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シャープ洗濯機C22エラーの直し方|乾燥が止まるフィルター詰まり

シャープ洗濯機のC22エラーの直し方と乾燥が止まるフィルター詰まりの対処方法を紹介するサムネイル画像
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

乾燥の途中で「ピピピッ」と鳴って運転が止まり、表示部に「C22」(Cと22の交互表示)が出ている。
フィルターのほこりは取ったのに、また同じところで止まってしまう、という方も多いのではないでしょうか。
シャープのタテ型洗濯乾燥機のC22は、乾燥運転中に吸気フィルターなどの詰まりで、ヒーターの温度が異常になったことを検知したときの表示です。
Cから始まる表示ですが、フィルターのお手入れで解消する場合があるのが、ほかのC表示と違う点です。
この記事では、C22の意味とU04との関係、公式のお手入れ手順、フィルターを掃除しても直らないときの考え方、分解清掃をすすめない理由、修理料金の目安までを、シャープの公式情報をもとに整理します。

  • C22が表示される仕組みと、U04との関係
  • 吸気フィルター・排気フィルターのお手入れ手順
  • 掃除しても直らないときの判断と費用の目安
目次

C22はどんなエラー?

乾燥中のヒーター温度の異常を検知した表示

シャープの公式Q&Aでは、C22は乾燥運転中に吸気フィルターなどの詰まりによるヒーター温度の異常を検知したときに表示するとされています。
対処として、本体の電源を入れ直し、吸気フィルターと排気フィルターをお手入れするよう案内されています。
2桁表示の機種では、「C」と「22」を交互に表示します。

📎 出典:シャープ Q&A「C22(Cと22の交互表示)のエラー表示が出る」(文書番号155012)

タテ型洗濯乾燥機の故障診断ナビでは、吸気フィルターや排気フィルターの目詰まり、または送風ユニット内の異常を検知したと説明され、本体の電源を切って確認するよう案内されています。

📎 出典:シャープ 故障診断ナビ「C22エラーが表示される(タテ型洗濯乾燥機)」

なぜフィルターが詰まると止まるのか

タテ型洗濯乾燥機は、吸気フィルターから取り込んだ空気をヒーターで温め、槽の中の衣類に当てて乾かし、湿った空気を排気フィルター側へ送り出します。
フィルターが目詰まりすると空気の流れが悪くなり、ヒーターの周りに熱がこもります。
その結果、ヒーターの温度が上がりすぎる前に運転を止めるのがC22です。
つまりC22は、フィルターの詰まりを放置したまま乾燥を続けたときに出やすい表示といえます。

U04との関係

スクロールできます
表示内容運転の状態
U04(U4)吸気フィルター・排気フィルターの目詰まりのお知らせ乾燥運転は続く(運転終了後も最大24時間表示)
C22吸気フィルターなどの詰まりによるヒーター温度の異常運転が止まる

シャープのタテ型洗濯乾燥機(ES-TX8Jなど)の取扱説明書では、U04のお手入れをしないまま乾燥を繰り返すとC22を表示して運転を止めると説明されています。
U04が出た段階でフィルターを掃除しておけば、C22で止まるのを防げます。

📎 出典:シャープ「取扱説明書 電気洗濯乾燥機 ES-TX8J」

まずは安全を確認する

C22で止まった直後は、次の点を確認してください。

  • 焦げたようなにおいや煙が出ていないか
  • 槽の中の衣類が高温になっていないか
  • 本体の周りに、ほこりや洗濯物が積もっていないか

焦げ臭い、煙が出るといった異常がある場合は、電源の入れ直しを試さず、すぐに電源プラグを抜いて使用を中止してください。
乾燥直後はフィルター周辺や衣類が熱くなっているため、少し冷ましてから作業しましょう。

吸気フィルター・排気フィルターのお手入れ

シャープの公式のお手入れページでは、「U04」や「C22」を表示したときに吸気フィルターと排気フィルターをお手入れするよう案内されています。
また、乾燥運転以外に槽クリーンやハンガー消臭コースを使う場合もフィルターにほこりが付着することがあるため、定期的なお手入れがすすめられています。
フィルターが目詰まりすると、乾きが悪くなったり故障の原因になったりするとされています。

吸気フィルターの手順

  1. 本体から吸気フィルターを引き出す
  2. 吸気フィルターを開いて、「フィルターA」と「フィルターB」のほこりなどを取り除く
  3. 吸気フィルターを本体に取り付ける

排気フィルターの手順

  1. 本体から排気フィルターを引き出し、付着したほこりなどを取り除く
  2. 排気フィルターを内ふたに取り付ける

水洗いしたときの注意

水洗いしたフィルターは、必ず乾かしてから取り付けるよう案内されています。
濡れたまま取り付けると、故障の原因になるとされています。
すぐに乾燥を使いたい場合は、水洗いせずに乾いた状態でほこりを取り除く方法を選びましょう。

