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2026年冬の灯油価格の見通しとは?補助・原油・暖冬から整理

雪が積もった屋外灯油タンクと2026年冬の灯油価格の見通しを補助・原油・暖冬の観点から整理したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

2026年冬の灯油価格は、全国平均で18Lあたり2,600円前後の高い水準から、12月以降はじわじわ上がりやすい局面に入ります。
理由は、いま価格を支えている国の補助が、12月から段階的に縮んでいくこと。
一方で、11月からは割高な輸入灯油への補助が加わり、冬の気温は暖冬傾向との予報も出ています。 押し上げる材料と、押し下げる材料が、同時に動く冬になります。

この記事では、2026年11月3日時点のデータをもとに、現在の価格、補助の仕組みと縮小の予定、原油と天候の見通し、18Lあたり・1シーズンあたりの負担額の目安を整理します。
将来の価格は、誰にも言い切れません。 そこで、数字がどう動くかを「足し算」で追える形にしてまとめました。

目次

今の灯油価格|全国平均は18L約2,580円、前年より約340円高い

資源エネルギー庁の石油製品価格調査では、10月26日時点の灯油の全国平均(店頭)が1Lあたり143.3円、18L換算で約2,580円でした。
前の週から、7円ほどの上昇でした。
2004年6月以降で最も高かったのは今年3月16日の2,774円ですから、そこには届かないものの、歴史的に見ればかなり高い位置です。

時点全国平均(店頭・18L)メモ
2025年10月ごろ2,223円前年の同じ時期
2026年3月16日2,774円2004年6月以降の最高
2026年10月13日2,563円前年より340円高い
2026年10月19日2,573円全国平均、店頭
2026年10月26日約2,580円(143.3円/L)前週から約7円高い

前年の同じ時期と比べると、18Lあたり約340円、率にして15%ほどの値上がりでした。 灯油を毎週1缶買う家庭なら、1か月で約1,400円の差になります(当サイト計算)。

北海道は全国より高め、配達は店頭よりさらに高い

地域差も見ておきましょう。 10月13日調査では、北海道の店頭価格が18Lあたり2,799円(1Lあたり155.5円)で、全国平均より236円高く、47都道府県で2番目の高さでした。
過去1年の平均でも、北海道は全国より70円ほど高く推移してきました。

区分(10月13日調査・18L)全国平均北海道差
店頭価格2,563円2,799円236円
配達価格2,749円2,847円98円

配達と店頭の差も、見ておきましょう。 全国平均では、配達のほうが店頭より186円高く、すべての都道府県で配達が上回っていました。 ポリタンクを自分で運べるなら、店頭のほうが安く済む場合が多い、という見方もできるでしょう。

灯油の値段を動かす要素|今冬は「補助」が主役

灯油は原油から作られるため、価格は大きく4つの要素で決まります。
原油の輸入価格、為替(円安だと輸入価格が上がる)、冬の需要、そして税金や補助金です。
ふだんは原油と為替が主役。 ただ、今冬は事情が違います。

2026年3月19日から、国は「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」を実施しています。
ガソリン、軽油、重油、灯油などの価格を抑える仕組みで、灯油にはガソリンと同額の補助が出ています。
補助は石油元売りや輸入事業者に支給され、卸価格を通じて店頭価格に反映されます。
消費者が申請する必要はありません。

📎 出典:資源エネルギー庁「今夏の電気・ガス料金支援(2026年7月~9月)/中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」

つまり、いまの2,580円は「補助込み」の価格。
その補助がどれほど効いているのか、次の表で見てみましょう。

補助はどれだけ効いているか|灯油18Lで約940円

10月26日時点の資源エネルギー庁の試算では、補助がなかった場合の灯油の全国平均は186.1円/Lでした。 実際の店頭価格143.3円との差が、補助で抑えられている分です。

項目1Lあたり18Lあたり
補助がない場合の全国平均(10月26日時点)186.1円約3,350円
実際の店頭価格143.3円約2,580円
補助で抑えられた分(10月22〜28日の単価)42.8円約770円
10月29日からの支給単価52.4円約940円

