MENU

ルンバの電気代は月いくら?充電・待機・掃除機との比較で解説

ルンバとスティック掃除機を描き、月の電気代と充電・待機時の比較を案内するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

ロボット掃除機を毎日動かしていると、電気代がどれくらいかかっているのか気になりませんか。
毎日1時間以上稼働するうえ、使っていない間も充電ドックにつながったままだからです。
結論から言うと、ルンバの電気代は1か月あたり100〜150円程度です。
年間でも1,500円前後で、一般的な掃除機を使うより安く収まることがほとんどです。
ただし、電気代の内訳を見ると意外な事実があります。
この記事では、充電と待機それぞれの金額を分けて示したうえで、掃除機との比較や消耗品まで含めたコストを整理します。

電気代が高いと感じたら、一度料金を比べてみませんか?

電気代は毎月かかる固定的な支出だからこそ、契約する電力会社や料金プランを見直すことで負担が変わる可能性があります。

「最近、電気代が高くなった」
「今の電力会社のままでいいのか気になる」

という方は、Looopでんきを選んだ場合の料金を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

今すぐ切り替える必要はありません。
まずは現在の電気代と比較して、自分の家庭に合うか確認してみましょう。

▼ 今の電気代とLooopでんきを比べてみる

目次

ルンバの電気代は月100〜150円

計算式は次のとおりです。

電気代 = 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力量の目安単価(円/kWh)

目安単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWhを使います。

📎 出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問Q&A」

ロボット掃除機の消費電力は、状態によって次のように分かれます。

状態消費電力の目安1回・1日あたりの電気代
充電中約30Wフル充電(2〜3時間)で約2〜3円
充電完了後の待機約2〜4W1日あたり約1.5〜3円
清掃中バッテリー駆動のため0W(充電分に含まれる)

※機種によって値は異なります。正確な数値は取扱説明書や製品の仕様で確認してください。

毎日1回稼働させ、そのつど充電する使い方を想定すると次のようになります。

項目1か月1年
充電(月30回)約60〜90円約730〜1,095円
待機(常時)約45〜90円約547〜1,095円
合計約105〜180円約1,280〜2,190円

※31円/kWhで試算した参考値です。

1か月で缶コーヒー1本分程度です。
掃除を自動化できる対価としては、かなり小さい金額と言えます。

電気代の半分近くを「待機」が占めている

上の表で注目したいのは、待機中の電気代が、充電中とほぼ同じか、それ以上になる場合があるという点です。

理由は単純で、稼働と充電の時間が1日2〜3時間なのに対し、待機は21時間以上続くためです。
1回あたりの消費電力は小さくても、時間が長いぶん積み上がります。

状態1日の時間1日の電気代
充電(30W)2時間約1.9円
待機(3W)22時間約2.0円

※31円/kWhで試算した参考値です。

待機中に電力を使っているのは、本体のコンピューターやWi-Fi接続を維持しているためです。
スマートフォンのアプリから操作できる機種ほど、通信のための電力が必要になります。

ここで「では充電ドックのプラグを抜けばいいのでは」と考えたくなりますが、それだと本体のバッテリーが減り、次に使うときに充電が必要になるだけです。
結果として消費する電力量はほとんど変わりません。
待機電力の性質についてはコンセント差しっぱなしの電気代はどれくらい?実際にかかる金額と無駄を減らす判断基準で整理しています。

稼働頻度・部屋の広さによる違い

使い方によって充電の回数が変わります。

使い方月の充電回数1か月の電気代の目安
週2回・ワンルーム約8回約60〜80円
毎日1回・1LDK約30回約105〜180円
毎日2回・戸建て約45〜60回約150〜250円
毎日・広い戸建て(途中充電あり)約60回以上約180〜280円

※31円/kWhで試算した参考値です。

広い家では、一度の掃除でバッテリーを使い切り、途中で充電に戻ってから再開する動作が入ります。
そのぶん充電回数が増えますが、それでも月250円前後です。

部屋の広さが電気代を大きく左右することはありません。
ロボット掃除機は、どの使い方でも月300円を超えにくい機器だと考えてよいでしょう。

一般的な掃除機との比較

自分で掃除機をかける場合と比べてみます。

掃除の方法消費電力1日の使用時間1か月の電気代
ロボット掃除機約30W(充電)—約105〜180円
キャニスター掃除機(強)約1,000W15分約233円
キャニスター掃除機(標準)約500W15分約116円
スティック掃除機(充電式)約30W(充電)—約50〜100円

