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アイリスオーヤマ洗濯機のE7エラー解除方法|容量別リセットと再発防止

アイリスオーヤマ洗濯機のE7エラー解除方法と容量別リセット・再発防止を解説するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

脱水が始まった途端に洗濯機が止まり、残り時間の表示が「E7」のまま動かなくなって困っていませんか。
アイリスオーヤマの縦型洗濯機のE7は、モーターに負荷がかかったことを知らせる表示です。
公式サポートでは、まず本体のリセットを試すよう案内されており、すぐに故障と決まるわけではありません。
ただし、リセットのボタンの組み合わせは容量やモデルで違い、ここで迷って「直らない」と判断してしまう方が少なくありません。
この記事では、アイリスオーヤマ公式の情報と取扱説明書をもとに、容量別のリセット方法、負荷の原因の取り除き方、直らないときの修理依頼の流れまでを順番に解説します。

  • E7の意味と、似た表示E7-1・E7-2・E7-4との違い
  • 容量・モデル別のリセット操作と、うまくいかないときの確認点
  • 再発を防ぐ洗濯物の量と入れ方、修理を依頼する目安
目次

結論:E7はまずリセット、戻らなければ訪問修理

先に結論をまとめます。

手順やることポイント
1回転が止まるのを待つ脱水中の停止直後はふたロックがすぐ解除されない
2洗濯物の量・絡まり・異物を確認する負荷の原因を残したままでは再発しやすい
3容量別のボタンを同時長押しするIAW-T804・KAW-80Bは組み合わせが異なる
4少なめの量で運転を再開する同じ行程でE7が出ないか見届ける
5改善しなければ修理を相談する公式では訪問修理・点検が必要と案内

アイリスオーヤマの公式FAQでは、E7はモーターに負荷がかかったときのお知らせで、本体のリセットで改善するかを確認し、改善しない場合は訪問修理・点検が必要と案内されています。
「リセット → 原因の除去 → 再運転 → 改善しなければ修理」の順番で進めれば、迷わず判断できます。

📎 出典:アイリスオーヤマ よくあるお問い合わせ「縦型洗濯機から『E7』表示が出た。」

E7エラーの意味

公式の説明は「モーターに負荷がかかった」

E7は、洗濯槽やパルセーター(槽の底にある回転羽根)を回すモーターに、想定以上の力がかかったことを検知して運転を止める表示です。
公式FAQの説明は「モーターに負荷がかかった時のお知らせ」で、まずはリセットで改善するかを確認する流れになっています。

インターネット上には、E7を「モーター電流異常」と説明し、モーターや基板の交換が必要と断定している解説も見られます。
しかし、アイリスオーヤマの公式FAQでは、部品交換を前提とした説明ではなく、リセットを試してから修理を判断する手順が示されています。
表示が出たからといって、すぐに部品交換が必要とは限らない点を押さえておきましょう。

E7-1・E7-2・E7-4とは別の表示

似た表示に「E7-1」「E7-2」「E7-4」があります。
これらは公式に「内部の不具合」として分けて案内されており、対処も異なります。

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表示公式の案内最初の対処
E7モーターに負荷がかかった容量別のボタン同時長押しでリセット
E7-1・E7-2・E7-4内部の不具合設定+行程+スタート/一時停止の同時長押し、解除されなければ電源プラグを抜いて15分後に差し直す
E1〜E6内部の不具合電源プラグを抜いて15分後に差し直す
E8通信の不具合電源プラグを抜いて5〜10分後に差し直す

ハイフンと数字が付いているかどうかで対処が変わるため、表示部をよく見てから操作してください。
表示が消える前にスマートフォンで撮影しておくと、見間違いや修理依頼時の伝え間違いを防げます。

📎 出典:アイリスオーヤマ 洗濯機「使い方ポイント」(エラーコード一覧)