支給単価は、10月29日から52.4円と、3月の再開以降で最も高くなりました。
原油価格の上昇に加えて、ホルムズ海峡を通らない代替ルートの調達が割高になっている分を補う「調整単価」が、11月は7.2円と、10月の3.7円からほぼ倍増したためです。
補助が厚くなった結果、18Lあたり約940円が、いま値引きされている計算です。

仮にこの補助がゼロなら、単純計算で18Lあたり3,300円台。
もちろん、そうした案は示されていません。
ただ、価格の「土台」が補助であることは、押さえておきたい前提です。

12月から補助が縮小|灯油への影響は18Lで数十〜数百円

政府は10月30日、12月からガソリン補助を段階的に縮小することを決めました。
ガソリンの目標価格にあたる「基準価格」を、170円程度から引き上げていく方式。
灯油の補助はガソリンと同額で動くため、基準価格が上がれば、灯油の支給単価も同じ幅で減ります。
灯油にはガソリンのような目標価格がないため、減った分は、そのまま卸価格を通じて店頭価格に乗りやすくなります。

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適用日基準価格(ガソリン)11月からの上がり幅灯油18Lへの目安状況
11月中170円程度±0円変化なし決定済み
12月3日〜172円程度+2円約36円決定済み
12月10日〜174円程度+4円約72円決定済み
12月17日〜175円程度+5円約90円決定済み
2027年1月180円程度+10円約180円試算(未定)
2027年2月185円程度+15円約270円試算(未定)
2027年3月190円程度+20円約360円試算(未定)

※18Lへの目安は、上がり幅(円/L)×18で計算した当サイトの試算です。
原油価格や為替が変わらないと仮定しています。
※2027年1月以降は、政府の「春先に向けて毎月5円ずつ」という基本方針を機械的に当てはめた数字で、実際の引き上げ幅は原油価格を見て決まります。

12月中の縮小は、全部で5円。 18Lに直せば約90円。
ここだけを見れば、家計への打撃は小さめです。
注意したいのは、年が明けてから。 毎月5円の引き上げが3月まで続くと、補助の縮小だけで18Lあたり約360円の押し上げになります。
12月に急いで買い込んでも、得られる差は数十円。
それよりも、1月以降の方針がどう決まるかのほうが、冬の後半の価格を左右します。

11月から輸入灯油にも補助|北海道などで効きやすい

もう一つの動きが、輸入灯油への補助。 経済産業省は10月16日、割高になっている輸入灯油について、国内で精製した灯油との差額を国が補う「輸入灯油調整単価」の導入を発表しました。

項目内容
対象灯油を輸入する石油元売り・商社(消費者の申請は不要)
期間2026年11月〜2027年3月の輸入分
補助の中身輸入価格と国内卸価格の差額(発表時点で1Lあたり20円ほど)を補塡
18Lへの目安差額が全額店頭に反映された場合、最大で約360円(当サイト計算)
効きやすい地域輸入灯油への依存度が高い北海道などの寒冷地

国内で精製された灯油が中心の地域では、もともと輸入品の割高さが店頭価格に乗りにくいため、効果は限られるでしょう。
輸入灯油の割高さは、北海道で10月に過去最高の価格が出た背景の一つとされています。
補助の対象が地域を限定しないとはいえ、実際に値下がりを感じやすいのは、輸入品が多く流れる地域です。
店頭に反映されるのも、販売店の在庫が入れ替わってからなので、11月に入ってすぐ安くなるとは限りません。

供給面の対策も、あわせて打ち出されました。
元売りや卸売事業者に、販売量や注文量を前年同月と同じ水準にするよう要請すること。
流通の偏りが出たときに備えて、元売りが卸を介さず直接販売する「灯油直販スキーム」を設けること。
経済産業大臣は会見で、日本全体として必要な量は確保できており、供給不足の状況にはないと説明しました。

