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電気ストーブの電気代は1時間いくら?種類別の比較とエアコンとの違い

3種類の電気ストーブとエアコンを室内に描いた、1時間あたりの電気代を比較する記事のサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

足元が冷えるときに電気ストーブを使っていて、電気代がどれくらいかかっているのか気になっていませんか。

スイッチを入れればすぐに暖かく、手軽に使える一方で、「電気代が高い」という話もよく聞くはずです。

結論から言うと、消費電力1,000Wの電気ストーブの電気代は1時間あたり約31円です。
強弱を切り替えれば半分程度になりますが、部屋全体を暖める目的なら、エアコンのほうが安く済むことがほとんどです。

この記事では、電気ストーブの電気代を種類ごとに整理したうえで、エアコンやこたつとの比較、向いている使い方、そして火災を防ぐための注意点までを解説します。

電気代が高いと感じたら、一度料金を比べてみませんか?

電気代は毎月かかる固定的な支出だからこそ、契約する電力会社や料金プランを見直すことで負担が変わる可能性があります。

「最近、電気代が高くなった」
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という方は、Looopでんきを選んだ場合の料金を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

今すぐ切り替える必要はありません。
まずは現在の電気代と比較して、自分の家庭に合うか確認してみましょう。

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目次

電気ストーブの電気代の目安

計算式は次のとおりです。

電気代 = 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力量の目安単価(円/kWh)

目安単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使います。

📎 出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問Q&A」

電気ストーブは、ほかの暖房器具と違って、設定した出力のまま動き続けるものが多い家電です。
そのため、表示されている消費電力がそのまま電気代に直結します。

消費電力1時間1日5時間1か月(5時間×30日)ひと冬(約120日)
300W(弱)約9円約47円約1,395円約5,600円
400W約12円約62円約1,860円約7,400円
600W約19円約93円約2,790円約11,200円
800W約25円約124円約3,720円約14,900円
1,000W約31円約155円約4,650円約18,600円
1,200W(強)約37円約186円約5,580円約22,300円

※31円/kWhで試算した参考値です。

1,000Wのストーブを毎日5時間使えば、1か月で4,650円、ひと冬で約18,600円です。
強弱の切り替えがある機種なら、「弱」にするだけで電気代はおおむね半分前後になります。

電気ストーブの種類と特徴

「電気ストーブ」と呼ばれる暖房器具には、いくつかの種類があります。

種類消費電力の目安暖まり方特徴
ハロゲンヒーター400〜1,200W光で前方を暖める本体が安い。すぐに暖かいが、暖まる範囲は狭い
カーボンヒーター300〜1,200W遠赤外線で前方を暖めるハロゲンより少ない電力で暖かく感じやすい
シーズヒーター400〜1,200W遠赤外線でじんわり暖める暖まるまで少し時間がかかるが、暖かさが持続しやすい
グラファイトヒーター300〜1,000W遠赤外線ですぐに暖める立ち上がりが非常に速い
セラミックファンヒーター600〜1,200W温風で暖める狭い空間をすばやく暖める。脱衣所やトイレ向き
パネルヒーター100〜1,000W輻射熱でゆっくり暖める空気を汚さず静か。暖まるまで時間がかかる

種類によって暖かさの感じ方は違いますが、電気代を決めるのは種類ではなく、消費電力と使う時間です。
同じ800Wなら、ハロゲンでもカーボンでも電気代は同じです。

違いが出るのは、同じ暖かさを得るのに必要な消費電力です。
遠赤外線を多く出すカーボンやグラファイトは、ハロゲンより少ない電力で暖かく感じやすいとされます。
体感が同じなら、低い出力で使えるほうが電気代は安くなります。

エアコンと比べるとどれくらい違うか

電気ストーブとエアコンは、同じ電気の暖房でも仕組みがまったく違います。

比較項目電気ストーブエアコン
熱のつくり方電気をそのまま熱に変える屋外の空気から熱を集めて運ぶ
使った電力に対して得られる熱使った電力と同じ量使った電力の数倍
暖まる範囲前方の一部部屋全体
立ち上がりすぐに暖かい部屋が暖まるまで時間がかかる

