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サンポットストーブのE-16・E-26エラーとは?温水過熱防止装置作動の意味と対処

紺色の背景に、サンポットストーブのE-16・E-26エラーと温水過熱防止装置作動の意味・対処を明朝体で示したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

サンポット(現:長府)の床暖房・温水回路連動タイプのストーブに「E-16」または「E-26」が表示され、暖房が使えなくなっていませんか。原因が思い当たらないと、対処に迷ってしまいます。

長府製作所公式のエラーコード表では、E-16・E-26は「温水過熱防止装置の作動」または「温水回路の閉止」として案内されている表示です。E-04と同じく、温水回路連動タイプの機種でのみ表示されるコードです。

この記事では、E-16・E-26が示す状態と、温水過熱防止装置の役割、確認すべきこと、使用を中止すべき理由を整理して解説します。

  • E-16・E-26が示す状態と、対象となる機種の条件・過熱防止装置の役割
  • 使用者が確認できることと、日頃の再発防止のポイント
  • 換気の重要性と、使用を中止すべき理由・E-04との違い

この記事は、サンポット(長府)石油暖房機のエラーコード全体をまとめたサンポットストーブのエラーコード一覧記事の関連記事です。他の表示については、そちらもあわせてご確認ください。


「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。


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目次

E-16・E-26が示す状態|「温水過熱防止装置作動」とは

📎 出典:長府製作所公式サイト|製品エラーコード(石油暖房機)

長府製作所公式のエラーコード表では、E-16・E-26は「温水過熱防止装置の作動」または「温水回路の閉止」として案内されています。
これは、床暖房や給湯と連動する温水回路において、水温が想定より高くなりすぎた、または回路が閉じられた状態を検知した表示です。安全のため、機器が自動的に運転を停止した結果として現れます。

E-04(循環水検知装置)と同様、温水回路と連動するタイプの機種のみで表示されるコードで、対流形・輻射形・FF式単体の機種では、そもそもE-16・E-26が表示されることはありません。自宅の機種がどちらのタイプかは、取扱説明書で確認できます。

そもそも温水過熱防止装置はなぜ必要か

床暖房や給湯と連動する温水回路では、ストーブ本体で温めた熱を、水を介して各所に届けています。
何らかの理由で温水回路の水が正常に循環せず、熱がこもった状態が続くと、回路内の水温が異常に高くなり、配管や関連機器に負荷がかかる可能性があります。特に床暖房パネルの放熱が妨げられている場合に起こりやすいと考えられます。

温水過熱防止装置は、こうした過熱状態を検知し、被害が広がる前に運転を停止させるための安全装置です。
E-16・E-26が表示されること自体は、機器がこの安全機構を正しく働かせた結果だと考えられ、機器の不具合を意味するとは限りません。

使用者が確認できること

E-16・E-26が表示された場合、まず室内の換気を行い、そのうえで次の点を確認してください。

  • 床暖房パネルの上に厚手のカーペットや布団などを敷いていないか(放熱を妨げていないかを確認)
  • 温水回路の配管に、目立った詰まりや閉塞がないか(分かる範囲でよく確認する)
  • 循環水の水位が極端に不足していないか(E-04の記事もあわせてご確認ください)
  • 床暖房パネルの周囲に家具を密着させて置いていないか、通気を妨げていないか

床暖房パネルの上に断熱性の高いものを長時間敷いたままにすると、熱がこもりやすくなります。日頃から、パネル上には放熱を妨げにくい敷物を選ぶことも、予防の一つになります。気になる場合は、敷物の種類を一度見直してみてください。

判断基準|換気と原因の除去、それでも改善しなければ使用中止

換気を行い、床暖房パネル上の敷物や設置状況に問題があれば見直したうえで、機器の案内に従って再点火操作を試すことができる場合があります。

ただし、確認・対処をしても改善しない場合や、繰り返しE-16・E-26が表示される場合は、温水回路内部の詰まりや、過熱防止装置自体の異常が疑われるため、無理に操作を繰り返さず使用を中止し、長府製作所または販売店に相談してください。

対流形・FF式単体の機種をお使いの方へ

E-04の場合と同様、対流形・輻射形・FF式単体の機種には温水回路そのものが存在しないため、E-16・E-26が表示されることはありません。
自宅の機種が温水回路連動タイプかどうかが分からない場合は、型番を控えたうえで取扱説明書を確認するか、長府製作所または購入した販売店に問い合わせると確実です。型番は本体前面や側面の銘板に記載されているのが一般的です。

