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ダイソンなど羽なしファンヒーターの特徴|空気清浄・冷暖房・電気代

ダイソンなどの羽なしファンヒーターと空気清浄・冷暖房・電気代の特徴を紹介するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

ダイソンなどの羽なしファンヒーターは、羽根が見えない輪(ループ)の形の吹出口から風を出す電気式の暖房機です。
見た目がすっきりして、子どもが羽根に触れる心配が少ないほか、機種によっては空気清浄や送風(扇風機)を兼ねるのが特徴です。
暖める仕組みは電気ヒーターで、電気代は消費電力で決まるため、通常のセラミックファンヒーターと同じ考え方で見る必要があるからです。

この記事では、羽なしファンヒーターの仕組み、メリットとデメリット、電気代の考え方、向く人と向かない人を整理します。
機種は入れ替わるため、型番ではなく、見るべきポイントを中心にまとめます。

目次

結論:デザインと多機能が魅力。暖房の電気代は通常のヒーターと同じ

特徴の一覧は、次のとおりです。

項目内容
見た目羽根が見えない、輪状の吹出口
暖め方電気ヒーターで温めた風を、輪の部分から出す
機能の例暖房、送風(冷風)、空気清浄を兼ねる機種がある
電気代暖房時は、消費電力に応じてかかる。通常のヒーターと同じ考え方
価格一般的な電気ファンヒーターより高め
向く人デザインや、一台で多用途に使いたい人

暖房性能そのものを、安く手に入れたい場合は、一般的なセラミックファンヒーターのほうが、コストを抑えられます。
一台で、季節をまたいで使いたい場合は、羽なしタイプが便利です。

羽なしファンヒーターの仕組み

羽なしファンヒーターは、本体の土台の部分に、風を作る仕組みを持っています。

部分役割
土台(本体下部)空気を吸い込み、風を作る
輪状の吹出口空気が通る細いすき間から、風を出す
ヒーター暖房時に、空気を温める
フィルター(機種による)空気中のほこりなどを取る

羽根がなく見えるのは、ファンが本体の内部に収められているためです。
風は、輪の細いすき間から出て、周囲の空気を巻き込みながら流れていきます。
そのため、風がなめらかに、広く届きやすいと説明されます。

「羽根がない」とは、見える羽根がない、という意味で、内部には風を作る部品があります。
運転音や、フィルターの手入れは、他の電気ファンヒーターと同様に必要です。

空気清浄機能について

羽なしタイプには、フィルターを備えた、空気清浄の機能付きの機種があります。

項目内容
空気清浄の仕組み吸い込んだ空気を、フィルターに通す
取り除けるもの機種のフィルターの性能による
手入れフィルターの交換が必要な機種が多い
暖房時空気清浄を行いながら、温風を出せる機種がある

空気清浄機能の性能は、機種によって異なります。
購入前に、対応するフィルターの種類や、交換の目安を、確認してください。

空気清浄機能が目的なら、専用の空気清浄機のほうが、能力が高い場合もあります。
暖房と空気清浄を、一台でまとめたい場合に向いています。

冷暖房(冷風)の使い方

羽なしタイプの多くは、送風として、扇風機のように使える機種があります。

季節使い方
冬暖房として使う
夏送風として、風を送る
通年空気清浄として使う(対応機種)

「冷房」と呼ばれる場合もありますが、風を送る機能で、部屋の温度を下げるエアコンとは異なります。
送風は、涼しさを感じさせる機能で、室温を下げる冷房とは違うことに、注意してください。

電気代の考え方

暖房時の電気代は、消費電力に比例します。

消費電力1時間の電気代(31円/kWh)
600W約19円
1,200W約37円
1,500W約47円

※当サイト計算です。
電力量単価を31円、定格の消費電力で連続運転した場合の目安です。

機種ごとの消費電力は、カタログや本体の表示で確認できます。
空気清浄や送風だけの運転では、消費電力は小さくなります。
暖房の電気代の計算方法は、電気ファンヒーターの電気代の記事で整理しています。

メリット

羽なしタイプの、メリットを整理します。

メリット内容
デザイン性すっきりして、インテリアになじみやすい
安全面羽根が露出していないので、子どもが触れにくい
手入れのしやすさ吹出口が滑らかで、拭きやすい
多機能暖房、送風、空気清浄を兼ねる機種がある
風の質なめらかな風と説明される機種がある
通年使える冬だけでなく、夏も使える

見た目と使い勝手を重視する人には、満足度の高い選択肢です。

デメリット

デメリットも、知っておきたいポイントです。

デメリット内容
価格が高い一般的な電気ファンヒーターより高い
電気代は安くならない暖房は電気ヒーターと同じで、消費電力が大きい
主暖房には向かない広い部屋を暖めきれないことがある
フィルター代がかかる交換が必要な機種では、維持費が出る
本体が大きい土台が大きく、置き場所をとることがある
修理・部品の入手メーカーの対応に依存する

