日立のエアコンが動かなくなったとき、「まずリセットしてみては」と言われることがあります。
ただ、ひと口にリセットといっても、日立のエアコンでは目的の異なる操作が3種類あります。
電源そのものを入れ直す操作、リモコン側の設定を戻す操作、そして無線LANの情報を消す初期化です。
どれをすべきかは、症状によって変わります。
さらに、リセットのつもりで行った操作がかえって故障につながるケースもあります。
この記事では、3種類のリセットの違いと手順、本体とリモコンのどちらに原因があるかを切り分ける方法、そしてやってはいけない操作までを整理します。
日立エアコンの「リセット」は3種類ある
まず、それぞれの違いを押さえておきます。
| リセットの種類 | 目的 | 失われるもの |
|---|---|---|
| 電源リセット | 本体の制御をいったん切って戻す | なし |
| リモコンのリセット | リモコンの設定を初期状態に戻す | リモコンに記憶させた設定 |
| 無線LAN情報の初期化 | 本体に保存された通信設定を消す | Wi-Fi・アプリの登録情報 |
ランプの点滅や動作不良で試すのは、原則として電源リセットです。
リモコンのリセットは、リモコンから信号が出ていないと分かった場合に行います。
初期化はエアコンを譲渡・廃棄するときのもので、トラブル解消のために行う操作ではありません。
電源リセットのやり方
本体の制御を一度切って、立ち上げ直す操作です。
一時的な誤検知であれば、これで解消することがあります。
手順
- エアコンの運転を停止する
- 電源プラグを抜く。コンセントに手が届かない場合はエアコン専用ブレーカーを切る
- しばらく待つ
- 電源を戻し、冷房または暖房で動作を確認する
待ち時間について、日立の公式案内では明確な秒数の指定が見当たりません。
お使いの機種の取扱説明書に記載があればそれに従ってください。
記載がない場合でも、抜いてすぐ挿し直すのではなく、少し時間をあけてから戻すようにしてください。
電源プラグを抜いてはいけない場面がある
ここが重要です。
日立は、強制冷房運転中は電源プラグをコンセントから抜かないよう案内しています。
故障につながるおそれがあるためです。
強制冷房運転は、本来は販売店などが行う特殊な運転です。
ところが、室内機の応急運転スイッチを5秒以上押してしまうと、意図せずこの状態になります。
強制冷房運転中は、タイマーランプが2回点滅します。
つまり、タイマーランプが2回点滅しているときに電源プラグを抜くのは避けるべきということになります。
この場合は、もう一度応急運転スイッチを押して運転を停止してください。
タイマーランプの点滅回数ごとの意味は、日立エアコンのタイマーランプ点滅|回数別の意味と修理の判断で整理しています。
リセットで直ったかどうかの判断
点滅が消えても、直ったとは限りません。
| リセット後の状態 | 判断 |
|---|---|
| 点滅が消え、その後も再発しない | しばらく様子を見てよい |
| 数日以内に同じ症状が再発する | 部品の劣化が疑われる。点検を依頼する |
| 再発までの間隔が短くなっている | 進行している。早めの対応が必要 |
| 変化がない | 自力での対処はできない |
リセットを繰り返して使い続けると、より高額な部品まで傷めることがあります。
異常を検知して止まっている機器を、無理に動かし続けることになるためです。
本体とリモコン、どちらが悪いかを切り分ける
リセットに入る前に、原因がどちら側にあるかを見極めておくと無駄がありません。
日立が案内している切り分け方を順に見ていきます。
「ピッ」という受信音を聞く
もっとも簡単な判定方法です。
リモコンのボタンを押したとき、エアコン本体から「ピッ」と受信音が聞こえるかどうかを確認してください。
| 受信音 | 判断 |
|---|---|
| 聞こえる | リモコンの信号は届いている。本体側に不具合の可能性 |
| 聞こえない | リモコンまたは使用環境に問題がある可能性 |
この一点だけで、疑う方向が半分に絞れます。
リモコンを買い替える前に、まずこれを確認してください。
スマートフォンのカメラで赤外線を確認する
リモコンは赤外線で通信しています。
赤外線は肉眼では見えませんが、スマートフォンのカメラを通すと確認できます。
日立が案内している手順は次のとおりです。
- スマートフォンのカメラを起動する
- リモコンの「冷房」または「暖房」ボタンを押し、リモコンの画面に送信マークが表示されるか確認する
- リモコンのボタンを押したまま、リモコンの信号送信部をカメラで写す
- 送信されていれば、カメラに写った送信部が光る
ここで見落とされやすい注意点があります。
日立は、最新のスマートフォンにはメインカメラ(アウトカメラ)に赤外線フィルタが搭載されているモデルがあるため、インカメラを使うよう案内しています。
