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シャープの加湿器の特徴とは|プラズマクラスター搭載機の選び方

シャープの黒いプラズマクラスター搭載加湿器と、特徴や選び方を紹介するサムネイル画像
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

シャープの加湿器と聞いて、まず思い浮かぶのは、プラズマクラスターのマークかもしれません。
空気清浄と加湿を1台でこなす「加湿空気清浄機」が主力で、リビングや寝室の空気をまとめて整えたい人に選ばれています。
シャープの加湿器の特徴は、空気清浄機能と気化式の加湿を一体にした加湿空気清浄機と、プラズマクラスターによる空気ケアで、部屋の乾燥とホコリやニオイを1台でまとめて対策したい人に向いていることです。
一方で、本体は大きめで重く、加湿だけが目的なら、専用の加湿器のほうが手軽な場面もあります。

この記事では、シャープの加湿器の方式の違い、プラズマクラスターの役割と注意点、仕様の読み方、お手入れ、置き場所、向く人と向かない人、選ぶときのチェックポイントまでを整理しました。
仕様は機種ごとに異なるため、購入前には、商品ページの仕様欄で、最新の数値を見比べてください。

目次

シャープの加湿器の基本的な特徴

シャープの加湿まわりの機器は、大きく3つの系統に分けて考えると、整理しやすくなります。

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系統特徴向く人
加湿空気清浄機(気化式)空気清浄と気化式の加湿を1台で。プラズマクラスター搭載機が多い空気清浄と加湿を一緒に済ませたい人
加湿器(ハイブリッド式)気化式に加熱を組み合わせ、冷えた部屋でも加湿力を出しやすい寒い部屋でも、しっかり加湿したい人
加湿器(気化式)加熱せず、電気代を抑えやすい電気代と安全性を重視する人

加湿空気清浄機は、加湿フィルターに風を当てて水を蒸発させる「気化式」が中心です。気化式は、水を沸騰させないため、蒸気が熱くならず、湿度が上がると加湿量を自動で抑えます。加熱を使わないぶん、電気代も小さくなります。

プラズマクラスターの役割と注意点

プラズマクラスターは、シャープ独自のイオン技術です。
空気中にイオンを放出し、ニオイやホコリ、カビ菌などに働きかけるとされています。

項目内容
役割空気中にイオンを出し、空気のケアを行う
加湿との関係加湿と同時に使える。イオンだけを切ることもできる
イオン発生時の音「チッチッ」という音が出ることがある。正常な動作音
オゾン微量のオゾンが出るため、吹出口からニオイを感じることがある
効果の幅部屋の環境や使い方で変わる。無菌状態を作るものではない

プラズマクラスターは、感染の予防を保証するものではありません。くん煙タイプの殺虫剤を使うときは運転を止め、使用後は十分に換気してから運転してください。
フッ素樹脂やシリコーンを配合した化粧品、ヘアケア商品、制汗剤を本体の近くで使うと、内部に付着してイオンが出にくくなることがあります。
使う場所の近くでは、そうした製品を避けるのが安心です。

仕様の読み方:シャープの数字をどう見るか

シャープの加湿空気清浄機は、モデルによって、サイズと加湿力の幅が広いのが特徴です。
ラインアップ全体の目安を、次の表にまとめました。

項目コンパクトな機種の目安大容量の機種の目安
加湿量数百mL/h台1,000mL/h前後
適用畳数(加湿)木造和室5〜10畳/プレハブ洋室8〜17畳木造和室17畳前後/プレハブ洋室28畳前後
タンク容量約2〜3L約4L台
重さ約9〜13kg約16kg
奥行き230mmほどの薄型もある大型で、置き場所の確保が必要
向く部屋寝室、個室リビングなど広い部屋

(あくまで、ラインアップ全体を見たときの目安です。数値は機種ごとの仕様欄で確かめてください)
適用畳数は、木造和室とプレハブ洋室で、2つの数字が並んでいます。
部屋の広さを、小さいほうの数字(木造和室)で見ると、余裕のある選び方になります。
加湿空気清浄機は、空気清浄の適用畳数と、加湿の適用畳数が別々に書かれているため、どちらの数字かを読み分けてください。

