MENU

【2026年】タイヤの値上げまとめ|主要4社の時期・値上げ率と買い時の判断軸とは

2026年のタイヤ値上げについて、主要4社の値上げ時期・値上げ率と買い時の判断軸を紹介するイメージ
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

「そろそろタイヤを替えたいけれど、2026年も値上げが続いていると聞いて、急いだほうがいいのか迷っている」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。
2026年は、国内・輸入を問わず主要タイヤメーカーが相次いで価格改定(値上げ)を発表しました。

結論からお伝えすると、2026年のタイヤ値上げで最大の節目は「9月1日」です
ブリヂストン・住友ゴム(ダンロップ)・横浜ゴム・日本ミシュランという国産主要4社が、そろって2026年9月1日にメーカー出荷価格を改定するためです。
一方で、乗用車用の夏タイヤはすでに6月1日に改定済みのメーカーもあり、「今から急いでも間に合わない部分」と「これから動く部分」が分かれています。

この記事では、2026年のタイヤ値上げについて、メーカー別の時期と改定率、値上げの理由、そして「値上げ前に急ぐべき人・待ってよい人」の判断軸までを、各社の公式リリースをもとに整理します。
読み終えるころには、ご自身の車とタイヤの状態に合わせて、落ち着いて判断できるようになるはずです。

リンク

目次

【結論】2026年タイヤ値上げの要点

タイヤの値上げのお知らせを見て、価格上昇に驚いている男性のイメージイラスト

まず、押さえておきたいポイントを先にまとめます。

2026年タイヤ値上げ・5つの要点
・国産主要4社(ブリヂストン・住友ゴム・横浜ゴム・日本ミシュラン)が2026年9月1日に集中して改定する
・改定率は各社「平均3〜6%」。ただし商品・サイズによって率は異なる
・横浜ゴムと日本ミシュランは「夏タイヤ6月1日/冬タイヤ9月1日」の2段階で、夏はすでに改定済み
・改定されるのは「メーカー出荷価格」で、店頭の実売価格の上がり方とは必ずしも一致しない
・タイヤは安全に直結する部品。値上げだけを理由に、不要な買い替えを焦る必要はない

値上げの背景にあるのは、合成ゴム・天然ゴムなどの原材料価格の高騰、物流費・人件費・エネルギー費の上昇です。

これらは特定の一社の事情ではなく、タイヤ業界全体に共通するコスト構造の変化として起きています。

メーカー別|2026年タイヤ値上げの時期と改定率

2026年に価格改定を発表・実施した主なメーカーを、時期と改定率で整理します。
いずれも「メーカー出荷価格(またはメーカーから代理店への出荷価格)」の改定である点に注意してください。

国産主要4社の値上げ一覧

スクロールできます
メーカー対象実施時期改定率(平均)
横浜ゴム乗用車・バン用の夏タイヤ2026年6月1日(実施済み)平均5%
横浜ゴム乗用車・バン用の冬/オールシーズン、小型トラック・バス用、トラック・バス用、建設・産業車両用、農業機械用、リトレッド、チューブ・フラップ2026年9月1日平均5%
日本ミシュラン乗用車・ライトトラック用の夏タイヤ、二輪車用ほか2026年6月1日(実施済み)平均3〜5%
日本ミシュラン乗用車・ライトトラック用の冬タイヤ、トラック・バス用、農業機械用ほか2026年9月1日平均3〜5%
ブリヂストン国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップ2026年9月1日平均5%
住友ゴム(DUNLOP・FALKEN)国内市販用タイヤ、チューブ、フラップ2026年9月1日平均6%

このように、2026年9月1日という同じ日に、国産主要4社の改定が重なっているのが今年の大きな特徴です。
夏タイヤは横浜ゴム・日本ミシュランが6月1日にすでに改定しており、9月1日の改定はスタッドレスを含む冬タイヤやトラック・バス用が中心になります。

📎 出典:株式会社ブリヂストン|国内市販用タイヤの価格改定について(2026年6月15日)
📎 出典:住友ゴム工業|国内市販用タイヤおよび関連商品の価格改定について(2026年6月29日)
📎 出典:横浜ゴム|国内市販用タイヤの価格改定について(2026年9月1日実施分)
📎 出典:横浜ゴム|国内市販用タイヤの価格改定について(2026年6月1日実施分)

