日立のエアコンで遠隔ランプやecoランプが点滅していて、故障なのか気になっていませんか。
あるいは、白くまくんアプリから操作できなくなり、本体を見たら見慣れないランプが光っていた、という状況かもしれません。
先に結論をお伝えすると、この2つのランプの点滅は、冷房や暖房そのものには影響しません。
リモコンでの操作は通常どおり行えますし、部屋が冷えない・暖まらないという事態にもつながりません。
遠隔ランプは無線LANやアプリ連携の状態を、ecoランプはセンサーの状態を知らせているためです。
この記事では、点滅パターン別に何が起きているのかを整理したうえで、Wi-Fi環境の確認手順や、アプリで操作できなくなったときの復帰方法までを解説します。
遠隔ランプとecoランプの点滅は、冷暖房に影響しない
まず全体像を押さえておきます。
日立のランプ表示のうち、この2つは他のランプとは性格が異なります。
| ランプ | 担当している範囲 | 冷暖房への影響 |
|---|---|---|
| タイマーランプ | 室内機側の異常 | 運転が停止する |
| みはり・運転・除湿ランプ | 室外機側の異常 | 運転が停止する |
| クリーン・洗浄ランプ | 掃除機能まわり | 影響する場合がある |
| 遠隔ランプ | 無線LAN・アプリ連携 | 影響しない |
| ecoランプ | センサー・省エネ機能 | 影響しない |
つまり、あわてて修理を手配する必要はありません。
落ち着いて通信環境や設定を確認すれば、多くは自分で解消できます。
他のランプが点滅している場合は、日立エアコンのランプ点滅一覧|白くまくんの点滅回数でわかる不具合から該当するランプを確認してください。
その前に:お使いの機種はアプリに対応していますか
遠隔ランプの点滅を調べる前に、確認しておきたい前提があります。
日立のエアコンすべてがアプリに対応しているわけではありません。
無線LAN接続機能を内蔵しているのは一部のシリーズに限られ、それ以外の機種では別売の無線LAN接続アダプターを取り付けないとアプリを使えません。
たとえばXシリーズの案内では、X・W・Gシリーズが無線LAN接続機能内蔵、Dシリーズは別売の無線LAN接続アダプターを取り付けることで利用可能と説明されています。
対応状況はシリーズや年式によって変わるため、お使いの機種の取扱説明書か、日立の対応エアコン一覧で確認してください。
利用にあたっての前提条件
日立が公開している条件のうち、つまずきやすいものを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インターネット接続 | 必須。圏外では利用できない |
| 接続方式 | 無線LANのみ。有線LANには非対応 |
| アカウント | 会員登録が必要。1人1アカウント |
| 登録できる台数 | 1台のスマートフォンで最大20台まで |
| 複数人での操作 | 可能だが、同時に操作することはできない |
| アプリの利用料 | 無料(通信料は別途) |
有線LANに対応していない点は見落とされやすい部分です。
エアコンの近くにLANの口があっても使えないため、無線LANルーターが必要になります。
なお、「日立エアコン モバイルコントロール」で操作している機種を「白くまくんアプリ」で操作することはできません。
アプリが2種類あるため、お使いの機種がどちらに対応しているかを先に確認してください。
遠隔ランプの点滅パターン別に見る意味
遠隔ランプは、点滅の回数やスピードによって内容が変わります。
まず全体を整理します。
| 点滅パターン | 何が起きているか | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 5回点滅を繰り返す | 本体の無線LAN機能が正常に動作していない | 電源の入れ直し |
| 4秒点灯・1秒消灯 | Wi-Fiルーター(親機)と通信できていない | ルーター側の確認 |
| 4秒点灯・3秒消灯 | 日立のサーバーと通信できていない | 障害情報の確認 |
| 1秒点灯・4秒消灯 | 22時間通信できず運転を停止した | 運転を開始し直す |
5回点滅を繰り返す場合
エアコン本体の無線LAN機能が正常に動作していないことを知らせています。
日立の案内では、まずエアコン本体の電源コードの挿し直し、またはエアコン単独ブレーカーの入れ直しを試すよう説明されています。
手順は次のとおりです。
- エアコンの運転を停止する
- 電源プラグを抜く、または専用ブレーカーを切る
- 1分ほど待つ
- 電源を戻す
これで改善しない場合は、販売店または修理相談窓口に点検を相談してください。
4つのパターンの中で、本体側の不具合が疑われるのはこの5回点滅です。
4秒点灯・1秒消灯を繰り返す場合
無線LANルーター(Wi-Fi親機)との通信が正常にできていない状態です。
エアコン側ではなく、ルーター側や設置環境に原因があることが多いパターンです。
