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リンナイ ガスFF暖房機のエラー16とは?|室温が高すぎると出たら

濃紺の背景に「リンナイ ガスFF暖房機」「エラー16」「室温が高すぎると出たら」と白文字で記載したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

リンナイのガスFF暖房機に「16」が点滅して、運転が止まった。
部屋は暖まっていたはずなのに、突然止まると、故障ではと不安になりますよね。
16は、室温が高くなりすぎたときに表示されます。
お客様側でできる対処が、公式に案内されている表示のひとつです。
この記事では、リンナイ公式の案内をもとに、エラー16の意味、室温が下がってからの再運転の手順、ほかの温風が当たっていないかの確認、続くときの修理料金の目安、14との違いを整理します。

目次

エラー16の意味|室温が高くなりすぎたときの表示

リンナイは、エラー16を「室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過した)に表示される」と案内しています。
機器は、室温サーミスタ(室温センサー)で部屋の温度を測り、運転を制御しています。
室温が高い状態が続くと、運転を止めて、16を表示します。

16は、部屋の温度が高いまま続いたときに出る表示で、室温が下がってから再運転できる場合があります。

16が出たときの対処の手順

リンナイが案内しているお客様側の対処は、次のとおりです。

  1. 使っている部屋の温度が下がるのを待つ
  2. 室温が下がってから、再運転する
  3. 機器に、ほかの温風が当たっていないかを確認する

📎 出典:ガスFF暖房機|エラーコード16 が表示(リンナイ Q&A)

再運転しても、すぐに16が出る場合は、無理に使い続けず、点検を考えてください。

「ほかの温風が当たっていないか」とは

リンナイは、機器に他の温風が当たっていないかの確認を案内しています。
温風が、ガスFF暖房機の周りに当たっていると、機器が感じる温度が、実際の室温より高くなる場合が考えられます。

確認すること見るポイント
ほかの暖房機器近くで使っている暖房の温風が、機器に当たっていないか
送風の向き送風機や、ほかの機器の風向きが、機器に向いていないか
機器の周り熱がこもりやすい配置になっていないか

どの機器が影響しているかは、部屋の状況によって異なります。
ほかの暖房機器を使う場合は、取扱説明書の注意を守って、置き場所を見直してください。

室温が上がりやすい場面

16は、室温が上がり続けたときに出る表示です。
次のような場面では、室温が高くなりやすいため、見直してみてください。

場面見直すこと
小さな部屋で、長時間運転している設定温度や、運転の時間を見直す
複数の暖房機器を、同時に使っている機器を減らすか、置き場所を離す
部屋が、ほかの熱源で温まっている運転を止めて、室温が下がるのを待つ
窓や扉を閉め切っている換気をしながら使う

寒さの厳しい日でも、暖房をつけっぱなしにして、部屋が暖まりすぎることもあります。
暖房を使うときは、定期的に換気をして、室温を確認する習慣を付けておくと安心です。

室温を確かめるには

16が出たときは、「本当に部屋が暑いのか」を確かめることが、判断の分かれ道です。

状況考え方
室内用の温度計で、実際に高い温度が出ている室温が高いことが原因と考えられる。下がってから再運転する
温度計では、それほど高くないセンサー側の不具合も考えられる。再発するなら点検を依頼する
ほかの温風が、機器に当たっていた当たらないように見直して、再運転する

温度計は、機器の近くだけでなく、部屋の中央など、離れた場所でも見ておくと、状況が分かりやすくなります。

再運転したあとに見ておくこと

再運転できたあとも、しばらくは様子を見ておくと安心です。

タイミング確認すること
再運転の直後通常どおり点火し、運転が始まるか
しばらく運転したあと室温が上がりすぎていないか。16が再び出ていないか
数日使ったあと同じ表示が繰り返されていないか

再び16が出るようなら、室温やほかの温風の影響だけでなく、機器側の不具合も考えられます。
出た日時と状況を控えておくと、点検を依頼するときに役立ちます。

16が続くとき|考えられる故障箇所と修理料金

室温が下がっても、ほかの温風を避けても、16が表示される場合は、機器の不具合も考えられます。
リンナイは、考えられる故障箇所として、室温サーミスタや電装ユニット等を挙げています。

修理料金の目安は、18,900〜31,600円(税込)です。

注意事項内容
実際の料金修理員が案内する金額によって決まる
訪問時の費用修理を行わなくても、出張費や故障診断料がかかる場合がある
追加費用設置状況や作業内容によって出ることがある
修理の断り危険な場所に設置されている場合、修理をお断りすることがある

金額は、あくまで目安です。
実際の金額は、診断を受けたうえで案内される見積もりで確認してください。

14との違いとは?

過熱に近い表示として、14があります。

項目エラー16エラー14
主な意味室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過)過熱防止装置の作動
最初に見ること室温と、ほかの温風エアフィルターと吹出し口
再運転の前に室温が下がるのを待つ掃除をして約5〜6分置く

14の詳しい解説は、リンナイ ガスFF暖房機のエラー14|過熱防止装置が働いたときをご覧ください。
室温センサーの異常を示す31と32は、リンナイ ガスFF暖房機のエラー31|室温センサー断線と修理目安とリンナイ ガスFF暖房機のエラー32|室温センサー短絡と修理目安で解説しています。

31・32との関係とは?