輸入・その他メーカーの動き

国産勢だけでなく、輸入タイヤメーカーも2026年に入って改定を進めています。
時期が国産より早いものが多く、すでに実施済みのケースもあります。

スクロールできます
メーカーおおまかな対象時期
コンチネンタル夏用・オールシーズンタイヤ等2026年3月1日(実施済み)/冬タイヤは7月1日
ピレリ夏用・オールシーズンタイヤ等2026年4月1日(実施済み)/冬タイヤは7月1日
日本グッドイヤー冬用(スタッドレス等)2026年7月1日
TOYO TIRE国内市販用タイヤ2026年夏ごろ(報道ベース)

輸入勢は改定率も平均5%前後が中心とされていますが、対象商品やサイズによって幅があります。
なお、日本グッドイヤーやTOYO TIREの2026年分については、報道ベースの情報が先行しているものもあります。ご自身が狙っている銘柄については、各メーカーの公式ニュースリリースで最新の内容を確認するのが確実です。

「9月1日集中」は覚えておきたい節目

国産4社が同じ9月1日に改定するということは、スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)を秋以降に検討している人にとって、8月末までが一つの区切りになることを意味します。
特にスタッドレスは、シーズン直前(10〜11月)に需要が集中して在庫が薄くなりやすい商品です。
「どうせこの冬に必ず替える」と決まっている方は、値上げと在庫の両面から、夏のうちに見積もりや在庫確認をしておく意味があります。

ただし、注意したいのは「2025年の値上げ情報と混同しないこと」です。
ブリヂストンなどは2025年にも夏・冬タイヤの値上げを実施しており、その情報が2026年のものとして引用されているケースが見られます。
年をまたいだ情報を見るときは、リリースの発行日を必ず確認してください。

今年だけではない|2025年からの値上げの流れ

2025年からタイヤの値上げが続いていることを、上昇グラフとタイヤで表現したイメージイラスト

「毎年のように値上げしている」という実感は、正確です。
タイヤの値上げは2026年に始まったものではなく、ここ数年、継続的に起きています。

2025年にも、ブリヂストン・横浜ゴム・住友ゴム・TOYO TIREといった国産主要各社が相次いで価格改定を実施し、改定率はおおむね5〜8%前後でした(商品により異なります)。
輸入勢でもミシュラン・コンチネンタル・ピレリなどが改定を重ねています。
2024年に国産勢の大きな改定が少なかった反動もあり、2025年から2026年にかけては、値上げが「単発」ではなく「連続」して起きているのが特徴です。

背景にあるコスト構造(原材料・物流・人件費・エネルギー)が短期で解消しにくいことを踏まえると、当面はこの流れが続く前提で計画を立てておくのが現実的です。
「待てば安くなる」という前提には立ちにくい、という点は押さえておきましょう。

なぜ2026年もタイヤが値上げするのか

タイヤの原材料価格や原油価格、物流費、人件費などの上昇により、タイヤが値上げしている要因を示したイラスト

「毎年のように値上げしている印象がある」と感じる方も多いはずです。
2026年の値上げの背景には、大きく4つの要因が重なっています。

① 原材料(合成ゴム・天然ゴム)の高騰

タイヤの主原料はゴムです。
このうち合成ゴム(SBR・BRなど)は、原油から得られるナフサを経て作られるブタジエンを原料としています。
そのため、原油価格が上がると、時間差でタイヤの原材料コストも押し上げられる構造になっています。

もう一方の天然ゴムは、東南アジアの天候や需給に価格が左右されます。
特にトラック・バス用タイヤは天然ゴムの使用比率が高く、天然ゴム相場の影響を受けやすいという特徴があります。

日本ミシュランは2026年の価格改定にあたり、世界的なインフレや原材料価格の上昇、エネルギー価格の高止まり、地政学的リスクを背景とした燃料費・輸送費の上昇を理由として挙げています。

📎 出典:日本ミシュランタイヤ|国内市販用タイヤの価格引き上げについて(2026年4月15日)

タイヤと原油・ナフサの関係については、暮らし全体への波及を整理した記事もあわせてご覧ください。

🔗 関連記事:原油高騰で値上がりする意外な商品とは?食品・日用品への影響と家計防衛策
🔗 関連記事:ナフサ不足で値上がりする日用品・製品・サービス一覧

② 物流費の上昇(物流2024年問題)

