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サンポットストーブのE-57・E-58エラーとは?不燃防検知部異常の意味と対処

紺色の背景に、サンポットストーブのE-57・E-58エラーと不燃防検知部異常の意味・対処を明朝体で示したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

サンポット(現:長府)のストーブに「E-57」または「E-58」が表示され、運転ができなくなっていませんか。

長府製作所公式のエラーコード表では、E-57・E-58は「不燃防(検知部)異常・短絡断線」として案内されている表示で、不完全燃焼防止装置の検知部そのものに関わるコードです。

この記事では、E-57・E-58が示す状態、不完全燃焼防止装置の役割、E-60・E-bh・E-CCとの違い、使用を中止すべき理由を整理して解説します。

  • E-57・E-58が示す状態と、不完全燃焼防止装置(検知部)の役割
  • E-60・E-bh・E-CC(装置の作動を示す表示)との違い
  • 使用を中止して相談すべき理由と、点検依頼時に伝えるべき情報

この記事は、サンポット(長府)石油暖房機のエラーコード全体をまとめたサンポットストーブのエラーコード一覧記事の関連記事です。他の表示については、そちらもあわせてご確認ください。


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目次

E-57・E-58が示す状態|「不燃防(検知部)異常・短絡断線」とは

📎 出典:長府製作所公式サイト|製品エラーコード(石油暖房機)

長府製作所公式のエラーコード表では、E-57・E-58はいずれも「不燃防(検知部)異常・短絡断線」として定義されています。
「不燃防」は不完全燃焼防止装置の略称で、この装置の検知部(センサー部分)に断線や短絡といった異常が生じ、正常な信号が機器本体に伝わらなくなった状態を示す表示です。

不完全燃焼防止装置は、燃焼が不完全な状態になっていないかを監視し、異常を検知した場合に運転を停止させる安全装置です。E-57・E-58は、この安全装置自体の検知部に不具合が生じているという表示であり、燃焼状態そのものの異常とは性質が異なります。

不完全燃焼防止装置(検知部)はどんな役割を持っているか

不完全燃焼防止装置は、燃焼が不完全な状態(すすの発生や、燃焼に必要な酸素が不足した状態など)になっていないかを検知し、異常を検知した場合に安全のため運転を停止させる装置です。
この装置の検知部は、燃焼の状態を継続的に監視するセンサーとして機能していると考えられます。

検知部そのものが断線・短絡していると、機器は不完全燃焼が起きているかどうかを正確に判断できなくなります。
安全装置が正常に機能しない状態での運転継続は想定されていないため、E-57・E-58が検知された時点で運転を停止する仕組みになっていると考えられます。安全装置自体が働かない状態は、通常の燃焼異常よりも慎重な対応が求められます。

使用者が確認できる範囲は限られている

E-57・E-58は不完全燃焼防止装置の検知部という内部部品・配線に関わる表示であり、使用者側で確認・復旧できる範囲は限られています。次の点を振り返っておくと、点検の際に役立ちます。

  • 電源の入れ直しで一時的に表示が消えても、内部の異常が解消したとは限らない
  • 本体を分解して検知部や配線を確認しようとすることは避ける
  • 表示されたコードがE-57かE-58か、見間違えないよう正確に控えておく
  • 表示が出たタイミングや、直前の運転状況をメモしておく

判断基準|使用を中止し、専門家に相談する

長府製作所公式のエラーコード表では、E-57・E-58は使用を中止する表示として案内されています。
E-03・E-05のような「確認して再点火してよい」表示とは異なり、使用者側で安全に確認・復旧できる範囲を超えているため、再点火操作を繰り返さず使用を中止してください。

型番を控えたうえで、長府製作所または購入した販売店に連絡し、点検を依頼してください。安全装置の検知部に関わる異常のため、自己判断で使用を再開することは特に避けてください。表示されたコードを正確に伝えることも大切です。

E-60・E-bh・E-CC(装置の作動)との違い

サンポット(長府)のエラーコードには、E-57・E-58と混同しやすいものとして、E-60・E-bh・E-CC(不完全燃焼防止装置作動)が存在します。
この2つは似た名称ですが、性質がまったく異なります。E-60・E-bh・E-CCは、排気管の外れなどの外部要因によって装置が正常に作動し、不完全燃焼を検知した結果として表示されるもので、公式には「確認後、再点火を試してよい」表示として案内されています。

