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LIXILのレンジフードの特徴とは?「よごれんフード」の仕組みとラインナップを解説

LIXILのレンジフードの特徴と、よごれんフードの仕組み・ラインナップを紹介するサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

システムキッチンのメーカーを検討していると、LIXILのレンジフードは「掃除がとにかく楽」という評判を目にすることがあります。

その理由の多くは、LIXIL独自の「よごれんフード」という仕組みにあります。

この記事では、LIXIL公式情報をもとに、よごれんフードの仕組みと、リシェルシリーズで展開される4タイプのレンジフードの違いを解説します。

  • LIXIL独自の「よごれんフード」の仕組み
  • お手入れが楽になる構造上のポイント
  • VIA・CLS・TAR・SKRの4タイプの違い
  • 選ぶ際に確認しておきたいこと
目次

LIXIL独自の「よごれんフード」とは

📎 出典:LIXIL|いまどきのリフォーム キッチン編 レンジフードまわりのお手入れが驚くほど楽に

LIXILの公式サイトでは、「よごれんフード」に搭載された「オイルスマッシャー機構」について、「高速回転するディスクが油をブロックし、ファンの奥まで油がほとんど届きません」と説明されています。

一般的なレンジフードは、油を含んだ空気がファンやフード内部まで入り込み、蓄積した油汚れが吸引力の低下や異臭の原因になることがあります。
よごれんフードは、高速回転するディスクで油を入り口付近でブロックすることで、内部への油の侵入自体を抑える発想の構造です。

お手入れが楽になる仕組み

LIXIL公式サイトでは、よごれんフードの標準的な使用条件において、「10年間、ファンとフード内部のお手入れ不要」とされています。ただし、これは汚れがまったく付かないという意味ではなく、蓄積する速度が従来型に比べて大幅に遅いという趣旨であると説明されています。

お手入れ箇所LIXIL公式の説明
ファン・フード内部標準的な使用で10年間お手入れ不要とされる
本体外側「フッ素塗装とフラット設計」により「普段はサッと拭くだけ」で済む
回転ディスク・オイルトレー(CLSタイプ)親水コーティングにより洗いやすく、3カ月に1度程度の手入れが目安

「10年間お手入れ不要」という表現は、汚れがゼロになるという意味ではなく、あくまで蓄積のペースが遅いという説明です。実際の使用頻度や調理内容によって差が出る可能性がある点は理解しておきましょう。

一般的なレンジフードの10年掃除不要タイプの仕組みについては、レンジフードの10年掃除不要は本当?仕組みと条件を解説でも詳しく解説しています。

温度センサーによる自動調整機能

LIXIL公式サイトでは、TARタイプに搭載されている「高精度8×8複眼タイプの温度センサー」について説明されています。調理エリアを64分割で検知し、コンロの使用状況に応じて風量を自動で調整する仕組みです。

複数口のコンロを同時に使う場合でも、温度センサーが調理エリアごとの状況を検知し、必要な範囲で風量を自動調整する仕組みになっています。手動での風量調整の手間を減らしたい方に向いている機能です。

自動で汚れを洗浄する仕組みについては、レンジフードの自動洗浄機能とは?仕組みとメリットを解説でも解説しています。

リシェルシリーズのレンジフード4タイプ

LIXILのシステムキッチン「リシェル」では、レンジフードとして4つのタイプが用意されています。

タイプ特徴
VIA厚み28mmの薄型・二層構造。照明の色温度が朝は寒色、夜は暖色に変化する調光機能付き
CLS高速回転ディスクで油の侵入をブロックする「よごれんフード」の代表モデル。10年間ファン手入れ不要
TAR温水を広範囲に噴射してファンを自動で回転洗浄する自動洗浄タイプ。8×8温度センサーによる自動風量調整
SKR40dB以下(図書館並み)の静音性を実現したエコタイプ。ファンはワンタッチで着脱でき、油をはじく高クリーン仕上げ

4タイプはそれぞれ重視するポイントが異なります。「お手入れの手間を最小限にしたい」ならCLSやTAR、「静かさを重視したい」ならSKR、「照明機能を重視したい」ならVIAというように、優先したい条件を整理してから選ぶことをおすすめします。

他メーカーのレンジフードとの違い

LIXILのよごれんフードは、「油を内部に侵入させない」という発想で設計されている点が特徴です。一方、他メーカーのレンジフードには、整流板で油分を受け止める構造や、フィルターで油煙をキャッチする構造など、異なるアプローチのモデルもあります。

アプローチ代表的な仕組み特徴
入り口でブロックする(LIXIL)高速回転ディスク(オイルスマッシャー機構)ファン内部への油の侵入自体を抑える
整流板で受け止める整流板の表面に油分を付着させる定期的な拭き取りが前提の構造
フィルターでキャッチするフィルターの網目で油煙を捕集するフィルターの洗浄・交換が前提の構造

