MENU

アイリスオーヤマ洗濯機のC3エラー|脱水で止まる時の直し方と水平調整

アイリスオーヤマ洗濯機のC3エラーと脱水で止まる時の直し方・水平調整を紹介するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

脱水が始まってしばらくすると洗濯機がガタガタと揺れ、そのまま止まって「C3」が表示されていませんか。
アイリスオーヤマの縦型洗濯機のC3は、洗濯物の偏り、設置のがたつき、排水不良のいずれかを知らせる表示です。
たまに出る程度なら洗濯物を入れ直すだけで解消しますが、「引っ越してから毎回出る」「脱水の終盤で必ず止まる」といった場合は、本体の設置状態に原因があることが少なくありません。
インターネット上には、排水ホースの高さについて取扱説明書と異なる説明をしている情報もあり、誤った対処で症状が悪化するケースも考えられます。
この記事では、アイリスオーヤマ公式の情報と取扱説明書をもとに、C3の3つの原因を順番に確認する手順と、水平調整の具体的な目安、修理を依頼する判断基準を解説します。

  • C3が脱水で止まる仕組みと、3つの原因の見分け方
  • 偏りやすい洗濯物の入れ方と、調節脚による水平調整の手順
  • 引っ越し後に毎回出るときの確認点と、修理を依頼する目安
目次

結論:C3は「洗濯物 → 設置 → 排水」の順に確認する

先に対処の流れをまとめます。

順番確認すること目安
1洗濯物の偏り・量・種類片側に寄っていないか、大物1枚だけではないか
2本体の水平とがたつき対角線上の角を押してがたつかないこと、傾きは1cm以内
3排水ホースと排水口ホースの高さは10cm以内、ねじれ・つぶれ・詰まりがないこと
4再スタート洗濯物を入れ直してスタート/一時停止ボタンを押す
5繰り返すなら修理を相談空に近い状態でも出る、異音がある場合

アイリスオーヤマの公式FAQでは、C3は洗濯物の偏り、設置のがたつき、排水不良のときに表示されるお知らせとされ、衣類の偏りが繰り返しできる場合は、設置環境による洗濯機本体の偏りが考えられると案内されています。
たまに出るなら洗濯物、毎回出るなら設置と排水を疑う、と覚えておくと判断しやすくなります。

📎 出典:アイリスオーヤマ よくあるお問い合わせ 洗濯機「故障かな?」

C3エラーの意味と脱水で止まる仕組み

3つの原因を知らせる表示

C3は、次の3つのいずれかが起きているときに表示されます。

原因起こりやすい状況出やすいタイミング
洗濯物の偏り大物1枚だけ、厚手の衣類が片側に固まった脱水の開始時・途中
設置のがたつき本体が傾いている、調節脚がゆるんでいる脱水の回転が上がったとき
排水不良排水ホースのねじれ・つぶれ、排水口の詰まり脱水前の排水時

脱水中に給水されるのは偏りの修正動作

脱水は槽を高速で回転させるため、洗濯物が片側に寄っていると大きな振動が発生します。
IAW-T502E/IAW-T501の取扱説明書では、洗濯物の偏りを検知すると一時停止し、給水して偏りを修正する動作が説明されています。
脱水の途中で水が入るのは、この修正動作で、故障ではありません。
修正しきれないときはブザーが鳴って停止し、C3の表示につながります。

つまり、C3は洗濯機が自分で偏りを直そうとしたが、直しきれなかったというサインでもあります。
何度も給水と脱水を繰り返してからC3が出る場合は、洗濯物の組み合わせか設置状態に、洗濯機だけでは解消できない原因があると考えられます。

似た表示との違い

表示意味主な対処
C3洗濯物の偏り・設置のがたつき・排水不良原因を取り除いてスタート/一時停止
C1排水に時間がかかった排水ホース・排水管を確認
E7モーターに負荷がかかった容量別のボタン操作でリセット
UE(ドラム式)洗濯物の偏り・泡が多い洗濯物の入れ直し・泡の除去