電気ストーブは、電気をそのまま熱に変えるため、使った電力と同じ量の熱しか得られません。
一方、エアコンは屋外の空気から熱を集めて運ぶ仕組みのため、使った電力の数倍の熱を部屋に届けられます。

1時間あたりの電気代で比べると、次のようになります。

暖房器具1時間の電気代の目安暖まる範囲
電気ストーブ(1,000W)約31円前方の一部
電気ストーブ(400W・弱)約12円前方の狭い範囲
エアコン(6畳・安定運転)約9〜22円部屋全体
こたつ(中)約3〜5円こたつの中
電気毛布(中)約1円前後布団の中

※31円/kWhで試算した参考値です。

部屋全体を暖めるなら、エアコンのほうが電気ストーブより安く済むことがほとんどです。
電気ストーブで部屋全体を暖めようとすると、高い出力で長時間動かし続けることになり、電気代が大きく膨らみます。

電気ストーブが向いている使い方

電気代が高いからといって、電気ストーブが役に立たないわけではありません。
使いどころを選べば、便利で効率のよい暖房器具です。

向いている使い方理由
脱衣所・トイレなど狭い場所を短時間暖めるエアコンがない場所をすぐに暖められる
エアコンが効くまでの間の補助立ち上がりが速く、すぐに暖かい
デスクの足元など一人分の狭い範囲体の一部だけを暖められる
朝の支度など短い時間だけ使う使う時間が短ければ電気代も小さい

とくに効果的なのが、冬の脱衣所や浴室前での短時間の使用です。
暖かい部屋から寒い脱衣所に移動したときの急な温度変化は、体に大きな負担がかかります。
入浴前に数分から十数分暖めておく使い方は、電気代も小さく、健康面でも意味があります。

向いていないのは、次のような使い方です。

  • リビングなど広い部屋全体をストーブだけで暖める
  • 1日中、高い出力でつけっぱなしにする
  • 寒冷地で主力の暖房として使い続ける

脱衣所・トイレで使う場合の電気代

電気ストーブがもっとも活躍するのは、エアコンのない狭い場所です。
使う時間が短いため、1回あたりの電気代も小さく済みます。

使い方消費電力1回の時間1回の電気代1か月(毎日)
入浴前に脱衣所を暖める1,000W10分約5円約155円
入浴前に脱衣所を暖める1,200W15分約9円約279円
トイレで使う(人感センサー)600W1日合計20分約6円約186円
朝の着替えの間だけ使う800W15分約6円約186円

※31円/kWhで試算した参考値です。

このように、使う時間を短く区切れば、電気ストーブでも1か月数百円程度に収まります。
電気ストーブの電気代が高くなるのは、出力が大きいからではなく、長時間使い続けるからです。
狭い場所で短時間だけ使う、という使いどころを守れば、電気代を気にせず使える暖房器具になります。

オイルヒーターとの違い

電気ストーブとよく比べられるのが、オイルヒーターです。

比較項目電気ストーブオイルヒーター
暖まり方前方の一部をすぐに暖める部屋全体をゆっくり暖める
消費電力の目安300〜1,200W500〜1,500W
立ち上がり速い遅い(30分〜1時間以上)
空気の乾燥温風式は乾燥しやすい乾燥しにくい
向いている場所狭い場所・短時間寝室や子ども部屋など、長時間使う部屋

オイルヒーターは空気を汚さず、音も静かで、やわらかい暖かさが続くのが特徴です。
ただし、部屋全体を暖めるのに時間がかかり、長時間使うことになるため、電気代はエアコンより高くなりやすい傾向があります。
どちらも電気をそのまま熱に変える方式である点は同じで、部屋全体の暖房としての電気代の効率は、エアコンに及びません。

