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リンナイ食洗機のエラー18は乾けば直る場合がある|見極め方

リンナイ食洗機のエラー18が出たときに乾けば直る場合の見極め方を解説するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

運転の途中で食洗機が止まり、パネルに「18」と表示されている。
水漏れのサインだと聞くと身構えてしまいますが、18には時間を置けば再び使えるようになるケースも含まれています。
分かれ目は、水検知センサーが濡れた原因が「一時的なもの」か「本体内部の漏れ」かという点です。
この記事では、リンナイが公表している3つの原因の切り分け方、再運転できるかどうかの判断手順、そして修理が必要な場合の初動までを整理します。

目次

エラー18が示すのは「水漏れの恐れ」

リンナイの公式FAQによると、エラー18は機器本体内のどこかから水漏れの恐れがあることを表す表示です。
原因として、次の3つが挙げられています。

番号原因性質
①洗浄中にドアを開け、こぼれた洗浄水が内部の水検知センサーに付着した一時的
②台所用液体洗剤を使用し、泡が本体内にあふれた一時的(洗剤の除去が必要)
③本体内の水通路の接続部から水漏れし、多量の水が本体内にたまっている修理が必要

📎 出典:リンナイ|食器洗い乾燥機|エラーコード18 が表示

①と②は使い方に起因するもので、原因を取り除いてセンサーが乾けば復帰する可能性があります。
③は機器側の不具合で、点検・修理が必要です。
つまり18は、「乾かして試す」→「それでもだめなら修理」という順番で切り分けられるエラーです。

①洗浄中にドアを開けてしまった場合

運転中の庫内は、高温の洗浄水がノズルから噴射されている状態です。
この途中でドアを勢いよく開けると、洗浄水が外側にこぼれ、本体内部の水検知センサーに付着してエラーが出ます。

心当たりがあるのは、こんな場面です。

  • 洗い忘れの食器を1枚だけ追加しようとして、運転中に引き出しを開けた
  • 音や動作を確かめようとして途中で開けた
  • 予約運転中と気づかずに開けた

対処は単純で、洗浄中にドアを開けないこと、開ける必要があるときはゆっくり操作することです。
すでに18が出てしまった場合は、次の「乾かして復帰させる手順」に進んでください。

②台所用液体洗剤を使ってしまった場合

食洗機専用洗剤は泡立ちを抑える設計になっていますが、手洗い用の台所用洗剤は泡立つように作られています。
これを使うと庫内で泡が急激に増え、本体内部にあふれて水検知センサーが反応します。

リンナイは、エラーを報知する前であれば庫内の台所用洗剤を完全に取り除くことで問題なく使用できる場合があるとして、電源を切って食器と食器かごを取り出し手洗いする、その後「乾燥」コースで約1分運転して洗剤を含む水を排出する、という手順を案内しています。

📎 出典:リンナイ|食器洗い乾燥機|誤って台所用洗剤を入れて運転してしまったら?

再発防止という意味では、洗剤の置き場所を分けるのが最も確実です。
シンク横のスポンジラックに台所用洗剤、食洗機の上の吊り戸棚に専用洗剤、といった具合に、手が届く場所を物理的に分けておくと入れ間違いが起きにくくなります。

食洗機専用洗剤を切らさない工夫

粉末・液体・タブレットのいずれでも構いませんが、切らしたときに台所用洗剤で代用してしまうのが最も危険なパターンです。
使用頻度が高い家庭では、大容量タイプを常備しておくと在庫切れを防げます。

乾かして復帰させる手順

原因が①または②で、床やキャビネットが濡れていない場合は、次の手順を試せます。

  1. スタートスイッチを長押しして、電源をいったん「切」にする
  2. 庫内の食器を取り出し、水分を拭き取る
  3. 数時間から1日程度そのまま置く
  4. あらためて電源を入れ、再運転する

センサーに付着した水が少量であれば、乾くことで再び使用できるとリンナイは案内しています。
急いでいてもドライヤーの熱風を内部に当てるような乾かし方はしないでください。
樹脂部品の変形や電装部品の損傷につながるおそれがあります。

冬場や湿度の高い時期は乾きが遅くなるため、半日で改善しなくても翌日まで待ってみる価値はあります。
それでも18が消えない場合は、③の可能性が高いと判断してください。

③本体内部の水漏れが疑われる場合の初動

再運転できない場合は修理が必要です。
このときの手順には、間違えやすいポイントがあります。

止水栓は閉める。ただしブレーカーは切らない
リンナイは、水道の元栓または止水栓を閉めたうえで、ブレーカーを「切」にせず電源プラグも抜かないよう案内しています。電源を落とすと排水されなくなり、機器周辺が水漏れにより損傷するおそれがあるためです。