※31円/kWhで試算した参考値です。

ロボット掃除機は、キャニスター掃除機を強運転で使う場合より安く収まります。
一方、充電式のスティック掃除機はさらに安くなります。
これは、スティック掃除機が使うときだけ電力を消費し、待機電力も小さいためです。

電気代だけで選ぶなら、差は月100円程度にすぎません。
掃除にかける時間を自動化できるかどうかで判断するほうが、実態に合っています。

家電ごとの消費電力の大きさは【2026年最新】家電の消費電力ランキングTOP15|電気代が高い順に解説で順位づけしています。

自動ゴミ収集ドック付きモデルの場合

近年は、本体のダストボックスのゴミを自動でドックに吸い上げる機能を持つモデルが増えています。
この機能は電気代に影響します。

項目消費電力の目安1か月の追加分
ゴミ吸引(1回10〜30秒)約800〜1,200W約20〜50円
ドックの待機電力約3〜6W約67〜134円

※31円/kWhで試算した参考値です。機種によって大きく異なります。

吸引時の消費電力は大きいものの、動作は数十秒で終わるため金額への影響は小さくなります。
むしろ影響が大きいのは、ドック自体の待機電力です。
通常のドックより機能が多いぶん、常時の消費電力がやや増えます。

それでも、合計で月200〜300円程度に収まります。
ゴミ捨ての手間が減る対価としては、妥当な範囲と言えるでしょう。

水拭き機能付きのモデルでは、モップの洗浄と乾燥のために追加の電力を使います。
特に温風乾燥を行う機種は消費電力が大きく、月数百円上乗せされることがあります。

電気代以外のランニングコスト

ロボット掃除機を使い続けるうえでは、電気代より消耗品のほうが金額として大きくなります。

項目交換の目安費用の目安年間換算
フィルター2〜3か月1,000〜2,000円約4,000〜8,000円
ブラシ・エクストラクター6〜12か月2,000〜5,000円約2,000〜5,000円
サイドブラシ3〜6か月1,000〜2,000円約2,000〜6,000円
バッテリー2〜4年8,000〜15,000円約2,000〜7,500円
紙パック(自動ゴミ収集式)1〜2か月1袋300〜600円約2,000〜7,000円

※機種と使用頻度によって変わります。純正品と互換品でも価格が異なります。

年間で1万円から2万円程度になるのが一般的です。
電気代の年間1,500円前後に対して、消耗品は10倍前後という構造です。
ロボット掃除機の維持費を考えるなら、電気代より消耗品の交換周期を把握するほうが実用的です。

なお、消耗品の交換を怠ると吸引力が落ち、同じ面積を掃除するのに時間がかかるようになります。
結果として稼働時間と充電回数が増えるため、わずかですが電気代も増えます。

メーカーや機種で電気代は変わるか

ロボット掃除機はメーカーごとに機能が違いますが、電気代という点では大きな差が出にくい機器です。

要素電気代への影響理由
バッテリー容量小さい容量が大きいほど1回の充電量は増えるが、充電回数は減る
吸引力小さい清掃中はバッテリー駆動で、充電量に反映される
走行方式(ランダム/マッピング)やや影響するマッピング式は無駄な走行が少なく、稼働時間が短い
Wi-Fi・アプリ連携やや影響する待機中の通信で消費電力がわずかに増える
水拭き・自動ゴミ収集影響する洗浄・乾燥・吸引の分が加わる

同じ部屋を掃除するなら、走行の無駄が少ない機種のほうが稼働時間が短く、結果として充電量も減ります。
ランダムに走行する方式は、同じ場所を何度も通るため時間がかかります。

とはいえ、その差は月に数十円の範囲です。
機種選びで電気代を判断材料にする必要はほとんどありません。
吸引力、段差の乗り越え、間取りの記憶、ゴミ捨ての手間といった使い勝手で選ぶほうが合理的です。

