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サンポットストーブのE-25・E-32エラーとは?ポット高温異常の意味と対処

紺色の背景に、サンポットストーブのE-25・E-32エラーとポット高温異常の意味・対処を明朝体で示したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

サンポット(現:長府)のストーブに「E-25」または「E-32」が表示され、運転が止まってしまい困っていませんか。

長府製作所公式のエラーコード表では、E-25・E-32はいずれも「ポット高温異常・バーナサーミスタ異常」として案内されている表示で、燃焼部(ポット)まわりの温度管理に関わるコードです。

この記事では、E-25・E-32が示す状態、ポットやバーナサーミスタの役割、使用を中止すべき理由を整理して解説します。

  • E-25・E-32が示す状態と、ポット・バーナサーミスタの役割
  • 高温異常がどのように検知されているか
  • 使用を中止して相談すべき理由と、点検依頼時に伝えるべき情報

この記事は、サンポット(長府)石油暖房機のエラーコード全体をまとめたサンポットストーブのエラーコード一覧記事の関連記事です。他の表示については、そちらもあわせてご確認ください。


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目次

E-25・E-32が示す状態|「ポット高温異常・バーナサーミスタ異常」とは

📎 出典:長府製作所公式サイト|製品エラーコード(石油暖房機)

長府製作所公式のエラーコード表では、E-25・E-32はいずれも「ポット高温異常・バーナサーミスタ異常」として定義されています。
これは、灯油を燃やす燃焼部(ポット)まわりの温度が異常に高くなった、またはその温度を監視するバーナサーミスタに異常が生じたことを示す表示です。

E-25とE-32はコード番号こそ異なりますが、公式のエラーコード表ではいずれも同じ内容として案内されており、検知した回路や条件の違いによってコードが分かれていると考えられます。使用者側から見て、どちらが表示されても意味するところと対応は同様です。どちらのコードであっても、まずは落ち着いて表示を控えることが大切です。

「ポット」とバーナサーミスタはどんな役割を持っているか

ここでいう「ポット」は、灯油を燃焼させる燃焼部(バーナ周辺)を指す表現で、灯油を一定の量に保ちながら安定して燃やすための構造になっています。
バーナサーミスタは、この燃焼部の温度を監視するセンサーで、燃焼が正常な温度範囲で行われているかどうかを常時確認する役割を担っています。

燃焼部の温度が異常に高くなると、部品の劣化や、燃焼状態そのものの異常につながるおそれがあります。
そのため、バーナサーミスタが高温を検知した場合や、サーミスタ自体に異常が生じた場合には、安全のため運転を停止する仕組みになっていると考えられます。

高温異常はどのような状況で起こりうるか

ポットまわりの高温異常は、燃焼部への空気の通り道がふさがれていたり、燃焼状態そのものが不安定になっていたりする場合に生じやすいと一般的には考えられます。
また、長期間清掃をしていない場合、燃焼部にすすや燃えかすが蓄積し、燃焼効率や温度分布に影響することも一般的な傾向として知られています。

具体的にどのような条件で高温異常が検知されるかについて、長府製作所の公式資料では個別の数値までは公開されていないため、この記事では一般的な傾向の範囲で説明しています。

使用者が確認できる範囲は限られている

E-25・E-32は燃焼部まわりの内部状態やセンサーに関わる表示であり、使用者側で確認・復旧できる範囲は限られています。

  • 電源の入れ直しで一時的に表示が消えても、内部の異常が解消したとは限らない
  • 燃焼部やバーナサーミスタを自分で分解して確認しようとすることは避ける
  • 最後に本体の清掃・点検を行った時期を振り返っておく
  • 表示が出たタイミングや、直前の運転状況をメモしておく

判断基準|使用を中止し、専門家に相談する

長府製作所公式のエラーコード表では、E-25・E-32は使用を中止する表示として案内されています。
E-03・E-05のような「確認して再点火してよい」表示とは異なり、使用者側で安全に確認・復旧できる範囲を超えているため、再点火操作を繰り返さず使用を中止してください。

型番を控えたうえで、長府製作所または購入した販売店に連絡し、点検を依頼してください。特に高温異常は燃焼状態そのものに関わる可能性があるため、自己判断で使用を再開することは避けてください。表示されたコードがE-25かE-32か正確に伝えることも役立ちます。

異音や焦げたようなにおいがあった場合の注意点

E-25・E-32が表示される前後で、普段と違う異音や、焦げたようなにおいに気づいた場合は、より注意が必要です。

異音や異臭を感じた場合は、無理に運転を続けたり再点火を試みたりせず、使用を中止し、換気を行ったうえで速やかに長府製作所または販売店に連絡してください。気づいた症状は、点検を依頼する際にできるだけ具体的に伝えると、原因の特定に役立ちます。