C3(洗濯物の偏り)との違い

脱水で止まる表示には、E7のほかに「C3」があります。
C3は洗濯物の偏り、設置のがたつき、排水不良を知らせる表示で、原因を取り除いてからスタート/一時停止ボタンで再開するのが基本です。

表示知らせている内容再開の方法
C3洗濯物の偏り・設置のがたつき・排水不良原因を取り除いてスタート/一時停止
E7モーターに負荷がかかった原因を取り除き、容量別のボタンでリセット

どちらも「洗濯物の量や入れ方」が原因になりやすい点は共通していますが、E7はボタンの同時長押しによるリセットが案内されている点が異なります。
C3の手順でスタートを押しても再開しない場合は、表示がE7になっていないかを確認してください。

E7が出やすいタイミング

E7は、モーターに大きな力がかかる場面で出やすい傾向があります。

タイミングよくある状況
脱水の開始直後水を含んで重くなった洗濯物を一気に回そうとした
洗いの行程洗濯物を詰め込みすぎて、パルセーターが回りにくい
毛布・大物の洗濯中毛布が水を吸って重くなり、片側に寄った
少量の洗濯中シーツや長いひもがパルセーターに巻きついた

「乾いた状態では容量内だったのに、水を含んで重くなった」というケースは特に見落とされがちです。
洗濯物の重さは、乾いた状態の目安で判断するため、水を吸いやすい綿製品が多い日は少なめを意識すると安心です。

リセットの前に確認したい安全のポイント

E7はモーターの負荷を知らせる表示ですが、次の症状があるときはリセットを試さないでください。

焦げたようなにおい、異常な音、電源プラグや電源コードが異常に熱い、触れるとピリピリ電気を感じるといった症状がある場合は、直ちに使用を中止して電源プラグを抜いてください。

取扱説明書では、これらは異常・故障時の例として挙げられ、発煙・火災・感電のおそれがあるとされています。
あわせて、次の点も守って作業してください。

  • 電源プラグは乾いた手で、コードではなくプラグ本体を持って抜き差しする
  • 回転が完全に止まるまで、洗濯槽や洗濯物に触れない
  • 本体を自分で分解しない

回転中の洗濯・脱水槽に手を入れると、ゆるい回転でも洗濯物が巻きついて大けがの原因になります。
脱水の途中で止まった場合、IAW-T504の取扱説明書では、槽が停止してから約70秒たつとふたロックが解除されると説明されています。
無理にふたを開けようとせず、ふたロックランプが消えるのを待ちましょう。

📎 出典:アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T504 取扱説明書・据付説明書

容量・モデル別のE7リセット方法

ボタンの組み合わせ一覧

公式FAQで案内されているリセット操作は、次のとおりです。
いずれも複数のボタンを同時に長押しします。

機種区分同時に長押しするボタン
4〜5kgの縦型洗濯機脱水+予約
5〜8kgの縦型洗濯機予約+コース+スタート/一時停止
IAW-T804・KAW-80B設定+行程+スタート/一時停止
10kg(自動投入機能なし)予約+洗い+スタート/一時停止
10kg(自動投入機能あり)設定+行程+スタート/一時停止

8kgのIAW-T804とKAW-80Bは、同じ5〜8kgクラスでも組み合わせが異なる例外です。
10kgモデルは、洗剤の自動投入機能があるかどうかで組み合わせが変わります。

自分の洗濯機の容量と型番を調べる方法

リセットの前に、自分の洗濯機の容量と型番を確認しましょう。

確認する場所分かること
本体の銘板・表示型番、容量、製造年
取扱説明書の表紙と仕様表型番、標準洗濯容量
保証書型番、購入日
操作パネルボタンの名称(設定・行程・予約・コースなど)

型番が分かれば、アイリスオーヤマ公式サイトの取扱説明書検索から、その機種の説明書を確認できます。
取扱説明書を紛失していても、型番さえ分かれば仕様や操作を調べられます。