原油価格の見通し|下がる見方と上がるリスクが同居

原油はどうでしょうか。 指標のWTI原油は、9月に一時1バレル100ドル台まで上がり、10月上旬は90ドル前後で推移しました。 いずれも、中東情勢が緊迫する中での動き。

米エネルギー情報局(EIA)の短期見通しを見ると、予測そのものが大きく動いていることが分かるでしょう。

項目(北海ブレント原油)7月公表10月公表
2026年7〜9月期の平均74ドル—
2026年10〜12月期の平均—約105ドル
2026年の平均—約98ドル
2027年の平均65ドル84ドル

7月時点では、年末までに供給が戻り、2027年は65ドルまで下がるとされていました。
それが10月には、年末に向けて高値が続き、2027年でも84ドルへ引き上げられています。
供給が回復して在庫が積み上がれば、2027年にかけて下がる、という基本の見方は変わっていません。
ただし、足もとの地政学リスクで、時期は何度も後ろへずれてきました。

ここで、補助の仕組みを思い出してください。
灯油には、ガソリンと同額の補助が連動しています。 原油が上がれば補助が増え、下がれば補助が減るため、原油の動きは、店頭価格にそのまま出にくい構造です。
原油が下がっても、先に補助が減るだけで、店頭価格はあまり下がらない。
そうした場面は、十分に考えられます。
ただし、財源の問題は残ります。 補助の原資には、10月30日の閣議で予備費から1兆1,459億円が追加されましたが、原油高が続けば使うペースも速まります。
財源が足りなくなれば、補助のあり方そのものが変わる可能性もあるでしょう。

冬の天候と需要|暖冬予報でも寒波は別

需要の面では、日本気象協会が9月末に、2026年11月は全国的に平年より気温が高く、12月〜2027年2月も平均すると全国的に暖冬傾向になる、という見通しを出しています。
日本海側は少雪の傾向。 ただし、一時的な寒波や、南岸低気圧による太平洋側の雪には注意が必要、との見立てでした。

📎 出典:日本気象協会「2026-2027年冬の天気予報」

暖かければ、灯油の使用量は減る。 需要が弱まれば、価格には下押しの力がかかります。
とはいえ、暖冬という言葉に安心しきるのは早いかもしれません。
気象庁の分析では、昨冬(2025〜2026年)も季節平均では全国的に暖冬でしたが、青森県から秋田県北部では最深積雪が平年の2〜2.5倍になりました。
平均では暖かくても、短い期間の強い寒波で、使用量が一気に増えることもあり得ます。

需要の下押しは「期待」であって「約束」ではない、ということです。 そう考えて、価格を見ておくのが現実的でしょう。

2026年冬の灯油価格|押し上げ・押し下げ材料と3つのシナリオ

ここまでの材料を、いったん整理しておきましょう。

材料向き18Lへの目安
12月の補助縮小(決定済み)上+約90円
2027年1〜3月の補助縮小(試算)上12月分に+約270円を上乗せ(3月までの累計は約360円)
輸入灯油調整単価(11月〜3月)下最大約−360円(輸入灯油が多い地域)
原油の動きほぼ中立補助が連動するため、店頭には出にくい
冬の需要下(暖冬の場合)寒波があれば上に振れる
販売店の値付け・配達料上下地域・店ごとに差

表の「18Lへの目安」は、いずれも当サイトの試算で、実際の価格を予測するものではありません。
その前提で、10月26日の約2,580円を起点に、3つの組み合わせを置いてみましょう。

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シナリオ前提18Lの目安(全国平均・店頭)
① 12月の縮小のみ反映12月17日以降の+5円/L。ほかは横ばい約2,670円(+90円)
② 縮小が3月まで続く毎月5円の引き上げが3月まで継続。ほかは横ばい約2,940円(+360円)
③ ②に輸入灯油補助が全額効く輸入灯油が多い地域の例。−最大360円約2,580円(±0円)

シナリオ③は、輸入灯油が多く流通する寒冷地での「最大限効いた場合」の数字です。
全国平均が③の水準になるという意味ではありません。
寒冷地では押し上げと押し下げが相殺しうる一方、国内精製が中心の地域では、②に近い動きになる可能性があります。