C3で止まってスタートを押しても再開しない場合は、表示がE7に変わっていないかも確認してください。

📎 出典:アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T502E/IAW-T501 取扱説明書

確認を始める前の安全のポイント

C3が出たときは、脱水の途中で止まっていることが多く、槽が惰性で回っている場合があります。

回転中の洗濯・脱水槽に手を入れると、ゆるい回転でも洗濯物が巻きついて大けがの原因になります。回転が完全に止まり、ふたロックが解除されるまでは槽に触れないでください。

IAW-T504の取扱説明書では、脱水の途中で一時停止したときは、槽が停止して約70秒たってからふたロックが解除されると説明されています。
また、本体を動かして水平を調整する作業は、必ず電源プラグを抜き、床の水濡れに注意して行ってください。

原因1:洗濯物の偏りを直す

入れ直しの手順

  • 回転が完全に止まり、ふたロックが解除されるのを待つ
  • ふたを開け、片側に寄っている洗濯物をほぐす
  • 絡まったシーツや長い衣類はいったん取り出してほどく
  • 洗濯物を槽の中で均等になるように入れ直す
  • ふたを閉めてスタート/一時停止ボタンを押す

偏りやすい洗濯物と対処

偏りの原因は、「量が多い」ことよりも「重さが1か所に集中する」ことにあります。

スクロールできます
偏りやすい洗濯物理由対処
バスマット・厚手のタオル1枚だけ重さが1か所に集中する同じような重さのものを複数枚一緒に入れる
シーツ・洗濯用ネットに入れた洗濯物だけひとかたまりになる必ず他の洗濯物と一緒に洗う
柔道着・厚手のタオル水を含んで重くなる複数枚をバランスよく入れる
フリース・化繊のジャンパーだけ水に浮いて片寄る給水後に押さえて洗剤液をしみ込ませる
毛布水を吸って重くなり片側に寄る専用ネット・折り方・サイズを守る

IAW-T504の取扱説明書では、厚手のタオルや柔道着などは、うまく脱水できないことがあるため、複数枚をバランスよく入れるよう案内されています。
シーツや洗濯用ネットに入れた洗濯物は、他の洗濯物と一緒に洗うことも示されています。

偏りにくい洗濯物の入れ方

同じ量の洗濯物でも、入れ方によって脱水時の偏りやすさは変わります。
次のような入れ方を意識すると、C3が出にくくなります。

入れ方のコツ理由
洗濯物を1枚ずつほぐしてから入れる丸まったままだと、水を含んで一つの重いかたまりになる
大きなものと小さなものを交互に入れる重さが槽の中で分散する
シーツやバスタオルは軽くたたんで入れる広がって他の衣類を巻き込むのを防ぐ
ひもは結び、ファスナーは閉める絡まりによるかたまりを防ぐ
小物は洗濯用ネットに入れ、他の衣類と一緒に洗う小物の飛び出しと、ネットだけの片寄りを防ぐ
容量いっぱいまで詰め込まない洗濯物が動けず、偏りを修正できなくなるのを防ぐ

IAW-T504の取扱説明書では、慣れないうちは少なめに入れ、汚れ落ちや脱水の絞り具合をよくするためにも少なめの量での洗濯がすすめられています。
コースごとに洗える量も決められており、標準コースは5.0kgまで、お急ぎコースは1.5kgまで、念入りコースは3.0kgまでとされています。

毛布を洗うときの条件

毛布を洗ってC3が出た場合は、洗い方の条件を見直しましょう。

項目IAW-T504の取扱説明書の案内
洗える量2.0kgまで
大きさシングルサイズ(140×200cm)まで
ネット必ず毛布洗い用のネットに入れる
折り方長いほうを四つまたは八つに折り、短いほうに巻く
入れ方縁のあるほうを下にしてネットに入れ、ファスナーを上にして槽に入れる

