リンナイのガスFF暖房機に「16」が点滅して、運転が止まった。
部屋は暖まっていたはずなのに、突然止まると、故障ではと不安になりますよね。
16は、室温が高くなりすぎたときに表示されます。
お客様側でできる対処が、公式に案内されている表示のひとつです。
この記事では、リンナイ公式の案内をもとに、エラー16の意味、室温が下がってからの再運転の手順、ほかの温風が当たっていないかの確認、続くときの修理料金の目安、14との違いを整理します。
エラー16の意味|室温が高くなりすぎたときの表示
リンナイは、エラー16を「室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過した)に表示される」と案内しています。
機器は、室温サーミスタ(室温センサー)で部屋の温度を測り、運転を制御しています。
室温が高い状態が続くと、運転を止めて、16を表示します。
16は、部屋の温度が高いまま続いたときに出る表示で、室温が下がってから再運転できる場合があります。
16が出たときの対処の手順
リンナイが案内しているお客様側の対処は、次のとおりです。
- 使っている部屋の温度が下がるのを待つ
- 室温が下がってから、再運転する
- 機器に、ほかの温風が当たっていないかを確認する
再運転しても、すぐに16が出る場合は、無理に使い続けず、点検を考えてください。
「ほかの温風が当たっていないか」とは
リンナイは、機器に他の温風が当たっていないかの確認を案内しています。
温風が、ガスFF暖房機の周りに当たっていると、機器が感じる温度が、実際の室温より高くなる場合が考えられます。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| ほかの暖房機器 | 近くで使っている暖房の温風が、機器に当たっていないか |
| 送風の向き | 送風機や、ほかの機器の風向きが、機器に向いていないか |
| 機器の周り | 熱がこもりやすい配置になっていないか |
どの機器が影響しているかは、部屋の状況によって異なります。
ほかの暖房機器を使う場合は、取扱説明書の注意を守って、置き場所を見直してください。
室温が上がりやすい場面
16は、室温が上がり続けたときに出る表示です。
次のような場面では、室温が高くなりやすいため、見直してみてください。
| 場面 | 見直すこと |
|---|---|
| 小さな部屋で、長時間運転している | 設定温度や、運転の時間を見直す |
| 複数の暖房機器を、同時に使っている | 機器を減らすか、置き場所を離す |
| 部屋が、ほかの熱源で温まっている | 運転を止めて、室温が下がるのを待つ |
| 窓や扉を閉め切っている | 換気をしながら使う |
寒さの厳しい日でも、暖房をつけっぱなしにして、部屋が暖まりすぎることもあります。
暖房を使うときは、定期的に換気をして、室温を確認する習慣を付けておくと安心です。
室温を確かめるには
16が出たときは、「本当に部屋が暑いのか」を確かめることが、判断の分かれ道です。
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 室内用の温度計で、実際に高い温度が出ている | 室温が高いことが原因と考えられる。下がってから再運転する |
| 温度計では、それほど高くない | センサー側の不具合も考えられる。再発するなら点検を依頼する |
| ほかの温風が、機器に当たっていた | 当たらないように見直して、再運転する |
温度計は、機器の近くだけでなく、部屋の中央など、離れた場所でも見ておくと、状況が分かりやすくなります。
再運転したあとに見ておくこと
再運転できたあとも、しばらくは様子を見ておくと安心です。
| タイミング | 確認すること |
|---|---|
| 再運転の直後 | 通常どおり点火し、運転が始まるか |
| しばらく運転したあと | 室温が上がりすぎていないか。16が再び出ていないか |
| 数日使ったあと | 同じ表示が繰り返されていないか |
再び16が出るようなら、室温やほかの温風の影響だけでなく、機器側の不具合も考えられます。
出た日時と状況を控えておくと、点検を依頼するときに役立ちます。
16が続くとき|考えられる故障箇所と修理料金
室温が下がっても、ほかの温風を避けても、16が表示される場合は、機器の不具合も考えられます。
リンナイは、考えられる故障箇所として、室温サーミスタや電装ユニット等を挙げています。
修理料金の目安は、18,900〜31,600円(税込)です。
| 注意事項 | 内容 |
|---|---|
| 実際の料金 | 修理員が案内する金額によって決まる |
| 訪問時の費用 | 修理を行わなくても、出張費や故障診断料がかかる場合がある |
| 追加費用 | 設置状況や作業内容によって出ることがある |
| 修理の断り | 危険な場所に設置されている場合、修理をお断りすることがある |
金額は、あくまで目安です。
実際の金額は、診断を受けたうえで案内される見積もりで確認してください。
14との違いとは?
過熱に近い表示として、14があります。
| 項目 | エラー16 | エラー14 |
|---|---|---|
| 主な意味 | 室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過) | 過熱防止装置の作動 |
| 最初に見ること | 室温と、ほかの温風 | エアフィルターと吹出し口 |
| 再運転の前に | 室温が下がるのを待つ | 掃除をして約5〜6分置く |
14の詳しい解説は、リンナイ ガスFF暖房機のエラー14|過熱防止装置が働いたときをご覧ください。
室温センサーの異常を示す31と32は、リンナイ ガスFF暖房機のエラー31|室温センサー断線と修理目安とリンナイ ガスFF暖房機のエラー32|室温センサー短絡と修理目安で解説しています。
31・32との関係とは?
