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リンナイ・ノーリツのガスファンヒーター比較|機能と選び方の手順

リンナイ・ノーリツのガスファンヒーター比較と機能・選び方を紹介するサムネイル画像
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

リンナイとノーリツのガスファンヒーターは、どちらも主要なガス機器メーカーの製品で、速暖性、スポット暖房、タイマー、安全装置といった基本の機能は、共通しています。
違いが出るのは、リモコンや空気清浄の機能の有無と、畳数ごとの機種構成です。
選ぶときは、メーカー名よりも、ガス種、部屋の広さ、使い方に合う機能を、先に決めるのが近道です。

この記事では、リンナイとノーリツのガスファンヒーターの特徴、共通する機能と違い、自分に合う機種の選び方の手順を整理します。
機種は入れ替わるため、型番ではなく、見るべきポイントを中心にまとめます。

目次

結論:ガス種と畳数で絞り、機能で選ぶ

選び方の順番は、次のとおりです。

順番決めること内容
1ガス種都市ガス(12A・13A)か、LPガスか
2部屋の広さ木造・コンクリートの畳数の目安に合わせる
3使い方足元だけか、部屋全体か。リモコンは必要か
4追加機能空気清浄、タイマー、スポット暖房など
5ガスコード機種に合う、別売品を用意する

どちらのメーカーも、基本性能は十分です。
自分の生活に合う機能があるかで、選べば失敗しにくくなります。

2社に共通する基本機能

どちらのメーカーのガスファンヒーターも、次のような基本機能を備えています。

機能内容
温風暖房ガスを燃やした熱で、ファンから温風を出す
温度調節設定温度に合わせて、燃焼量を自動で調節する
タイマー起床時や就寝時に合わせた、運転の予約・自動停止
スポット暖房足元など、暖めたい場所を集中して暖める
エアフィルターほこりを取り、掃除のお知らせがある機種もある
安全装置立ち消え、不完全燃焼、過熱、転倒、停電時などに対応
チャイルドロック操作ボタンのいたずら防止

どのメーカーの機種を選んでも、これらの基本機能は期待できます。
細かな違いは、機種ごとに異なるため、購入前にカタログで確認してください。

安全装置の考え方は、ファンヒーターの安全機能の記事で整理しています。

リンナイのガスファンヒーターの特徴

リンナイのガスファンヒーターは、A-styleのシリーズが知られています。

特徴内容
速暖スイッチを入れてから、短時間で温風が出る機能に対応
スポット暖房足元や周辺など、暖めたい場所を効率よく暖める
リモコンベッドやソファーから、運転・温度・スポット暖房を操作できる機種がある
空気清浄プラズマクラスターのイオン運転に対応した機種がある
デザイン色の展開があり、インテリアになじませやすい

リンナイは、リモコンや空気清浄機能を備えた、機能の多い機種が目立ちます。
立ち上がりの早さを重視する人や、離れた場所から操作したい人に向いています。

ノーリツのガスファンヒーターの特徴

ノーリツのガスファンヒーターは、スタンダードタイプとして、畳数別に複数の機種を展開しています。

特徴内容
畳数別の機種小さな部屋向けから、広い部屋向けまで、3段階の展開
スポット暖房能力を段階から選び、足元や周辺を集中して暖める
スポット足暖離れた場所の足元まで、温風を届ける機能
エコ運転室温と体感温度に応じて、燃焼量を自動で調節し、設定温度を段階的に下げる
タイマー起床時と就寝時の2種類に対応
安全装置7つの安全装置を搭載
お手入れワンタッチで外せるエアフィルターと、掃除のお知らせ
ガス種12A・13A・LPGに対応した機種がある(機種のガス種ごとに品番が分かれる)

ノーリツは、必要な機能を絞った、シンプルな機種構成が特徴です。
コンパクトな機種は、キッチンや子ども部屋にも置きやすい大きさです。

畳数の選び方

ガスファンヒーターの畳数の目安は、木造とコンクリートで違います。

部屋の目安選ぶ暖房能力の目安
〜7畳(木造)程度の小さな部屋小型の機種
10〜12畳(木造)程度のリビング中型の機種
15畳(木造)以上の広い部屋大型の機種

メーカーが示す畳数は、温暖地の標準的な条件で、決まった時間内に設定温度まで暖める計算値です。
寒い地域や、断熱の弱い部屋では、実際の暖まりが、目安より遅くなることがあります。
迷ったら、ひとつ上の畳数の機種を選ぶと、余裕が出ます。

石油ファンヒーターの畳数の考え方は、石油ファンヒーターの畳数の記事で整理しています。

機能の選び方

使い方に合わせて、次の機能を検討します。

使い方向いている機能
朝、すぐ暖まりたい速暖機能、おはようタイマー
ソファやベッドで操作したいリモコン付きの機種
足元だけを暖めたいスポット暖房、スポット足暖
空気も清浄にしたい空気清浄機能付きの機種
手入れを楽にしたいワンタッチのエアフィルター、お知らせ機能
省エネ重視エコ運転、温度の自動調節