背面カメラで試して光らなかったからリモコンの故障だ、と早合点しないでください。
インカメラに切り替えてもう一度確認してみると、実は正常に光っていることがあります。
なお機種によっては赤外線が写りにくいものもあります。
リモコンの画面に送信マークが出ているか
カメラを使わなくても、リモコンの液晶画面である程度判断できます。
ボタンを押したときに送信マークが表示されていなければ、赤外線信号は送られていません。
この場合はリモコン側の問題が濃厚です。
応急運転スイッチで本体だけを動かしてみる
リモコンを介さずに本体を動かせば、本体が生きているかどうかが分かります。
室内機にある応急運転スイッチを使います。
応急運転スイッチでも動かない場合は、次の2点を確認してください。
- ブレーカーのスイッチがオンになっているか
- 電源プラグがしっかりとコンセントに挿し込まれているか
どちらも問題ないのに動かないのであれば、本体に不具合が起きている可能性が高い状態です。
応急運転スイッチの正しい使い方
切り分けにも応急処置にも使える便利なスイッチですが、押し方を誤ると別の運転に入ってしまいます。
押すとどう動くか
エアコンの停止中に応急運転スイッチを押すと、室温と外気温に応じて自動運転が始まります。
運転モードは暖房・除湿・冷房から自動的に選ばれ、冷房は27℃、暖房は23℃になるように運転します。
このとき、自分で温度を調整することはできません。
停止する場合は、もう一度応急運転スイッチを押します。
リモコンが見当たらない、電池が切れている、といった場面での応急処置として使える機能です。
スイッチの位置は機種によって違う
応急運転スイッチの位置は、機種によって異なります。
日立も位置が機種ごとに違うことを案内しており、共通の場所は決まっていません。
探すときの目安は次のとおりです。
- 前面パネルを開けた内部
- 本体の右下や左下の側面
- 吸込口のフィルター付近
見つからない場合は、取扱説明書で「応急運転」の項目を確認してください。
取扱説明書は日立の公式サイトから型番で検索してダウンロードできます。
前面パネルを開けるときは、必ず運転を停止してから行ってください。
内部でファンやお掃除ユニットが動作していると、けがにつながるおそれがあります。
高い位置に設置されている場合は、安定した脚立や踏み台を使ってください。
5秒以上押してはいけない
ここが最大の注意点です。
日立は、応急運転スイッチを5秒以上押さないよう案内しています。
5秒以上押すと、販売店などで行う強制冷房運転に入ってしまうためです。
強制冷房運転中はタイマーランプが2回点滅します。
「押しても反応しないから長く押してみよう」という自然な発想が、そのままこの状態を招きます。
誤って強制冷房運転をしてしまった場合の対処は次のとおりです。
- もう一度応急運転スイッチを押して運転を停止する
- このとき、電源プラグをコンセントから抜かない
電源プラグを抜くと故障につながるおそれがあると明記されています。
リセットしようとして抜いてしまいがちな場面なので、覚えておいてください。
なお、タイマーランプの2回点滅について日立は、電源を抜き差ししても改善しない場合に基板の不具合が疑われると案内しています。
スイッチの長押しに心当たりがあるなら、まずスイッチをもう一度押す。
心当たりがなく点滅している場合に、電源リセットを検討する。
この順序で考えると混乱しません。
リモコンのリセットのやり方
リモコンから信号が出ていないと分かった場合の対処です。
手順
- リモコンの電池を新しいものに交換する
- ボールペンなど先の細いもので、リモコンのリセットボタンを押す
リセットボタンは、扉つきのリモコンでは扉を開けた内側にあることがあります。
機種によって位置が異なるため、取扱説明書もあわせて確認してください。
設定は初期状態に戻る
ここは知らずに行うと戸惑う点です。
日立は、電池交換をすると設定はお買い上げ時の状態に戻ると案内しています。
現在時刻やタイマー予約、各機能の設定は消えるため、あとで設定し直す必要があります。
作業の前に、現在どんな設定にしているかを控えておくと復旧が早くなります。
- 現在時刻の設定
- タイマー予約の内容
- カビバスター、カビ見張りなどの機能設定
- 音声おしえての設定段階
音声おしえての設定については、日立エアコンの音声おしえてとは|4段階の設定と音を消す方法で解説しています。
電池は新しいアルカリ乾電池を使う
消耗した電池では、液晶は表示されていても送信の力が弱くなることがあります。
近くでは反応するのに離れると効かない、という不安定な状態はこれが原因のことがあります。
原因が部屋側にあることもある
リモコンも本体も正常なのに操作できない、というケースもあります。
日立は、使用環境として次の3つを挙げています。