電気代を抑える使い方

1. 強弱を切り替える

「強」で使い続けると電気代は大きくなります。
つけた直後は「強」で暖まり、暖かくなったら「弱」に切り替えるだけで、電気代はおおむね半分前後になります。

2. 人感センサーやタイマーを使う

人感センサー付きの機種なら、人がいなくなると自動で切れるため、消し忘れがなくなります。
タイマーで決まった時間に切れるようにしておくのも有効です。

3. 体に近い位置で使う

電気ストーブは前方を暖める器具なので、離れた場所に置くと暖かさを感じにくく、出力を上げたくなります。
安全な距離を保ったうえで、暖めたい場所に向けて使ってください。

4. エアコンの補助として使う

部屋全体はエアコンで暖め、足元だけを電気ストーブで補う使い方にすると、エアコンの設定温度を下げられます。
ただし、電気ストーブの出力が大きいと、エアコンで下げた分を上回ることもあるため、「弱」で短時間使うのが基本です。

5. 部分暖房の中でも電気代の小さいものを選ぶ

一人で座って過ごすなら、電気ひざ掛けや電気毛布のほうが電気代はずっと小さくなります。
デスクワークなら、足元用のパネルヒーターも選択肢です。

火災を防ぐための注意点

電気ストーブは、火を使わないから安全だと思われがちですが、使い方を誤ると火災につながります。

製品評価技術基盤機構(NITE)は、2017年度から2021年度の5年間に、こたつと電気ストーブの事故が347件発生し、そのうち26件が死亡事故だったと公表しています。

📎 出典:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)「冬の火災は『ゼロ距離』と『ほったらかし』に注意!」

電気ストーブの近くに布団、カーテン、衣類などの燃えやすいものがあると、接触したり熱が伝わったりして発火するおそれがあります。可燃物との距離を十分にとってください。

とくに危険なのが、次のような使い方です。

避けたい使い方理由
就寝中に使う布団がずれて接触し、発火するおそれがある
洗濯物を近くで乾かす落下した衣類に火がつくことがある
外出中につけっぱなしにする異常があっても気づけない
カーテンの近くに置く風で揺れたカーテンが接触することがある
延長コードやテーブルタップで使う消費電力が大きく、コードが発熱して発火するおそれがある

電気ストーブは消費電力が大きいため、延長コードやテーブルタップでほかの電気製品と一緒に使うとコードが発熱し、発火するおそれがあります。壁のコンセントに直接挿して使ってください。

コンセントに何ワットまでつなげるかの考え方はコンセントは何ワットまで使える?ブレーカーが落ちる前に知っておくべき基準と注意点で詳しく解説しています。

NITEが呼びかけている主なポイントは次のとおりです。

  • 可燃物と接触しないように距離をとる。衣類などを乾かさない
  • 就寝時や外出時は電源プラグをコンセントから抜いておく
  • 電源コードの破損がないか点検する。電源コードは踏まない、引っ張らない、折り曲げない
  • 定期的に清掃を行い、ほこりを取り除く
  • リコール対象になっていないか確認する

小さな子どもやペットがいる家庭では、本体に触れてやけどをしないよう、ガードの付いた機種を選ぶか、手の届かない位置に置いてください。
転倒時に自動で電源が切れる機能があるかどうかも確認しておくと安心です。

寒冷地で使う場合

寒冷地では、電気ストーブを主力の暖房にすると電気代が大きく膨らみます。
外気温が低く部屋全体が冷えやすいため、電気ストーブだけで暖めようとすると、長時間高い出力で使い続けることになるからです。

寒冷地では、部屋全体の暖房にはエアコン(寒冷地仕様)や、灯油・ガスの暖房を使い、電気ストーブは脱衣所などの補助に限るのが現実的です。
寒冷地でのエアコンの電気代については寒冷地エアコンの電気代は高い?節約方法と賢い選び方を徹底解説で解説しています。
ただし、これは地域の気候と住まいの条件によるもので、全国一律の話ではありません。

冬は電気料金の単価そのものが変わることもあります。
燃料価格と電気代の関係は原油価格が高騰すると電気代はどうなる?知らないと損する家庭への影響で解説しています。

よくある質問

Q1. 電気ストーブを1時間使うと電気代はいくらですか?