加湿空気清浄機と、加湿器専用機の違い

シャープの製品で迷うのは、「加湿空気清浄機」と「加湿器専用機」のどちらにするか、という点です。

比べるポイント加湿空気清浄機加湿器専用機
できること空気清浄と加湿加湿のみ
大きさ大きめで重い(10kg前後〜)軽くて動かしやすい
加湿の力機種により小〜大機種により小〜大
お手入れ空気清浄のフィルターも手入れが必要加湿まわりが中心
置き場所壁から離す必要がある比較的自由
向く人1台で空気を整えたい人加湿だけを手軽に済ませたい人

1台で空気清浄と加湿をこなす便利さは、加湿空気清浄機の大きな強みです。
反対に、本体が大きく重いため、部屋を移動して使いたい人は、重さを必ず確かめましょう。

電気代の目安

気化式は、加熱を使わないため、電気代を抑えやすい方式です。
消費電力の例から、1か月の電気代を計算しました。

消費電力の例1日8時間・30日の電力量電気代の目安(1kWh=31円)
10W2.4kWh約74円
20W4.8kWh約149円
40W9.6kWh約298円

(電気代は、当サイトによる計算の目安です。実際は、運転モードと電力単価で変わります)
ハイブリッド式は、加熱の分だけ消費電力が大きくなる場面があります。
気化式の加湿空気清浄機は、空気清浄のファンも動くため、加湿だけの専用機よりは、少し大きめの数字になることがあります。
仕様欄の消費電力を、運転モードごとに見比べてください。

お手入れの手順と頻度

加湿空気清浄機は、加湿まわりと、空気清浄まわりの両方を手入れします。
お手入れの時期は、ランプの点灯が目安になる機種が多くあります。

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部位頻度の目安手入れの方法
タンク給水のたび少量の水で振り洗い。キャップのゴムは歯ブラシで
トレー定期的(ランプの目安)トレーのフタを外して水洗い。中の水は定期的に捨てる
加湿フィルター約1か月(24時間運転の目安)枠にセットしたまま水洗い。水あかやニオイは、つけ置き洗い
白い固まり(水あか)必要なときクエン酸でつけ置き洗い(約2時間)。十分にすすぐ
後ろパネル(プレフィルター)ホコリが付いたとき掃除機でホコリを吸う
加湿フィルターの交換数年に1回(機種により5年、10年など)洗っても汚れやニオイが取れないときは、早めに交換

水あかやニオイは、台所用の粉末洗剤で、30〜60分ほどつけ置きして落とします。
洗剤やクエン酸が残らないよう、水かぬるま湯(約40℃以下)で十分にすすいでください。
加湿を使わないシーズンは、水を捨てて、タンクとトレーを乾かして保管しましょう。

水の扱いで気をつけること

水の扱い方は、取扱説明書で細かく決まっています。

項目内容
使える水水道水のみ。塩素で雑菌が増えにくいため
避ける水井戸水、浄水器の水、ミネラルウォーターなど
入れてはいけないもの40℃以上のお湯、アロマオイル、洗剤、芳香剤、化学薬品
本体への注水本体に直接水を入れず、タンクから給水する
加湿を使わないとき水を捨てる。タンクとトレーを定期的に新しい水に替える
トレーの水飲まない

アロマオイルは、加湿空気清浄機に入れると、故障やニオイ残りの原因になります。
香りを楽しみたいときは、別のアロマディフューザーを使うのが安心です。

置き場所の注意

大きめの機器なので、置き場所の工夫が、性能の発揮につながります。

注意点内容
壁からの距離壁から3cm以上は必須。30cmほど離すと、空気の流れがよくなる
直射日光・窓際避ける。結露や温度差が、フィルターの寿命に影響する
エアコンや暖房の風直接当たらない位置に置く
床の状態水平で丈夫な場所。移動しないように置く
磁気を出す機器スピーカーや電磁調理器の近くは避ける
テレビやラジオノイズが入るときは離す
移動のしかた運転を止め、タンクとトレーを外して、ゆっくりと

使える室温は、約0〜35℃です。
結露や凍結が起きると、フィルターの寿命が縮まったり、故障したりする原因になります。

シャープの加湿器のメリット

メリット内容
1台で2役空気清浄と加湿を同時にこなす
電気代を抑えやすい気化式は加熱を使わない
加湿が自動で調整される湿度が高くなると、加湿量が自然に落ちる
手入れの目安がわかるランプで、お手入れの時期を教えてくれる機種がある
部屋の広さに合わせた幅コンパクトから大容量まで、選択肢が広い
空気のケアプラズマクラスター搭載機は、ニオイやホコリのケアも期待できる