31と32も、室温サーミスタに関わる表示です。
| 表示 | 意味 | お客様側でできること |
|---|---|---|
| 16 | 室温が高くなりすぎたとき | 室温が下がってから再運転。ほかの温風を確認 |
| 31 | 室温サーミスタの断線を検知 | 案内されていない |
| 32 | 室温サーミスタの短絡を検知 | 案内されていない |
16は、室温の条件で出るため、お客様側の対処が案内されています。
31と32は、センサー回路の異常のため、点検を依頼する流れになります。
修理の連絡から、訪問までの流れ
修理の依頼から完了までは、一般に次のような流れになります。
細かな手順や日数は窓口によって異なるため、連絡したときの案内に従ってください。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 連絡 | 型番、表示された番号(16)、使用年数、設置場所の状況などを伝える |
| 2. 日程の調整 | 訪問できる日時を決める。在宅できる時間帯を確認しておく |
| 3. 訪問・診断 | 修理員が機器を確認し、故障箇所を診断する |
| 4. 見積もり | 修理の内容と、金額が案内される |
| 5. 修理または見送り | 内容に納得できれば、修理を依頼する。見送る場合も、費用がかかることがある |
見積もりを聞いてから慌てないよう、修理を見送った場合の費用も、先に確認しておきましょう。
修理の可否を決める前に、買い替えの見積もりも並べておくと、判断しやすくなります。
連絡先の選び方
機器をどこで手に入れたかによって、最初に連絡する窓口が変わります。
| 機器の入手経路 | 連絡先の目安 |
|---|---|
| 販売店や工事業者から購入・取り付け | 購入した販売店や工事業者、またはリンナイの修理窓口 |
| ガス会社ブランドの機器 | そのガス会社の窓口 |
| 賃貸の備え付け | 管理会社や大家さん |
| 保証期間内 | 保証書を用意して、保証の内容を確認する |
リンナイの修理の申し込みは、公式サイトの修理お申込みページから行えます。
お客様センターへの電話や、購入した販売店への相談という方法もあります。
📎 出典:修理お申込み(リンナイ)
買い替えを選ぶ場合に確認すること
リンナイの公式サイトには、修理の申し込みのほかに、買い替えの相談窓口も案内されています。
買い替えを選ぶ場合は、次の点を確認してから選びます。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス用かLPガス用か。機器はガスの種類ごとに分かれているため、お住まいのガスに合うものを選ぶ |
| 給排気トップとの接続 | 今の壁の給排気トップや排気筒に、接続できるか |
| 暖房の目安 | 部屋の広さに合った能力か。取扱説明書や商品の表示で確認する |
| 取り付けの工事 | 据え付けタイプのため、取り付けに工事が必要になる場合がある。販売店に確認する |
| 電源 | コンセントの位置と、コードの長さが合うか |
賃貸で備え付けの機器の場合は、買い替えの前に、管理会社や大家さんへ相談してください。
交換の判断は、貸主側が行う場合があります。
修理を依頼するときに控えておくこと
次の情報を手元に用意しておくと、話が早く進みます。
- 本体の銘板にある型番
- 表示された番号(16)
- 使用年数と購入先
- いつから、どんな場面で出たか
- 試したこと(待った時間、室温の確認、ほかの温風の有無)
- ガス会社ブランドの機器かどうか
- 設置場所の状況(高所や狭所かどうか)
設置状況によっては、追加費用が出たり、修理を断られたりすることもあります。
設置場所が分かる写真があると、事前の相談がしやすくなります。
使用年数が長い機器は、修理と買い替えを並べて考えると判断しやすくなります。
寿命のサインは、ガスストーブの寿命は何年?買い替え判断の目安と長く使うためのポイントで整理しています。
ファンヒーターの16は、リンナイ ガスファンヒーターのエラー16|室温が高すぎると出たらで解説しています。
全体の一覧は、リンナイ ガスストーブ エラー一覧|表示別の意味と自分でできる対処から確認できます。
FAQ(よくある質問)
Q1. エラー16は、故障ですか?
故障とは限りません。
リンナイは、室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過した)に表示されると案内しています。
室温が下がってから再運転して、動くかを確認してください。
Q2. 再運転は、いつすればよいですか?
使っている部屋の温度が下がってからです。
あわせて、機器にほかの温風が当たっていないかも確認してください。
Q3. 16が繰り返し出ます。どうすればよいですか?
室温が下がっても、ほかの温風を避けても出るなら、室温サーミスタや電装ユニット等の不具合も考えられます。
再運転を繰り返さず、点検を依頼してください。
Q4. 修理料金は、いくらくらいですか?
リンナイが案内する目安は、18,900〜31,600円(税込)です。
実際の金額は、修理員の案内によって決まります。
訪問すると、修理をしなくても、出張費や故障診断料がかかる場合があります。
Q5. 14とは、何が違いますか?
14は過熱防止装置の作動で、エアフィルターや吹出し口の掃除が基本の対処です。
16は室温が高くなりすぎたときの表示で、室温が下がるのを待ち、ほかの温風を確認します。
まとめ
エラー16は、室温が高くなりすぎたとき(室温が40℃以上で10分経過)に表示されます。
室温が下がってから再運転し、機器にほかの温風が当たっていないかを確認してください。
それでも続く場合は、室温サーミスタや電装ユニット等の不具合も考えられます。
修理料金の目安は、リンナイの案内で18,900〜31,600円(税込)です。
再発するときは、使用を止めて点検を依頼しましょう。

