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ファンヒーターの収納カバーの選び方|100均・ニトリ・手作りの注意点

半透明の収納カバーで全体を覆ったファンヒーターのイラスト
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

ファンヒーターの収納カバーは、シーズンオフに保管するあいだ、ほこりや湿気から本体を守るためのものです。
選ぶときは、「通気性があること」「本体より少し大きいこと」「持ち手やコードの収納に対応していること」の3つを確認します。
一方で、カバーを掛けたまま運転することは絶対にしないでください。

この記事では、ファンヒーターの収納カバーを選ぶ基準と、100円ショップや家具店の製品を選ぶときの見方、手作りするときの注意、カバーを掛ける前の準備を整理します。
カバーの代わりに使える保管方法も、あわせて書きます。

目次

結論:通気性のある不織布やコットンを、冷めてから掛ける

カバーの選び方と使い方の基本は、次のとおりです。

項目基本の考え方
素材通気性のある不織布、コットン、ポリエステルの布製
サイズ本体がすっぽり入り、きつすぎない大きさ
掛けるタイミング掃除と乾燥が済み、本体が完全に冷めてから
外すタイミング使うときは、必ず外してから電源を入れる
保管場所湿気の少ない、直射日光の当たらない場所

カバーは、保管するためのものです。
使う前に外すことを、家族みんなで共有しておいてください。

収納カバーが必要な理由

ファンヒーターは、使わない期間が長く、その間に、ほこりや湿気の影響を受けます。

影響内容
ほこり吸気口や吹出口にたまり、次のシーズンの目詰まりの原因になる
湿気本体の金属部分のサビや、電気部品のトラブルにつながる
傷物置や押し入れで、ほかの物とこすれて傷がつく
虫の侵入吹出口や吸気口に、虫が入り込むことがある

特に、ほこりは、次のシーズンの点火不良や、運転の途中停止の原因になります。
カバーを掛けて保管することで、これらを減らせます。
使い始めの点検の流れは、ファンヒーターはいつから使うかの記事で整理しています。

カバーの種類と特徴

収納カバーには、いくつかのタイプがあります。

タイプ特徴向いている場面
不織布のカバー軽くて通気性がよく、安い押し入れや物置に保管するとき
布製のカバー丈夫で、繰り返し使える毎年使う、長く保管するとき
ファスナー付きの収納袋本体を包み込み、ほこりを防ぐほこりを徹底して防ぎたいとき
ビニール製のカバーほこりは防げるが、通気性が悪い長期保管には向かない
元の箱本体のサイズに合い、保護できる箱が残っているとき

ビニール製のカバーは、通気性がなく、中に湿気がこもるおそれがあります。
湿気がこもると、サビやカビの原因になります。
通気性のある素材を選ぶか、ビニールを使うなら、完全に乾燥させて、乾燥剤を一緒に入れてください。

選ぶときの基準

カバーを選ぶときは、次の点を確認します。

基準確認すること
サイズ本体の幅・奥行き・高さに、余裕があるか
通気性素材が蒸れにくいか
持ち手への対応持ち手やコードの出口が、収まるか
開閉のしやすさファスナーやひもで、簡単に閉じられるか
洗濯洗える素材か、拭き取れる素材か
見た目部屋に出しておく場合は、色や柄が合うか

サイズは、本体のサイズを測ってから選びます。
店頭では、対応する機種のサイズが書かれていることが多いので、本体の寸法と見比べてください。

小さすぎるカバーは、被せるときに無理な力が加わり、本体を傷つけます。
大きすぎるカバーは、ずれやすいですが、ほこりを防ぐという点では問題ありません。

100円ショップや家具店のカバーを選ぶとき

100円ショップ、ホームセンター、家具店などにも、ストーブやヒーター向けのカバーが並びます。
店ごとに、品ぞろえや製品は変わるため、次の点を確認して選んでください。

確認すること内容
対応サイズファンヒーターのサイズに合うか
用途「ストーブ用」「暖房器具用」と書かれているか
素材通気性があるか
熱への表示使用中に被せない旨が、注意書きにあるか
洗えるかほこりを払ったり、洗ったりできるか

100円ショップの製品は、サイズのバリエーションが少ない場合があります。
合わない場合は、ほかの用途のカバーで代用する方法もありますが、サイズが合うかどうかを必ず確認してください。

