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パナソニック洗濯機のエラーコード一覧|H・U表示の意味と見分け方

パナソニック洗濯機のH・U表示の意味と見分け方を解説するエラーコード一覧のサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

洗濯の途中で止まり、操作部に英字と数字が交互に点滅している。
自分で直せるのか、すぐに修理を呼ぶべきなのか、判断に迷っていませんか。
パナソニックの洗濯機のエラーコードは、先頭の英字でおおよその性質が分かるようになっています。
この記事では、UエラーとHエラーの違い、主なコードの意味、表示が出たときに共通して行う手順、修理と買い替えの判断基準をまとめました。
表示されたコードを確認しながら読み進めてください。

目次

まず確認したいのは先頭の英字

パナソニックの洗濯機では、エラーが起きると操作部に英字と2桁の数字が交互に表示され、ブザーで知らせます。
先頭の英字によって、対応の考え方が大きく変わります。

表示意味基本の対応
U+数字お客様で対処できる内容のお知らせ表示内容に沿って、お手入れや使い方を見直す
H+数字故障の可能性が高いことのお知らせ電源の入れ直しを試し、改善しなければ修理を依頼

Uエラーは、排水フィルターの詰まりやドアの閉め忘れなど、利用者が対処できる原因を知らせる表示です。
パナソニックの公式FAQでは、表示されたUエラーを選ぶと内容と対処方法を確認できます。

📎 出典:Panasonic よくあるご質問「洗濯機にエラー表示「U**」が出たら」

主なUエラーの意味と対処の考え方

パナソニックの公式FAQで一覧に掲載されている主なUエラーを整理しました。
機種によって表示されるコードや細かな意味が異なる場合があるため、取扱説明書もあわせて確認してください。

コード意味まず確認すること
U04乾燥フィルターの目詰まり(ドラム式)乾燥フィルターと奥のフィルターの水洗い
U11規定時間内に排水できない排水口・排水ホース、水が抜けたあとに排水フィルター
U12ドア・ふたが閉まっていない、またはドアロックが解除できない閉め直し、ロック部の異物
U13衣類の片寄りなどで脱水できない洗濯物の片寄り、排水、本体のガタつき
U14規定時間内に給水できない給水栓、給水フィルター、凍結、断水
U19排水の流れが悪く脱水時にモーターへ負荷(タテ型)排水口・排水ホース、約1時間待ってから再運転
U23・U32〜U34洗剤や柔軟剤を自動投入できなかった自動投入タンクと経路のお手入れ
U81〜U86スマートフォンアプリ・無線LANの接続に関するお知らせパスワードや接続手順の見直し
U99チャイルドロック動作中のお知らせとされる電源プラグを抜き差しして最初からやり直す

U81〜U86の個別の意味とU99の内容は、販売店のサポート情報などで案内されている内容をもとにしています。
操作部に「U」しか表示されず数字が出ない場合についても、公式FAQに案内の項目が用意されているため、該当する場合は公式FAQを確認してください。

Uエラーは系統で見ると対処が分かりやすい

系統主なコード対処の中心
排水U11・U19排水口と排水ホースのお手入れ
給水U14給水栓と給水フィルターの確認
脱水・バランスU13洗濯物の入れ方と設置の見直し
ドア・ふた・ロックU12・U99閉め直し、ロックの解除
乾燥U04乾燥フィルターと乾燥経路のお手入れ
自動投入U23・U32〜U34タンクとクエン酸を使った経路のお手入れ
通信U81〜U86無線LAN・アプリの接続設定の見直し

U11は水が残っているときの手順に注意

U11が出たとき、ドラムに水が残った状態で排水フィルターを外すと、水が一気に流れ出るおそれがあります。
まず電源を切って排水口とホースを確認し、脱水で水が抜けるか試してから、フィルターのお手入れに進むのが安全です。
詳しい手順はパナソニックのU11のFAQで案内されています。

📎 出典:Panasonic よくあるご質問「洗濯機にエラー表示「U11」が出る・排水できないときは」

Uエラーでも修理が必要になるケース

Uエラーは利用者が対処できる表示ですが、お手入れや使い方を見直しても繰り返す場合は、本体の故障や内部の詰まりが考えられます。
パナソニックも、対処を試しても改善しない場合は点検・修理を依頼するよう案内しています。
同じUエラーが短い間隔で何度も出るようになったら、部品の劣化を疑ってみてください。

主なHエラーの意味

Hエラーは、利用者自身では改善できない不具合を知らせる表示です。
パナソニックの公式FAQでは、HA0・H07・H10・H12・H21・H25・H26・H27・H29・H35・H51・H57・H59・H93の内容を個別に確認できるようになっています。
次の表は、公式情報と修理関連の解説をもとに主なコードの意味を整理したものです。