確認するのは次の点です。
- Wi-Fi親機の電源が入っていて、正常に通信できているか
- 親機の位置が室内機から離れすぎていないか
- 他の機器はそのWi-Fiにつながっているか
日立の案内でも、親機の位置が室内機から離れている場合は近くに置いて改善するか確認するよう説明されています。
スマートフォンやパソコンは問題なくつながっているのに、エアコンだけつながらないという場合、距離や間にある壁が影響している可能性があります。
4秒点灯・3秒消灯を繰り返す場合
日立のサーバーと通信できていない状態です。
この場合、お使いの環境ではなくサービス側の問題である可能性があります。
アプリのメンテナンスや障害が発生している場合があるため、白くまくんアプリまたは日立エアコン モバイルコントロールのページにお知らせが掲載されていないか確認してください。
サーバー側の問題であれば、こちらでできることはなく、復旧を待つことになります。
1秒点灯・4秒消灯を繰り返す場合
これは他の3つと性格が異なり、エアコンの運転が実際に停止している状態を示します。
日立の説明によると、エアコンが連続運転中でアプリでの操作が有効な状態のとき、エアコンと日立のサーバー間で約22時間以上通信できなかった場合には運転を停止する仕組みになっています。
この停止をお知らせするために、遠隔ランプが1秒点灯・4秒消灯を繰り返します。
そして重要なのが解除方法です。
エアコンを運転開始すると解除されます。
修理も設定変更も必要ありません。
通信できなくなる背景としては、次のようなケースが挙げられています。
- 契約しているプロバイダーの通信回線の状況
- 日立のサーバーのメンテナンス
- 自然災害などの影響でプロバイダーの通信回線がつながりにくい場合
つまり、インターネット環境そのものが正常であっても発生しうる停止です。
「外出先から運転していたはずのエアコンが、帰宅したら止まっていた」という場合は、この仕組みが働いた可能性があります。
なお無線LAN接続アダプターを使用している機種では、この状態のときアダプターの全てのランプが点滅します。
エアコン本体の全ランプ同時点滅は据え付けの問題を示す別の表示なので、どちらのランプが点滅しているのかを取り違えないよう注意してください。
遠隔ランプが「消灯」してアプリが使えなくなった場合
点滅ではなく消灯してしまい、アプリから操作できなくなるケースもあります。
これは故障ではなく、設定が変わっただけの可能性が高い状態です。
日立の説明によると、無線LAN内蔵機種を「簡単リモコン」など遠隔を設定できないリモコンで操作すると、アプリでの操作を禁止する設定になります。
このとき遠隔ランプは消灯します。
復帰させるには、エアコンに付属の純正リモコンで遠隔を設定し直してください。
それだけで再び操作できるようになります。
家族が別のリモコンを使った、汎用リモコンを買い足した、といった心当たりがある場合は、まずここを疑ってみる価値があります。
Wi-Fi接続を確認する手順
遠隔ランプの点滅の多くは通信環境が原因です。
順を追って確認していきます。
基本の確認項目
- ルーターの電源:入っているか、ランプが正常な状態か
- インターネット接続:他の機器でインターネットが使えるか
- 設置距離:室内機とルーターの間に壁や金属がどれだけあるか
- 周波数帯:ルーターの設定が対応する規格になっているか
無線LAN接続アダプターを使用している機種の場合、アダプターの無線リンクランプは電波強度が強いほど多く点灯します。
日立は、1個以上点灯していれば通信は可能としながらも、安定して使うためには2個以上点灯するようルーターを設置することを推奨しています。
ランプが1個しか点灯していない場合は、通信が不安定になりやすい状態です。
ルーターの位置を変えるか、中継機を使って電波を届かせる方法が有効です。
エアコンは設置場所を動かせないため、ルーター側で調整することになります。
WPSボタンが見つからないとき
接続設定でつまずきやすいのが、ルーターのWPSボタンです。
日立の案内では、WPSボタンの名称はメーカーによって異なると説明されています。
- WPS
- AOSS
- SET
いずれかの表記になっていることが多いため、ルーター本体の表示を確認してください。
WPS接続状態にする方法は、お使いのルーターの取扱説明書に記載されています。
MACアドレスの制限をかけている場合
ルーター側でMACアドレスフィルタリング(接続できる機器を限定する設定)を使っている家庭では、エアコンのMACアドレスを登録しないと接続できません。
日立は、エアコンのMACアドレスの調べ方を公開しています。
MACアドレスは「18:CC:88:」に続けて、SSIDの下6桁を並べたものになります。
たとえばエアコンのSSIDが「RB1-88123456」であれば、MACアドレスは「18:CC:88:12:34:56」です。
SSIDはエアコン本体や無線LAN接続アダプターの表示で確認できます。