📎 出典:シャープ「吸気フィルター、排気フィルターのお手入れ」

お手入れ後の再スタート

フィルターを取り付けたら、本体の電源を入れ直し、乾燥運転をやり直します。
取扱説明書では、フィルター類は必ずセットして使い、フィルターをふさがないよう注意されています。
フィルターを取り付け忘れたまま乾燥すると、ほこりが内部に入り込み、故障の原因になります。

掃除しても直らないときに考えられること

フィルターを掃除してもC22が再び出る場合、次のような状態が考えられます。

考えられる状態説明
フィルターの奥に汚れがたまっている送風経路やヒーター周辺など、手の届かない場所にほこりが蓄積している
フィルターが劣化している網目に汚れが固着して通気が戻らない、変形・破れがある
送風ユニットなどの異常故障診断ナビでは、送風ユニット内の異常の可能性も挙げられている
設置環境本体の周りにほこりが多い、吸気や排気がふさがれている

シャープのタテ型洗濯乾燥機の取扱説明書では、フィルターを掃除して乾燥し直しても再びC22が出る場合は、故障のおそれがあるため、電源プラグを抜いて点検・修理を依頼するよう示されています。

分解清掃はすすめられない

インターネット上には、本体のカバーやヒーターユニットを外して内部のほこりを取り除く分解清掃の手順が公開されています。
実際にそれでC22が出なくなったという報告もありますが、次の理由から、この記事ではおすすめしません。

  • ヒーターユニットには電熱線があり、扱いを誤ると感電や火災につながるおそれがある
  • 配線やセンサーを傷めると、より大きな故障や発火の原因になる
  • 分解によって、メーカー保証や販売店の延長保証の対象外になる場合がある
  • 元どおりに組めないと、修理を受けられないこともある

本体を分解して内部を清掃しないでください。
手の届く範囲のフィルターのお手入れで改善しない場合は、メーカーの点検や、洗濯機のクリーニングを扱う業者への相談を検討しましょう。

C22を繰り返さないための使い方

ポイント理由
U04が出たら、その日のうちにフィルターを掃除するC22で止まる前に対処できる
乾燥運転のたびにフィルターのほこりを確認する目詰まりが進む前に取り除ける
槽クリーンやハンガー消臭コースの後も確認する乾燥以外でもフィルターにほこりが付く
乾燥容量を守る詰め込みすぎると温風の通りが悪くなる
吹出口や吸気口を洗濯物でふさがない空気の流れを妨げない
ペットの毛や糸くずは、洗う前に落としておくフィルターにたまるほこりを減らす

フィルターは、光にかざして向こう側が透けて見えるかを目安にすると、掃除の仕上がりを確認しやすくなります。
乾燥時間が以前より長くなったと感じたら、C22が出る前のサインと考えて、早めにお手入れしましょう。

お手入れ後に確認する5項目

フィルターを掃除して乾燥をやり直す前に、次の点を確認しておくと、再びC22で止まるのを防ぎやすくなります。

  1. 吸気フィルターのAとBの両方を掃除したか(片方だけになっていないか)
  2. 排気フィルターを内ふたに確実に取り付けたか
  3. 水洗いしたフィルターが完全に乾いているか
  4. フィルターの網に破れや変形がないか
  5. 洗濯物の量が乾燥容量の範囲に収まっているか

フィルターは2種類あり、片方だけを掃除して「掃除したのに直らない」と感じているケースもあります。
取扱説明書で、自分の機種のフィルターの位置と数を確認しておきましょう。

乾燥の仕上がりが悪いときに見直すこと

C22まで至らなくても、次のような症状が出ている場合は、乾燥の効率が落ちているサインです。

症状見直すこと
乾燥時間が以前より長いフィルターの目詰まり、洗濯物の量
一部の衣類だけ乾き残る大物と小物を分ける、量を減らす
乾燥後に衣類がにおう乾き残り、槽の汚れ。槽クリーンの実施を検討
乾燥中の音が変わった送風経路のほこり、部品の不具合

厚手の衣類や大物は乾きにくいため、薄手のものと分けて乾燥すると仕上がりが安定します。
乾燥容量は洗濯容量より小さく設定されているので、洗濯から乾燥まで通して使う日は、乾燥容量を基準に量を決めてください。

直らないときの費用の目安

交換用フィルターの価格

タテ型洗濯乾燥機(ES-TX8J)の取扱説明書では、別売の交換用フィルターとして、吸気フィルターが1,650円、排気フィルターが550円(いずれも2024年12月時点の希望小売価格・税込)と記載されています。
網が破れている、枠が変形している場合は、形名に対応した交換品を用意してください。