一般の家電であれば「まず電源を落とす」が安全な初動ですが、食洗機は電源が入っていることで排水ポンプが庫内の水を排出しているという点が異なります。
先に止めるのは電気ではなく水、という順番を守ってください。

そのうえで、購入した販売店またはメーカーの窓口へ連絡します。
床やキャビネット内がすでに濡れているときは、感電のおそれがあるため分電盤や電源プラグに濡れた手で触れないでください。

なお、本体を引き出したり傾けたり、底板や側板を外したりする作業は行わないでください。
給排水ホースを傷めて漏水を悪化させる原因になります。

修理を依頼するかどうかの判断基準

状況判断
運転中にドアを開けた心当たりがある1日置いて再運転を試す
台所用洗剤を入れた心当たりがある洗剤を除去してから再運転を試す
心当たりがなく18が出た止水して点検を依頼
1日置いても18が消えない修理が必要
短期間に18が繰り返し出るセンサー周辺か水通路の異常を疑う
床・キャビネット内が濡れている使用を中止し、至急連絡

費用の目安として、リンナイは排水不良を示すエラー60について18,900円〜31,600円(税込)を公表しています。
18に対する明示はありませんが、内部部品の交換をともなう修理は同程度の水準になることが想定されます。
実際の金額は訪問した修理員から案内され、修理を行わなかった場合でも出張費や故障診断料が発生します。

📎 出典:リンナイ|食器洗い乾燥機|エラーコード60 が表示

他社製の食洗機でも、水検知センサーが働くタイプのエラーは同じような考え方で切り分けます。
パナソニック機の例はパナソニックの食洗機H21エラーの原因と自分でできる直し方とはで解説しています。

よくある質問

Q1. エラー18と17は何が違うのですか。

どちらも本体内部の水漏れの恐れを知らせる表示ですが、18は洗浄中にドアを開けた、泡があふれたといった一時的な要因が明示されており、センサーが乾けば再使用できる場合があると案内されています。17も台所用洗剤の誤使用で発生することがあるとされていますが、公式には止水と修理依頼が主な対処として示されています。いずれも、床が濡れているときは使用を中止してください。

Q2. 何時間くらい乾かせば復帰しますか。

リンナイは数時間から1日程度あけてから再運転する、と案内しています。付着した水の量や室内の湿度によって変わるため、半日で改善しなければ翌日まで待ってみてください。1日置いても表示が消えない場合は、一時的な付着ではなく内部の漏れが疑われるため、再運転を繰り返さずに点検を依頼してください。

Q3. 泡があふれたあと、庫内をすすげば大丈夫ですか。

庫内に水やお湯を直接注ぐのは避けてください。水漏れや破損、異常報知の原因になり、メーカー保証期間内でも保証の対象外になる場合があります。食器と食器かごを取り出して手洗いし、庫内は固く絞った布で拭き取ったうえで、「乾燥」コースを短時間運転して残った水を排出する方法が案内されています。

Q4. 洗浄中に食器を追加したいときはどうすればよいですか。

運転を一時停止してから、ゆっくりドアを開けてください。勢いよく開けると洗浄水が外側にこぼれ、水検知センサーに付着してエラーの原因になります。そもそも高温の蒸気が出るため、やけどの危険もあります。追加したい食器がある場合は、運転を始める前にまとめて入れておくのが確実です。

Q5. 18が出るようになってから、使うたびに再発します。買い替えるべきでしょうか。

短期間に繰り返すのは、センサー周辺の汚れの固着か、水通路の接続部からのわずかな漏れが疑われる状態です。まずは点検を受けて原因を特定してください。そのうえで、設計上の標準使用期間である10年に近づいている、修理費が本体交換費用の3分の1を超える、といった条件が重なるなら、買い替えを比較検討する段階といえます。

まとめ

リンナイの食洗機に表示される18は、本体内部の水漏れの恐れを知らせるエラーです。
洗浄中にドアを開けた、台所用洗剤で泡があふれたという心当たりがあるなら、電源を切って数時間から1日置き、センサーが乾いてから再運転してみてください。
それでも消えない場合は内部の漏れが疑われるため、止水栓を閉めたうえで点検を依頼します。
その際、ブレーカーを切ったり電源プラグを抜いたりすると排水が止まってしまう点だけは、必ず覚えておいてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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