消費電力1,000Wの電気ストーブで、1時間あたり約31円です。
800Wなら約25円、400Wの「弱」なら約12円になります。
電気ストーブは設定した出力のまま動き続けるものが多いため、表示されている消費電力がそのまま電気代に直結します。
1,000Wのストーブを毎日5時間使うと、1か月で約4,650円、ひと冬で約18,600円です。
強弱の切り替えがある機種なら、「弱」にするだけで電気代はおおむね半分前後になります。

Q2. 電気ストーブとエアコンはどちらが電気代は安いですか?

部屋全体を暖めるなら、エアコンのほうが安く済むことがほとんどです。
電気ストーブは電気をそのまま熱に変えるため、使った電力と同じ量の熱しか得られません。
一方、エアコンは屋外の空気から熱を集めて運ぶ仕組みで、使った電力の数倍の熱を部屋に届けられます。
電気ストーブは、脱衣所やトイレなど狭い場所を短時間暖める、エアコンが効くまでの補助にする、といった使い方で力を発揮します。

Q3. ハロゲンとカーボンではどちらが電気代は安いですか?

同じ消費電力なら、電気代は同じです。
電気代を決めるのは、ストーブの種類ではなく、消費電力と使う時間だからです。
ただし、カーボンヒーターやグラファイトヒーターは遠赤外線を多く出すため、ハロゲンヒーターより少ない電力で暖かく感じやすいとされます。
同じ暖かさを低い出力で得られれば、結果として電気代は安くなります。
選ぶときは、暖まり方の好みと、使いたい場所に合った出力で判断してください。

Q4. 電気ストーブをつけたまま寝ても大丈夫ですか?

避けてください。
就寝中は布団がずれてストーブに接触し、発火するおそれがあります。
NITEも、就寝時や外出時は電源プラグをコンセントから抜いておくよう呼びかけています。
寝室を暖めたい場合は、寝る前に暖めておいて寝るときに消すか、エアコンのタイマーを使ってください。
布団の中を暖めたいなら、電気毛布のほうが電気代もずっと小さく済みます。

Q5. 電気ストーブを延長コードにつないで使ってもよいですか?

避けてください。
電気ストーブは消費電力が大きいため、延長コードやテーブルタップでほかの電気製品と一緒に使うと、コードが発熱して発火するおそれがあります。
壁のコンセントに直接挿して使うのが原則です。
また、電源コードを踏んだり、折り曲げたまま使ったりするのも、断線や発熱の原因になります。
使う前に、コードやプラグに傷や変色がないかを確認してください。

まとめ

電気ストーブの電気代は、消費電力1,000Wの機種で1時間あたり約31円です。

  • 表示されている消費電力がそのまま電気代に直結する。「弱」にすればおおむね半分前後
  • 電気代を決めるのは種類ではなく、消費電力と使う時間
  • 部屋全体を暖めるなら、エアコンのほうが安く済むことがほとんど
  • 脱衣所やトイレなど狭い場所を短時間暖める使い方に向いている
  • 可燃物から離す、就寝中・外出中は使わない、延長コードを使わない

電気ストーブは、使いどころを選べば便利な暖房器具です。
まずは今の使い方が「部屋全体を暖めている」のか「狭い場所を短時間暖めている」のかを見直してみてください。

電気代が高いと感じたら、一度料金を比べてみませんか?

電気代は毎月かかる固定的な支出だからこそ、契約する電力会社や料金プランを見直すことで負担が変わる可能性があります。

「最近、電気代が高くなった」
「今の電力会社のままでいいのか気になる」

という方は、Looopでんきを選んだ場合の料金を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

今すぐ切り替える必要はありません。
まずは現在の電気代と比較して、自分の家庭に合うか確認してみましょう。

▼ 今の電気代とLooopでんきを比べてみる

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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