機能が多いほど価格は上がります。
使わない機能にお金をかけないよう、必要な機能を絞ると、満足度の高い買い物になります。

ガスコードも一緒に確認する

ガスファンヒーターは、ガスコードが別売のことがあります。
購入時に、あわせて準備します。

確認すること内容
ガスコードの有無本体に付属しているか
指定のコード機種ごとの指定があるか
長さガス栓から置き場所までの距離に足りるか

ガスコードの選び方は、ガスコードの選び方の記事で詳しく整理しています。

価格の考え方

ガスファンヒーターの価格は、販売店や時期で変わり、オープン価格の機種もあります。
正確な価格は、購入先で確認してください。

要素価格への影響
暖房能力(畳数)大きいほど、高くなる傾向
機能(リモコン、空気清浄)多いほど高くなる
販売店量販店、通販、ガス販売店で差がある
時期シーズン前と、シーズン中では差が出ることがある

LPガスの家では、ガス販売店から、機器とガスコードをセットで案内されることもあります。
ガス販売店は、ガス種の確認や、設置の相談にも乗ってくれるため、安心です。

買ったあとの手入れと寿命

ガスファンヒーターは、手入れをすれば、長く使えます。

手入れ内容
エアフィルターの掃除ほこりを取る。お知らせが出たら行う
本体の拭き掃除乾いた布で拭く
ガスコードの点検ひび割れや硬化を確認する
シーズン後の保管ほこりを取り、カバーをかけて保管する

寿命の目安や、買い替えの考え方は、ガスファンヒーターの寿命の記事で整理しています。

暖房能力の見方

カタログに書かれる暖房能力は、ガスファンヒーターの力を表す数字です。
単位はキロワット(kW)で、数字が大きいほど、広い部屋を暖められます。

項目見方
最大の暖房能力立ち上がりのときに出せる、最大の力
最小の暖房能力部屋が暖まったあとの、弱運転での力
幅が広い細かく調節でき、暖まったあとは省エネ運転しやすい

最大と最小の幅が広い機種は、部屋が暖まったあとに、弱い燃焼で保てます。
寒い朝は強く、暖まったあとは弱く、という使い方に向いています。

設置の注意

どのメーカーの機種でも、置き方の基本は共通です。

注意点内容
壁や家具から離す吹出口の前や周囲に、距離をとる
吸気口をふさがない空気が入る場所を、物でふさがない
水平な場所に置く傾きは、安全装置の誤作動につながる
換気を定期的に行う開放式のため、1時間に数分の換気が必要

置き場所の考え方は、石油ファンヒーターと共通する部分が多くあります。

停電時と使い方の注意

ガスファンヒーターは、ガスで燃やしますが、ファンや制御の部分は電気で動きます。
停電すると、安全装置が働いて、運転が止まります。

状況起きること
停電が起きた燃焼が止まり、暖房も止まる
復旧したあと自動では再開しない機種が多く、操作し直す
長時間の停電別の暖房手段が必要になる

停電時の暖房の備えは、停電時の暖房の備えの記事で整理しています。

よくある質問

Q1. リンナイとノーリツで、どちらがおすすめですか?

基本性能は、どちらも十分です。
リモコンや空気清浄が欲しいか、シンプルな構成でよいかなど、機能で選ぶのがおすすめです。

Q2. 畳数は、どう選べばいいですか?

木造とコンクリートで、目安が違います。
家の構造に合ったほうを見て、迷ったら一段階上の機種を選びます。

Q3. LPガスの家でも、どちらも使えますか?

LPガス用の品番を選べば、使えます。
ガス種を確認し、同じガス種に対応した機種を選んでください。

Q4. ガスコードは付属していますか?

機種によっては、別売です。
購入時に、本体の型番を伝えて、適合するコードを選んでください。

Q5. 古い機種から買い替える目安は?

長年使って、点火や燃焼に不具合が出たときが、目安です。
安全面からも、無理に使い続けず、点検や買い替えを検討してください。

まとめ

リンナイとノーリツは、基本機能が共通していて、リモコンや空気清浄などで違いが出ます。
最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
選ぶ順番ガス種 → 畳数 → 使い方 → 機能 → ガスコード
共通する機能温風暖房、タイマー、スポット暖房、安全装置
リンナイの特徴速暖、リモコン、空気清浄に対応した機種がある
ノーリツの特徴畳数別のシンプルな構成、エコ運転、スポット足暖
畳数の目安木造・コンクリートで違う。迷ったら一段階上を
買うときガスコード、販売店での価格差を確認する

まずは、家のガス種と、置く部屋の広さを確認し、両メーカーのカタログで、必要な機能を見比べてみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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