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東芝洗濯機の排水点検(C1)のやり方|排水できないときの直し方

東芝洗濯機の排水点検(C1)と、排水できないときの直し方を文字で示したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

すすぎの途中で東芝の洗濯機が止まり、表示部に「排水点検」や「C1」が点滅して、槽に水が残ったままになっていませんか。
排水点検(C1)は、洗濯機が水をうまく排出できなかったときに出る表示で、故障ではなく「排水経路を確認してください」というお知らせです。
原因の多くは排水ホースのつぶれや、排水口・フィルターの詰まりで、順番に確認すれば自分で解消できることが多いです。
この記事では、東芝公式の案内をもとに、排水点検のやり方をタテ型・ドラム式別に解説し、脱水のみ運転で水を抜く方法、排水弁の不具合が疑われるときの判断基準までまとめます。

  • 排水点検(C1)が出たときの確認手順と、水をあふれさせないコツ
  • タテ型とドラム式で異なる確認ポイント
  • 何度も出るときに疑う部品と、修理を依頼する判断基準
目次

排水点検・C1は「排水できない」ことのお知らせ

東芝の洗濯機では、排水がうまくできないときに「C1」や「排水点検」の文字、機種によってはランプの点滅で知らせます。
東芝の公式FAQでは、タテ型のC1について、次の3点を確認するよう案内されています。

確認ポイント対処
排水ホースがねじれたり、つぶれたりしていないかねじれ・つぶれを直す
排水ホースが15cm以上持ち上がっていないか段差を15cm以下にする
排水ホースや排水口が詰まっていないか詰まりを取り除く

📎 出典:東芝ライフスタイル よくあるご質問「[C**]が表示される」

点検が終わったら、ふたを一度開閉して[スタート/一時停止]を押すと運転を再開できます。
表示が出やすいのは、洗いからすすぎ、すすぎから脱水へ移るときなど、排水を行うタイミングです。

排水点検のやり方(タテ型)

タテ型は、次の順番で確認すると効率的です。

手順やることポイント
1電源を切り、足元にタオルやバケツを用意する作業中の水漏れに備える
2排水ホースの形を見る本体の脚や壁との間でつぶれていないか、途中でねじれていないか
3排水ホースの高さを見る途中が15cmより高く持ち上がっていないか
4排水口の詰まりを確認する防臭キャップや排水トラップの中の糸くず・髪の毛・ヘドロ
5排水ホースの中を確認するホースを排水口から外し、先端や内部の詰まりを見る
6元どおりに取り付け、ふたを開閉して[スタート/一時停止]を押す排水音が聞こえるか確認する

見落とされやすいのが、掃除や模様替えで洗濯機の位置がずれ、排水ホースが本体と壁の間でつぶれているケースです。
また、排水口が床より高い位置にある住まいでは、ホースの途中が持ち上がって15cmの段差を超えやすくなります。

濡れた手で電源プラグに触れないでください。
足元が濡れているときは、先に水を拭き取ってから作業します。

排水ホースを外すときの注意

排水ホースの中には水が残っていることがあり、外した瞬間に床へこぼれます。
ホースを外す前に、先端をバケツに向けられるよう準備してから作業してください。
槽に水が大量に残っている状態で排水ホースを排水口から外すと、ホースから一気に水が流れ出ることがあるため、無理に外さず、先に排水口側の詰まりを確認しましょう。
本体側のホースの取り外し方や交換方法は機種によって異なるため、取扱説明書や据付説明書で確認してください。
ホースに亀裂や硬化がある場合は、部品として販売店などで購入できます。

排水口の掃除方法

東芝の公式FAQでは、排水口は洗面所やお風呂場と同様に、運転を重ねると糸くずなどのゴミが詰まり、水漏れや悪臭の原因にもなるため、1か月に1回を目安に掃除するよう案内されています。
洗濯機の排水口は、上から順にキャップ、防臭用の部品、排水トラップといった部品で構成されていることが多く、それぞれに糸くずや髪の毛がからみつきます。
掃除の考え方は、キッチン排水口の掃除方法(ぬめり・臭い・詰まりの解消)で紹介している手順が応用できます。
排水トラップの部品を外して掃除したあとは、元どおりに組み戻さないと下水の臭いが上がってくる原因になります。
臭いの原因の切り分け方はお風呂の排水口が臭うときの原因別・掃除と予防が参考になります。

排水点検のやり方(ドラム式)

ドラム式では、排水ホースと排水口に加えて、本体前面下部の排水フィルター(糸くずフィルター)の確認が欠かせません。
東芝の公式FAQでも、ドラム式の「排水点検」「C1」について、排水フィルター・排水ホース・排水口を点検するよう案内されています。

