ウルトラファインバブルの製品を探していると、給湯器、シャワーヘッド、洗濯機など、さまざまなメーカーから商品が出ていて、「結局どこのメーカーが何を出しているの?」と整理しにくいですよね。
メーカー名で探しても、同じ「ウルトラファインバブル」でも製品ジャンルによって仕組みも、泡が入る範囲も違うため、比べにくいのが実情です。
この記事では、公開されている発表資料などで確認できたメーカーと製品を、給湯器・シャワーヘッド・洗濯機・水栓といったジャンル別に整理します。
読み終えるころには、自分の使いたい場所に合うメーカーを絞り込めるようになります。

国内で高い知名度を持つUFBシャワーヘッドの定番として、ミラブルZeroがあります。
独自のトルネードミスト機能でウルトラファインバブルを含んだ絹のようなミスト水流を実現し、洗浄力・肌への優しさの両面で評価されている製品です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| UFB濃度 | 1ccあたり約2,000万個以上のUFBを含む水流を実現 |
| 水流モード | トルネード・スプラッシュ・リングの3モード切替対応 |
| 節水効果 | 従来シャワーと比較して最大約50%の節水が可能 |
| 塩素除去 | 「トルネードスティック」により残留塩素を低減 |
| 取り付け | 工事不要・ほとんどのシャワーホースに対応 |
ミスト水流はきめ細かく肌に触れるため、ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすく、敏感肌・乾燥肌の方にも向いています。
節水効果があるため、光熱費が気になる方も検討する価値があるでしょう。
メーカー一覧|ジャンル別のまとめ
まず、全体像を表にまとめます。
これは、公開情報から確認できた例で、すべてのメーカー・製品を網羅したものではありません。
| ジャンル | メーカー | 製品の例 |
|---|---|---|
| 給湯器 | リンナイ | ウルトラファインバブル発生装置を内蔵したガス給湯器など |
| 給湯器 | パロマ | 発生装置内蔵給湯器「BRIGHTS GRAND(ブライツグランド)」シリーズ |
| シャワーヘッド | 三栄(SANEI) | suin ウルトラファインバブル浄水ミストシャワーヘッド |
| シャワーヘッド | コイズミ | ウルトラファインバブルシャワーヘッド KBE-2050 |
| シャワーヘッド | パナソニック | ファインバブルシャワーヘッド「ファインベール」 |
| 洗濯機 | 東芝 | 洗濯機「ZABOON」のウルトラファインバブル洗浄 |
| 水栓 | 三栄(SANEI) | ウルトラファインバブル発生装置付きシャワーバス水栓 |
つまり給湯器はリンナイとパロマ、シャワー関連は三栄・コイズミ・パナソニック、洗濯機は東芝、というのが、公開情報から確認できる主な構図です。
以下で、ジャンルごとに詳しく見ていきます。
給湯器のメーカー
給湯器タイプは、お湯を使う場所すべてに、ウルトラファインバブル入りのお湯を届けられるのが特徴です。
ただし、水には泡が入らず、本体の交換が必要になります。
リンナイ
リンナイは、ウルトラファインバブル発生装置を内蔵した、ガス給湯暖房用熱源機、ガスふろ給湯器、ガス給湯器を2022年10月1日から発売しています。
お湯の圧力を変えて、水に溶けている空気を泡にし、その泡にせん断(水をずらす力)を与えて、さらに細かくする仕組みです。
発表資料では、直径1μm未満の泡で、マイクロバブルや目に見える泡と比べて水中に長く留まる、とされています。
また、給湯器を取り付けるだけで家中に泡を届けられ、水道管の工事は不要とされています。
📎 出典:リンナイ、ウルトラファインバブル発生装置を内蔵した給湯器を発売(家電Watch)
パロマ
パロマは、ウルトラファインバブル発生装置を内蔵した給湯器「BRIGHTS GRAND(ブライツグランド)」シリーズを展開しています。
2026年2月10日に、新ラインアップのオートタイプを発表し、同年3月2日に発売しました。
直径1μm未満の泡を給湯器本体で生成し、浴室、洗面、キッチンなど、給湯を使う場所で利用できるとしています。
発表資料では、排水管内の疑似汚れや水垢の付着量が減った、とする検証結果も紹介されています。
ノーリツについて
ノーリツは、浴室向けに「マイクロバブル」の製品を展開しています。
ウルトラファインバブルとは、泡の大きさが異なる別の泡です。
