「東芝のZABOONは、ウルトラファインバブルの種類が複数あるけれど、違いは何?」「縦型とドラム式で、どれを選べばいいの?」と、機種ごとの違いが分からず迷っていませんか。
東芝は、縦型には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」、2026年のドラム式には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載しており、名前も仕組みも少しずつ違います。
この記事では、東芝の発表資料と報道で確認できた範囲で、機能名の違い、縦型とドラム式の機種・価格、公開されている試験の条件、選び方を順番に整理します。
読み終えるころには、自分に合う機種を絞り込めるようになります。
結論|縦型は「洗浄W」、2026年のドラム式は「洗浄EX」。泡の個数は公開されていない
結論から言うと、東芝のウルトラファインバブル洗浄は、縦型とドラム式で機能名が異なり、確認できた資料に泡の個数の記載はない点が特徴です。
| 区分 | 機能名 | 確認できた機種 |
|---|---|---|
| 縦型(2025年8月発売) | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄W | AW-12DPB5、AW-10DPB5、AW-10DHB5 |
| ドラム式(2026年10月発売) | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX | TW-137XP6、TW-137XH6、TW-137XM6 |
どちらも、洗いとすすぎで泡を使う点は共通していますが、詳しい仕組みの説明は機能ごとに違います。
縦型の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」
縦型のAW-12DPB5、AW-10DPB5、AW-10DHB5の機能は、次のとおりです。
| 工程 | 東芝の説明 |
|---|---|
| 洗い | ナノサイズの泡が洗浄成分(界面活性剤)を繊維の奥まで運び、皮脂汚れを落として黄ばみを防ぐ |
| すすぎ | 繊維に残った洗剤成分を吸着して取り除き、柔軟剤成分が奥まで浸透しやすくなる。すすぎの回数や水量は増えない |
| Ag⁺抗菌水 | 内蔵ユニットを水道水が通ると銀イオンが溶け出し、洗濯のたびに衣類を抗菌する |
Ag⁺抗菌水のユニットは、約13年間交換不要とされています。
ただし、この年数は年間548回の洗濯で計算した値で、製品の標準使用期間や保証期間とは異なる、と注記されています。
公開されている試験
| 項目 | 条件・実施者 |
|---|---|
| 抗菌 | JIS L1902の菌液吸収法。ボーケン品質評価機構が評価し、抗菌活性値2.0以上(菌の抑制率99%以上) |
| 柔らかさ | 柔軟剤を使い、部屋干し後のバスタオルを50%に圧縮した荷重を、泡入りの水と水道水で比較。社内調べ |
| 香り | 同条件で、臭気判定士による官能試験。東海技術センター |
抗菌の試験は第三者機関が評価していますが、この抗菌の結果は、Ag⁺抗菌水に関する試験です。
泡そのものの洗浄効果とは、分けて読む必要があります。
柔らかさは社内調べで、泡の個数や粒径は、確認できた資料に記載がありませんでした。
📎 出典:東芝 全自動洗濯機 DPB5・DHB5 発表資料(PDF)
縦型の機種と価格
| 型番 | 洗濯容量 | 発売 | 市場想定価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| AW-12DPB5 | 12kg | 2025年8月 | 約229,000円 | 洗剤・柔軟剤の自動投入、IoT対応 |
| AW-10DPB5 | 10kg | 2025年8月 | 約196,000円 | 洗剤・柔軟剤の自動投入、IoT対応 |
| AW-10DHB5 | 10kg | 2025年8月 | 約181,000円 | 洗剤自動投入・IoTは非対応(エントリー) |
価格は、各社オープン価格のため、報道にある市場想定価格です。
実売価格は、販売店や時期で変わります。
AW-10DHB5にも、抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wは搭載されています。
泡の機能で選ぶだけなら、洗剤の自動投入などの有無が、価格差の主な違いになります。
DPB5の運転音は、洗い31dB、脱水37dBと発表されています。
ドラム式の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」
2026年8月に、東芝は新型ドラム式洗濯機を発表しました。
| 型番 | 容量(洗濯/乾燥) | 発売 | 市場想定価格(税込) |
|---|---|---|---|
| TW-137XP6 | 13kg/7kg | 2026年10月 | 約426,800円 |
| TW-137XH6 | 13kg/7kg | 2026年10月 | 約382,800円 |