セキュリティ設定を厳しくしている環境では、他の機器はつながるのにエアコンだけつながらない、という状態になりがちです。
心当たりがある場合は、ルーターの設定を確認してみてください。
ルーターを交換した場合
ルーターを買い替えたあとにアプリが使えなくなった、という相談は少なくありません。
これはエアコンが通信していた無線LANがなくなった状態にあたります。
日立の案内では、一度アプリからエアコンを削除して、あらためて登録し直すよう説明されています。
設定を上書きするのではなく、削除してからの再登録という点がポイントです。
停電やブレーカー操作のあと
停電から復帰したあと、あるいはコンセントを抜き差ししたりブレーカーを入れ直したりしたあとは、再設定は不要です。
日立の説明でも、停電復帰後は自動的に無線LANに接続するとされています。
しばらく待っても遠隔ランプが正常に戻らない場合に、はじめて他の原因を疑ってください。
アプリ側で確認しておきたいこと
本体のランプだけでなく、アプリ側の状態が原因になっていることもあります。
通知を確認する
アプリのホーム画面にあるベルのマークに数字が表示されている場合、通知が届いています。
通知される内容には次のようなものがあります。
- エアコンにエラーが発生したとき(本体のランプも点滅する)
- 他のアカウントから招待された、または招待したとき
- 運転のオン・オフをおすすめする通知
- エアコンがオフラインのとき
- エアコンがリモコンでのみ操作可能な状態になったとき
- 凍結洗浄を実施したとき
「エアコンがオフラインのとき」という通知が届いていれば、通信が途切れていたことがはっきりします。
自動ログアウトと再ログイン
セキュリティの観点から、ログインしたままログアウトせずに約90日が経過すると自動的にログアウトする仕様になっています。
また、サーバーメンテナンスの際に自動的にログアウトする場合もあります。
「久しぶりにアプリを開いたら操作できなかった」という場合は、故障ではなくログアウトしているだけかもしれません。
リモコンの表示は連動しない
もう一点、混乱しやすい仕様があります。
日立の説明では、エアコンのリモコンはエアコンの動作と連動していないとされています。
そのため、アプリで操作してもリモコンの表示は変わりません。
リモコンの表示と実際の運転状態が一致していなくても、異常ではありません。
ログインとセキュリティに関する仕様
アプリが使えなくなる原因が、本体でも通信でもなくアカウント側にあることもあります。
知らないと戸惑いやすい仕様を整理します。
パスワードを間違えたときのロック
日立の説明によると、パスワードの入力を5回間違えるとアカウントが2分間ロックされます。
これはソフトロックと呼ばれ、2分後には再び入力できるようになります。
さらに、そのロックが解けたあとに5回連続で入力を間違えると、アカウントが24時間ロックされます。
こうなると24時間経つまでログインを試すことができません。
思い出せない場合は、何度も入力を試すのではなくパスワードの再設定を行ってください。
ログイン画面から登録済みの電話番号またはメールアドレスを入力すると、ワンタイムパスワードが送られてきます。
生体認証を有効にしておけば、パスワードの入力そのものを省略できるため、ロックを避けやすくなります。
譲渡・廃棄するときは初期化が必要
意外と知られていないのが、手放すときの扱いです。
エアコンに無線LAN機能が搭載されている場合、本体の内部に自宅のルーター情報が保存されています。
日立は、譲渡や廃棄の前に初期化を行い、内部に保存されているデータを消去する必要があると案内しています。
初期化の方法は機種によって異なるため、付属の取扱説明書を確認してください。
引っ越しでエアコンを置いていく場合や、買い替えで下取りに出す場合にも該当します。
遠隔操作を意図的に止めたい場合
外出先からの操作を禁止したいときは、無線LAN接続アダプターの「遠隔操作有効」ボタンを押して、遠隔操作有効ランプを消灯させます。
機種によっては、エアコンに付属のリモコンから切り替えられるものもあります。
小さなお子さんやご高齢の方が在室しているときに、意図しない操作が入らないようにしたい、といった場合に使える設定です。
ecoランプの点滅
ecoランプは、点滅のスピードによって意味が分かれます。
運転ランプが点灯したまま、ecoランプが約10秒間速く点滅する場合
これは異常ではありません。
リモコンが置いてあるエリアに絞ってeco運転をするために、リモコンの位置を室内機が検知している最中です。
「リモコンある場所サーチ」と呼ばれる動作で、検知が完了すると点滅は点灯に変わります。
そのままお使いいただいて問題ありません。
ecoランプだけが点滅する場合
「見る・聞く・感じるセンサー」部に不具合が発生している状態です。
このセンサーは省エネ機能や音みはり機能を動かすために使われています。
そのため、点滅している間はこれらの機能が正常に動作しません。
