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パーパスのソーラーユニット(SU-1・2)エラー一覧|末尾7の意味

パーパスのソーラーユニットSU-1・2のエラー一覧と末尾7の意味を示すサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

リモコンに767や667といった番号が出ている。
給湯器のエラー一覧を見ても、該当する説明が見つからない。
そんなときは、太陽熱を利用するソーラーユニットのアラームである可能性があります。

このユニットの番号には、見分けるための明確な規則があります。
そして本体側の番号と紛らわしいものが含まれているため、読み違えると確認する機器そのものが変わってしまいます。
この記事では、番号の読み方から点検箇所、症状の出方までを整理します。

目次

ソーラーユニットは太陽熱とガスをつなぐ装置

ソーラーユニット(SU-1・SU-2)は、太陽熱で温めたお湯を給湯器につなぐための装置です。

太陽熱温水器で温まったお湯は、日照によって温度が大きく変わります。
晴れた日には設定温度を超えることもあれば、曇りの日にはほとんど温まらないこともあります。
そこでユニットが、太陽熱のお湯をそのまま使うか、ガスで追い焚きするかを切り替え、温度を整えてから給湯器へ送っています。

そのためユニットの中には、三方弁、ミキシングバルブ、複数のサーミスタといった部品が入っています。
アラーム番号も、これらの部品に対応しています。

末尾が7ならソーラーユニット側

パーパスのエラー番号は、末尾の数字が対象を示す規則になっています。
給湯器本体では1が給湯側、2がふろ側、3が暖房側です。

ソーラーユニットのアラームは、末尾が7で統一されています。

スクロールできます
番号サブ内容点検箇所
03701強制水設定ユニットの給水切替スイッチ
31701・02入水温サーミスタの断線・短絡ユニットの入水温サーミスタ
32701・02ソーラー温サーミスタの断線・短絡ユニットのソーラー温サーミスタ
33701・02混合温サーミスタの断線・短絡ユニットの混合温サーミスタ
54701・02三方弁リミット異常ユニットの三方弁
66701〜06ミキシングバルブ異常ユニットのミキシングバルブ
70701電装基板異常ユニットの電装基板
767―SU-1(2)通信異常ユニットの基板・通信コード

📎 出典:パーパス株式会社「ガス機器エラー番号一覧」

本体側の番号と紛らわしい

このグループでとくに注意が必要なのは、給湯器本体に似た番号が存在する点です。

ソーラーユニット給湯器本体違い
547(三方弁リミット異常)542(切替弁異常)対象がユニットか本体か
667(ミキシングバルブ異常)661(ミキシング弁異常)同上
707(電装基板異常)700(電装基板異常)同上
767(通信異常)762(通信異常)同上

末尾の1桁が違うだけなので、読み違えると点検する機器が変わってしまいます。
数字が小さく表示されている場合は、明るい場所で確認するか、スマートフォンで撮影して拡大してください。

修理を依頼するときも、見えている番号をそのまま伝えるのが確実です。
自分で読み替えて伝えると、誤りがあったときに原因の特定が遅れます。

037は設定に関わる番号

このグループで性格が違うのが037です。
公式の点検箇所は「ユニットの給水切替スイッチ」となっており、部品の故障ではなくスイッチの状態を確認する番号です。

他の番号が修理の依頼となっているのに対し、037はまず設定側を見るという位置づけになります。
ユニットの給水切替スイッチがどの状態になっているかを確認してください。

なお、スイッチの位置や操作方法は機種によって異なります。
型番に対応する取扱説明書を確認するか、設置した業者に問い合わせてください。
自己判断でスイッチを動かす前に、現在の状態を控えておくと元に戻せます。

症状の出方

ソーラーユニットの不具合では、給湯そのものが止まるとは限りません。

  • 晴れているのに、お湯の温度が上がらない
  • 太陽熱を使っているはずなのに、ガスの使用量が減らない
  • 湯温が安定せず、熱くなったりぬるくなったりする
  • 給湯器本体は正常に動いている

「お湯は使えるが、太陽熱の恩恵を感じられない」というのがユニット側の不具合の特徴です。
まったくお湯が出ない場合は、給湯器本体側の番号を確認してください。
点火系についてはパーパス 給湯器 エラーコード111とは?ガスが出ないときの原因と判断基準で解説しています。