| TW-137XM6 | 13kg/7kg | 2026年10月 | 約338,800円 |
XP6とXH6には、洗剤とウルトラファインバブル水を混ぜて噴射する「高濃度ワイドシャワー」があり、約30分で洗濯が完了するとされています。
XM6にこのシャワーがあるかは、確認できた記事には記載がありませんでした。
また、東芝の2026年8月号のカタログでは、抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXは、ファインバブル産業会の認証商品であることが示されています。
認証の対象となった効果や条件は、カタログの該当ページで確認する必要があります。
📎 出典:東芝、新型ドラム式洗濯機を5年ぶりにフルモデルチェンジ(電波新聞デジタル)
📎 出典:東芝 洗濯乾燥機/洗濯機/衣類乾燥機 カタログ 2026-3号
選び方の4つの軸
東芝の機種を選ぶときは、次の点を確認しましょう。
| 軸 | 見るポイント |
|---|---|
| 縦型かドラム式か | 乾燥機能が必要か。ドラム式は13kg/7kgで価格帯が高い |
| 容量 | 10kg、12kg、13kg。家族の洗濯量と置き場所に合うか |
| 付加機能 | 洗剤の自動投入、IoT、高濃度ワイドシャワーの有無 |
| 価格 | 縦型は約18〜23万円台、ドラム式は約34〜43万円台(市場想定価格) |
泡の機能だけで選ぶなら、縦型のエントリーモデルでも搭載されているため、上位機種との差は、自動投入やIoTなどの付加機能です。
置き場所の寸法は、必ず公式カタログで確認してください。
東芝の泡の機能は、2019年にも発表されています。
当時の記事では、ZABOONの「ウルトラファインバブル洗浄W」として、洗いとすすぎで泡を使う仕組みが紹介されていました。
機能の名前や対象機種は毎年変わるため、購入時は最新のカタログで確認しましょう。
📎 出典:東芝、ウルトラファインバブル洗浄W搭載のZABOON(家電Watch、2019年)
洗濯機のウルトラファインバブルの全体像は、洗濯機のウルトラファインバブルをご覧ください。
効果の考え方は、科学的根拠と正しい効果・選び方で整理しています。
購入前の注意点は、デメリット7つと後悔しない選び方にまとめています。
まとめ
東芝のZABOONは、縦型に「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」、2026年のドラム式に「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載しています。
泡の個数は確認できた資料に記載がなく、抗菌の試験はAg⁺抗菌水に関するものなので、泡の効果とは分けて読むことが大切です。
縦型は約18〜23万円台、ドラム式は約34〜43万円台が市場想定価格でした。
縦型かドラム式か、容量、付加機能、価格の順に絞って選んでください。
よくある質問
Q1. 東芝の洗濯機は、全機種にウルトラファインバブルが付いていますか?
確認できた範囲では、縦型のAW-12DPB5、AW-10DPB5、AW-10DHB5と、2026年発売のドラム式TW-137XP6などに搭載されています。
ただし、全機種に搭載されているとは限りません。
型番ごとに搭載の有無が違うため、購入前に最新のカタログで確認してください。
Q2. 洗浄Wと洗浄EXは、何が違いますか?
縦型には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」、2026年のドラム式には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」という名前が使われています。
ドラム式のXP6とXH6には、洗剤と泡の水を混ぜて噴射する高濃度ワイドシャワーがあります。
詳しい仕組みの違いは、確認できた資料からは読み取れませんでした。
Q3. 縦型の上位機種とエントリーモデルの違いは何ですか?
発表では、DPB5シリーズは洗剤・柔軟剤の自動投入とIoT機能に対応し、エントリーのAW-10DHB5は非対応とされています。
どちらも、抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wは搭載されています。
泡の機能だけを重視するなら、付加機能が必要かで選ぶと整理しやすくなります。
Q4. 泡の数や大きさは公開されていますか?
確認できた発表資料やカタログには、泡の個数の記載はありませんでした。
泡の大きさは、ナノサイズと説明されています。
数値で比べたい場合は、メーカーに測定条件を含めて問い合わせるのが確実です。
個数が多いことが、そのまま効果の大きさを意味するわけではありません。
Q5. 価格は、いくらくらいですか?
市場想定価格で、縦型は約181,000円〜229,000円、ドラム式は約338,800円〜426,800円(いずれも税込)と報じられています。
実売価格は、販売店や時期で変わります。
同じ型番で複数の店から見積もりを取り、設置費用や嵩上げ台の要否も含めて比べてください。