シャープが公表している修理料金の目安

シャープの出張修理概算料金(メーカー保証終了後)では、タテ型洗濯乾燥機の「乾燥しない」症状について、次の目安が示されています。

修理内容料金の目安(税込)
乾燥機能部品、電気回路部品などの交換約27,000〜39,000円

見積もり後に修理しなかった場合も、出張診断料(出張距離20km以内で5,500円・税込)がかかります。
フィルターの掃除で解消するケースもあるため、依頼前にお手入れを済ませておきましょう。

📎 出典:シャープ「洗濯機 出張修理概算料金」

依頼するときに伝えるとよいこと

  • 形名(本体のラベルや取扱説明書で確認)
  • 表示された番号(C22、またはCと22の交互表示)
  • 表示されたタイミング(乾燥の開始直後、乾燥の途中など)
  • フィルターのお手入れを行ったか、その後に再発したか
  • U04が頻繁に出ていたかどうか
  • 乾燥時間が長くなっていたなど、表示が出る前の変化

修理までの間の乾かし方

C22で乾燥が使えない間は、次の方法で洗濯物を乾かします。
洗濯(洗い〜脱水)が問題なく使える場合は、洗濯だけに使い、乾燥は別の方法に切り替えると生活への影響を抑えられます。

方法ポイント
部屋干し+扇風機・除湿機衣類の間隔を空け、風を当てると乾きが早くなる
浴室乾燥機雨の日や夜間に便利
コインランドリーの乾燥機量が多いときや大物に向いている

乾き残りが続くと、においが出やすくなります。
においが気になる場合の対処は、生乾きの臭いを今すぐ消す方法とは?5分でできる応急処置と完全リセット洗濯術で解説しています。

よくある質問

Q1. C22はほかのC表示と同じく故障ですか?

C22は、乾燥運転中に吸気フィルターなどの詰まりによるヒーター温度の異常を検知したときの表示です。
シャープの案内では、本体の電源を入れ直し、吸気フィルターと排気フィルターをお手入れするよう示されています。
つまり、フィルターの掃除で解消する場合があります。
取扱説明書では、掃除して乾燥し直しても再びC22が出る場合は故障のおそれがあるとされているため、その段階で点検を依頼してください。

Q2. U04とC22はどう違いますか?

U04は、乾燥運転中に吸気フィルターや排気フィルターの目詰まりを検知したことを知らせる表示で、運転は続きます。
C22は、詰まりを放置したまま乾燥を繰り返し、ヒーター温度の異常を検知したときに運転を止める表示です。
U04が出た段階でお手入れしておけば、C22で止まるのを防げます。
どちらの表示でも、掃除するのは吸気フィルターと排気フィルターです。

Q3. フィルターを水洗いしてもいいですか?

水洗いはできますが、必ず乾かしてから取り付けてください。
シャープのお手入れページでは、濡れたまま取り付けると故障の原因になると案内されています。
急いで乾燥を使いたいときは、水洗いせずに乾いた状態でほこりを取り除く方法を選ぶとよいでしょう。
網目に汚れが固着して通気が戻らない場合は、別売の交換用フィルターへの取り替えを検討してください。

Q4. 分解して内部を掃除すれば直りますか?

インターネット上には分解清掃の手順が公開されていますが、おすすめできません。
ヒーターユニットには電熱線があり、扱いを誤ると感電や火災につながるおそれがあります。
配線やセンサーを傷めると、より大きな故障の原因にもなります。
また、分解するとメーカー保証や販売店の延長保証の対象外になる場合があります。
フィルターの掃除で改善しないときは、点検を依頼してください。

Q5. C22が出たとき、洗濯だけなら使えますか?

C22は乾燥運転中に表示されるエラーのため、洗濯(洗い〜脱水)は使える場合があります。
ただし、機種や状態によって異なるため、電源を入れ直して洗濯運転を試し、同じ表示が出ないか確認してください。
洗濯運転でもC22が出る場合や、焦げ臭いにおいがする場合は、使用を中止して点検を依頼しましょう。
乾燥が使えない間は、部屋干しやコインランドリーで対応するのが現実的です。

まとめ

シャープのタテ型洗濯乾燥機のC22は、乾燥運転中に吸気フィルターなどの詰まりでヒーター温度の異常を検知したときの表示です。
まずは電源を入れ直し、吸気フィルターと排気フィルターのほこりを取り除いて乾燥をやり直しましょう。
水洗いした場合は、必ず乾かしてから取り付けてください。
掃除しても再びC22が出る場合は故障のおそれがあるため、分解清掃はせず、電源プラグを抜いて点検を依頼しましょう。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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