できるだけ高さを低く折ることが、脱水時の偏りを防ぐポイントです。
ネットの種類や折り方は機種によって異なるため、お使いの機種の取扱説明書も確認してください。

洗ってはいけないもの

レインコート、寝袋、スキーウェア、防水シートなどの防水性のもの、玄関マットやバスマット、カーペットなどは、脱水時の異常振動によってけがや家財の損傷、水もれの原因になるため洗濯・脱水しないでください。
取扱説明書では、洗濯できる表示があっても防水性製品は洗わないよう案内されています。
これらを洗ってC3が出た場合は、洗濯物側の問題なので、洗濯機ではなく手洗いやクリーニングを検討しましょう。

📎 出典:アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T504 取扱説明書・据付説明書

原因2:設置のがたつきを直す

洗濯物を入れ直しても繰り返しC3が出る場合は、本体の設置状態を確認します。

水平とがたつきの確認方法

取扱説明書の据付説明書では、次の方法で確認するよう案内されています。

確認方法目安
本体の対角線上の角を押すがたつきがないこと
重りを付けた糸を本体の正面と側面に垂らす上側と下側のすき間の差が1cm以内
本体底部の位置防水パンの縁や角に乗り上げていないこと

水準器がなくても、糸と5円玉などの小さな重りがあれば確認できます。
正面と側面の2方向で確認するのがポイントです。

糸と重りで傾きを測る具体的なやり方

水準器がない場合でも、糸と小さな重りで傾きを確認できます。

  • 30cm程度の糸の先に、5円玉などの小さな重りを結ぶ
  • 本体の正面の上端に糸を当て、重りを下に垂らす
  • 糸が静止したら、本体上側と下側で、本体と糸のすき間を比べる
  • すき間の差が1cm以内か確認する
  • 同じ方法で、本体の側面でも確認する

すき間の差が1cmを超えている場合は、下側が本体から離れている方向に傾いています。
傾いている側の調節脚を回して高さを合わせ、再度測り直してください。
正面と側面の両方が1cm以内に収まり、対角線上の角を押してもがたつかない状態が、調整完了の目安です。

調節脚で高さを合わせる手順

  • 電源プラグを抜く
  • 本体を少し傾け、調節脚を回して高さを合わせる
  • 対角線上の角を押し、がたつきがないか再確認する
  • 糸を垂らして、すき間の差が1cm以内になっているか確認する
  • 調節脚の固定リング(ナット)を締めて固定する

調整後に固定リングを締め忘れると、脱水の振動で調節脚が少しずつ回り、再びがたつきが出ます。
「一度直したのに、しばらくするとまたC3が出る」という場合は、固定リングの締め忘れを疑ってみてください。

設置場所そのものの確認

アイリスオーヤマは、設置場所に関する動画も公開しており、公式FAQでもC3が繰り返し出る場合の参考として案内されています。
調節脚で調整しても解消しない場合は、次のような設置場所の条件を確認しましょう。

確認項目見るポイント
床の強度脱水時に床ごと揺れていないか
床の傾き調節脚の調整範囲を超えて傾いていないか
防水パンの大きさ本体の脚が防水パンの内側にしっかり乗っているか
壁や周囲との距離脱水時に本体が壁や棚に当たっていないか

📎 出典:アイリスオーヤマ公式動画「洗濯機の設置場所」

引っ越し後に毎回C3が出るときの確認点

「前の家では問題なかったのに、引っ越してから毎回脱水の途中でC3が出る」という相談は多く見られます。
洗濯機本体は同じでも、設置環境が変わったことで症状が出るケースです。

確認すること理由
本体の水平・がたつき床の傾きや防水パンの形が変わった
調節脚の固定リング運搬の振動でゆるんでいることがある
本体底部の乗り上げ防水パンの縁や排水トラップに乗っていないか
排水ホースの取り回し本体の下でつぶれていないか、高さが10cmを超えていないか
排水口とエルボ新居の排水口に合った接続になっているか
床の強度以前より床が揺れやすい場所になっていないか