導入を迷っている場合の考え方

電気代が小さいことは分かったとして、導入そのものをどう判断するかを整理します。

項目費用の目安
本体価格3万円〜15万円
電気代年間約1,500円
消耗品年間1万〜2万円
バッテリー交換2〜4年ごとに8,000〜15,000円
5年間の合計(本体8万円の場合)約15万〜20万円

5年使う前提で、年間3万〜4万円程度というのが現実的な負担感です。
これは「電気代の問題ではなく、家事を外注する費用として見合うか」という判断になります。

向いているのは次のような条件です。

  • 床にものが少なく、走行の障害が少ない
  • ワンフロアで完結する間取り(階段があると移動させる手間が生じる)
  • 毎日の掃除に時間を割きたくない
  • ペットがいて抜け毛が多い

逆に、床に物が多い部屋やコード類が多い環境では、事前の片づけが必要になり、手間が減らないこともあります。
導入前に、床にものを置かない状態を維持できるかを考えてみてください。

電気代を下げる方法

金額が小さいため優先度は高くありませんが、できることを整理します。

1. 稼働スケジュールを見直す

毎日動かす必要がない部屋もあります。
使用頻度の低い部屋を対象から外せば、稼働時間と充電回数が減ります。
アプリで部屋ごとにスケジュールを設定できる機種であれば、調整は簡単です。

2. 夜間電力の時間帯に充電する

時間帯によって単価が変わる料金プランを契約している場合、夜間に充電すると単価が下がります。
ただし、元の金額が月100円台なので、効果は月に数十円です。

3. 長期不在時は電源を切る

旅行などで数週間使わない場合は、ドックのプラグを抜いておくと待機電力が発生しません。
ただし、リチウムイオンバッテリーは完全に放電した状態で長期間放置すると劣化します。
長期不在の前は、ある程度充電された状態にしてから電源を切るのが望ましい扱いです。
逆に、数日程度の不在で抜く意味はほとんどありません。

4. フィルターとブラシを清潔に保つ

目詰まりしたフィルターや、髪の毛が絡んだブラシは吸引効率を落とします。
同じ範囲を掃除するのに時間がかかるようになり、充電回数が増えます。
電気代より、掃除の質を保つという意味で重要な手入れです。

5. 実際の消費電力を測る

正確に知りたい場合は、充電ドックとコンセントの間にワットモニターを挟んで測定できます。
充電中と待機中の値を別々に測れば、自分の機種での実際の金額が出せます。

設置と使用時の注意点

電気代とは別に、安全面で確認しておきたい点があります。

充電ドックの周辺に、カーテンや紙類などの可燃物を置かないでください。
充電中は本体とドックの接点が発熱します。
また、ドックを電源タップの上に直接置くような設置も避けてください。

床に置いたままの延長コードは、本体が巻き込んで断線させることがあります。
被覆が傷んだコードは発熱・発火の原因になるため、走行範囲のコード類は床から上げるか、まとめて固定してください。

そのほか、ストーブの周囲、水濡れの可能性がある場所、ペットの排泄物がある部屋での稼働は避けてください。
ロボット掃除機は障害物を回避しますが、液体や熱源を完全に判別できるわけではありません。

家全体の電気代の中での位置づけ

ロボット掃除機が家計に与える影響を、他の機器と並べて確認しておきます。

機器年間の電気代の目安
エアコン(1台・通年)約20,000〜40,000円
冷蔵庫(400L前後)約10,000円
テレビ(1日6時間)約8,700円
温水洗浄便座(貯湯式)約4,900円
ロボット掃除機約1,500円

※31円/kWhで試算した参考値です。

年間1,500円前後は、家電の中でもかなり小さい部類です。
節電のためにロボット掃除機の使用を控えるという判断は、効果が出ません。
電気代を下げたいなら、金額の大きい冷暖房や給湯から手をつけるほうが確実です。

家庭のエネルギー消費の実態は、公的な統計調査でも継続的に調べられています。

📎 出典:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査(家庭CO2統計)」

なお、在宅時間が長いと、掃除中もテレビや照明が点いたままになりがちです。
そちらの金額はテレビをつけっぱなしにすると電気代はいくら?時間別の目安と考え方で試算しています。

よくある質問

Q1. ルンバを毎日動かすと電気代はいくらですか?