| 環境 | 起きること |
|---|---|
| リモコンと受信部の間に遮蔽物がある | 家具、観葉植物、カーテンなどで受光部が隠れ、信号が届かない |
| 受信部に強い光が当たっている | 直射日光などで正しく動作しないことがある |
| 電子点灯型の照明器具がある部屋 | 受信距離が短くなったり、受信できなくなったりする |
照明器具が影響するというのは、あまり知られていない条件です。
照明を替えてから調子が悪い、という心当たりがあれば、エアコンに近づいて操作できるか試してみてください。
遮蔽物については、模様替えのあとから効きが悪くなったというケースがよくあります。
背の高い家具や観葉植物を室内機の前に置いていないか確認してみてください。
久しぶりに使ったら動かない、という場合
シーズンの変わり目に多いのがこのパターンです。
故障ではなく、電源まわりが原因であることが少なくありません。
まず電源の状態を確認する
長期間使わない間に、次のような状態になっていることがあります。
| 状態 | 起きること |
|---|---|
| 電源プラグを抜いたままにしていた | リモコンを押しても何も反応しない |
| エアコン専用ブレーカーを切ったままにしていた | 同上 |
| プラグが半分抜けかけている | 反応しない、または不安定になる |
| リモコンの電池が消耗している | 液晶は映るが信号が届かない |
シーズンオフに節電のため電源を切っていた場合、まずそこを疑ってください。
電源を戻した直後は、機種によっては動作が安定するまで少し時間がかかることもあります。
電源を戻してから試運転をする
電源を入れ直したら、いきなり本番で使うのではなく試運転をしておくと安心です。
- 冷房または暖房で運転し、風がきちんと出るか確認する
- 30分ほど連続で運転し、途中で止まらないか見る
- 運転中や停止後にランプが点滅しないか確認する
真夏や真冬に不具合が発覚すると、修理の依頼が集中して訪問までの待ち時間が長くなります。
冷房シーズンなら5月から6月上旬、暖房シーズンなら10月から11月上旬のうちに確認しておくのが現実的です。
リセットで直らなかったときの費用の目安
切り分けの結果によって、疑われる部品も費用も変わります。
日立が公開している目安を整理します。
金額は技術料・部品代・出張料を合計したもので、税込です。
| 状況 | 交換部品 | 通常設置の場合 | 高所設置・天吊り等の場合 |
|---|---|---|---|
| 応急運転は動く | リモコン | 14,000円〜19,000円前後 | 32,000円〜37,000円前後 |
| 応急運転は動く | 室内受光基板 | 25,000円〜29,000円前後 | 39,000円〜43,000円前後 |
| 応急運転は動く | 室内メイン基板 | 40,000円〜45,000円前後 | 47,000円〜62,000円前後 |
| 応急運転でも動かない | 室内メイン基板 | 40,000円〜45,000円前後 | 47,000円〜62,000円前後 |
| 応急運転でも動かない | 室外基板 | 40,000円〜55,000円前後 | 58,000円〜72,000円前後 |
注目したいのは、リモコンの交換がもっとも安く済むという点です。
応急運転で本体が正常に動くのであれば、リモコンだけの問題である可能性があります。
リモコンは部品として購入できるため、修理を依頼せずに解決できる場合もあります。
ただし機種ごとに対応するリモコンが決まっているため、型番を確認してから手配してください。
前提として押さえておきたい点も整理しておきます。
- 出張料は3,850円(税込)
- 訪問して見積もりを出した結果、修理をキャンセルした場合は診断料と出張料の合計5,830円(税込)が必要
- 販売店経由で依頼した場合の料金は販売店への確認が必要
リモコンを買い替えるときの注意
リモコンだけが原因と分かった場合、部品として購入する選択肢があります。
ただし、ここで気をつけたい点があります。
市販の汎用リモコンや、機能を絞った簡単リモコンは、純正リモコンと同じようには使えません。
特に無線LAN内蔵機種では影響が出ます。
日立の案内によると、無線LAN内蔵機種を遠隔設定ができないリモコンで操作すると、アプリでの操作を禁止する設定に変わり、遠隔ランプが消灯します。
この場合は、エアコンに付属の純正リモコンで遠隔を設定し直せば復帰します。
アプリを使っている、あるいは今後使う予定があるなら、純正リモコンを選んでおくのが無難です。
購入前に確認しておきたい点は次のとおりです。
- エアコン本体の型番(室内機の側面または前面パネル内の銘板)
- 現在使っているリモコンの形名(リモコン背面や電池ぶたの内側)
- 対応するリモコンかどうか(販売店またはメーカーに確認)