特に、脱水の終盤など回転が上がったタイミングで毎回止まる場合は、回転が上がるほど振動が大きくなるため、水平とがたつきのわずかなずれが表面化している可能性があります。
水平とがたつきを直し、排水ホースの状態を整えたうえで、それでも毎回出るなら修理の相談に進みましょう。

原因3:排水不良を確認する

脱水は排水が終わってから本格的に回転するため、排水が進まないと脱水に移れず、C3の原因になります。

排水ホースの高さは「10cm以内」

インターネット上には、排水ホースの高さを「20〜30cm」にするよう説明している情報も見られます。
しかし、IAW-T502E/IAW-T501の取扱説明書では、排水ホースは高さ10cm以内に収めるよう案内されています。
ホースを高く持ち上げると、水が流れにくくなり、排水不良の原因になります。

確認項目取扱説明書の目安
排水ホースの高さ10cm以内
たるみ・ねじれたるませない、ねじらない
本体との接触本体底面とこすれていない
エルボがない排水口ホースの先端と排水口の底に3cm以上のすき間

排水口の詰まり

排水ホースに問題がなければ、排水口とエルボにたまった糸くずや髪の毛を取り除きます。
排水口のカバーやトラップの部品は、外した順番をスマートフォンで撮影しておくと、組み戻しで迷いません。

脱水の開始時に槽に水が残っている場合は、排水不良の可能性が高いと考えられます。
排水口にバケツで水を流して、スムーズに流れるかを確かめると、住宅側の排水管か洗濯機側かを切り分けられます。

C3と一緒に起きやすいトラブル

C3が繰り返し出るような設置状態では、ほかのトラブルも起きやすくなります。
次のような症状がある場合は、C3の対処とあわせて確認してください。

スクロールできます
症状考えられること対処
脱水時に本体が大きく動く・位置がずれる水平・がたつき・床の強度設置を直し、ずれた後は排水ホースも確認
洗濯機の周りの床が濡れている本体の移動でホースの接続がゆるんだ、結露給水・排水ホースの接続部を確認する
脱水時に何かに当たるような音がする本体が壁や棚に当たっている、異物の混入周囲との距離と槽内の異物を確認する
脱水後も洗濯物が湿っている偏りの修正を繰り返して脱水が十分でない洗濯物を入れ直して脱水だけ追加する

取扱説明書では、室温が低いときや湿度が高いときに、本体の内側が結露して床が濡れることがあると説明されています。
ただし、脱水のたびに本体が動いている場合は、給水ホースや排水ホースの接続部に負担がかかっている可能性があります。
給水ホースの接続部から水が漏れている場合は、給水栓を閉めてから確認してください。

C3で止まった洗濯物の扱い

C3は脱水の途中で止まることが多く、洗濯物は水分を多く含んだ状態で残っています。

状態対応
洗濯物が片側に寄って止まった入れ直して、脱水だけを再開する
何度入れ直してもC3が出る洗濯物を半分に分けて、それぞれ脱水する
洗濯機が使えない状態になった回転が止まってから取り出し、手で絞って干す

洗濯物を分けて脱水しても出る場合は、洗濯物側ではなく設置や本体側の問題と考えられます。
取り出した洗濯物を濡れたまま放置すると、においの原因になるため、早めに干すか洗い直しましょう。

状況別:C3が出たときの対処の目安

状況まず確認すること次の一手
たまに出る洗濯物の偏り・組み合わせ入れ直して再スタート
バスマットや厚手のものだけ洗ったら出た洗濯物の組み合わせ他の洗濯物と一緒に洗う
毛布を洗ったら出たネット・折り方・サイズ条件を守って毛布コースで洗い直す
引っ越し・模様替え後から毎回出る水平・がたつき・ホース設置を直してから再確認
脱水の前に水が残っている排水ホース・排水口排水経路を掃除する
設置を直しても少量で毎回出る―修理を相談
脱水時に金属音や焦げたにおいがする―直ちに使用を中止