📎 出典:東芝ライフスタイル よくあるご質問「[排水点検][C1]が表示される、排水できない」

手順やることポイント
1電源を切り、排水フィルターの前に雑巾や浅いトレーを置くドラム内の残り水が出てくる
2排水フィルターを少しずつ緩めて水を受ける一気に外さない
3水が出きったらフィルターを外し、糸くずや異物を取り除くヘアピン・硬貨・ティッシュのかたまりなど
4フィルターを奥まで差し込み、印を合わせて取り付ける取り付け不足は別の表示(C26)の原因になる
5排水ホース・排水口もタテ型と同じように確認するねじれ・段差・詰まり

ドラム内に水が残っているときは、ドアを開けないでください。
ドアの位置より水位が高いと、開けた瞬間に水があふれ出ます。

脱水のみ運転で水を抜く(強制排水)

「とにかく槽の水を抜きたい」という場合は、脱水のみの運転を選ぶ方法があります。
一般的な洗濯機では、脱水の工程の最初に排水が行われるため、脱水だけを選んで運転すると、槽の水を排水してから脱水します。
東芝の公式FAQにも、脱水のみなど部分的に運転する方法が掲載されていますが、ボタンの操作は機種によって異なるため、お使いの機種の取扱説明書で確認してください。

状況脱水のみ運転の結果次の行動
排水ホースや排水口の詰まりを取った排水・脱水が進むそのまま洗濯を再開する
何も処置していない再び排水点検(C1)で止まる排水経路を先に確認する
排水経路に問題がないのに水が抜けない本体内部の不具合の可能性修理を相談する

脱水のみ運転でも水が抜けない場合は、排水ホースより手前、本体内部の排水経路に原因がある可能性が高くなります。
洗濯物は、手で水を絞ってから取り出し、長時間放置しないようにしてください。
濡れたまま置いた洗濯物に臭いが付いたときは、生乾きの臭いを消す応急処置と洗濯術で紹介している方法で洗い直すと安心です。

何度も出るときに疑う部品:排水弁・排水ポンプ

排水ホースや排水口をきれいにしても排水点検(C1)が繰り返し出る場合は、本体内部の部品の不具合が考えられます。

機種主な排水の仕組み不具合のサインの例
タテ型槽の底の排水弁を開けて、水の重みで排水する排水の音がしない、水がまったく減らない、排水が極端に遅い
ドラム式排水ポンプで水をくみ出す「ブーン」と音だけして水が減らない、異音がする

インターネット上では「排水弁の外し方」や「排水弁モーターの交換方法」も紹介されていますが、本体を倒したり裏ぶたを外したりする作業は、水漏れ・感電・けがの危険があります。
東芝は、異常が見られた場合は使用を中止して販売店に点検・修理を相談するよう案内し、ご自分での修理は危険なので絶対にしないよう呼びかけています。

📎 出典:東芝ライフスタイル「洗濯機・衣類乾燥機 お客様サポート」

排水弁や排水ポンプに異物(ヘアピン、硬貨、ボタンなど)が入り込んで不具合を起こすこともあります。
ポケットの中身を出してから洗う、洗濯ネットを使うといった習慣が予防につながります。

表示が出る前に気づける排水不良のサイン

排水点検(C1)は、ある日突然出るように見えても、その前から排水が少しずつ悪くなっていることがよくあります。
次のようなサインがあれば、表示が出る前に排水経路を点検しておくと安心です。

サイン考えられる状態
すすぎや脱水に移るまでの時間が以前より長い排水口や排水ホースに汚れがたまり始めている
「衣類片寄り」がよく出るようになった排水の流れが悪く、脱水開始時に衣類が水を多く含んでいる
排水口から下水のような臭いがする排水トラップの汚れ、部品の組み戻し不良
排水時に排水口から水があふれそうになる排水口の奥や配管の詰まり
洗濯機の下の防水パンに水がたまっている排水ホースの接続不良や破損

排水口から水があふれる、配管の奥で詰まっているといった場合は、洗濯機ではなく住まいの排水設備の問題です。
市販の排水口用クリーナーを使っても改善しない場合は、管理会社や水まわりの専門業者に相談してください。

設置直後・引っ越し直後に排水点検が出る場合

新しく設置した直後や、引っ越しで移設した直後に排水点検が出る場合は、設置のしかたに原因があることが多いです。

  • 排水ホースが排水口に奥まで差し込まれているか
  • 排水ホースが本体の下敷きになっていないか
  • 排水口の位置が高く、ホースの途中が15cmを超えて持ち上がっていないか
  • 排水ホースを延長している場合、途中でたるみや段差ができていないか
  • 排水トラップの部品が正しく組み付けられているか

排水ホースの延長や取り回しには機種ごとの条件があるため、据付説明書や取扱説明書の記載に沿って設置してください。
設置業者に依頼した場合は、まず設置した業者に確認してもらうのが近道です。