ただし冷房や暖房そのものには影響しないため、使用を続けること自体はできます。
対処としては、まず電源リセットを試してください。
それでも点滅が続く場合は、室内基板やセンサーの点検・交換が必要になります。
省エネ機能や音みはり機能を普段から使っていないのであれば、修理を急ぐ必要はありません。
機能の使用頻度と修理費用を照らして判断できる種類の点滅です。
異常ではないランプの動きを知っておく
遠隔操作に関連して、点滅していても異常ではない動きがいくつかあります。
知らないと故障と勘違いしやすいため、まとめておきます。
| 動き | 意味 |
|---|---|
| ブザーが5回鳴り、運転ランプが約10秒間点滅 | アプリからの遠隔操作を受け付けた合図 |
| 運転開始後、約10秒してもう一度同じ動き | 運転開始が完了したことの合図 |
| 設定温度や風速を変えたときの同じ動き | 設定変更を受け付けた合図 |
| ecoランプが約10秒間速く点滅 | リモコンある場所サーチの動作中 |
ブザー音とランプの点滅がセットになっている場合は、ほぼ操作の受付通知と考えて差し支えありません。
在宅中に家族が外出先から操作すると、突然ブザーが鳴って驚くことがありますが、これは正常な動作です。
なお、アプリと付属リモコンのどちらの操作が優先されるかについては、後から操作したほうが優先される仕組みです。
複数人が同時に操作した場合は、最初に操作した人の内容が反映され、その後約30秒間は他のスマートフォンからの操作を受け付けません。
点滅が繰り返し起きるときに見直したいこと
一度は直ったのに、しばらくするとまた遠隔ランプが点滅する。
こうした再発は、通信が「つながってはいるが不安定」な状態で起きやすくなります。
ファームウェアの扱い
エアコンの無線LAN機能には、ソフトウェアにあたるファームウェアが入っており、自動で更新されます。
日立の説明では、ネットワーク環境の状況によってはアップデートに失敗する場合があるとされています。
その場合は自動的に再試行が行われるため、オンラインのまま使い続けるのが正しい対応です。
アプリに表示されているバージョンが公式サイトの最新版と違っていても、電源を抜いたり手動で何かを操作したりする必要はありません。
通信できる状態にしておけば、いずれ更新されます。
電波が届きにくくなる要因
エアコンは天井近くの壁面に設置されるため、ルーターの位置によっては電波が届きにくくなります。
再発が続く場合は、次の点を見直してみてください。
| 見直す項目 | 考え方 |
|---|---|
| ルーターとの距離 | 間にある壁の数が増えるほど電波は弱まる |
| 設置階の違い | 1階のルーターで2階のエアコンをまかなうのは条件が厳しい |
| 金属や水回りの位置 | 冷蔵庫や浴室をはさむ位置関係は不利になりやすい |
| ルーターの再起動 | 長期間つけっぱなしのルーターは動作が不安定になることがある |
| 接続機器の台数 | 同時接続が多いと割り当てが不安定になる場合がある |
無線リンクランプが1個しか点灯していない環境では、天候や在宅人数の違いだけで通信が途切れることがあります。
「ときどき切れる」は電波強度が不足しているサインと考えて、ルーターの位置か中継機で対策するのが現実的です。
再発時の切り分け
| 状況 | 疑うところ |
|---|---|
| 同じ時間帯に決まって切れる | ルーターの再起動設定、回線の混雑 |
| 天候が悪い日に切れる | 回線側の状況 |
| スマートフォンは問題なく使える | エアコンとルーターの距離・電波強度 |
| すべての機器が同時に切れる | ルーターまたは回線そのもの |
| エアコンだけがつながらない | MACアドレス制限、対応規格、再登録の要否 |
「エアコンだけ」なのか「家全体」なのかを切り分けるだけで、原因の範囲はかなり絞れます。
それでも解決しないとき
ここまでの確認で改善しない場合の進め方を整理します。
相談先を切り分ける
| 状況 | 相談先 |
|---|---|
| 遠隔ランプ5回点滅が電源入れ直しで直らない | 販売店または修理相談窓口 |
| ecoランプの点滅がリセットで直らない | 販売店または修理相談窓口 |
| アプリの登録やアカウントの問題 | 遠隔操作に関する相談窓口 |
| ルーターの設定方法が分からない | ルーターメーカーのサポート |
通信の問題を修理相談窓口に持ち込んでも解決しないことがあります。
本体側の異常なのか、ネットワーク側の問題なのかを切り分けてから連絡すると、無駄が減ります。
冷暖房も止まっている場合は別の原因
遠隔ランプやecoランプの点滅と同時に、冷房や暖房も動かないという場合は、別のランプも点滅している可能性があります。
タイマーランプが点滅していれば日立エアコンのタイマーランプ点滅|回数別の意味と修理の判断を、みはりランプや運転ランプであれば日立エアコンのみはりランプ点滅|室外機側の不具合と費用の目安を確認してください。