手順:リセットから再開まで

  • 回転が完全に止まり、ふたロックが解除されたことを確認する
  • ふたを開け、洗濯物の量・絡まり・異物を確認して、多ければ取り出す
  • ふたを閉め、容量に合ったボタンを同時に押し、離さずに長押しする
  • 表示が消えたら、残りの行程(脱水など)を少なめの量から再開する
  • E7が再び出ないか、再開した行程が終わるまで見届ける

アイリスオーヤマは公式の動画でも、E7の解除方法を紹介しています。
ボタンを押すタイミングや長押しの感覚が分かりにくい場合は、動画で実際の操作を確認すると確実です。

📎 出典:アイリスオーヤマ公式動画「縦型洗濯機 エラーE7の解除方法」

5kgの機種はどちらの組み合わせか迷ったとき

公式FAQの区分では、5kgの機種は「4〜5kg」と「5〜8kg」の両方に含まれる書き方になっています。
5kgモデルで迷ったときは、次の順番で試すのが現実的です。

  • まず操作パネルに「設定」「行程」ボタンがあるかを確認し、あればその組み合わせを試す
  • なければ「脱水+予約」の2つのボタンを同時に長押しする
  • 解除されなければ「予約+コース+スタート/一時停止」の3つを同時に長押しする

ここで注意したいのが、チャイルドロックとの混同です。
たとえば5kgのIAW-T504の取扱説明書では、予約ボタンとコースボタンを同時に押すとチャイルドロックの設定・解除ができると説明されています。
リセット操作のつもりで押し方がずれると、チャイルドロックが入ったり切れたりすることがあります。
操作後にチャイルドロックランプが点灯していないかを確認し、点灯していたら同じ操作で解除してください。
チャイルドロック中は、電源の入り切りに関係なくふたロックがかかるため、ふたが開かない原因にもなります。

リセットがうまくいかないときのコツ

「正しい組み合わせのはずなのに反応しない」ときは、次の点を見直してください。

よくあるつまずき見直し方
ボタンを押すタイミングがずれているすべてのボタンに指を置いてから同時に押し込む
すぐに指を離している表示が変わるまで押し続ける
電源が切れている取扱説明書では、電源を入れて約10分操作しないと電源が切れる機種もある
E7ではなくE7-1などが出ている表示を確認し、E7-1などの手順に切り替える
組み合わせが機種と合っていない型番から該当する組み合わせを確認する

それでも解除できない場合は、電源プラグを抜いてしばらく待ってから差し直し、改めて表示を確認してください。
何度も繰り返して操作するより、この段階で修理の相談に進んだ方が早く解決することもあります。

リセットの前に取り除きたい負荷の原因

リセットで表示が消えても、負荷の原因が残っていればE7は再び出ます。
再開の前に、次の原因を1つずつ確認しましょう。

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原因確認するポイント対処
洗濯物の入れすぎコースごとの洗濯できる量を超えていないか量を減らす・2回に分ける
毛布・大物毛布コースの条件を守っているか専用ネット・折り方・サイズを確認
防水性のものレインコートや寝袋などが入っていないか洗濯機で洗わない
衣類の絡まりシーツやひもがパルセーターに巻きついていないかほどいて入れ直す
異物硬貨・ヘアピン・くぎなどが入っていないか取り除き、ポケットを確認する習慣をつける
水に浮く衣類フリースや化繊のジャンパーだけを洗っていないか給水後に押さえて洗剤液をしみ込ませる
設置のがたつき本体が傾いていないか調節脚で水平を合わせる

洗濯物の入れすぎ

最も多いのが、コースに対して洗濯物が多すぎるケースです。
5kgのIAW-T504の取扱説明書では、コースごとに洗濯できる量が次のように決められています。

コース用途洗濯できる量
標準ふだんの洗濯5.0kgまで
つけおき汚れの多いもの3.5kgまで
お急ぎ時間を短縮して洗濯1.5kgまで
念入り厚手の衣類3.0kgまで
毛布毛布2.0kgまで
ドライウールなど1.0kgまで