マイクロバブルは水が白く濁る大きさの泡で、ウルトラファインバブルは透明なままの泡です。
給湯器を検討するときは、「マイクロバブル」なのか「ウルトラファインバブル」なのかを、仕様で確認しておくと安心です。
シャワーヘッドのメーカー
シャワーヘッドは、交換するだけで使え、手軽に試しやすいジャンルです。
一方で、泡が入るのはシャワーの水だけです。
三栄(SANEI)
三栄は、「suin(スイン)」ブランドの第一弾として、ウルトラファインバブル浄水ミストシャワーヘッドを2023年5月22日から販売しています。
シャワーヘッドに内蔵された発生装置で泡を生成し、泡の大きさは毛穴の100分の1未満としています。
発表資料に、泡の数や濃度の測定結果は記載されていません。
コイズミ
コイズミ(小泉成器)は、ウルトラファインバブルシャワーヘッド「KBE-2050」を2024年12月に発表しています。
発表では、積算個数濃度が約6,100万個/mL(流量3.1L/分時)、平均粒径が0.09μmとされています。
この数値は、第三者機関が計測器Nanosight NS300を用いて測定したもので、測定日は2020年11月2日と記されています。
数字が示されている点は評価できますが、測定日や条件も確認しておくと安心です。
📎 出典:小泉成器 ウルトラファインバブルシャワーヘッド発表(企業リリース)
パナソニック
パナソニックは、2025年11月上旬に、ファインバブルシャワーヘッド「ファインベール」(EH-SH50)を発売しました。
市場想定価格は34,000円前後です。
ハンドル内に、特許出願中の「バブルアクティベートテクノロジー」を搭載し、ベンチュリ管の入口を狭めて泡を増やしつつ、水量を保つ工夫をしています。
パナソニックは、公式サイトの用語解説で、「ウルトラファインバブル」は国際的に定義が不明確な名称のため使用しない、としています。
自社では「ファインバブル」(直径100μm未満の泡の総称)という表記で、洗浄や保湿に寄与するとしています。
また、発売時の記事では、ファインバブル産業会のマイクロバブル区分「クラス4d」の表示が紹介されています。
クラス4dは、泡の直径が10〜100μm、1mLあたり1万〜10万個にあたる区分です。
つまり「ファインバブル」と書かれた製品でも、実際にどの大きさの泡を主に出しているかは、製品ごとに確認が必要だということです。
商品説明を読むときは、どの泡について、どの根拠が示されているのかを確認することが大切です。
📎 出典:パナソニック、ファインバブルシャワーヘッド「ファインベール」を発売(家電Watch)
📎 出典:ファインバブル用語解説|パナソニック
洗濯機のメーカー
洗濯機では、東芝の「ZABOON(ザブーン)」が、早くからウルトラファインバブルを取り入れています。
2017年7月発売のモデルから搭載され、2018年7月発売のモデルでは、洗濯だけでなくすすぎにも使う「ウルトラファインバブル洗浄W」とすることが、当時の記事で紹介されています。
直径1μm未満の泡で、浮力の影響を受けにくく、水中に長く留まる、と説明されています。
洗濯機のウルトラファインバブルの効果や選び方は、洗濯機での効果と落ちる汚れで詳しくまとめています。
📎 出典:東芝 ZABOON ウルトラファインバブル洗浄(家電Watch)
水栓のメーカー
水栓では、三栄が「ウルトラファインバブル発生装置付き シャワーバス水栓」を販売しています。
シャワーヘッドだけでなく、水栓ごとの交換で導入するタイプです。
一般地用や寒冷地用など、地域に合わせた型番が分かれているため、購入時は自宅の環境に合うか確認が必要です。
メーカーを選ぶときのポイント
メーカー名で選ぶよりも、次の点を見ると、納得のいく選び方ができます。
| 確認する点 | 理由 |
|---|---|
| どのジャンルか(給湯器・シャワーヘッド・洗濯機など) | 泡が入る範囲と、交換の手間が違う |
| 泡の大きさと数の根拠があるか | メーカーによって、示される情報に差がある |
| 測定した機関と測定日 | 第三者機関か、いつ測ったかで信頼性の見方が変わる |
| 認証・登録の内容 | ファインバブル産業会の区分は、製品ごとに違う |
効果の考え方や選び方は、科学的根拠と正しい効果・選び方の記事にまとめています。
購入前に知っておきたい注意点は、デメリット7つと後悔しない選び方をご覧ください。
家全体の水に導入するタイプは、水道管に導入するメリットとやり方で解説しています。
まとめ
ウルトラファインバブルの製品は、ジャンルごとに主なメーカーが分かれています。