向かない場面と、気をつけたい点

気をつけたい点内容対策
本体が大きく重い移動や掃除が大変置き場所を決めて、動かさない使い方
加湿だけが目的なら過剰空気清浄の機能を使わない加湿器専用機も比べる
低温の部屋では加湿が弱め気化式は、室温が低いと蒸発が落ちる余裕のある機種、またはハイブリッド式を
フィルターの手入れが増える空気清浄と加湿の両方月1回の手入れ日を決める
水の使い方に制約がある水道水以外は使えない取扱説明書を守る

加湿が目的の中心なら、専用機も含めて、候補を広げて比べるのがおすすめです。

選ぶときのチェックポイント

見るポイント基準
加湿量(mL/h)部屋の広さに合うか。大きいほど立ち上がりが早い
適用畳数加湿の畳数を見る。木造和室の数字で余裕を持つ
タンク容量大きいほど給水の回数が減る
方式気化式か、ハイブリッド式か
プラズマクラスターの有無数値(イオンの量)と、イオンを切れるか
重さと大きさ置き場所と、動かす頻度に合うか
手入れの目安ランプの有無、フィルターの寿命
運転音寝室なら、静かなモードの数値

使う場所ごとの選び方

場所向く選び方
寝室(6〜8畳)薄型のコンパクト機。静かなモードの数値が小さいもの
子ども部屋加熱しない気化式。手の届かない位置に
リビング(10〜20畳)加湿量の大きい大容量機
在宅ワーク部屋空気清浄も欲しいなら、中容量の加湿空気清浄機
寒い部屋ハイブリッド式、または余裕のある加湿量の機種

失敗しやすいパターン

失敗原因避け方
想像より重くて動かせない重さを見なかった仕様欄の重さを確認し、置き場所を決める
壁際に置いて効果が弱かった吸込口や吹出口がふさがれた壁から離して置く
イオンが出なくなった近くで制汗剤や化粧品を使った本体の近くで使わない
水が臭う水の入れっぱなし、手入れ不足毎日水を替え、フィルターを月1回洗う
アロマで故障したオイルを入れた別のディフューザーを使う

湿度計で調整するコツ

手順内容
1部屋の中央付近に、湿度計を置く
2運転を始めて1〜2時間後に、湿度を見る
340〜60%を目安に、運転モードを調整する
4窓の結露が出るなら、湿度を下げる

湿度計は、吹出口の風が直接当たらない場所に置いてください。
加湿の自動運転を使うと、湿度に合わせて、運転の強さが調整されます。

よくある質問

Q1. プラズマクラスターは、加湿と同時に使えますか?

加湿と同時に使えます。イオンだけを切って、ホコリやニオイの除去だけを行うこともできます。

Q2. 加湿空気清浄機の手入れは大変ですか?

加湿フィルターは約1か月ごとに洗い、タンクは給水のたびに振り洗いします。ランプで、お手入れの時期を知らせてくれる機種もあります。

Q3. アロマオイルを入れてもよいですか?

入れないでください。故障やニオイ残りの原因になるため、香りは別のディフューザーで楽しみましょう。

Q4. 置き場所で気をつけることは?

壁から3cm以上離し、窓際やエアコンの風が当たる場所を避けます。水平で丈夫な場所に置き、移動するときは、運転を止めて、タンクとトレーを外してください。

Q5. 電気代はどのくらいですか?

気化式は加熱を使わないため、1日8時間・1か月で、数十円から数百円ほどの計算になります。具体的な金額は、機種の消費電力と電力単価で変わります。

まとめ

シャープの加湿器は、空気清浄と気化式の加湿を1台でこなす加湿空気清浄機が主力で、プラズマクラスターによる空気ケアが特徴です。
最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
特徴空気清浄と加湿の一体型。プラズマクラスター搭載機が多い
加湿方式気化式が中心。ハイブリッド式もある
お手入れフィルターは約1か月ごとに洗い、水道水だけを使う
選び方加湿の適用畳数、重さ、置き場所、加湿量を見比べる

まずは、使う部屋の広さと、置き場所を決めてください。
そのうえで、仕様欄の加湿量、適用畳数、重さを見比べれば、選び間違いを減らせます。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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