型番が分かれば対応するリモコンは特定できます。
先に型番を控えてから探すようにしてください。
無線LAN情報の初期化は別の操作
3つ目のリセットにあたるのが初期化です。
これはトラブル解消のための操作ではありません。
停電やブレーカー操作では消えない
まず前提として、電源を切っても通信設定は残ります。
日立の案内でも、停電から復帰したあとは自動的に無線LANに接続するため、再設定は不要とされています。
停電のあとにアプリが使えないからといって、慌てて初期化する必要はありません。
譲渡・廃棄のときに必要になる
エアコンに無線LAN機能が搭載されている場合、本体の内部に自宅のルーター情報が保存されています。
日立は、譲渡や廃棄の前に初期化を行い、内部のデータを消去する必要があると案内しています。
初期化の方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
引っ越しでエアコンを置いていく場合や、買い替えで下取りに出す場合も対象になります。
アプリや通信まわりのトラブルについては、日立エアコンの遠隔・ecoランプ点滅|Wi-Fi設定の確認手順で詳しく整理しています。
リセットしても再発するときの考え方
一度で直ったように見えても、繰り返すのであれば別の見方が必要です。
再発のパターンから原因を推測する
| 再発の仕方 | 考えられること |
|---|---|
| 使い始めて数分で止まる | 保護動作が働いている。部品側の不調 |
| 特定の運転モードでだけ起きる | その系統に関わる部品の問題 |
| 気温が高い日・低い日に集中する | 室外機の負荷や設置環境が関係している |
| 時間帯に関係なくランダム | 基板や配線の接触不良 |
| 停止中に動くだけで運転は正常 | 故障ではなく機能の動作 |
最後の行は特に重要です。
停止したはずのエアコンが動くのは、多くの場合カビ抑制や凍結洗浄といった機能によるもので、リセットで止めるべき対象ではありません。
詳しくは日立エアコンが止めたのに勝手に動く|ランプで見分ける運転の正体をご覧ください。
リセットしてはいけない状態
次の状態が見られる場合は、リセットを試さずただちに使用を中止してください。
- 焦げくさいにおいがする、煙が出ている
- 電源プラグやコンセントが熱い、変色している
- ブレーカーが繰り返し落ちる
これらは発火や感電につながるおそれのある状態です。
電源プラグを抜くか専用ブレーカーを切ったうえで、販売店や修理相談窓口に連絡してください。
ランプの点滅内容から状態を確認したい場合は、日立エアコンのランプ点滅一覧|白くまくんの点滅回数でわかる不具合にまとめています。
よくある質問
Q. 日立のエアコンに本体リセットボタンはありますか?
リモコンにはリセットボタンがありますが、本体側の「リセットボタン」として日立が案内しているものは見当たりません。
本体のリセットにあたるのは、電源プラグを抜く、または専用ブレーカーを切って電源を入れ直す操作です。
室内機には応急運転スイッチがありますが、これはリセット用ではなく、リモコンが使えないときに運転や停止を行うためのものです。
なお応急運転スイッチを5秒以上押すと強制冷房運転に入ってしまうため、リセットのつもりで長押ししないよう注意してください。