再発を防ぐための日頃のポイント

E-16・E-26は、外部要因(敷物による放熱不良など)で起こることもあれば、内部要因(回路の詰まりや装置の異常)で起こることもあります。今後の再発を防ぐために、次のような点を意識しておくとよいでしょう。

  • 床暖房パネルの上には、放熱を妨げにくい薄手のカーペットやラグを選ぶ
  • パネルの上に長時間、断熱性の高い布団やマットレスを敷きっぱなしにしない
  • 温水回路の点検・メンテナンスの時期が近い場合は、早めに専門家に相談する
  • シーズン初めなど、しばらく使っていなかった床暖房を使う前は、様子を見ながら運転する
  • 床暖房パネルの周囲に、放熱を妨げる家具を密着させて置かない

E-04との違い

同じ温水回路連動機種で表示されるコードとして、E-04(循環水検知装置)があります。
E-04は循環水の「水位不足」を示す表示であるのに対し、E-16・E-26は「過熱」または「回路の閉止」を示す表示という点で異なります。似たような温水回路のコードでも、意味する状態はまったく別物です。

水位が十分にあるのにE-16・E-26が表示される場合は、水位の問題ではなく、熱がこもっている、または回路が閉じているといった別の要因を疑う必要があります。表示されたコードを正確に確認し、混同しないようにしましょう。番号を見間違えたまま相談すると、対応に時間がかかることもあります。

点検を依頼する際に伝えておきたいこと

長府製作所または販売店に連絡する際は、次の情報を伝えられるようにしておくと、対応がスムーズになります。

  • 型番(本体前面・側面の銘板に記載)
  • 表示されたのがE-16かE-26か(正確に)
  • 床暖房パネルの上の敷物の状況や、換気・確認を行ったかどうか
  • 同じ表示が繰り返されているかどうか
  • 循環水の水位に問題がなかったか
  • 購入時期や、過去に修理・点検を受けたことがあるか

FAQ

Q1. E-16とE-26はどう違いますか?
A. いずれも温水回路の過熱・閉止に関わる表示として案内されています。表示される状況が完全に同一とは限らないため、表示されたコードを正確に控えて長府製作所または販売店に伝えることが大切です。自己判断で軽視しないようにしましょう。

Q2. 床暖房パネルの上に布団を敷いていたのが原因ですか?
A. 断定はできませんが、パネル上を厚手の敷物で覆うと放熱が妨げられ、熱がこもりやすくなる可能性はあります。換気を行い、敷物の状況を見直したうえで、それでも改善しない場合は無理をせず専門家に相談してください。

Q3. E-16・E-26はどの機種でも表示されますか?
A. E-16・E-26は、床暖房や給湯と連動する温水回路を持つ機種でのみ表示されるコードです。対流形・輻射形・FF式単体の機種では表示されません。

Q4. 換気をすればすぐに改善しますか?
A. 換気や敷物の見直しで改善する場合もありますが、改善しない場合や繰り返し表示される場合は、温水回路内部や過熱防止装置自体の異常が疑われます。無理に操作を繰り返さず、型番を控えて専門家に相談してください。

Q5. E-16・E-26が表示された状態で無理に運転を続けるとどうなりますか?
A. 温水回路内の水温が高いまま運転を続けると、配管や関連機器への負荷が続く可能性があります。安全装置がすでに運転を止めているため、無理に運転を続けず、使用を中止して専門家に相談してください。型番と発生状況を控えておくと対応がスムーズです。

まとめ:E-16・E-26は温水回路連動機種の過熱防止・閉止のサイン

サンポット(現:長府)ストーブのE-16・E-26は、床暖房や給湯と連動する温水回路を持つ機種で、温水の過熱や回路の閉止を検知した表示です。放熱を妨げる敷物や、回路の詰まりが関係している可能性があり、循環水不足を示すE-04とは異なる表示です。

換気を行い、パネル上の敷物や設置状況を確認したうえで、それでも改善しない場合は無理に操作を繰り返さず、型番を控えて長府製作所または販売店に相談してください。対流形・FF式単体の機種では、そもそもこの表示は出ません。

  • E-16・E-26は温水回路連動機種のみで表示されるコードで、対流形・FF式単体の機種では表示されない
  • 換気を行い、床暖房パネル上の敷物や設置状況、循環水の水位を確認する(E-04の記事も参考になります)
  • 改善しない場合は使用を中止し、型番と発生状況を控えて長府製作所または販売店に相談する

「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。


・石油ファンヒーター:安全で持ち運びも簡単!


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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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