一方、E-57・E-58は検知部そのものが故障していることを示す表示であり、装置が正しく機能しているかどうか自体が疑わしい状態です。そのため、E-57・E-58は使用を中止すべき表示として扱われています。この違いを理解しておくと、表示されたコードの意味を正しく把握しやすくなります。

E-60・E-bh・E-CCとE-57・E-58は、どちらも「不完全燃焼防止装置」に関わる名称のため混同しやすいですが、対応がまったく異なります。表示されたコードを正確に控えることが重要です。

他のサーミスタ・センサー系コードとの位置づけ

E-57・E-58は、サンポット(長府)のエラーコード表の中でも、CH01〜CH04、E-12〜E-18、E-22〜E-24などと同じく「各種サーミスタ(温度センサー)の断線・短絡」というグループに分類されています。
これらはいずれも、センサーが正しく機能していない以上、使用者側で状態を安全に把握する手段がないという共通点を持っています。

点検・修理にはどのような対応が考えられるか

E-57・E-58の点検では、まず検知部本体や配線の接続状態が確認されると考えられます。
断線か短絡かによって、点検で確認する箇所や、修理・交換の対象となる部品が異なる場合があります。安全装置そのものに関わる部品のため、点検には専門的な知識と機材が必要になると考えられます。

いずれの対応になるかは、実際に点検を行った専門家の判断によるため、この記事の時点で一律に見通しを示すことはできません。表示されたコードを正確に伝えることが、スムーズな点検につながります。

点検を依頼する際に伝えておきたいこと

長府製作所または販売店に連絡する際は、次の情報を伝えられるようにしておくと、対応がスムーズになります。

  • 型番(本体前面・側面の銘板に記載)
  • 表示されたコードがE-57かE-58か
  • 同じ表示が繰り返されているかどうか(複数回か)
  • 使用年数が長い機器かどうか(わかる範囲で)
  • 直前にE-60・E-bh・E-CCなど他のコードが表示されていなかったかどうか

FAQ

Q1. E-57とE-58は何が違うのですか?
A. 公式のエラーコード表ではいずれも「不燃防(検知部)異常・短絡断線」として案内されており、検知した異常の種類(断線か短絡か)や回路の違いによってコードが分かれていると考えられますが、使用者側の対応は同様です。

Q2. E-57・E-58とE-60・E-bh・E-CCは同じ意味ですか?
A. いいえ、性質が異なります。E-60・E-bh・E-CCは装置が正常に作動して不完全燃焼を検知した表示で再点火を試せる余地がありますが、E-57・E-58は検知部そのものの故障を示す表示で、使用を中止する必要があります。

Q3. E-57・E-58が表示されたら、電源を入れ直せば直りますか?
A. 不燃防検知部の異常を示す安全停止のため、電源の入れ直しだけで内部の異常が解消したとは限りません。表示が消えても再点火を繰り返さず、長府製作所または販売店に相談してください。

Q4. 「不燃防」とは何の略ですか?
A. 不完全燃焼防止装置の略称です。燃焼が不完全な状態になっていないかを監視し、異常を検知した場合に運転を停止させる安全装置を指します。

Q5. E-57・E-58が出た場合、必ず修理が必要になりますか?
A. 必ずしも本体全体の交換を意味するわけではありませんが、公式には使用を中止する表示として案内されているため、自己判断で使用を再開せず、長府製作所または販売店に状況を伝えたうえで判断を仰ぐことが基本です。表示コードも伝えましょう。

まとめ:E-57・E-58は「安全装置の検知部そのもの」の異常のサイン

サンポット(現:長府)ストーブのE-57・E-58は、不完全燃焼防止装置の検知部そのものに断線・短絡が生じたことを示す表示です。安全装置が正しく機能しているか自体が疑わしい状態のため、公式には使用を中止する表示として案内されています。

E-60・E-bh・E-CCとは名称が似ていますが性質が異なるため、表示されたコードを正確に控えたうえで、型番とともに長府製作所または販売店に相談してください。

  • E-57・E-58は不完全燃焼防止装置の検知部そのものの異常を示す安全停止である
  • E-60・E-bh・E-CC(装置の作動)とは性質が異なり、混同しないように正確に控える
  • 型番、表示されたコード、直前の他コードの有無を控えたうえで長府製作所または販売店に相談すること

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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