タイヤは重く、かさばる商材です。
工場から販売店まで運ぶ物流コストが、そのまま価格に反映されやすい性質があります。
トラックドライバーの時間外労働が規制された「物流2024年問題」以降、輸送コストは上昇傾向が続いており、これがタイヤ価格を押し上げる一因になっています。

③ 人件費の上昇

タイヤ製造・販売の現場では、人件費も継続的に上昇しています。
各社は生産性向上や物流効率化でコスト削減に取り組んできたとしていますが、企業努力だけでは吸収しきれない状況になっている、というのが各社リリースに共通する説明です。

④ エネルギー費の高止まりと円安

タイヤ製造では、ゴムを固める加硫工程などで大量の熱エネルギーを使います。
電力・ガス価格の高止まりは、製造原価を継続的に押し上げます。
さらに、原材料の多くを輸入に頼るタイヤ業界にとって、円安は輸入コストの増加要因になります。

ポイント
2026年のタイヤ値上げは、「原材料・物流・人件費・エネルギー」という複数のコストが同時に上がっていることが背景です。
一つの要因が解消すれば元に戻る、という単純な話ではない点を押さえておきましょう。

「出荷価格の改定率」と「店頭価格」は同じではない

ここは誤解しやすいので、丁寧に整理します。
各社が発表しているのは、あくまで「メーカー出荷価格(または代理店向け出荷価格)」の改定率です。
私たちが実際に支払う店頭・ネットの実売価格が、そのまま同じ率で上がるとは限りません。

理由は主に3つあります。

  • 販売店が仕入れ済みの在庫を、改定前の価格で販売する期間がある
  • 販売店ごとに価格競争があり、値上げ分をどこまで転嫁するかに差が出る
  • 「平均◯%」はブランド全体をならした数字で、プレミアム商品とスタンダード商品では上がり方が異なる

たとえば同じ「平均5%」でも、高付加価値の銘柄と量販向けの銘柄で改定率が同じとは限りません。
自分が狙っている具体的な銘柄・サイズが、実際にいくらになるかは、改定後の店頭・EC価格を見て確かめるのが確実です。

家計への影響はどのくらいか(試算)

イメージをつかむための試算をしてみます。
仮に1本15,000円のタイヤが平均5%上がったとすると、1本あたり約750円、4本セットで約3,000円の差になります。
6%なら4本で約3,600円です。
(※これはあくまで出荷価格の改定率を単純に当てはめた試算で、実際の店頭価格の動きとは異なります)

金額としては大きくないと感じるかもしれませんが、タイヤは数年に一度のまとまった出費です。
値上げのタイミングを知っておくことで、無駄な負担を避けやすくなります。

値上げ前に確認したい|タイヤの寿命・交換時期の見極め方

タイヤの溝の深さやひび割れ、偏摩耗、製造年週などから寿命と交換時期を確認する方法を解説したイラスト

「急ぐべきか待ってよいか」を判断するには、まず自分のタイヤが今どんな状態かを知る必要があります。
ここでは、専門店に持ち込まなくても自分で確認できるチェックポイントを整理します。

① 残り溝を見る(スリップサイン)

タイヤの使用限度は、法令(道路運送車両の保安基準)で残り溝1.6mmと定められています。
この1.6mmを知らせる目印が「スリップサイン」です。
タイヤ側面の三角マーク(▲)の延長線上にある溝の底に突起があり、摩耗が進んでこの突起と路面が同じ高さになると、残り溝が1.6mmに達したことを意味します。

スリップサインが1か所でも露出したタイヤで公道を走行すると、整備不良として道路交通法違反になり、車検も通りません
これは安全に直結するため、値上げの都合で交換を先延ばしにしてよい部分ではありません。

ただし、1.6mmはあくまで「法令上の限界」です。
タイヤメーカーは、雨天時の排水性能や制動距離の観点から、残り溝が4mm程度になったら早めの交換を推奨しています。
残り溝が浅くなるほど、雨の日のブレーキが甘くなり、ハイドロプレーニング現象(水膜で滑る現象)のリスクも高まります。

自分で確認する簡易な方法として、溝に硬貨を差し込む方法があります。
100円玉の「100」の数字が溝から見えるようなら残り溝はおおむね4mm以下、10円玉で葉の模様が半分見えるようなら交換を検討する時期の目安です。
より正確に測るなら、タイヤ溝ゲージ(デプスゲージ)が便利です。

📎 出典:JATMA 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会|安全に乗るために
📎 出典:ブリヂストン|タイヤの溝の深さは何mmまで大丈夫?