押さえておきたいのは、次の1点。 12月までは、動いても18Lあたり百円前後。本格的に水準が変わるとすれば、1月以降の補助の扱い次第、ということです。

なお、補助が始まる前の価格の振れ方や、値下がりのシナリオについては、灯油の値段の見通しを解説した記事で別の角度から整理しています。

1シーズンの負担はいくらか|500L使う家庭の場合

18Lの値段だけでは、家計への影響がつかみにくいもの。 そこで、1シーズンに500L使う家庭(石油ファンヒーター中心の世帯を想定した仮定)で計算します。

ケース1Lあたり500Lの灯油代
前年同時期並み(2,223円/18L)123.5円約6.2万円
現在(10月26日)143.3円約7.2万円
12月の縮小分を反映(+5円)148.3円約7.4万円
縮小が3月まで続く(+20円)163.3円約8.2万円
補助がすべてなくなった場合186.1円約9.3万円

前年の同時期並みだった場合と比べると、いまの水準でも1シーズンあたり約1万円の増加です(当サイト計算)。 縮小が3月まで続けば、さらに約1万円の上積み、という計算でしょう。

ご家庭の使用量に置き換えるなら、年間使用量(L)×値上がり幅(円/L)が、そのまま増える金額です。
たとえば使用量が1,000Lなら、1Lあたり10円の値上がりで1万円の負担増になります。
ホームタンクを使っている家庭は、満タン分(490型で実際に入る量は約440L前後)を目安に、冬の2〜3回分の給油額を見積もっておくと、気持ちの準備がしやすくなります。

買い時と買い方|買いだめより「比べる」

結論から言えば、今冬は買いだめを急ぐ理由は薄いです。
12月の値上がりは、全部で18Lあたり約90円。
段階的に1〜2円ずつ上がるため、駆け込みで得られる差は小さいのです。
経済産業省は事業者に前年並みの発注を求めており、家庭でも必要以上の買い置きは、流通を乱すもとになりかねません。

場面考え方
ポリタンクで買う店頭は配達より安い傾向。近隣のスタンドや販売店の価格を比べる
配達を頼む配達単価、最低注文量、定期配達の割引を販売店に聞く
ホームタンクの給油満タンにこだわらず、冬の使用量に合わせて回数と量を相談する
年明けの給油1月以降の補助の方針が決まる12月中旬の発表をふまえて判断する

ホームタンクの満タンは、価格が高い局面では、盗難にあったときの被害額も大きくなりかねません。
入れる量の見直しと、鍵やカバーの運用は、灯油の盗難対策グッズを解説した記事で整理しています。

ポリタンクの買い置きでは、安全も忘れずに。
火気や直射日光を避けた屋外の物置などに置き、フタをしっかり閉めてください。
前のシーズンの残りは、劣化している場合があるため、ストーブやファンヒーターには入れず、販売店やスタンドに相談しましょう。
一定量を超える貯蔵は、市町村への届出が必要になる場合があるため、まとめ買いするなら消防署への確認が安心です。

灯油代を抑える工夫|今日からできること

価格そのものは動かせなくても、使う量と買う場所は動かせます。

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工夫内容
買う場所を比べる店頭と配達、スタンドと販売店で単価が違う。近隣の相場を週ごとに見る
設定温度と時間を見直す設定を下げる、使わない部屋は止める、タイマーを使う。使用量は時間にほぼ比例する
熱を逃がさない窓の断熱、厚手のカーテン、すきま風の対策。暖房の効きが変わる
機器の手入れファンヒーターはフィルターのほこりを取る。石油ストーブは芯の状態を保つ
他の暖房と併用するエアコンなどを部屋ごとに使い分ける。12月〜2027年2月使用分は電気・ガス料金の支援も予定されている(灯油は対象外)
自治体の支援を調べる福祉灯油など、自治体ごとに対象や金額、申請期間が違う。例年11月ごろから案内が出る