修理を相談する前のセルフチェック

修理を申し込む前に、次の項目を一通り確認しておきましょう。
使い方や設置が原因だった場合に、無駄な手配を避けられます。

  • 表示が「C3」であり、E7など別の表示ではないことを確認した
  • 洗濯物をほぐして均等に入れ直した
  • 大物や厚手のものだけで洗っていないことを確認した
  • 防水性のものやマット類が入っていないことを確認した
  • 対角線上の角を押して、がたつきがないことを確認した
  • 糸を垂らして、正面と側面の傾きが1cm以内であることを確認した
  • 調節脚の固定リングを締めた
  • 本体底部が防水パンの縁に乗り上げていないことを確認した
  • 排水ホースが高さ10cm以内で、ねじれやつぶれがないことを確認した
  • 排水口とエルボのごみを取り除いた
  • 洗濯物を半分に減らしても出ることを確認した

すべて確認しても改善しない場合は、本体側の点検が必要な段階と考えてよいでしょう。
確認した内容をメモしておくと、問い合わせの際にそのまま伝えられます。

何度直してもC3が出るときの判断基準

洗濯物・設置・排水をすべて確認してもC3が繰り返される場合は、本体側の不具合を疑います。

状況判断
洗濯物を減らす・組み合わせを変えると出なくなる使い方を見直して継続使用
水平・がたつきを直すと出なくなる継続使用し、時々設置を確認
少量のタオルだけでも毎回出る修理を相談
脱水時に異常な振動や音が続く使用を中止して点検を依頼
焦げたにおい・ピリピリ感がある直ちに使用を中止

取扱説明書の「愛情点検」の項目では、長年使用している洗濯機で、運転中に異常な振動や音がする、洗濯・脱水槽がなかなか止まらないといった症状がある場合は、使用を中止して点検を依頼するよう案内されています。
焦げたようなにおいや、触れるとピリピリ電気を感じる場合は、直ちに電源プラグを抜いてください。

修理を依頼する流れ

アイリスオーヤマの洗濯機は大型家電の扱いで、公式サイトの洗濯機の修理ページから、修理の概算見積もりの確認と申し込みができます。
修理料金は2026年7月1日受付分から改定されているため、最新の概算で判断してください。
取扱説明書(IAW-T504)には、問い合わせ先としてアイリスコール(0800-919-0770、9時〜17時、年末年始・会社都合による休日を除く)が記載されています。
受付方法は変更されることがあるため、連絡前に公式サイトで最新の案内を確認すると確実です。

📎 出典:アイリスオーヤマ「洗濯機」修理の概算お見積り・お申し込み

依頼時には、次の情報を伝えると状況が伝わりやすくなります。

伝える情報具体例
型番・購入時期本体の表示や保証書で確認
出るタイミング脱水の開始時・途中・終盤など
頻度毎回か、特定の洗濯物のときだけか
設置の状況引っ越しの有無、水平とがたつきの確認結果
試した対処洗濯物の入れ直し、調節脚の調整、排水経路の掃除

保証期間は保証書に記載されており、期間が過ぎた後も、修理で機能が維持できる場合は有料で修理すると案内されています。
補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後6年間とされているため、年数がたった機種は買い替えとも比べて判断しましょう。
買い替えを考える場合は、洗濯機の温水機能は本当に必要?メリット・デメリット・電気代・代替策まで徹底解説も機能選びの参考になります。

修理か買い替えかを考える目安

C3が設置を直しても繰り返し出る機種は、使用年数も判断材料になります。

判断材料内容
補修用性能部品の保有期間製造打ち切り後6年間(取扱説明書の記載)
設計上の標準使用期間製品本体に製造年とあわせて表示されている
修理の概算公式の修理料金診断で確認
症状の範囲振動だけか、異音や水漏れを伴うか

設計上の標準使用期間は、標準的な使用条件で安全上支障なく使用できる期間の目安で、無料修理の保証期間とは異なります。
取扱説明書では、この期間に満たなくても異常が見られたときは使用を中止して相談するよう案内されています。
年数がたっている機種で、振動に加えて異音や水漏れもある場合は、修理の見積もりと買い替え費用を比べて判断すると納得しやすくなります。

