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ガスストーブの捨て方とは|処分方法の選び方と回収に出す前の準備

丸みのあるガスストーブと、処分方法の選び方・回収前の準備を示すサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

使わなくなったガスストーブやガスファンヒーターを、どう捨てればよいか迷う方は多いのではないでしょうか。

ガスを使う機器のため、一般的な家電とは違う注意点があります。

ガスストーブの処分は、「お住まいの自治体のごみ区分を確認する」「買い替えなら販売店の引き取りを相談する」「ガスFF暖房機は取り外しを専門の業者に依頼する」の3つを軸に選ぶと、迷いにくくなります。

この記事では、タイプ別の処分方法、回収に出す前の準備、費用の考え方、カセットボンベの扱いを整理します。

目次

処分の前に確認すること

確認すること理由
家電リサイクル法の対象かエアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機が対象。ガスストーブは対象外
自治体のごみ区分粗大ごみ、不燃ごみ、小型家電など、自治体で異なる
本体のサイズ粗大ごみの基準(一辺の長さなど)は、自治体で決まっている
動作するか動くなら、売却や譲渡という選択肢もある

ガスストーブは、家電リサイクル法の対象品目には含まれません。
そのため、自治体の区分に従って処分するのが基本です。
自治体のホームページやごみ分別の冊子で、「ガスファンヒーター」「ガスストーブ」「暖房器具」を検索して確認してください。

処分方法の比較

スクロールできます
方法向く場面注意点
自治体の粗大ごみ回収費用を抑えたい。自分で出せる事前の申し込みと手数料が必要な場合が多い
自治体の不燃ごみ・小型家電回収サイズが小さい機種区分の基準を確認する
買い替え時の販売店の引き取り新しい機器を購入する引き取りの条件と料金を確認する
不用品回収業者急ぎ、複数の物をまとめて処分したい料金が高くなることがある。許可を確認する
売却・譲渡動作し、状態がよい安全面の確認が必要。詳しくは別記事

自治体の回収を使う

自治体の粗大ごみ回収は、費用を抑えやすい方法です。
電話やインターネットで申し込み、手数料のシール(処理券)を購入して貼る流れが一般的です。
手数料や出し方は、自治体で異なります。

買い替え時に引き取ってもらう

新しいガスストーブやエアコンを購入するときは、販売店に、古い機器の引き取りを相談できる場合があります。
引き取りの可否や料金は、店舗で異なるため、購入前に確認してください。

不用品回収業者を使うとき

不用品回収業者は、自宅まで回収に来てくれる便利さがあります。
一方で、料金が不明瞭な業者や、無許可で回収する業者もあります。
事前に、料金の内訳と、自治体の許可の有無を確認してください。

回収に出す前の準備

準備内容
完全に冷ます使用後、本体が冷めていることを確認する
電源プラグを抜くコードをまとめる
ガスコードを外すガス栓を閉めてから、ガスコードを外す。ガス栓を開けたままにしない
本体の掃除ホコリを取る
付属品を分ける取扱説明書やガスコードを、自治体の指示に従って分別する
個人情報ガスストーブは通常、個人情報を保存しない。所有者登録の情報は、メーカーに問い合わせる

ガスを使う機器を処分するときは、必ずガス栓を閉め、ガスコードを外してから搬出してください。

ガスコードや電源コードの扱い(本体と一緒に出すか、別に分別するか)は、自治体で異なります。

ガスFF暖房機の処分

ガスFF暖房機は、壁に固定し、給排気筒とガス配管でつないで設置されています。
取り外しには、ガスの接続を外す作業と、壁の穴の処理が伴います。
リンナイのカタログでは、ガス・水道・電気の工事には専門の資格が必要とされています。

項目考え方
取り外しガス会社、販売店、工事業者に依頼する
壁の穴取り外したあとの穴の処理を相談する
処分取り外し後に、自治体の区分で処分する、または業者に引き取ってもらう
賃貸設備か自分で設置した物かで、扱いが異なる。管理会社に確認する