修理を依頼する判断基準

状況判断
ホース・排水口・フィルターの処置後に排水できた自分で対処できた範囲。数回の運転で再発しないか確認
冬の朝だけ排水点検が出る排水ホース内の凍結の可能性。気温が上がってから再開し、凍結しにくい取り回しを検討
処置しても排水点検(C1)がすぐに出る修理を相談
脱水のみ運転でも水が抜けない修理を相談
排水時に異音がする、音がまったくしない修理を相談
本体の下から水が漏れている使用を中止し、電源プラグを抜いて相談

排水ホースの凍結は、寒冷地や、屋外・非暖房の場所に洗濯機を置いている場合に起こりやすく、地域や設置場所によって条件が大きく異なります。
凍結しているときに熱湯をかけると、ホースや部品を傷めるおそれがあるので避けてください。

東芝の修理受付は、インターネットのWeb修理受付のほか、東芝生活家電ご相談センター(フリーダイヤル0120-1048-76、携帯電話などからは0570-0570-33・通話料有料)で受け付けています。
依頼するときは、型番、表示内容、止まった工程、試した処置、水漏れや異音の有無を伝えるとスムーズです。
修理費用は、交換する部品や出張の有無によって変わるため、見積もりを確認してから依頼するかを決めてください。

排水点検を出にくくする日頃の習慣

習慣目安
排水口の掃除1か月に1回(東芝の案内)
ドラム式の排水フィルター掃除タオル・毛布など糸くずが多い物を洗ったあと
排水ホースの取り回し確認掃除や模様替えで洗濯機を動かしたあと
ポケットの中身の確認洗濯のたび
本体のガタつき・水平の確認設置時、移動したあと

東芝の公式FAQでは、排水の流れが悪いと脱水開始時に衣類に含まれる水の量が増え、アンバランスになりやすいと説明されています。
排水点検が出ていなくても、「衣類片寄り」が頻繁に出る場合は、排水ホースと排水口の点検が効果的です。

📎 出典:東芝ライフスタイル よくあるご質問「脱水に時間がかかる/脱水を繰り返す/脱水のときに水が入る/「衣類片寄り」が表示される」

よくある質問

Q1. 排水点検はどうやって解除すればよいですか?

排水ホースのねじれやつぶれ、15cmを超える持ち上がり、排水ホースや排水口の詰まりを確認して取り除いたあと、ふたを一度開閉して[スタート/一時停止]を押すと運転を再開できます。
ドラム式の場合は、排水フィルターの糸くずや異物も確認してください。
原因が残ったままスタートを押しても、再び排水点検が表示されます。

Q2. 排水点検が点滅しているのに、ホースも排水口もきれいです。

外から見える部分に問題がないのに表示が出る場合は、本体内部の排水弁や排水ポンプ、排水経路の不具合が考えられます。
脱水のみ運転を試しても水が抜けない場合は、修理が必要な可能性が高いです。
分解して確認すると水漏れや感電の危険があるため、型番と症状を控えて修理を相談してください。

Q3. 強制的に排水する方法はありますか?

脱水のみの運転を選ぶと、脱水の前に排水が行われるため、槽の水を抜くことができます。
ボタンの操作は機種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。
ただし、排水経路が詰まったままだと再び止まるため、先に排水ホースや排水口を確認しておきましょう。

Q4. 排水弁は自分で外して掃除できますか?

排水弁は本体内部の部品で、確認するには本体を倒したり部品を外したりする必要があり、水漏れや感電、けがの危険があります。
東芝は、ご自分での修理は危険なため絶対にしないよう呼びかけています。
排水ホースや排水口をきれいにしても排水できない場合は、販売店や東芝生活家電ご相談センターに修理を相談してください。

Q5. 排水点検で止まった洗濯物は、どうすればよいですか?

タテ型は、電源を切ってからふたを開け、洗濯物を取り出すことができます。
槽に水が残っているため、洗濯物を軽く絞ってから移し、床が濡れないよう注意してください。
ドラム式は、ドアの位置より水位が高いと開けた瞬間に水があふれるため、排水できるまでドアを開けないでください。
取り出した洗濯物は、すすぎが済んでいなければ洗い直してから干しましょう。

まとめ

排水点検(C1)は、洗濯機が水をうまく排出できないときのお知らせです。

  • 排水ホースのねじれ・つぶれ、15cm以上の持ち上がり、排水ホースや排水口の詰まりを確認する
  • ドラム式は、排水フィルターを少しずつ緩めて残り水を受け、糸くずや異物を取り除く
  • 処置後は、ふたを開閉して[スタート/一時停止]を押す
  • 水を抜きたいときは脱水のみ運転を使い、操作は取扱説明書で確認する
  • 何度も出る、脱水のみでも水が抜けない場合は、排水弁や排水ポンプの不具合として修理を相談する
  • 排水口は1か月に1回を目安に掃除する

排水経路を順番に確認すれば、多くの排水点検は落ち着いて解消できます。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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