② スタッドレスは「プラットフォーム」で判断する

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)には、スリップサインとは別に「プラットフォーム」という突起があります。
これは溝が新品時の50%まで摩耗すると露出し、冬タイヤとしての性能限界を知らせるサインです。
プラットフォームが出たスタッドレスは、夏タイヤとしてはまだ使えても、雪道・凍結路では本来の性能を発揮できません。
今シーズンのスタッドレスにプラットフォームが近い方は、9月改定前の検討候補になります。

📎 出典:横浜ゴム|タイヤの点検・整備 摩耗管理

③ 製造からの年数(経年劣化)を確認する

タイヤはゴム製品のため、溝が十分残っていても、時間の経過とともに硬くなり性能が落ちます。
製造時期は、タイヤ側面に刻印された4桁の数字で確認できます。
上2桁が「製造された週」、下2桁が「製造された年」です。
たとえば「3724」なら、2024年の第37週(おおむね9月中旬)に製造されたことを表します。

JATMAは、使用開始後5年以上経過したタイヤは継続使用に適しているか点検を受けること、製造後10年経過したタイヤ(スペアを含む)は新品への交換を推奨しています。
溝は残っていても年数が経っているタイヤは、この機会に点検しておくと安心です。

📎 出典:JATMA 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会|安全に乗るために

④ ひび割れ・傷・偏摩耗をチェックする

側面(サイドウォール)や接地面のひび割れ、釘などの刺さり、こぶ状の膨らみ(ピンチカット)は、バースト(破裂)につながる危険なサインです。
また、前後・左右で極端に減り方が違う「偏摩耗」は、空気圧不足やアライメントのずれが原因のことがあります。
こうした異常が見られる場合は、溝や年数にかかわらず、早めに専門店で点検を受けてください。

リンク

値上げ前に急ぐべき人・待ってよい人

タイヤの値上げを前に、今のうちに購入するか見送るか悩んでいる男性のイメージイラスト

「値上げ前に買っておくべき?」という疑問に、判断軸を示します。
大前提として、タイヤは走行安全に直結する部品です。溝が減っている・ひび割れがあるタイヤの使用を、値上げを待つために引き延ばすのは危険です
「値上げ前に安く」よりも、「安全に走れる状態か」を最優先に判断してください。

値上げ前に動く価値がある人

以下に当てはまる方は、9月1日の改定前(=8月中)に価格・在庫を確認しておく価値があります。

  • タイヤの溝が残り少ない(スリップサインが近い)
  • 側面や接地面にひび割れがある
  • 製造から年数が経っている(目安として使用5年以上・製造10年以上)
  • 車検が近く、どのみち交換が必要
  • この冬にスタッドレスへ替えることが確定している

特にスタッドレスは9月1日改定の対象になるメーカーが多く、「必ずこの冬に使う」と決まっているなら、値上げと在庫の両面から夏のうちの検討が合理的です。

慌てなくてよい人

一方、次のような方は、値上げを理由に急ぐ必要は高くありません。

  • 溝もしっかり残り、ひび割れもない
  • 交換予定がまだ先(1年以上先など)
  • 普段の走行距離が短い

タイヤは保管環境によってゴムが劣化します。
「安いうちに」と早く買いすぎても、使わないまま保管して劣化させては本末転倒です。
必要のないタイヤを、値上げだけを理由に前倒しで買う必要はありません。

判断のまとめ
買い時を決める軸は「値上げの時期」ではなく、まず「タイヤの状態」と「交換予定」です。
そのうえで、どうせ近いうちに替えるなら、改定前に動く——という順番で考えると迷いにくくなります。

タイヤ代の上昇を抑える現実的な工夫

値上げが続くなかでも、日々のメンテナンスで「1セットを長く安全に使う」ことは、実質的な節約につながります。

空気圧を適正に保つ

空気圧が低いままだと、タイヤの偏摩耗が進み、寿命が縮むうえに燃費も悪化します。
月に一度は空気圧をチェックし、車両指定の適正値に保つことが、タイヤを長持ちさせ、結果的にタイヤ代・ガソリン代の両方を抑える基本です。
自宅で手軽に確認できるエアゲージ(空気圧計)を1つ持っておくと、給油のたびにスタンドで見てもらう手間も減ります。