C3を再発させないための習慣

習慣理由
大物や厚手のものは、他の洗濯物と一緒に入れる重さを分散させる
シーツやネットに入れた洗濯物は単独で洗わないひとかたまりになるのを防ぐ
コースごとの量の目安を守る偏りと負荷を防ぐ
水に浮く衣類は給水後に押さえる浮き上がりによる片寄りを防ぐ
本体を動かしたら、水平・がたつき・ホースを確認する設置のずれを早めに直す
洗濯後に糸くずフィルターを掃除する排水経路へのごみの流入を防ぐ

取扱説明書では、据え付け状態に異常がないかを定期的に確認することも案内されています。
C3で脱水が終わらなかった洗濯物は水分が多く、においが出やすい状態です。
生乾きの臭いを今すぐ消す方法とは?5分でできる応急処置と完全リセット洗濯術の方法で、早めに対処しましょう。

よくある質問

Q. C3エラーが毎回出ます。何から確認すればよいですか?

毎回出る場合は、洗濯物よりも設置状態を先に確認してください。
公式FAQでも、衣類の偏りが繰り返しできる場合は、設置環境による本体の偏りが考えられると案内されています。
本体の対角線上の角を押してがたつきがないか、糸を垂らして傾きが1cm以内か、本体底部が防水パンの縁に乗り上げていないかを確認します。
調節脚で高さを合わせたら、固定リングを締めて固定してください。
設置に問題がなければ、排水ホースと排水口も確認しましょう。

Q. 引っ越してから、脱水の終盤で毎回C3が出るようになりました。

洗濯機本体は同じでも、床の傾きや防水パンの形が変わったことで、設置のずれが表面化している可能性があります。
脱水の終盤は回転が上がって振動が大きくなるため、わずかな傾きやがたつきでも止まりやすくなります。
水平とがたつき、調節脚の固定リングのゆるみ、排水ホースのつぶれや高さを確認してください。
すべて確認しても毎回出る場合は、運搬時の影響も含めて点検を依頼すると安心です。

Q. 排水ホースは高い位置にしたほうがよいですか?

高くしないでください。
IAW-T502E/IAW-T501の取扱説明書では、排水ホースは高さ10cm以内に収めるよう案内されています。
インターネット上には20〜30cmを推奨する情報も見られますが、ホースを高く持ち上げると水が流れにくくなり、排水不良の原因になります。
たるみやねじれがないこと、本体の下でつぶれていないことも確認してください。

Q. 脱水中に水が入るのは故障ですか?

故障ではありません。
取扱説明書では、洗濯物の偏りを検知すると一時停止し、給水して偏りを修正する動作が説明されています。
給水後は再び脱水に戻ります。
ただし、この修正で偏りを直しきれない場合はブザーが鳴って停止し、C3が表示されます。
その場合は、回転が止まってから洗濯物を入れ直してください。

Q. 防振マットやかさ上げ台を使えばC3は出なくなりますか?

防振マットやかさ上げ台は、振動を抑えたり、排水ホースの取り回しに余裕を持たせたりする目的で使われます。
ただし、設置した後に本体が水平でなかったり、台と本体の間にがたつきがあったりすると、かえって揺れが大きくなることがあります。
使用する場合は、設置後に必ず対角線上の角を押してがたつきを確認し、糸を垂らして傾きが1cm以内になるよう調整してください。
耐荷重や対応機種は、製品の説明書で確認しましょう。

まとめ

アイリスオーヤマの縦型洗濯機のC3は、洗濯物の偏り、設置のがたつき、排水不良のいずれかを知らせる表示です。
たまに出るなら洗濯物の入れ直し、毎回出るなら設置と排水を疑い、「洗濯物 → 設置 → 排水」の順に確認してください。
水平の目安は傾き1cm以内、調整後は固定リングを締める、排水ホースは高さ10cm以内が押さえておきたいポイントです。
すべて確認しても少量で毎回出る場合や、異常な振動・音・においがある場合は、使用を中止して修理を依頼してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

目次