかないリスク
知人への譲渡手間は少ないが、安全面の説明が必要。中古の記事

売る側にも、安全面の責任があります。
譲渡品の石油ストーブが、約12年の使用ですすの堆積により火災になった事例があります。使用年数や不具合の有無は、正直に伝えてください。

フリマアプリで売るときの手取り

フリマアプリは、価格を自分で決められる反面、手数料や送料を差し引いた手取りを考える必要があります。
次は、仮の条件での計算例です(当サイト計算。
販売価格、手数料率、送料はすべて仮定であり、実際のアプリや運送会社の料金とは異なります)。

項目仮の値
販売価格10,000円
販売手数料(仮に10%)1,000円
送料(仮)2,000円
梱包資材(仮)500円
手取り10,000 − 1,000 − 2,000 − 500 = 6,500円

仮の条件では、10,000円で売れても、手取りは6,500円になります(65%)。
石油ストーブは、重さや大きさがあるため、送料が高くなる可能性があります。送料を購入者が負担する形か、出品者が負担する形かで、手取りは大きく変わるため、出品前に確認してください。

買取店との比べ方

項目買取店フリマアプリ
手間持ち込み・出張査定出品・梱包・発送・やりとり
価格店の査定額(年数基準あり)自分で設定(売れるとは限らない)
手取り査定額販売価格から手数料・送料を引く
売れ残り査定で断られる場合あり買い手がつかない場合あり

買取店の査定額が、フリマアプリの手取りより低くても、手間や売れ残りのリスクを考えると、買取店のほうが合う人もいます。灯油の残り、梱包中の漏れ、運送中の破損には特に注意してください。
灯油は抜き、タンクのふたをしっかり閉めてから梱包します。

タイプ別の違い

タイプ買取の考え方
対流式・反射式買取店の対象かを確認。年数の基準がある
石油ファンヒーターストーブとは条件が違う可能性。買取店に確認
FF式設置工事が必要。取り外しは専門業者に依頼
煙突式煙突の取り外しが必要。買取の可否は店に確認

FF式・煙突式は、壁や煙突に固定されているため、自分で外すことは勧められません。据付けや移設は、販売店または据付業者に依頼してください。

どのタイプでも、開放式は使用中に1時間に1〜2回を目安に窓を開けて換気してください。就寝中や、長時間その場を離れるときは必ず消火し、給油は消火して冷めてから行ってください。ガソリンは絶対に入れないでください。

よくある質問

Q1. 石油ストーブはいくらで売れますか?

買取相場の目安は、8,000〜27,000円の例があります(2025年1月時点)。
機種や状態で変わるため、買取店で確認してください。

Q2. 何年以内なら買い取ってもらえますか?

店によって基準が異なります。
3年、6年、7年といった数字の例があります。

Q3. 灯油は入れたままでもよいですか?

売る前に、灯油を抜いてください。
対流式・反射式は、乾電池も外します。

Q4. 古くて売れないときはどうしますか?

自治体の粗大ごみや、家電量販店の引き取りなどがあります。
石油ストーブの捨て方をご覧ください。

Q5. 買取業者は、どう選べばよいですか?

古物商の許可を確認し、査定額と手数料の条件を事前に確認してください。

まとめ

石油ストーブの買取は、店ごとの年数基準と、売る前の準備を確認して進めます。
最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
相場の例8,000〜27,000円(2025年1月時点の目安)。上限は下限の約3.4倍
年数の基準店ごとに異なる(3年・6年・7年などの例)
準備灯油を抜く、付属品をそろえる。対流式・反射式は乾電池も外す
フリマ手数料と送料を引いた手取りで考える(仮の例は当サイト計算)
業者古物商の許可を確認。手数料を事前に確認

まずは、複数の買取店に、年数の基準と査定額を問い合わせてみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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