📎 出典:リンナイ ガスFF暖房機 総合カタログ

FF暖房機の設置工事の内容は、ガスストーブの設置工事|FF式の給排気筒とガス配管に必要な工事で整理しています。

カセットガスストーブとボンベの処分

カセットガスストーブの本体は、ガスファンヒーターと同様に、自治体の区分に従って処分します。
ボンベは、別に扱います。

項目注意点
本体ボンベを外し、自治体の区分で処分する
使い終わったボンベガスを使い切ってから捨てる
屋内でのガス抜き・穴あけ危険なため行わない
残ったボンベ火気や直射日光を避けて保管するか、自治体の指示を確認する

イワタニの取扱説明書でも、屋内でのガス抜きや穴あけを行わないよう案内されています。
使い方と保管は、カセットガスストーブの使い方|ボンベの種類・連続燃焼時間・注意点で整理しています。

処分するか迷ったとき

状況考え方
まだ動く売却や譲渡を検討する。ガスストーブの買取・中古で、確認点を整理している
故障している修理費用と使用年数を比べて、買い替えを検討する
古くて安全面が不安使用を止めて、処分を検討する

修理か買い替えかの考え方は、ガスストーブの修理と点検にまとめています。

処分のときの費用の目安

方法費用の考え方
自治体の粗大ごみ自治体で決まった手数料
販売店の引き取り店舗で異なる。無料の場合もある
不用品回収業者業者で異なる。出張費・作業費が加わる場合がある
FF暖房機の取り外し工事費として、見積もりを依頼する

費用は、自治体や業者で異なるため、事前に確認してください。

処分の流れの例(自治体の粗大ごみ)

順番内容
1自治体のホームページで、ガスストーブの区分と手数料を確認する
2電話やインターネットで、粗大ごみの回収を申し込む
3手数料のシール(処理券)を購入し、本体に貼る
4指定された日に、指定された場所へ出す

申し込みから回収まで、日数がかかる場合があります。
引っ越しの前に処分する場合は、日程に余裕をもって申し込んでください。

処分費用を抑えるコツ

コツ内容
自治体の回収を使う民間より費用を抑えやすい
買い替え時に相談する販売店が引き取ってくれる場合がある
まだ使えるなら売る・譲る状態がよければ、費用がかからず手放せる
複数の見積もりを比べる不用品回収業者を使う場合

処分を急ぐときの注意

引っ越しの直前など、急いで処分したい場合は、不用品回収業者を選ぶ人もいます。
その際は、料金を事前に確認し、追加費用の有無も確かめてください。
また、無許可で回収する業者や、回収後に不法投棄する業者によるトラブルも報告されています。
自治体の許可を受けているか、契約内容が明確かを、確認してから依頼してください。

引っ越しと処分のタイミング

引っ越しの前後は、ごみの量が増え、回収の予約が混みやすくなります。
ガスストーブを処分する場合は、引っ越しの1〜2週間前までに、回収の申し込みを済ませておくと、日程に余裕が持てます。

よくある質問

Q1. ガスファンヒーターは、粗大ごみですか?

自治体によって異なります。
サイズや区分の基準は、自治体のホームページで確認してください。

Q2. 家電リサイクル法の対象ですか?

ガスストーブは対象ではありません。
対象は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機です。

Q3. ガスコードも一緒に捨ててよいですか?

自治体で扱いが異なります。
本体と一緒に出す場合と、別に分別する場合があります。

Q4. ガスFF暖房機は、自分で外せますか?

外せません。
ガスの接続や壁の工事を伴うため、専門の資格を持つ業者に依頼してください。

Q5. カセットボンベは、そのまま捨ててよいですか?

ガスを使い切ってから、自治体の指示に従って捨てます。
屋内でのガス抜きや穴あけは行わないでください。

処分前の最終チェック

項目確認内容
ガス栓閉めたか。ガスコードを外したか
本体冷めているか。電源プラグを抜いたか
付属品ガスコード、取扱説明書の扱いを決めたか
回収の申し込み日時と手数料を確認したか

不安な点があれば、自治体の窓口に確認すると確実です。

まとめ

ガスストーブの処分は、タイプと状態で選びます。
最後に、要点を整理します。

ポイント内容
区分家電リサイクル法の対象外。自治体の区分に従う
準備冷ます。ガス栓を閉めてコードを外す
FF暖房機専門の資格を持つ業者に取り外しを依頼
ボンベ使い切ってから捨てる。屋内でのガス抜きはしない

まずは、お住まいの自治体のごみ分別を確認してみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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