コード意味
HA0排水ドレインポンプの異常(ヒートポンプ乾燥機)
H07洗濯槽の回転異常
H10乾燥の温度センサー系の異常とされる
H12洗濯槽の振れ検知の異常とされる
H21あふれる水位の検知とされる
H23温水用ヒーターの異常とされる
H25排水弁を動かすギヤードモーターの異常とされる
H26洗い・脱水の切り替え部品の異常とされる
H27ドア・ふたロックの異常とされる
H29内部冷却ファンの異常とされる
H35ドラムを回すベルトの外れとされる
H51モーター・ドラムへの過負荷とされる
H57ドラムやモーターへの異常な電気的負荷
H59乾燥用送風ファンの異常とされる
H93ヒートポンプの温度センサー系の異常とされる
H97ヒートポンプ内の水位の異常とされる

「とされる」と記載したコードは、修理関連の解説などで説明されている内容です。
正確な内容は、公式FAQでコードを選んで確認するか、修理窓口に問い合わせてください。
表にないコードが表示された場合も、「その他のHエラー」として品番と表示内容を伝えて相談できます。

📎 出典:Panasonic よくあるご質問「洗濯機にエラー表示「H**」が出たら」

系統で見るHエラー

系統主なコード特徴
駆動系(回転・モーター)H07・H35・H51・H57ドラムや槽が回らない。再運転で別のコードに変わることがある
乾燥系(ヒートポンプ・ファン)HA0・H10・H59・H93・H97乾燥の途中で止まる。乾燥時間の延長が前兆になりやすい
給排水・水位系H21・H25水があふれる、排水できない、水がたまらない
切り替え・安全装置系H12・H26・H27脱水に移れない、ドアやふたのロックがおかしい
電装・加熱系H23・H29焦げ臭さや発熱に注意が必要

エラーが出たときに共通して行う手順

コードの種類にかかわらず、表示が出たら次の順番で対応してください。

  1. 運転を止め、表示されたコードと工程(洗い・すすぎ・脱水・乾燥)をメモする
  2. 焦げ臭さ、煙、床の水漏れがないか確認する
  3. Uエラーの場合は、表示内容に沿ってお手入れや使い方を見直す
  4. Hエラーの場合は、電源を切って電源プラグを抜き、5秒以上待ってから差し込んで運転を再開する
  5. 改善しなければ水栓を閉めて電源プラグを抜き、販売店か修理窓口に依頼する

焦げ臭さや煙がある場合は、リセットを試さずに電源プラグを抜いて使用を中止してください。
床が濡れているときは、先に水を拭き取り、乾いた手で電源プラグを抜きましょう。

📎 出典:Panasonic よくあるご質問「【タテ型洗濯機】エラー表示「H**」が出たら」

修理か買い替えかの判断基準

Hエラーで修理を依頼するときは、使用年数と部品の有無が判断の軸になります。

使用状況考え方
購入から1年以内メーカー保証の対象になる可能性が高い
購入から2〜6年程度延長保証の有無を確認し、見積もりを取ってから判断
購入から7年以上部品の保有状況と修理額次第で、買い替えも比較
複数のHエラーが続けて出ている複数部品の劣化が考えられ、買い替えを優先して検討

家電業界の表示規約では、電気洗濯機の補修用性能部品の保有期間は6年とされています。
この期間は購入日ではなく、その機種の製造を打ち切った時点から数えます。

📎 出典:全国家庭電気製品公正取引協議会「別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間」

修理料金の目安や修理の申し込みは、パナソニックの洗濯機サポートページから確認できます。
実際の金額は品番や交換部品で変わるため、見積もりで確認してください。

📎 出典:Panasonic 洗濯機・衣類乾燥機 サポート

他製品のエラーコードとは別体系

パナソニックはエアコンや給湯機などでも英字と数字のエラーコードを使っていますが、同じ番号でも製品ごとに意味は異なります。
エアコンはパナソニックエアコンのエラーコード一覧|F・Hから始まる全コードを解説、給湯機はパナソニック エコキュート エラーコード一覧、食洗機はパナソニックの食洗機H21エラーの原因と自分でできる直し方で、それぞれのコードを整理しています。

温水機能付きの洗濯機を検討している方は、洗濯機の温水機能は本当に必要?メリット・デメリット・電気代・代替策も参考にしてください。

コードが一覧にない・読み取れないとき

機種によって表示されるコードは異なり、この記事の一覧に載っていない番号が出ることもあります。
その場合も、慌てずに次の順番で確認すれば対応できます。

状況対応
一覧にないUエラーが出た取扱説明書で該当の表示を調べ、公式FAQのUエラー一覧から選ぶ
一覧にないHエラーが出た「その他のHエラー」として、品番と表示内容を伝えて修理窓口に相談する
英字だけ、数字だけが表示される取扱説明書の表示一覧を確認し、判断できなければ窓口に相談する
表示が消えてしまった出た工程と時刻をメモし、再発したときに備える