家具店の収納カバーは、サイズ展開が多く、洗えるものもあります。
ただし、価格や素材はそれぞれ異なります。自分の機種に合うかを基準に選んでください。

手作りするときの注意

布を縫って、手作りのカバーを作る人もいます。
手作りするときは、次の点に注意してください。

注意点内容
素材通気性のある布を選ぶ。ビニールのように蒸れるものは避ける
寸法本体の寸法より、一回り大きく作る
開口部持ち手とコードの出口を、無理なく通せるようにする
使うタイミング保管専用と割り切り、使用中は絶対に掛けない
目印カバーを外し忘れないよう、目立つ色にする

手作りのカバーは、燃えやすい素材で作られていることが多いため、運転中に被せたままにするのは、特に危険です。
使用中に誤って被せてしまわないよう、保管場所から出したら、すぐにカバーを外す習慣をつけてください。

カバーを掛ける前に済ませる準備

カバーを掛ける前に、本体の手入れを済ませることが重要です。
手入れが済んでいない状態で保管すると、次のシーズンに、トラブルが起こりやすくなります。

順番準備理由
1灯油を抜き、本体内の残りも使い切る変質した灯油が、点火不良の原因になる
2フィルターや吸気口のほこりを掃除する目詰まりを防ぐ
3外装を乾いた布で拭く汚れを残さない
4完全に乾燥させる湿気によるサビやカビを防ぐ
5電源コードをまとめる傷や断線を防ぐ
6本体が冷めたのを確認してからカバーを掛ける熱でカバーが傷むのを防ぐ

具体的な手順は、ファンヒーターのしまい方の記事で整理しています。灯油の扱いは、ファンヒーターの灯油の抜き方の記事で詳しく書いています。

カバーを使わない保管方法

カバーを買わなくても、保管はできます。家にあるもので、次のような方法があります。

方法内容注意点
元の箱に入れる購入時の箱があれば、そのまま保管できる箱が湿らないようにする
大きめの布をかける洗濯した布や、シーツをかぶせるほこりの侵入は完全には防げない
不織布の袋に入れる布団の収納袋などを活用するサイズが合うか確認する
押し入れの上段に置く床から離して置く倒れたり落ちたりしないよう固定する

箱は、本体を守るのに最も適しています。
箱を捨ててしまった場合は、不織布の収納袋などで代用できます。

保管する場所の選び方

カバーを掛けたあとは、保管場所にも気を配ります。

条件理由
湿気が少ないサビやカビを防ぐ
直射日光が当たらない樹脂部分の劣化を防ぐ
高温になりにくい夏の物置や車庫は、高温になりやすい
火気から離れている万一の火災を防ぐ
子どもの手が届かないいたずらや転倒を防ぐ
水平に置ける傾けて保管すると、残った灯油が内部に流れる

高温になる物置や車庫に保管すると、内部の部品が傷むことがあります。
風通しのよい、屋内の収納スペースに置くほうが安心です。

よくある質問

Q1. 使用中に、カバーを掛けたままでもいいですか?

いいえ。カバーを掛けたまま運転すると、熱がこもって、火災の原因になります。必ず外してから使ってください。

Q2. ビニールのカバーは使えますか?

使えますが、湿気がこもりやすく、長期の保管には向きません。使う場合は、完全に乾燥させ、乾燥剤を一緒に入れてください。

Q3. 冷めたと思ったらすぐにカバーを掛けてもいいですか?

本体が、完全に冷めてから掛けてください。内部に熱が残っていると、カバーが傷むだけでなく、湿気がこもる原因にもなります。

Q4. カバーを掛けておけば、掃除はいりませんか?

掃除は必要です。カバーを掛ける前に、フィルターや吸気口のほこりを取っておくと、次のシーズンの目詰まりを防げます。

Q5. 手作りのカバーでも大丈夫ですか?

保管専用として、通気性のある素材で作れば使えます。ただし、運転中は絶対に被せないでください。

まとめ

ファンヒーターの収納カバーは、通気性とサイズを確認して選び、保管専用として使います。
最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
カバーの役割ほこり、湿気、傷、虫の侵入から保管中の本体を守る
素材通気性のある不織布や布製。ビニールは湿気に注意
サイズ本体より一回り大きく、持ち手とコードに対応
掛ける前の準備灯油を抜き、掃除をして完全に乾燥させ、冷めてから掛ける
使うとき必ず外す。掛けたまま運転しない
保管場所湿気が少なく、直射日光と高温を避けた屋内

まずは、本体のサイズを測り、いま持っているカバーや箱で保管できるかを確認してみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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