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ガス漏れ警報器は設置義務?結論から言うと「原則義務ではない」

床下から約30cmの低い位置に、キッチンの流し台下収納の壁面へ設置されたLPガス用ガス警報器。床材や収納扉が見える台所空間の中で、ガスが空気より重く下に溜まる特性を踏まえた設置位置が分かる構図。
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

「ガス漏れ警報器は法律で設置が義務づけられているのか?」
この疑問に対する結論は明確で、一般家庭においては原則として設置義務はありません。

都市ガス・プロパンガス(LPガス)いずれの場合も、住宅の居室やキッチンに警報器を必ず設置しなければならないという全国一律の法律は存在しません。

ただし、「義務ではない=不要」という意味ではない点が重要です。
ガス漏れ警報器は、事故防止の観点から強く推奨されている安全設備であり、設置の有無が被害の大きさを左右するケースも少なくありません。


プロパンガスは、同じ使い方でも料金に差が出る

プロパンガスを使っている場合、ガス代は「使い方」だけでなく、契約しているガス会社の単価によっても大きく変わります。

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目次

なぜ「義務ではない」と誤解されやすいのか

(参照:矢崎エネジーシステム株式会社 公式HPより)

ガス漏れ警報器が義務だと思われがちな理由には、次のような背景があります。

  • 集合住宅や業務用施設では、建築基準や管理規定で設置が求められるケースがある
  • LPガス販売事業者が、安全対策として設置を勧めることが多い
  • 賃貸住宅で「最初から付いている」ケースが増えている

これらは法律ではなく、管理規約・契約条件・自主基準によるものです。
そのため、戸建て住宅や持ち家では「義務ではない」という扱いになります。

ただしガスの使用量が多い飲食店や業務店といった先では基本的に設置がマストといえるでしょう。


ガス漏れ警報器の設置基準はガスの種類で異なる

ここからが最も重要なポイントです。
ガス漏れ警報器は、都市ガスかプロパンガスかで設置位置がまったく異なります。

これはガスの性質(空気より軽いか重いか)が違うためです。


都市ガス用ガス漏れ警報器の設置基準

都市ガスは空気より軽いため、漏れると上方にたまります。
そのため、警報器は高い位置に設置します。

推奨される設置位置(都市ガス)

  • 天井面から30cm以内の高い位置
  • ガス機器またはガス栓のあるキッチンの近く
  • ガス機器からの水平距離が半径8m以内

この3点を満たすことが基本です。

注意すべき設置NG例(都市ガス)

  • 換気扇やレンジフードのすぐ近く
  • 窓の直上や風が直接当たる場所
  • エアコンやサーキュレーターの風が当たる位置

風通しが良すぎる場所では、ガスが拡散してしまい、
警報が作動しにくくなる可能性があります。


プロパンガス(LPガス)用ガス漏れ警報器の設置基準

プロパンガスは空気より重いため、漏れると床付近にたまります。
そのため、警報器は低い位置に設置します。

推奨される設置位置(プロパンガス)

  • 床面から30cm以内
  • ガス器具から4m以内

都市ガスとは正反対の位置になるため、
ガス種別を間違えると警報器が機能しないこともあります。


都市ガス用とプロパンガス用は兼用できない?

都市ガス用警報器。天井に設置されている様子。

結論から言うと、原則として兼用不可です。

  • 都市ガス用警報器 → 上方検知を前提
  • プロパンガス用警報器 → 下方検知を前提

誤った種類を設置すると、
「警報器が付いているのに反応しない」という最悪の状況になりかねません。

購入・設置の際は、
必ず自宅のガス種別(都市ガス/LPガス)を確認することが前提条件です。


設置義務はなくても、設置を勧めたい理由

ガス事故の多くは、「気づくのが遅れた」ことが原因です。

  • 無臭だと思っていたが、体調不良で気づかなかった
  • 就寝中・外出中に漏れが発生していた
  • 換気されていて異変に気づけなかった

こうした状況でも、ガス漏れ警報器は音と光で確実に異常を知らせてくれます。

費用は数千円程度で、命や住宅を守る保険としては非常にコストパフォーマンスが高い設備です。


よくある質問(FAQ)

Q1. ガス漏れ警報器は本当に設置しなくても法律違反になりませんか?

はい、一般的な戸建て住宅や分譲マンションでは、法的な設置義務はありません。
都市ガス・プロパンガスともに、全国一律で家庭への設置を義務づける法律はなく、未設置であっても違法にはなりません。


Q2. 賃貸住宅にガス漏れ警報器が付いているのはなぜですか?

法律ではなく、管理会社やオーナーの安全配慮による設置がほとんどです。
万一の事故時のリスク低減やトラブル防止を目的に、初期設備として設置されているケースが増えています。これは「義務」ではなく、管理側の判断によるものです。


Q3. 都市ガス用とプロパンガス用の警報器を間違えるとどうなりますか?

正しく作動しない可能性があります。
都市ガスは上に、プロパンガスは下にたまる性質があるため、警報器の検知位置が前提として異なります。ガス種別と合わない警報器を設置すると、ガスが漏れていても警報が鳴らないという危険な状態になります。


Q4. ガス漏れ警報器は換気扇の近くに付けても問題ありませんか?

おすすめできません。
換気扇やレンジフードの近くは空気の流れが強く、ガスが拡散して警報が遅れる原因になります。都市ガスの場合もプロパンガスの場合も、風の影響を受けにくい位置を選ぶことが重要です。


Q5. ガス漏れ警報器は一度付けたらずっと使えますか?

いいえ、寿命があります。
一般的なガス漏れ警報器の寿命は約5年が目安とされており、経年劣化により感度が低下します。本体に交換時期が表示されるタイプも多いため、定期的な確認と更新が必要です。

まとめ:義務ではないが、設置基準を守ることが最重要

LPガス警報器がキッチンのシンク下収納内、床から30cm以内の低い位置に設置され、配管やガス栓の近くで漏れを検知できるよう配置されている様子を表した室内イメージ画像
  • ガス漏れ警報器は一般家庭では法的義務ではない
  • ただし、安全対策として設置は強く推奨される
  • 都市ガスとプロパンガスで設置位置は真逆
  • ガスの性質に合った位置・距離を守らなければ意味がない

「付けるかどうか」よりも、「正しい位置に付いているか」が、安全性を大きく左右します。

ガス漏れ警報器を設置する際は、必ずガス種別と設置基準を確認したうえで判断してください。

最後に:物価高の今だからこそ、「ガス代だけは放置しない」選択を

ガス料金が高いと思う今だからこそ、ぜひ一緒に見直しておきたいのがLPガスそのものの契約内容です。
LPガスの料金は各ガス会社で設定しているものなので、どこのガス会社が一番安いか知りたくはありませんか?

食費・電気代・日用品…
何もかも値上がりしている今、契約を変えるだけで下がる可能性がある支出を見逃すのは、正直もったいない選択です。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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