自治体の福祉灯油は、国の補助とは別の制度。 対象は住民税非課税世帯や高齢者のいる世帯などで、自治体によって違い、申請が必要になる場合が多いようです。
お住まいの市区町村の公式サイトで、いまのうちに案内を探しておくと、受付開始に気づきやすいでしょう。

見通しを自分で追う方法|毎週見る数字

予測は外れることもあります。 数字の動きを自分で追えると、安心でしょう。

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見るもの公表の目安見方
灯油の店頭・配達価格(石油製品価格調査)月曜に調査、水曜ごろ公表前週比を見る。2,580円を基準線に
燃料油の支給単価毎週水曜に公表、木曜から適用(次回は11月4日)単価が増えれば原油高、減れば原油安か補助の縮小
基準価格の見直し12月中旬ごろ2027年1月以降の引き上げ幅を確認
自治体の福祉灯油11月ごろから案内申請期限を逃さない
気象庁の1か月予報毎週木曜寒波の有無。需要の変化を読む

とくに、毎週水曜の公表データは、補助の動きと店頭価格の動きの両方が分かるため、いちばん手軽な指標でしょう。 基準線の2,580円より、上にあるか下にあるかを見るだけでも、流れはつかめるはずです。

よくある質問

Q1. 2026年冬の灯油価格は、結局上がりますか?

12月以降は上がりやすい局面です。
国の補助が12月から段階的に縮小され、12月だけで18Lあたり約90円の押し上げになる見込みです。
一方で、11月からの輸入灯油への補助や、暖冬傾向の予報が下押しに働く可能性があります。
動く幅は、12月までは百円前後、1月以降は補助の扱い次第です。
将来の価格は変わるため、毎週の公表データで確認してください。

Q2. 灯油は、いつ買うのがいちばん安いですか?

特定の日が安いとは言えません。
12月の補助縮小による値上がりは、18Lあたり約90円と小さく、急いで買い込む差は大きくありません。
店頭か配達か、どの店で買うかで、数百円の差が出ることもあります。
近隣の価格を比べ、必要な分だけ買う。 それが現実的な選び方でしょう。

Q3. 灯油の補助は、いつまで続きますか?

ガソリンと同じ措置の補助は、終了日が決まっていません。
12月から基準価格を段階的に引き上げ、補助を減らしていく方針です。
輸入灯油への補助は、2027年3月の輸入分までとされています。

Q4. 暖冬なら、灯油は安くなりますか?

使用量が減る分、家計の負担は軽くなる可能性があります。
ただし、1Lあたりの価格は、補助の縮小幅のほうが大きく影響します。
暖冬でも、一時的な寒波で使用量が増えることはあります。

Q5. 北海道の灯油は、全国より高いのですか?

10月13日調査では、北海道の店頭価格は18Lあたり2,799円で、全国平均より236円高くなっています。
過去1年の平均でも、70円ほど高い水準です。
輸入灯油への依存度が高いことも背景の一つで、11月からの輸入灯油への補助の効果が期待されています。

まとめ

2026年冬の灯油価格は、補助が価格の土台になっているぶん、補助の動きが見通しの中心になるでしょう。 最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
現在の価格全国平均は18L約2,580円(10月26日)。前年同時期より約340円高い
補助の効き支給単価は52.4円/L。18Lあたり約940円の値引き
12月の動き補助が段階的に縮小。18Lあたり約90円の押し上げ(決定済み)
1月以降毎月5円が基本方針。3月まで続くと累計約360円(試算・未定)
下押し材料11月からの輸入灯油補助(最大約360円、寒冷地で効きやすい)、暖冬傾向の予報
1シーズン500Lの場合現在で約7.2万円、縮小が3月まで続けば約8.2万円(当サイト計算)
買い方買いだめより、店頭・配達・店ごとの価格比較

まずは、毎週水曜の公表データで、全国平均2,580円を基準線に動きを見てみてください。 そのうえで、12月中旬に出る1月以降の方針を、冬の後半の買い方を決める目安にするのがおすすめです。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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