お急ぎコースは1.5kgまでと、標準コースの3割しか洗えません。
普段と同じ量のままお急ぎコースに切り替えると、負荷がかかりやすくなります。

衣類の重さの目安も、同じ取扱説明書に示されています。

衣類重さの目安
バスタオル(綿)約300g
パジャマ上下(綿)約500g
シーツ(綿)約500g
スカート(混紡)約400g
ワイシャツ(混紡)約200g
タオル(綿)約70g
くつ下(混紡)約50g

たとえばお急ぎコースの1.5kgは、バスタオルなら5枚分です。
取扱説明書では、慣れないうちは少なめに入れること、汚れ落ちや脱水の絞り具合をよくするために少なめの量での洗濯がすすめられています。

毛布・大物の洗い方

毛布を洗ってE7が出た場合は、洗い方の条件を見直しましょう。
IAW-T504の取扱説明書で示されている毛布コースの条件は、次のとおりです。

項目内容
洗える量2.0kgまで
大きさシングルサイズ(140×200cm)まで
ネット必ず毛布洗い用のネットに入れる
折り方長いほうを四つまたは八つに折り、短いほうに巻く
入れ方縁のあるほうを下にしてネットに入れ、ファスナーを上にして槽に入れる
洗えないもの毛100%の毛布、防水性のもの、電気毛布・電気マットなど

できるだけ高さを低くするように折ることがポイントです。
ネットの種類や折り方の指定は機種によって異なるため、お使いの機種の取扱説明書もあわせて確認してください。

防水性のもの

レインコート、寝袋、スキーウェア、防水シート、玄関マット、バスマットなどの防水性のもの・水を通しにくいものは、洗濯・脱水しないでください。
取扱説明書では、洗濯物の飛び出しや脱水時の異常振動によって、けがや家財の損傷、水もれの原因になると警告されています。
洗濯できる表示があっても、防水性製品は洗わないよう案内されています。

衣類の絡まりと「保証対象外」の注意

シーツや長いひも、ストッキングなどがパルセーターの下に入り込み、モーターの軸部分に絡まることがあります。
公式FAQでは、モーターの軸部分に衣類の絡まりが発生している場合は、保証対象外になると注記されています。

絡まりを防ぐために、次の点を習慣にしましょう。

  • ひもは結び、ファスナーは閉める
  • ストッキングや小物は洗濯用ネットに入れる
  • シーツや洗濯用ネットに入れた洗濯物は、必ず他の洗濯物と一緒に洗う
  • くつ下などの軽いものは、脱水時に槽と本体のすき間に入らないようネットに入れる

取扱説明書では、軽い洗濯物が脱水時に飛ばされて槽と本体のすき間に入り、故障の原因になることがあると注意されています。

異物の混入

硬貨、ねじ、ヘアピン、くぎ、つまようじ、砂などは、洗濯物の傷みや排水経路の詰まり、洗濯・脱水槽の破損の原因になります。
洗濯前にポケットを空にし、髪の毛や動物の毛、泥はブラシで落としてから洗うよう、取扱説明書でも案内されています。

水に浮く衣類と設置のがたつき

フリースや化繊のジャンパーなど水に浮きやすい衣類だけを洗うと、洗濯物が偏りやすくなります。
給水後にいったん運転を止め、上から押さえて洗剤液をしみ込ませてから再開してください。

本体が傾いていると、脱水時の振動が大きくなります。
据付説明書では、本体の対角線上の角を押してがたつきがないこと、重りを付けた糸を垂らして上下のすき間の差が1cm以内であることを確認し、調節脚の固定リングを締めて固定するよう案内されています。