給湯器ではリンナイとパロマ、シャワーヘッドでは三栄・コイズミ・パナソニック、洗濯機では東芝が、公開情報から確認できる主な例です。
水栓では、三栄がウルトラファインバブル発生装置付きのシャワーバス水栓を販売しています。
同じ「ウルトラファインバブル」でも、メーカーごとに仕組みも、示される根拠も違います。
製品を選ぶときは、メーカー名よりも、ジャンル、泡の大きさと数の根拠、測定した機関と時期、認証の内容を見ていくことが大切です。

国内で高い知名度を持つUFBシャワーヘッドの定番として、ミラブルZeroがあります。
独自のトルネードミスト機能でウルトラファインバブルを含んだ絹のようなミスト水流を実現し、洗浄力・肌への優しさの両面で評価されている製品です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| UFB濃度 | 1ccあたり約2,000万個以上のUFBを含む水流を実現 |
| 水流モード | トルネード・スプラッシュ・リングの3モード切替対応 |
| 節水効果 | 従来シャワーと比較して最大約50%の節水が可能 |
| 塩素除去 | 「トルネードスティック」により残留塩素を低減 |
| 取り付け | 工事不要・ほとんどのシャワーホースに対応 |
ミスト水流はきめ細かく肌に触れるため、ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすく、敏感肌・乾燥肌の方にも向いています。
節水効果があるため、光熱費が気になる方も検討する価値があるでしょう。
よくある質問
Q1. ウルトラファインバブルの製品を出している主なメーカーはどこですか?
公開情報から確認できる例として、給湯器ではリンナイとパロマ、シャワーヘッドでは三栄・コイズミ・パナソニック、洗濯機では東芝があります。
三栄は水栓でも、発生装置付きのシャワーバス水栓を販売しています。
ただし、ここで挙げたのは確認できた例で、すべてを網羅したものではありません。
最新の製品は、各メーカーの公式サイトで確認してください。
発売時期や仕様は変わることがあるため、購入前の確認が大切です。
Q2. 給湯器のウルトラファインバブルは、どのメーカーが出していますか?
公開情報では、リンナイが2022年10月からウルトラファインバブル発生装置を内蔵した給湯器を発売しており、パロマも「BRIGHTS GRAND」シリーズを展開しています。
ノーリツは浴室向けにマイクロバブルの製品を展開していて、ウルトラファインバブルとは泡の大きさが異なります。
給湯器は、お湯を使う場所すべてに泡が届く一方、水には入らない点も知っておきましょう。
本体の交換が必要になるため、費用や工事の条件も確認してください。
Q3. メーカーによって、ウルトラファインバブルの違いはありますか?
あります。
泡をつくる仕組みも、示される根拠もメーカーによって異なります。
たとえばコイズミは、泡の個数と平均粒径を第三者機関の測定値で示しています。
一方、パナソニックは「ウルトラファインバブル」という名称を使わず「ファインバブル」と表記しており、発売時の記事ではマイクロバブル区分の表示も紹介されています。
言葉だけでなく、どの泡を測った結果かまで確認してください。
同じ言葉でも、根拠の示し方は製品ごとに違います。
数字や区分の意味まで確認すると、誤解を減らせます。
Q4. メーカーを選ぶとき、何を基準にすればよいですか?
まず使いたい場所を決め、ジャンルを絞ります。
そのうえで、泡の大きさと個数が数字で示されているか、測定した機関が第三者機関か、いつ測定したか、ファインバブル産業会の認証や登録があるかを比べると、判断しやすくなります。
メーカー名や知名度だけで決めず、根拠の示し方で比べるのがおすすめです。
価格や維持費もあわせて確認しましょう。
設置の手間や、賃貸で使えるかも判断材料になります。
複数のメーカーを同じ表で並べて比べると、違いが見えやすくなります。
Q5. 一覧に載っていないメーカーの製品は、信頼できないのですか?
そうとは限りません。
この記事で紹介したのは、公開されている発表資料などから確認できた例で、すべてのメーカーを網羅したものではありません。
一覧に載っていないメーカーでも、泡の大きさや個数、測定した方法と機関が示されていれば、同じ基準で比べられます。
一覧の有無よりも、根拠が示されているかを見て判断してください。
不明な点は、メーカーの問い合わせ窓口に確認すると安心です。
まずは使いたい場所に合うジャンルから探してみてください。