どの方式にも一長一短があり、「お手入れの手間をどこまで減らしたいか」「初期費用やグレードとのバランス」によって適した選択肢は変わります。
他メーカーの主要ラインナップについては、レンジフードのメーカー一覧|特徴と選び方を比較でも比較しています。

リフォームでLIXILのレンジフードに交換する場合

すでに他メーカーのレンジフードを使っていて、リフォームでLIXIL製品への交換を検討するケースもあります。

確認事項内容
既存の設置寸法現在のレンジフードの幅・奥行き・高さを事前に測っておく
ダクトの位置既存のダクト位置とLIXIL製品の排気方式が適合するか
キッチン本体との組み合わせレンジフード単体の交換か、キッチン本体ごとの入れ替えかで工事範囲が変わる
電源・スイッチ既存のスイッチ配線が新しいレンジフードに対応しているか

レンジフードのみを単体で交換する場合と、キッチン本体を含めてリフォームする場合とでは、対応できる機種や工事内容が変わってきます。既存の設置状況を踏まえ、施工業者やショールームに事前に相談することをおすすめします。

一般的なレンジフードの交換費用の目安については、交換費用の相場を解説した別記事でも解説しています。

よごれんフードでも定期的な確認は必要

「10年間お手入れ不要」という表現から、まったく確認をしなくてよいと考えてしまいがちですが、LIXIL公式サイトでもオイルトレーなど一部のパーツについては定期的な手入れの目安が案内されています。

パーツ手入れの目安
回転ディスク・オイルトレー(CLSタイプ)親水コーティングにより洗いやすく、3カ月に1度程度が目安
本体外側・フラット面気づいたときに「サッと拭く」程度の日常的なお手入れ
ファン・フード内部標準的な使用で10年が目安。調理頻度によっては前後する

「お手入れ不要」とされているパーツと、定期的な手入れが推奨されているパーツは分かれています。
取扱説明書に記載された手入れ箇所を確認し、目安のタイミングで軽く確認する習慣をつけておくと、長く快適に使い続けやすくなります。

LIXILのレンジフードを選ぶ際に確認したいこと

確認ポイント内容
キッチンシリーズとの対応リシェル・シエラ・ノクトなど、シリーズごとに対応するレンジフードが異なる
設置レイアウト壁付け・センター・横配置など、キッチンの設置形態に対応しているか
重視したい機能お手入れの手間、静音性、照明機能のうち何を優先するか
施工・保証条件リフォーム時の施工条件や保証内容を販売店に確認する

レンジフードは、キッチン本体のシリーズによって対応する機種が異なります。
ショールームや販売店で、自宅のキッチンシリーズに対応するモデルとオプションを事前に確認しておくと安心です。

よくある質問

Q1. LIXILのレンジフードの一番の特徴は何ですか?

「よごれんフード」と呼ばれる独自のオイルスマッシャー機構が特徴です。高速回転するディスクが油をブロックし、ファンの奥まで油がほとんど届かない構造になっています。

Q2. 「10年間お手入れ不要」は本当に掃除が一切要らないという意味ですか?

LIXIL公式の説明では、標準的な使用条件でファンとフード内部のお手入れが10年間不要とされていますが、汚れがまったく付かないという意味ではなく、蓄積の速度が従来型より大幅に遅いという趣旨です。

Q3. VIA・CLS・TAR・SKRはそれぞれどう違いますか?

VIAは薄型・調光機能、CLSはよごれんフードの代表モデル、TARは自動洗浄と温度センサーによる自動調整、SKRは静音性とワンタッチ着脱ファンが特徴です。

Q4. 他メーカーのレンジフードとはどう違いますか?

LIXILは油を入り口でブロックする発想の構造です。整流板で油分を受け止めるタイプや、フィルターで油煙をキャッチするタイプなど、メーカーによってアプローチが異なります。

Q5. LIXILのレンジフードを選ぶときの注意点はありますか?

対応するキッチンシリーズや設置レイアウトによって選べる機種が異なります。ショールームや販売店で、自宅の条件に合うモデルを事前に確認することをおすすめします。

まとめ

LIXILのレンジフードは、「よごれんフード」と呼ばれる独自のオイルスマッシャー機構により、お手入れの手間を大きく減らす設計が特徴です。

最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
最大の特徴高速回転ディスクが油をブロックする「オイルスマッシャー機構」
お手入れ目安標準的な使用で10年間ファン・フード内部のお手入れ不要
ラインナップVIA・CLS・TAR・SKRの4タイプ
選ぶ際のポイントキッチンシリーズとの対応、重視したい機能、施工条件

LIXILのレンジフードを検討する際は、よごれんフードの仕組みを踏まえたうえで、自宅のキッチンシリーズや重視したい機能に合ったタイプを選びましょう。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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