洗濯注湯ユニット(RV-32)のアラーム

もうひとつ、洗濯機へお湯を注ぐためのユニットがあります。

番号内容
505洗濯水量センサ、注湯弁の異常

残り湯や給湯器のお湯を洗濯機へ送る装置で、搭載している住宅は限られます。
この番号が出ていても、給湯や入浴には影響しません。
洗濯機への注湯機能だけが使えない状態になります。

修理と交換の判断

状況現実的な選択
037が出た給水切替スイッチの状態を確認
末尾7の他の番号が出たユニット側の修理を依頼
給湯自体に問題がない緊急性は低い。日程を調整して手配
太陽熱側(集熱器・貯湯槽)の不具合が疑われる太陽熱設備の施工業者に相談
ユニットの使用年数が長いユニット単体の交換を検討

ここで押さえておきたいのは、太陽熱の設備とソーラーユニットは、別の業者が扱っていることがあるという点です。

屋根の集熱器や貯湯槽は太陽熱設備の施工業者、ユニットと給湯器はガス機器の業者、という分担になっている場合があります。
末尾7の番号が出ているならユニット側なので、まずガス機器の窓口に相談してください。
番号が出ていないのに温まらない場合は、太陽熱側を疑うことになります。

ソーラーユニットは給湯器本体とは別の機器なので、本体を交換してもユニットの不具合は解消しません。
逆に、ユニットだけを交換することもできます。
補修用の部品は製造終了からおおむね10年で供給が終わります。
交換時期の考え方は給湯器の寿命は何年?交換時期の目安と見逃されがちなサインで整理しています。
他社での番号の体系はパロマ給湯器のエラーコード一覧も参考になります。

よくある質問

Q. 767と762、どちらが出ているか分かりません。

A. 末尾の1桁で対象が変わります。767はソーラーユニットの通信異常、762は給湯器本体側の通信に関する番号です。点検する機器そのものが違うため、読み違えると原因の特定が遅れます。明るい場所で確認するか、スマートフォンで撮影して拡大してください。修理を依頼するときは、見えている番号をそのまま伝えるのが確実です。

Q. 晴れているのにお湯がぬるいです。番号は出ていません。

A. 番号が出ていない場合、ユニット側ではなく太陽熱の設備側に原因がある可能性があります。屋根の集熱器が汚れている、配管の保温が劣化している、貯湯槽の湯量が足りないといった条件で温まりにくくなります。これらはガス機器の業者ではなく、太陽熱設備を施工した業者の範囲です。まず設置時の書類で施工業者を確認してください。

Q. 037が出ました。故障ですか。

A. 部品の故障とは限りません。公式の点検箇所が「ユニットの給水切替スイッチ」となっており、まずスイッチの状態を確認する番号です。他の番号が修理の依頼となっているのとは性格が違います。スイッチの位置や操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。現在の状態を控えてから操作すると、元に戻せます。

Q. ユニットが故障したままでも、お湯は使えますか。

A. 多くの場合、給湯器本体が正常であればお湯は使えます。ソーラーユニットは太陽熱を活用するための装置なので、機能しなくてもガスで温める経路は生きています。ただし太陽熱の分だけガスの使用量が増えるため、光熱費に影響します。緊急性は高くありませんが、放置するとその分の負担が続くことになります。

Q. 547が出ましたが、542という番号も見たことがあります。

A. 別の番号です。547はソーラーユニットの三方弁、542は給湯器本体の切替弁を示します。末尾が7か2かで、どちらの機器の部品かが判別できます。症状としても、547は太陽熱の切り替えに関わり、542は給湯とふろの経路の切り替えに関わるという違いがあります。修理を依頼するときは番号をそのまま伝えてください。

まとめ

パーパスのソーラーユニット(SU-1・2)のアラームは、末尾が7で統一されています。
末尾を見れば、給湯器本体ではなくユニット側の不具合だと判別できます。

注意が必要なのは、547と542、667と661、707と700、767と762のように、末尾の1桁だけが違う番号が本体側に存在することです。
読み違えると点検する機器が変わってしまうため、見えている番号をそのまま修理窓口に伝えてください。

037だけは性格が違い、公式の点検箇所が給水切替スイッチとなっています。
部品の故障ではなく設定側を確認する番号です。

太陽熱の設備とソーラーユニットは扱う業者が分かれていることがあります。
末尾7の番号が出ているならユニット側、番号が出ていないのに温まらないなら太陽熱側を疑ってください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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