定期的なローテーション

前後・左右でタイヤの減り方には差が出ます。
定期的にローテーション(位置交換)することで、4本を均等に使い切りやすくなり、交換サイクルを延ばせます。
目安は走行5,000km前後ごと、またはオイル交換のタイミングに合わせると忘れにくくなります。

「安さ」だけでなく「総額」と「寿命」で選ぶ

タイヤを選ぶときは、1本の価格だけでなく、取付・バランス調整・古タイヤ処分費まで含めた総額で比較しましょう。
また、価格が安くても寿命が短ければ、走行距離あたりのコストは割高になることもあります。
低燃費(エコ)タイヤは本体価格がやや高めでも、燃費改善分で差が縮まる場合があります。「1本いくら」ではなく「安全に、どれだけの距離を走れるか」で選ぶ視点が、値上げ局面では特に効いてきます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 2026年のタイヤ値上げはいつからですか?
メーカーによって時期が分かれます。国産主要4社(ブリヂストン・住友ゴム/ダンロップ・横浜ゴム・日本ミシュラン)は、そろって2026年9月1日にメーカー出荷価格を改定します。一方、横浜ゴムと日本ミシュランの乗用車用夏タイヤは2026年6月1日にすでに改定済みです。輸入勢ではコンチネンタルが3月1日、ピレリが4月1日から一部改定を実施しています。ご自身が検討している銘柄については、各メーカー公式リリースで実施時期を確認するのが確実です。

Q2. どのメーカーが何%値上げしますか?
改定率は各社「平均」で公表されており、ブリヂストンと横浜ゴムが平均5%、住友ゴム(DUNLOP・FALKEN)が平均6%、日本ミシュランが平均3〜5%です。いずれも「商品・サイズにより改定率は異なる」とされており、プレミアム銘柄とスタンダード銘柄で率が同じとは限りません。また、これはメーカー出荷価格の改定率であり、店頭の実売価格がそのまま同率で上がるわけではない点にも注意が必要です。

Q3. 値上げ前に急いでタイヤを買うべきですか?
一律に「急ぐべき」とは言えません。判断の軸は値上げの時期ではなく、タイヤの状態と交換予定です。溝が減っている・ひび割れがある・車検が近いなど、どのみち近いうちに交換が必要な方は、9月1日の改定前に価格と在庫を確認する価値があります。逆に、溝が十分残っていて交換予定も先なら、値上げだけを理由に前倒しで買う必要はありません。安全に直結する部品なので、状態を最優先に判断してください。

Q4. スタッドレスタイヤはいつ買うのがお得ですか?
2026年は国産主要各社がスタッドレスを含む冬タイヤを9月1日に改定するため、「この冬に必ず使う」と決まっているなら、8月中の検討に価格面のメリットがあります。加えて、スタッドレスはシーズン直前に需要が集中して在庫が薄くなりやすい商品です。値上げと在庫の両面から、夏のうちに見積もり・在庫確認をしておくと安心です。ただし、早く買いすぎて保管中に劣化させては意味がないため、装着時期から逆算して判断しましょう。

Q5. なぜタイヤは毎年のように値上げしているのですか?
合成ゴム・天然ゴムなどの原材料価格の高騰に加え、物流費・人件費・エネルギー費の上昇が同時に続いているためです。合成ゴムは原油由来のため、原油相場の上昇が時間差でコストに反映されます。さらに物流2024年問題による輸送費増や円安による輸入コスト増も重なっています。各社とも「企業努力だけでは吸収しきれない」と説明しており、単発ではなく構造的なコスト上昇が背景にあると考えられます。

まとめ|「時期」より「タイヤの状態」で判断を

2026年のタイヤ値上げは、国産主要4社が9月1日に集中して改定するのが最大の節目です。
改定率は平均3〜6%で、夏タイヤはすでに6月に改定済み、冬タイヤ・スタッドレスは9月からが中心になります。

ただし、発表されているのはメーカー出荷価格の改定率であり、店頭価格の上がり方とは必ずしも一致しません。
そして何より、タイヤは安全に直結する部品です。
値上げの時期に振り回されるのではなく、まずはご自身のタイヤの溝・ひび割れ・使用年数・交換予定を確認し、「どのみち近く替えるなら改定前に動く」という順番で考えるのが、無駄なく安全な判断につながります。

日々の空気圧管理やローテーションで1セットを長く使うことも、値上げ局面では確かな節約になります。
最新の改定内容は、必ず各メーカーの公式ニュースリリースで確認するようにしてください。

リンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

目次