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ガスファンヒーターの電気代はいくら?消費電力14〜20Wの1時間・1か月の目安

ガスファンヒーターの電気代はいくらか、消費電力14〜20Wをもとに1時間・1か月の目安を解説するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

ガスファンヒーターは、ガスで暖めるのに、コンセントにも差して使います。

「電気代はどのくらいかかるのか」「つけっぱなしでも大丈夫か」と、気になる方は多いのではないでしょうか。

リンナイのカタログでは、ガスファンヒーターの暖房時の消費電力は14〜20Wで、電気代は1時間あたり1円未満の水準です。

家計の中心になるのは、電気代ではなく、ガス代です。

この記事では、カタログの数値をもとに電気代を試算し、ガス代とのバランスや、停電時の動きを整理します。

目次

なぜ電気を使うのか

ガスファンヒーターは、ガスを燃やして温風を出します。
電気は、送風ファンを回す、点火する、制御する、リモコンを動かすといった用途に使われます。
暖房の熱そのものは、ガスで作られているため、電気は補助的な役割です。

カタログの消費電力

リンナイの2026年版カタログに掲載されているガスファンヒーターの消費電力です。

機種暖房能力消費電力(暖房)
RC-Y2402PE2.44kW14W
RC-Y4002PE4.07kW18W
RC-A4401NP4.4kW20W
RC-U5801PEカタログで確認17W
RC-B5801ACP5.81kW17W

📎 出典:リンナイ ガスファンヒーター 総合カタログ

カタログでは、待機時の消費電力は0.7Wと記載されています。

1時間あたりの電気代

電気単価は、地域や契約で異なるため、27円・31円・35円/kWhの3パターンを仮定します。
この単価は、当サイトが試算のために置いた仮定です。

消費電力27円/kWh31円/kWh35円/kWh
14W約0.38円約0.43円約0.49円
18W約0.49円約0.56円約0.63円
20W約0.54円約0.62円約0.70円

計算式は「消費電力(W)÷ 1,000 × 電気単価」です。
たとえば18W・31円/kWhでは、0.018 × 31 ≒ 0.56円です。

大阪ガスの案内でも、ガスファンヒーターの電気代は1時間あたり約0.3〜0.6円とされています。

📎 出典:大阪ガス ガスファンヒーター

1か月使った場合

1日8時間、30日(240時間)使うと仮定します。

消費電力27円/kWh35円/kWh
14W約91円約118円
20W約130円約168円

1か月使っても、電気代は100円前後から170円程度の水準です。
待機電力(0.7W)は、1か月(720時間)つないだままにしても、約0.5kWhで、約14〜18円です。

この数字は、仮定した単価と、カタログの消費電力にもとづく試算です。ガス代は別にかかります。

ガス代との比較

家計では、電気代よりガス代のほうが大きくなります。

項目1時間あたり(4.07kW、当サイト試算)
電気代約0.5〜0.6円
ガス代(都市ガス 150〜250円/m³)約48.8〜81.4円
ガス代(LPガス 400〜800円/m³)約53.7〜107.5円

ガスの熱量は、都市ガス12.5kWh/m³、LPガス30.3kWh/m³として計算しています。
ガス消費量は、簡単のため暖房能力と同じ4.07kWとしています(実際はカタログで確認)。
ガス代の考え方は、ガスストーブのガス代の記事でも整理しています。

つまり、節約を考えるときは、電気代ではなく、ガスの使用時間や設定温度に注目する必要があります。

ガスFF暖房機の消費電力

ガスFF暖房機は、送風ファンや給排気に電気を使うため、消費電力がやや大きくなります。

機種暖房能力消費電力
RHF-310FT2.88kW23W
RHF-570FT5.28kW30W
RHF-580FT5.29kW37W
RHF-1006FT9.30kW59W