取扱説明書にE7が載っていないときは

機種によっては、取扱説明書の「故障かな?と思ったら」にE7の記載が見当たらないことがあります。
たとえばIAW-T504の取扱説明書では、エラー表示の項目は排水、ふた、ふたロック、給水、洗濯物の片寄りに関するものが中心で、それ以外のエラー表示のときは販売店またはアイリスコールに問い合わせるよう案内されています。

このような場合は、アイリスオーヤマ公式サイトの「よくあるお問い合わせ」で表示を確認するのが確実です。
E7については、前述のとおり公式FAQで容量別のリセット操作が案内されています。
取扱説明書に載っていない=修理が必要、とは限らないため、公式FAQの手順を先に試してから問い合わせるとスムーズです。

槽に水や洗濯物が残っているときの対処

E7で止まったとき、洗濯槽に水が残っていたり、濡れた洗濯物が入ったままになっていたりすることがあります。
次の順番で落ち着いて対応しましょう。

状態対応
槽に水が残っているリセット後、洗濯物を減らしてから脱水のみの運転で排水する
リセットできず水が抜けない無理に本体を傾けず、洗濯物を取り出して修理を相談する
洗濯物が絡まっている回転が止まっていることを確認し、ゆっくりほどいて取り出す
パルセーターの下に衣類が入り込んでいる無理に引き抜かず、修理窓口に状況を伝える

IAW-T504の取扱説明書では、洗濯・脱水槽に水が残ったまま運転すると洗濯物の量を検知できないことがあり、その場合は洗濯物を取り出して脱水運転で排水するよう案内されています。
パルセーターの下に入り込んだ衣類を工具でこじって取り出そうとすると、部品の破損やけがにつながるおそれがあります。
手で無理なく取り出せない場合は、そのままの状態で修理窓口に相談してください。

状況別:E7が出たときの対処の目安

同じE7でも、出た状況によって確認すべき点が異なります。

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状況まず確認すること次の一手
脱水の開始直後に出た洗濯物が片側に寄っていないか、量が多すぎないか洗濯物をほぐして減らし、リセット後に脱水のみ再開
毛布を洗っていて出た毛布洗いネット・折り方・サイズ条件を守って毛布コースで洗い直す
お急ぎコースで出た量がコースの上限を超えていないか量を減らすか、標準コースを選ぶ
引っ越し・設置直後に出た水平・がたつき、ホースの挟まり設置状態を直してからリセット
少量でも毎回出る絡まり・異物の有無原因がなければ修理を相談
何も入れていなくても出る―修理を依頼

「洗濯物を減らすと出なくなる」なら、使い方の見直しで解決できる可能性が高いといえます。
反対に、洗濯物を減らしても、空の状態でも出る場合は、本体側の不具合を疑う判断材料になります。

リセットしても直らないときの判断基準

次のいずれかに当てはまる場合は、使い方ではなく本体側の不具合が考えられます。

状況判断
洗濯物を減らしてもすぐE7が出る修理を相談
何も入れていない状態でもE7が出る修理を依頼
正しい組み合わせでリセットしても表示が消えない修理を依頼
短期間に何度もE7が出る修理を検討
回転時に焦げたにおい・異音がする直ちに使用を中止
運転中に電源が切れる・電源が入らないことがある直ちに使用を中止

取扱説明書の「愛情点検」の項目では、長年使用している洗濯機で、運転中の異常な振動、洗濯・脱水槽がなかなか止まらない、電源を入れても動かないことがあるといった症状がある場合は、使用を中止して点検を依頼するよう案内されています。
その際は、電源を切ってコンセントから電源プラグを抜き、水栓を閉めてから依頼します。

修理を依頼する流れ

問い合わせ先

アイリスオーヤマの洗濯機は大型家電の扱いで、公式サイトの洗濯機の修理ページから修理の概算見積もりの確認と申し込みができます。
修理料金は2026年7月1日受付分から改定されているため、以前に調べた金額ではなく、最新の概算で判断してください。