クリーンランプや洗浄ランプが同時に点滅している場合は、日立エアコンのクリーンランプ点滅|自分で直せる場合と修理の目安で対処を整理しています。
よくある質問
Q. 遠隔ランプが点滅していますが、エアコンは使えますか?
使えます。
遠隔ランプは無線LANやアプリ連携の状態を知らせるもので、冷房や暖房そのものには影響しません。
付属のリモコンでの操作も通常どおり行えます。
ただし1秒点灯・4秒消灯を繰り返している場合だけは例外で、通信が22時間以上途絶えたことでエアコンが運転を停止している状態です。
この場合もエアコンを運転開始すれば解除されるため、故障ではありません。
Q. 外出先から運転していたエアコンが、帰宅したら止まっていました。
遠隔ランプの点滅を確認してください。
1秒点灯・4秒消灯を繰り返している場合、エアコンと日立のサーバー間で約22時間以上通信できなかったため、運転を停止した状態です。
プロバイダーの回線状況やサーバーのメンテナンス、自然災害の影響などで発生することがあり、インターネット環境そのものが正常でも起こりえます。
エアコンを運転開始すれば解除されます。
繰り返し発生する場合は、無線LAN環境がインターネットに安定して接続できているかを確認してください。
Q. アプリから急に操作できなくなり、遠隔ランプが消えています。
簡単リモコンなど、遠隔を設定できないリモコンで操作したことが原因の可能性があります。
無線LAN内蔵機種をそうしたリモコンで操作すると、アプリでの操作を禁止する設定に変わり、遠隔ランプが消灯します。
エアコンに付属の純正リモコンで遠隔を設定し直せば、再び操作できるようになります。
故障ではないため、修理を依頼する前にまずリモコンを確認してみてください。
Q. ルーターを買い替えたらアプリが使えなくなりました。
エアコンが通信していた無線LANがなくなった状態のため、設定のやり直しが必要です。
日立の案内では、一度アプリからエアコンを削除して、あらためてエアコンを登録し直すよう説明されています。
設定を上書きするのではなく、削除してから再登録する点がポイントです。
なお、停電から復帰した場合やブレーカーを入れ直した場合は自動的に無線LANへ接続するため、再設定の必要はありません。
Q. ecoランプだけが点滅しています。修理は必要ですか?
「見る・聞く・感じるセンサー」部の不具合により、省エネ機能や音みはり機能が正常に動作していない状態です。
冷房や暖房そのものには影響しないため、使用を続けること自体はできます。
まずは電源プラグを抜くか専用ブレーカーを切り、1分ほど待ってから戻す電源リセットを試してください。
それでも点滅が続く場合は室内基板やセンサーの点検が必要になりますが、これらの機能を普段使っていないのであれば、修理を急ぐ必要はありません。
まとめ
遠隔ランプとecoランプの点滅は、冷暖房に影響しない領域のお知らせです。
通信環境や設定を確認すれば、多くは自分で解消できます。
- どちらのランプも、点滅していてもリモコンでの操作は通常どおり行える
- 遠隔ランプ5回点滅は本体側。電源の入れ直しで改善しなければ点検を依頼する
- 4秒点灯・1秒消灯はルーター側、4秒点灯・3秒消灯はサーバー側の問題
- 1秒点灯・4秒消灯は22時間の通信途絶による停止。運転を開始すれば解除される
- 遠隔ランプの消灯は、簡単リモコンでの操作が原因のことがある
- ルーター交換後はエアコンを削除して再登録、停電復帰後は再設定不要
- 有線LANには非対応。MACアドレス制限をかけている場合は登録が必要
- 譲渡・廃棄の前は、ルーター情報を消すために初期化する
- ecoランプが約10秒間速く点滅するのは、リモコンある場所サーチで異常ではない
まずは点滅しているのが遠隔ランプなのかecoランプなのか、そして点滅のリズムを確認してください。
そのうえで該当箇所を読めば、通信環境の問題なのか、点検が必要な状態なのかを自分で判断できるようになります。