Q. リモコンの電池を替えたら設定が消えてしまいました。
日立の案内では、電池交換をすると設定はお買い上げ時の状態に戻るとされています。
現在時刻やタイマー予約、各機能の設定が初期化されるため、あらためて設定し直す必要があります。
故障ではなく仕様なので、心配はいりません。
次に電池を交換するときのために、どんな設定にしているかを控えておくと復旧が早くなります。
Q. リモコンが壊れているのか、本体が壊れているのか分かりません。
リモコンのボタンを押したときに、エアコン本体から「ピッ」と受信音が聞こえるかを確認してください。
聞こえるならリモコンの信号は届いており、本体側の不具合が疑われます。
聞こえない場合は、スマートフォンのカメラでリモコンの赤外線が出ているかを確認できます。
このとき、最新のスマートフォンでは背面カメラに赤外線フィルタが入っているモデルがあるため、インカメラで確認してください。
さらに室内機の応急運転スイッチで本体が動くかを試せば、本体が生きているかどうかも判断できます。
Q. タイマーランプが2回点滅しています。電源を抜いてもいいですか?
タイマーランプ2回点滅は強制冷房運転中を示しており、日立はこの状態で電源プラグをコンセントから抜かないよう案内しています。
故障につながるおそれがあるためです。
室内機の応急運転スイッチを5秒以上押してしまった心当たりがあれば、もう一度スイッチを押して運転を停止してください。
心当たりがなく点滅している場合、日立は電源を抜き差ししても改善しないときに室内基板の不具合が疑われると案内しています。
まずはスイッチの操作から試してみてください。
Q. アプリが使えなくなったので、エアコンを初期化すれば直りますか?
初期化は通信設定を消す操作であり、トラブル解消のための手段ではありません。
初期化すると、Wi-Fiやアプリの登録情報がすべて失われ、最初から設定し直すことになります。
停電やブレーカー操作のあとであれば、日立の案内では自動的に無線LANへ接続するため再設定は不要とされています。
ルーターを買い替えた場合は、初期化ではなく、アプリからエアコンを一度削除して登録し直す方法が案内されています。
初期化が必要になるのは、エアコンを譲渡・廃棄するときです。
まとめ
日立のエアコンでリセットと呼ばれる操作は3種類あり、それぞれ目的が違います。
やみくもに試す前に、どこに原因があるかを切り分けるほうが早く解決します。
- ランプの点滅や動作不良で試すのは電源リセット
- リモコンのリセットは、信号が出ていないと分かってから行う
- 電池交換をすると、リモコンの設定は初期状態に戻る
- 「ピッ」という受信音の有無で、本体側かリモコン側かを切り分けられる
- スマートフォンで赤外線を確認するときはインカメラを使う
- 応急運転スイッチを5秒以上押すと強制冷房運転に入る
- 強制冷房運転中(タイマーランプ2回点滅)は電源プラグを抜かない
- 初期化は譲渡・廃棄時のもので、トラブル解消の手段ではない
- 久しぶりに使う前は、電源の状態を確認して試運転をしておく
まずは受信音を聞いて、原因の方向を絞ってください。
そのうえで適切なリセットを選べば、無駄な操作も無駄な出費も避けられます。

