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賃貸のレンジフードが故障したらどうすればいい?修理費の負担は誰?

賃貸のレンジフードが故障し、スマートフォンと契約書を確認する男性のイラスト
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

賃貸住宅で暮らしていて、レンジフードが急に動かなくなったとき、「これは自分で修理費を払うべきなのか」と迷った経験はありませんか。

持ち家であれば自分の判断で対応できますが、賃貸の場合は勝手に修理を進めてよいのか、費用は誰が負担するのかが気になるところです。

この記事では、賃貸住宅のレンジフードが故障した場合の費用負担の考え方を解説します。

  • 経年劣化による故障と、借主の不注意による故障の違い
  • 修理費が貸主負担になるケース・借主負担になるケース
  • 故障に気づいたときの正しい連絡方法
目次

経年劣化による故障は、原則貸主負担

📎 出典:国土交通省|「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

国土交通省のガイドラインでは、原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義しています。

そのうえで、経年変化と通常損耗による修繕費は「賃料に含まれる」とされています。

長年の使用による自然な劣化でレンジフードが故障した場合、修理費用は原則として貸主(大家)が負担するのが基本的な考え方です。

入居者が日常的な使い方をしていたにもかかわらず動かなくなったのであれば、まずは貸主・管理会社に連絡するのが基本の流れになります。

借主負担になるケース

国土交通省のガイドラインでは、借主が負担するケースとして、故意または過失による破損、善管注意義務に違反する使用、通常の使用を超えた使用による損傷が挙げられています。

借主負担になりやすいケース内容
清掃を怠って故障させた油汚れを放置し、ファンやモーターに支障が出た
乱暴な取り扱いによる破損無理な力を加えてパーツを壊した
自己判断での分解・改造許可なく分解し、破損させた

掃除を長期間怠ったことが原因で故障した場合、管理不足とみなされ、借主負担になる可能性があります。日頃のお手入れは、費用負担の面でも大切です。

日常的な掃除の方法については、レンジフード掃除のやり方|自分でできる手順と洗剤・頻度の目安でも詳しく解説しています。

賃貸のレンジフード掃除は誰の責任?

賃貸住宅であっても、日常的な清掃は入居者(借主)が行うのが一般的です。

経年劣化による故障の修理費は貸主負担が原則である一方、日々の使用にともなう掃除自体は、生活していくうえでの通常の管理として借主が担うべき範囲とされています。

「掃除は自分の仕事、故障の修理費は原則貸主」というのが基本的な役割分担です。掃除を怠って故障につながらないよう、定期的なお手入れを心がけましょう。

掃除の頻度に迷ったときは、油汚れが蓄積する前の、こまめな対応が基本になります。

故障に気づいたときの連絡方法

手順内容
1自分で分解や修理をしようとせず、まず症状を確認する
2管理会社または貸主に、症状といつから起きているかを連絡する
3経年劣化か、心当たりのある原因があるかを正直に伝える
4修理・交換の対応方針について、管理会社の案内を待つ

自己判断で修理業者を手配する前に、必ず管理会社や貸主へ連絡してください。無断で修理を進めると、費用を自己負担することになったり、原状回復トラブルの原因になったりすることがあります。

連絡の際は、いつからどんな症状が出ているかを具体的に伝えると、話がスムーズに進みやすくなります。

よくある質問

Q1. 賃貸住宅でレンジフードが故障した場合、修理費は誰が負担しますか?

経年劣化や通常の使用による故障であれば、原則として貸主(大家)が負担します。国土交通省のガイドラインでも、経年変化と通常損耗の修繕費は賃料に含まれるとされています。

Q2. どんな場合に借主負担になりますか?

故意または過失による破損、清掃を怠ったことによる故障、通常の使用を超えた使い方による損傷などは、借主負担になる可能性があります。

Q3. 賃貸でもレンジフードの掃除は自分でする必要がありますか?

はい、日常的な掃除は入居者が行うのが一般的です。経年劣化による故障の修理費は貸主負担が原則ですが、掃除自体は生活上の通常の管理として借主が担う範囲とされています。

Q4. 故障に気づいたら、まず何をすればよいですか?

自分で分解や修理をせず、まず症状を確認したうえで、管理会社または貸主に連絡してください。経年劣化か心当たりのある原因があるかを正直に伝えることが大切です。

Q5. 無断で修理業者を呼んでもよいですか?

おすすめしません。自己判断で修理を進めると、費用を自己負担することになったり、退去時の原状回復トラブルの原因になったりすることがあります。必ず事前に管理会社へ連絡しましょう。

まとめ

賃貸住宅のレンジフードが故障した場合、経年劣化によるものであれば原則として貸主負担です。

最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
経年劣化による故障原則として貸主(大家)負担
借主負担になるケース清掃の怠慢、乱暴な扱い、無断の分解・改造など
日常の掃除借主が行うのが一般的
故障時の対応自己判断で修理せず、まず管理会社へ連絡する

賃貸住宅のレンジフードが故障したときは、慌てて自分で対応せず、まず管理会社や貸主に相談することが大切です。

日頃からこまめに掃除をしておくことで、故障のリスクを減らし、負担をめぐるトラブルも避けやすくなります。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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