取扱説明書(IAW-T504)には、製品に関する問い合わせ先として、アイリスコール(0800-919-0770、受付時間9時〜17時、年末年始・会社都合による休日を除く)が記載されています。
問い合わせの窓口や受付方法は変更される場合があるため、公式サイトで最新の案内を確認してから連絡すると確実です。

📎 出典:アイリスオーヤマ「洗濯機」修理の概算お見積り・お申し込み

依頼前にそろえておく情報

取扱説明書では、問い合わせの際に、型番、取扱説明書、購入履歴の分かるもの、メモを用意するよう案内されています。
E7の場合は、次の内容もまとめておくと状況が伝わりやすくなります。

伝える情報具体例
型番・購入時期本体の銘板や保証書で確認
表示E7(ハイフン・数字の有無も正確に)
出たタイミング洗い・すすぎ・脱水のどこで止まったか
洗濯物量、毛布などの大物の有無
試した対処試したボタンの組み合わせと結果
現在の状態槽に水が残っているか、洗濯物が絡まっていたか

問い合わせる前のセルフチェック

修理を申し込む前に、次の項目を一通り確認しておくと、使い方が原因だった場合に無駄な手配を避けられます。

  • 表示が「E7」であり、E7-1などではないことを確認した
  • 容量・モデルに合ったボタンの組み合わせでリセットを試した
  • 洗濯物をコースの目安量以下に減らして再運転した
  • 毛布などの大物は、取扱説明書の条件どおりに洗った
  • パルセーター周辺に異物や衣類の絡まりがないことを確認した
  • 本体の水平とがたつき、ホースの挟まりを確認した
  • 電源プラグを抜いてしばらく待ち、差し直した

すべて試しても改善しない場合は、本体側の点検が必要な段階と考えてよいでしょう。
確認した内容をメモしておくと、そのまま問い合わせ時に伝えられます。

保証と保証期間後の修理

保証期間は保証書に記載されており、期間内の故障は保証規定にしたがって修理されます。
保証書がないと、保証期間内でも費用を請求される場合があるため、大切に保管しておきましょう。

前述のとおり、公式FAQでは、モーターの軸部分に衣類の絡まりが発生している場合は保証対象外とされています。
保証期間内でも、原因によっては有料になる可能性がある点を知っておくと、見積もりの際に戸惑わずに済みます。

保証期間が過ぎた後も、修理によって機能が維持できる場合は、要望に応じて有料で修理すると案内されています。

修理か買い替えかを考える目安

E7が繰り返し出るようになった機種は、次の3点も判断材料になります。

判断材料内容
補修用性能部品の保有期間製造打ち切り後6年間(取扱説明書の記載)
設計上の標準使用期間製品本体に製造年とあわせて表示されている
修理の概算公式の修理料金診断で確認

設計上の標準使用期間は、標準的な使用条件で安全上支障なく使用できる期間の目安で、無料修理の保証期間とは異なります。
取扱説明書では、この期間に満たなくても異常が見られたときは使用を中止して相談するよう案内されています。

製造から年数がたっている場合は、修理の見積もりと買い替え費用を比べて判断すると納得しやすくなります。
買い替えを考える際に、機能の優先順位を整理したい方は洗濯機の温水機能は本当に必要?メリット・デメリット・電気代・代替策まで徹底解説が参考になります。
家電ごとの電気代の傾向は家電の消費電力ランキングTOP15|電気代が高い順に解説で確認できます。

E7を再発させないための使い方

E7の多くは、日頃の使い方で予防できます。

習慣理由
コースごとの量の目安を守るモーターへの負荷を減らす
大物は他の洗濯物と一緒に、均一に入れる洗濯物が1か所に固まるのを防ぐ
小物・ひも付きの衣類はネットに入れるパルセーターへの絡まりを防ぐ
ポケットを空にしてから洗う異物による抵抗や破損を防ぐ
時々、水平とがたつきを確認する脱水時の振動を抑える
洗濯後は糸くずフィルターを掃除する洗濯物へのごみ付着や排水不良を防ぐ