23〜59Wで、27〜35円/kWhなら、1時間あたり約0.6〜2.1円です。
FF暖房機の仕組みは、ガスFF暖房機のしくみで整理しています。

停電時の動き

ガスファンヒーターは、電気が必要です。
大阪ガスの案内では、停電が起きるとガスが自動的に止まり、通電しても自動では再点火しないとされています。

項目内容
停電時使えない。ガスも自動で止まる
復旧後自動では再点火しない。手動で操作する
備え停電時の暖房は、電気を使わないカセットボンベ式などを検討する

停電時の備えとしてのカセットガスストーブは、ポータブルガスストーブとはで整理しています。

冬の期間で見ると

冬の4か月(120日)、1日8時間使うと仮定すると、960時間です。

消費電力27円/kWh35円/kWh
14W約363円約470円
20W約518円約672円

この金額は、当サイトが仮定した単価と、カタログの消費電力から計算した目安です。
冬の間ずっと使っても、電気代は数百円程度の水準です。

ガスFF暖房機を1か月使った場合

1日8時間、30日(240時間)使うと仮定します。

機種消費電力27円/kWh35円/kWh
RHF-310FT23W約149円約193円
RHF-1006FT59W約382円約496円

ガスFF暖房機でも、電気代は数百円程度の水準です。

節約を考えるなら

電気代が小さいため、節約の効果が出やすいのは、ガスの使い方です。
たとえば、次のような見直しがあります。

見直すこと考え方
使う時間不在時や就寝前に消す。選択式自動消火(3・5・8時間)を使う
暖める範囲スポット暖房の機能を使う
部屋の広さに合った機種暖房能力が大きすぎる機種は、費用がかさむ場合がある

リンナイの全機種に、選択式自動消火(3・5・8時間)やスポット暖房が付いています。
機能の詳しい内容は、リンナイのガスストーブ比較で整理しています。

電源まわりで確認しておくこと

ガスファンヒーターは、ガス栓とコンセントの両方が近くにある場所に置きます。
ガスコードの長さは、リンナイでは0.5mから最長5mまであり、機種のガス消費量に合うものを選びます。
電源コードの長さや、コンセントの位置も、購入前に確認してください。

確認すること理由
ガス栓の位置ガスコードの長さを決める
コンセントの位置電源コードが届く範囲に置く
都市ガスかLPガスか機種は、ガスの種類に合ったものを選ぶ

購入時のガスの種類の選び方は、ガスストーブの買い方で整理しています。

迷ったときの判断

電気代が気になる場合でも、ガスファンヒーターの電気代は小さく、選ぶ判断の中心にはなりにくい金額です。
機種を選ぶときは、暖房能力、部屋の広さ、ガスの種類を優先してください。
使い方を見直すときは、使う時間と設定温度が、ガス代に最も影響します。
電気代とガス代の合計は、検針票の単価と、カタログの数値で計算できます。

数字を見るときの注意

この記事の電気代は、カタログの消費電力に、仮定した電気単価をかけた試算です。
実際の電気代は、契約の料金メニュー、燃料費調整額、使い方によって変わります。
また、カタログの消費電力は、機種ごとの代表的な運転での数値です。
運転モードによって変わる場合があるため、お持ちの機種の取扱説明書もあわせて確認してください。

よくある質問

Q1. ガスファンヒーターの電気代は、1時間でいくらですか?

リンナイのカタログの消費電力14〜20Wで、27〜35円/kWhと仮定すると、約0.4〜0.7円です。

Q2. 1か月つけっぱなしでも、電気代は高くなりませんか?

1日8時間・30日で、約91〜168円の試算です。
電気代よりガス代のほうが大きくなります。

Q3. 待機電力はかかりますか?

カタログでは、待機時は0.7Wとされています。
1か月つないだままにしても、約14〜18円の試算です。

Q4. コンセントが必要なのはなぜですか?

送風ファンや点火、制御などに電気を使うためです。
電源がないと、使えません。

Q5. 停電したらどうなりますか?

使えなくなり、ガスも自動で止まります。
復旧後も自動では再点火しないため、手動で操作してください。

まとめ

ガスファンヒーターの電気代は、ほとんど気にならない水準です。
最後に、要点を整理します。

ポイント内容
消費電力14〜20W(リンナイのカタログ)
1時間あたり約0.4〜0.7円(仮定した単価)
家計の中心ガス代
停電時使えない。備えを検討する

節約を考えるときは、ガスの使用時間と設定温度から見直してみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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