31と32も、室温サーミスタに関わる表示です。

表示意味お客様側でできること
16室温が高くなりすぎたとき室温が下がってから再運転。ほかの温風を確認
31室温サーミスタの断線を検知案内されていない
32室温サーミスタの短絡を検知案内されていない

16は、室温の条件で出るため、お客様側の対処が案内されています。
31と32は、センサー回路の異常のため、点検を依頼する流れになります。

修理の連絡から、訪問までの流れ

修理の依頼から完了までは、一般に次のような流れになります。
細かな手順や日数は窓口によって異なるため、連絡したときの案内に従ってください。

段階内容
1. 連絡型番、表示された番号(16)、使用年数、設置場所の状況などを伝える
2. 日程の調整訪問できる日時を決める。在宅できる時間帯を確認しておく
3. 訪問・診断修理員が機器を確認し、故障箇所を診断する
4. 見積もり修理の内容と、金額が案内される
5. 修理または見送り内容に納得できれば、修理を依頼する。見送る場合も、費用がかかることがある

見積もりを聞いてから慌てないよう、修理を見送った場合の費用も、先に確認しておきましょう。
修理の可否を決める前に、買い替えの見積もりも並べておくと、判断しやすくなります。

連絡先の選び方

機器をどこで手に入れたかによって、最初に連絡する窓口が変わります。

機器の入手経路連絡先の目安
販売店や工事業者から購入・取り付け購入した販売店や工事業者、またはリンナイの修理窓口
ガス会社ブランドの機器そのガス会社の窓口
賃貸の備え付け管理会社や大家さん
保証期間内保証書を用意して、保証の内容を確認する

リンナイの修理の申し込みは、公式サイトの修理お申込みページから行えます。
お客様センターへの電話や、購入した販売店への相談という方法もあります。

📎 出典:修理お申込み(リンナイ)

買い替えを選ぶ場合に確認すること

リンナイの公式サイトには、修理の申し込みのほかに、買い替えの相談窓口も案内されています。
買い替えを選ぶ場合は、次の点を確認してから選びます。

確認すること見るポイント
ガスの種類都市ガス用かLPガス用か。機器はガスの種類ごとに分かれているため、お住まいのガスに合うものを選ぶ
給排気トップとの接続今の壁の給排気トップや排気筒に、接続できるか
暖房の目安部屋の広さに合った能力か。取扱説明書や商品の表示で確認する
取り付けの工事据え付けタイプのため、取り付けに工事が必要になる場合がある。販売店に確認する
電源コンセントの位置と、コードの長さが合うか

賃貸で備え付けの機器の場合は、買い替えの前に、管理会社や大家さんへ相談してください。
交換の判断は、貸主側が行う場合があります。

修理を依頼するときに控えておくこと

次の情報を手元に用意しておくと、話が早く進みます。

  • 本体の銘板にある型番
  • 表示された番号(16)
  • 使用年数と購入先
  • いつから、どんな場面で出たか
  • 試したこと(待った時間、室温の確認、ほかの温風の有無)
  • ガス会社ブランドの機器かどうか
  • 設置場所の状況(高所や狭所かどうか)

設置状況によっては、追加費用が出たり、修理を断られたりすることもあります。
設置場所が分かる写真があると、事前の相談がしやすくなります。

使用年数が長い機器は、修理と買い替えを並べて考えると判断しやすくなります。
寿命のサインは、ガスストーブの寿命は何年?買い替え判断の目安と長く使うためのポイントで整理しています。
ファンヒーターの16は、リンナイ ガスファンヒーターのエラー16|室温が高すぎると出たらで解説しています。
全体の一覧は、リンナイ ガスストーブ エラー一覧|表示別の意味と自分でできる対処から確認できます。

FAQ(よくある質問)

Q1. エラー16は、故障ですか?

故障とは限りません。
リンナイは、室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過した)に表示されると案内しています。
室温が下がってから再運転して、動くかを確認してください。

Q2. 再運転は、いつすればよいですか?

使っている部屋の温度が下がってからです。
あわせて、機器にほかの温風が当たっていないかも確認してください。

Q3. 16が繰り返し出ます。どうすればよいですか?

室温が下がっても、ほかの温風を避けても出るなら、室温サーミスタや電装ユニット等の不具合も考えられます。
再運転を繰り返さず、点検を依頼してください。

Q4. 修理料金は、いくらくらいですか?

リンナイが案内する目安は、18,900〜31,600円(税込)です。
実際の金額は、修理員の案内によって決まります。
訪問すると、修理をしなくても、出張費や故障診断料がかかる場合があります。

Q5. 14とは、何が違いますか?

14は過熱防止装置の作動で、エアフィルターや吹出し口の掃除が基本の対処です。
16は室温が高くなりすぎたときの表示で、室温が下がるのを待ち、ほかの温風を確認します。

まとめ

エラー16は、室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過)に表示されます。
室温が下がってから再運転し、機器にほかの温風が当たっていないかを確認してください。
それでも続く場合は、室温サーミスタや電装ユニット等の不具合も考えられます。
修理料金の目安は、リンナイの案内で18,900〜31,600円(税込)です。
再発するときは、使用を止めて点検を依頼しましょう。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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