1か月あたり105〜180円が目安です。
内訳は、充電が月60〜90円、待機が月45〜90円です。
年間では1,300〜2,200円程度になります。
これは一般的な家庭を想定した試算で、広い戸建てで1日2回稼働させる場合は月250円前後まで上がります。
いずれにしても、家電の中では小さい金額です。
電気代を理由に稼働頻度を減らす必要はほとんどありません。

Q2. 充電ドックのプラグは抜いたほうがよいですか?

日常的に抜く必要はありません。
プラグを抜くと待機電力はなくなりますが、その間に本体のバッテリーが自然に減り、次に使うときにより多くの充電が必要になります。
結果として、消費する電力量はほとんど変わりません。
また、抜いた状態では自動でドックに戻れなくなり、スケジュール運転も動きません。
抜く意味があるのは、数週間以上使わない長期不在のときだけです。
その場合も、バッテリーをある程度充電した状態にしてから切ってください。

Q3. 普通の掃除機とどちらが電気代は安いですか?

使い方によりますが、大きな差はありません。
キャニスター掃除機を1日15分、強運転で使う場合は月233円程度、標準運転なら月116円程度です。
ロボット掃除機は月105〜180円なので、強運転の掃除機よりは安く、標準運転とはほぼ同じという結果になります。
充電式のスティック掃除機はさらに安く、月50〜100円程度です。
電気代の差は月100円以内なので、掃除にかける時間や仕上がりで選ぶほうが実態に合っています。

Q4. 自動ゴミ収集機能があると電気代は高くなりますか?

やや高くなりますが、合計でも月200〜300円程度です。
ゴミを吸い上げる動作自体は消費電力が大きいものの、1回あたり10〜30秒で終わるため金額への影響は小さくなります。
影響が大きいのは、ドックの待機電力です。
通常のドックより機能が多いぶん、常時の消費電力が3〜6W程度とやや増えます。
なお、自動ゴミ収集式では紙パックの交換費用がかかるため、維持費としてはそちらのほうが大きくなります。

Q5. 電気代よりランニングコストのほうが大きいというのは本当ですか?

事実です。
電気代は年間1,500円前後ですが、消耗品は年間1万円から2万円程度かかります。
フィルターは2〜3か月、サイドブラシは3〜6か月、メインのブラシは6〜12か月が交換の目安です。
さらに、バッテリーは2〜4年で交換が必要になり、1回あたり8,000〜15,000円かかります。
自動ゴミ収集式であれば、紙パックの費用も加わります。
維持費を考えるなら、電気代より消耗品の交換周期と価格を把握しておくほうが実用的です。

まとめ

ルンバの電気代は、1か月あたり100〜180円、年間で1,500円前後が目安です。

  • 内訳は充電が半分、待機が半分。待機時間が長いぶん積み上がる
  • ドックのプラグを抜いても、消費する電力量はほとんど変わらない
  • 一般的な掃除機との差は月100円以内。電気代では選ぶ理由にならない
  • 自動ゴミ収集機能付きでも、合計で月200〜300円程度
  • 維持費の大半は電気代ではなく、フィルター・ブラシ・バッテリーなどの消耗品

電気代を気にして稼働頻度を下げる効果はほとんどありません。
むしろフィルターとブラシを清潔に保ち、掃除の効率を落とさないほうが実用的です。

電気代が高いと感じたら、一度料金を比べてみませんか?

電気代は毎月かかる固定的な支出だからこそ、契約する電力会社や料金プランを見直すことで負担が変わる可能性があります。

「最近、電気代が高くなった」
「今の電力会社のままでいいのか気になる」

という方は、Looopでんきを選んだ場合の料金を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

今すぐ切り替える必要はありません。
まずは現在の電気代と比較して、自分の家庭に合うか確認してみましょう。

▼ 今の電気代とLooopでんきを比べてみる

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

目次