修理窓口に相談するときは、表示が読み取れなくても、止まった工程や音・においなどの状況を伝えれば見当をつけてもらえます。
スマートフォンで表示部を撮影しておくと、説明がぐっと楽になります。

エラーを減らすための日頃の習慣

エラーの多くは、使い方やお手入れの積み重ねで出にくくなります。
頻度の目安を決めておくと、お手入れの抜けを防げます。

タイミングやること予防できる表示の例
洗濯のたびポケットの中身を出す/洗剤を表示どおりに計るU11・H21
乾燥のたび乾燥フィルターのホコリを取るU04・H10・H59
洗濯後ふたを開けて槽内を乾かすにおいやカビの予防
月に1回程度排水ホースの折れ・つぶれ、本体のガタつきを確認するU11・U13・U19
年に2回程度排水口のカバーを外してゴミを取るU11・U19
使わないとき水栓を閉めておくH21・水漏れ

特に、洗剤の入れすぎと排水経路の詰まりは、複数のエラーに共通する原因です。
この2つを意識するだけでも、表示が出る回数は減らせます。

修理を依頼する前に準備しておくこと

Hエラーが再発する場合や、Uエラーの対処をしても改善しない場合は点検が必要です。
申し込みの前に次の情報をそろえておくと、手続きが短時間で終わります。

準備するもの確認する場所・ポイント
品番本体の側面や背面、ふた(ドア)の周辺の銘板、保証書、取扱説明書
購入時期・購入店レシート、保証書、通販サイトの購入履歴
保証の状況メーカー保証書、販売店の延長保証の書類
症状のメモ表示されたコード、止まった工程、音やにおいの有無、発生日時
試した対処リセットやお手入れの内容と、その結果

見積もりを受け取ったら、技術料・部品代・出張料の内訳と、修理をしない場合にかかる費用を確認しておきましょう。
同じ時期に劣化しやすい部品がほかにないかも聞いておくと、修理と買い替えを比べやすくなります。

よくある質問

Q. パナソニックの洗濯機のUエラーとHエラーの違いは何ですか?

Uから始まるエラーは、排水フィルターの詰まりやドアの閉め忘れなど、利用者が対処できる内容のお知らせです。Hから始まるエラーは故障の可能性が高い内容で、電源の入れ直しで一時的に改善しない場合は点検・修理が必要です。まず先頭の英字を確認すると、次に取るべき行動が判断しやすくなります。

Q. エラーコードが消えたら、そのまま使っても大丈夫ですか?

Uエラーで原因を取り除いて消えた場合は、そのまま使って問題ないことが多いです。Hエラーが電源の入れ直しで消えた場合は、一時的に改善しただけで不具合が残っている可能性があります。同じコードが再び表示されたら、リセットを繰り返さずに修理を依頼してください。

Q. 一覧にないエラーコードが出たらどうすればいいですか?

機種によって表示されるコードや意味が異なるため、まず取扱説明書を確認してください。Uエラーであればパナソニックの公式FAQで選べる場合があります。Hエラーで一覧にないものは「その他のHエラー」として、品番と表示内容を伝えて修理窓口に相談すると対応してもらえます。

Q. エラーコードはどこで確認できますか?

表示されたコードの意味は、取扱説明書のほか、パナソニックの公式FAQで確認できます。UエラーとHエラーそれぞれに一覧ページがあり、コードを選ぶと内容を確認できる仕組みです。品番が分かれば、修理診断の案内や修理料金の目安もサポートページから確認できます。

Q. エラーが増えてきたら買い替えを考えるべきですか?

同じUエラーが短期間に何度も出る、複数のHエラーが続けて表示されるといった場合は、部品の劣化が進んでいる可能性があります。購入から7年以上経っているなら、修理の見積額と買い替え費用を比べて判断するのが現実的です。電気洗濯機の部品保有期間は製造打ち切りから6年とされている点も判断材料になります。

まとめ

パナソニックの洗濯機のエラーコードは、先頭の英字で対応の考え方が分かります。

  • Uエラーは表示内容に沿ってお手入れや使い方を見直す
  • Hエラーは電源の入れ直しを試し、改善しなければ修理を依頼する
  • 焦げ臭さや水漏れがあるときはリセットせず使用を中止する
  • 修理か買い替えかは使用年数と部品の有無で判断する

表示されたコードと工程をメモしておくと、修理の相談がスムーズに進みます。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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