他のサーミスタ系コードとの違い

サンポット(長府)のエラーコードには、E-12(バーナサーミスタ断線を含む複合コード)、E-13(切替・気化器サーミスタ)など、E-25・E-32と同じくサーミスタに関わるコードが複数存在します。
これらはそれぞれ監視している部位や検知内容が異なり、E-25・E-32は「ポットまわりの高温」を対象としている点が特徴です。表示されたコードを見間違えないよう、正確に控えておきましょう。似た表示でも対応窓口や点検内容が変わる場合があります。

点検・修理にはどのような対応が考えられるか

E-25・E-32の点検では、まずバーナサーミスタや配線の状態、燃焼部まわりの汚れの蓄積状況が確認されると考えられます。
その結果によって、燃焼部の清掃で改善する場合もあれば、バーナサーミスタ本体や関連部品の交換が必要になる場合もあります。

いずれの対応になるかは、実際に点検を行った専門家の判断によるため、この記事の時点で一律に見通しを示すことはできません。点検を依頼する際に、想定される対応範囲についてもあわせて確認しておくと安心です。

点検を依頼する際に伝えておきたいこと

長府製作所または販売店に連絡する際は、次の情報を伝えられるようにしておくと、対応がスムーズになります。

  • 型番(本体前面・側面の銘板に記載)
  • 表示されたコードがE-25かE-32か
  • 異音や焦げたようなにおいがなかったか
  • 最後に清掃・点検を行った時期(わかる範囲で)
  • 同じ表示が繰り返されているかどうか

FAQ

Q1. E-25とE-32は何が違うのですか?
A. 公式のエラーコード表ではいずれも「ポット高温異常・バーナサーミスタ異常」として案内されており、検知した回路や条件の違いによってコードが分かれていると考えられますが、使用者側の対応は同様です。

Q2. E-25・E-32が表示されたら、電源を入れ直せば直りますか?
A. ポット高温異常・バーナサーミスタ異常を示す安全停止のため、電源の入れ直しだけで内部の異常が解消したとは限りません。表示が消えても再点火を繰り返さず、長府製作所または販売店に相談してください。

Q3. 「ポット」とはどこの部分を指しますか?
A. 灯油を燃焼させる燃焼部(バーナ周辺)を指す表現です。灯油を一定の量に保ちながら安定して燃やすための構造になっており、その温度をバーナサーミスタが監視しています。

Q4. 清掃をしていれば防げるエラーですか?
A. 燃焼部の汚れの蓄積は高温異常の一因になりうると一般的には考えられますが、それだけで確実に防げるとは限りません。E-25・E-32が表示された場合は、清掃の有無にかかわらず使用を中止し、専門家に相談してください。日頃の定期的な清掃は、燃焼状態を良好に保ううえで役立つと考えられます。

Q5. E-25・E-32が出た場合、必ず修理が必要になりますか?
A. 必ずしも本体全体の交換を意味するわけではありませんが、公式には使用を中止する表示として案内されているため、自己判断で使用を再開せず、長府製作所または販売店に状況を伝えたうえで判断を仰ぐことが基本です。

まとめ:E-25・E-32は「燃焼部まわりの温度異常」のサイン

サンポット(現:長府)ストーブのE-25・E-32は、燃焼部(ポット)まわりの高温異常、またはそれを監視するバーナサーミスタの異常を示す表示です。燃焼状態そのものに関わるため、公式には使用を中止する表示として案内されています。

使用者側で確認・復旧できる範囲は限られているため、異音や異臭の有無、清掃時期を含めて状況を整理し、型番とともに長府製作所または販売店に相談してください。自己判断での分解や再点火の繰り返しは避けましょう。

  • E-25・E-32はいずれもポット高温異常・バーナサーミスタ異常を示す安全停止であり、対応の基本方針は共通している
  • 異音や焦げたようなにおいがあった場合は、換気を行ったうえで速やかに使用を中止する
  • 型番と表示されたコード、異音・異臭の有無、清掃・点検の履歴を控えたうえで長府製作所または販売店に相談する

「寒いのに暖房が使えない……」そんな急なエラーへの備えとして、ファンヒーターや対流式ストーブを1台常備しておくのも一つの選択です。ポータブル式で設置工事が不要なため、必要なときにすぐ使え、修理や点検までの一時的な暖房としても役立ちます。


・石油ファンヒーター:安全で持ち運びも簡単!


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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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