取扱説明書では、据え付け状態に異常がないかを定期的に確認することも案内されています。
掃除のために本体を動かした後は、水平とがたつき、排水ホースの挟まりを確認する習慣をつけると安心です。

E7で途中停止した洗濯物は、水分を多く含んだまま放置されがちです。
時間がたってにおいが気になるときは、生乾きの臭いを今すぐ消す方法とは?5分でできる応急処置と完全リセット洗濯術の方法で早めに対処しましょう。

よくある質問

Q. E7エラーは故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。
アイリスオーヤマの公式FAQでは、E7はモーターに負荷がかかったときのお知らせとされ、まず本体のリセットで改善するかを確認するよう案内されています。
洗濯物の入れすぎや絡まりでも表示されるため、量を減らしてリセットし、正常に動けば使い続けて問題ない場合が多いです。
ただし、洗濯物を減らしても、何も入れていなくても表示される場合は、本体側の不具合が考えられるため修理を相談してください。

Q. リセットのボタンを押しても反応しません。

まず、自分の洗濯機の容量とモデルに合った組み合わせかを確認してください。
IAW-T804とKAW-80Bは、同じ8kgクラスでも「設定+行程+スタート/一時停止」を使う例外です。
複数のボタンにすべて指を置いてから同時に押し込み、表示が変わるまで離さないのもポイントです。
表示がE7ではなくE7-1などになっていないかも確認しましょう。
それでも解除できない場合は、電源プラグを抜いてしばらく待ってから差し直し、改善しなければ修理を相談してください。

Q. 5kgの洗濯機はどのボタンでリセットすればよいですか?

公式FAQの区分では、5kgは「4〜5kg(脱水+予約)」と「5〜8kg(予約+コース+スタート/一時停止)」の両方に含まれる書き方です。
操作パネルに「設定」「行程」ボタンがなければ、まず「脱水+予約」を試し、解除されなければ3つのボタンの組み合わせを試すのが現実的です。
なお、IAW-T504のように予約とコースの同時押しでチャイルドロックが切り替わる機種もあるため、操作後にチャイルドロックランプが点灯していないか確認してください。

Q. E7が出た状態でふたが開かないのはなぜですか?

脱水の途中で止まった場合は、安全のため、槽が止まってもすぐにはふたロックが解除されません。
IAW-T504の取扱説明書では、脱水の途中で一時停止したときは、槽が停止して約70秒たってからふたロックが解除されると説明されています。
また、チャイルドロックが設定されていると、電源の入り切りに関係なくふたロックがかかります。
無理に開けると故障の原因になるため、ふたロックランプやチャイルドロックランプを確認してから操作してください。

Q. 保証期間内なら、E7の修理は無料ですか?

保証期間内の故障は、保証書の規定にしたがって修理されます。
ただし、公式FAQでは、モーターの軸部分に衣類の絡まりが発生している場合は保証対象外と注記されています。
原因によっては保証期間内でも有料になる可能性があるため、修理を申し込む際に確認しておくと安心です。
保証書がないと期間内でも費用を請求される場合があるため、保証書と購入履歴の分かるものを用意しておきましょう。

まとめ

アイリスオーヤマの縦型洗濯機のE7は、モーターに負荷がかかったことを知らせる表示で、公式ではまず本体のリセットを試すよう案内されています。
リセットは容量やモデルごとに決められたボタンを同時に長押しする操作で、IAW-T804とKAW-80Bは組み合わせが異なる例外です。
リセットの前に、洗濯物の量、毛布の洗い方、絡まりや異物を確認し、負荷の原因を取り除いてから少なめの量で再開してください。
洗濯物を減らしても、何も入れていなくても表示される場合や、焦げたにおい・異音がある場合は、使用を中止して修理を相談しましょう。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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