特に、価格に見合う暖房性能を期待しすぎないことが、大切です。
暖房の部分は、電気ヒーターの一般的な性能と考えておくと、ギャップが少なくなります。

一般的なセラミックファンヒーターとの違い

比較してみると、違いが見えてきます。

項目羽なしタイプ一般的なセラミックファンヒーター
見た目輪状、すっきり箱型や縦長
価格高め手頃
機能空気清浄、送風を兼ねる機種がある暖房中心
暖房の電気代消費電力で決まる消費電力で決まる
手入れフィルター交換がある機種が多いフィルター掃除が中心

セラミックファンヒーターの特徴は、セラミックファンヒーターの特徴の記事で整理しています。

安全面の注意

羽なしタイプでも、電気ヒーターの注意は同じです。

注意点内容
吹出口の周り物を置かない。吹出口の前は距離をとる
吸気口ふさがない。ほこりを定期的に取る
延長コード消費電力が大きく、避ける
布団やカーテンの近く温風が当たり続けない位置に置く
就寝時つけっぱなしで寝ない

延長コードの扱いは、ファンヒーターに延長コードは使えるかの記事で整理しています。

向く人・向かない人

選ぶときの目安です。

向く人理由
デザイン性を重視する人すっきりした見た目
一台で通年使いたい人暖房、送風、空気清浄を兼ねる
小さな子どもがいる家羽根が露出していない構造
向かない人理由
暖房費を抑えたい人一般的なヒーターと電気代は変わらない
広い部屋の主暖房が欲しい人能力が足りないことがある
初期費用を抑えたい人本体が高価

買う前の確認ポイント

購入前に、次の項目を確認してください。

項目確認する内容
消費電力暖房時の数値
機能暖房、送風、空気清浄のどれが必要か
フィルター交換の目安と費用
サイズ置く場所に収まるか
安全機能転倒時の自動停止、過熱防止
保証保証の期間と範囲

手入れのしかた

羽なしタイプは、すっきりして見えても、手入れは必要です。

場所手入れ
吸気口掃除機でほこりを取る。月に一度ほど
フィルター取扱説明書の周期で交換、または掃除する
輪状の吹出口乾いた柔らかい布で拭く。尖ったもので触らない
本体の外側乾いた布で拭く

輪の内側は、すき間が細いため、ほこりが付いたときの掃除は、柔らかいブラシが便利です。
水洗いや、洗剤の吹きかけは、避けてください。

子どもやペットがいる家での使い方

羽根が露出していなくても、注意は必要です。

注意点内容
吹出口付近の温度暖房時は、熱くなる。触らせない
転倒土台が大きくても、倒れない置き場所を選ぶ
コード引っ張って倒さないよう、取り回しを工夫する
ペット吹出口に近づかないようにする

安全のため、子どもやペットが近づけない位置に置くのが、一番の対策です。

他の電気暖房と迷ったとき

羽なしタイプと、他の暖房で迷ったときの考え方です。

目的向く暖房
デザインと多機能羽なしタイプ
手頃な価格で足元を暖めたい一般的なセラミックファンヒーター
静かに手元を暖めたい電気ストーブ
部屋全体を長時間暖めたいエアコン

電気ストーブとの違いは、セラミックファンヒーターと電気ストーブの違いの記事で整理しています。

よくある質問

Q1. 羽なしファンヒーターは、本当に羽根がないのですか?

見える羽根がないだけで、内部には風を作る部品があります。
運転音や手入れの必要は、他の電気ファンヒーターと同様です。

Q2. 電気代は、一般的なヒーターより安いですか?

暖房時は、消費電力で決まるため、通常のヒーターと同じ考え方です。
特別に安くなるわけではありません。

Q3. 夏にも使えますか?

送風として使える機種があります。
ただし、室温を下げるエアコンとは違い、風で涼しさを感じさせる機能です。

Q4. 部屋全体を暖められますか?

小さな部屋なら暖まりますが、広い部屋の主暖房には力不足のことがあります。
補助暖房として考えるのが、基本です。

Q5. フィルターの交換は必要ですか?

空気清浄機能のある機種は、フィルターの交換が必要な場合が多くあります。
交換の目安と費用を、購入前に確認してください。

まとめ

羽なしファンヒーターは、デザインと多機能が魅力で、暖房の電気代は通常のヒーターと同じ考え方です。
最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
特徴羽根が見えない輪状の吹出口
機能暖房、送風、空気清浄(機種による)
電気代消費電力で決まる。通常のヒーターと同じ
メリットデザイン、安全面、多機能、通年使える
デメリット高価、主暖房には向かない、フィルター代
向く人デザイン重視、一台で通年使いたい人

まずは、使いたい機能と、置きたい場所の広さを決め、消費電力とフィルターの条件を、カタログで確認してみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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