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ウルトラファインバブルランドリーとは?家庭用と業務用の違い

淡いブルーとラベンダーの背景に銀色のランドリー用アダプターと「ウルトラファインバブルランドリーとは?」「家庭用と業務用の違い」の文字を配置したサムネイル
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

「ウルトラファインバブルランドリーって、何のこと?」「家庭用と、コインランドリーの業務用では何が違うの?」と、同じ名前でも違う製品が出てきて、迷っていませんか。
確認できた範囲では、「ランドリー」の名前は、家庭の洗濯機に付ける美容ブランドのリファの製品と、コインランドリー向けのアクアの業務用洗濯乾燥機の、2つの文脈で使われています。
この記事では、メーカーの発表で確認できた範囲で、家庭用と業務用の仕組み、価格、泡の数字、洗濯のしかたの違い、選ぶときの注意点を順番に整理します。
読み終えるころには、自分が探している製品がどちらなのかを、整理できるようになります。

目次

結論|家庭用は「洗濯機に付ける部品」、業務用は「泡を発生する洗濯乾燥機そのもの」

結論から言うと、家庭用は今の洗濯機に取り付ける約1万円台の部品、業務用は泡の発生機構を内蔵した数百万円の洗濯乾燥機で、買う人も使い方も違います。

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項目家庭用(リファ ランドリー)業務用(アクア 8シリーズ)
形洗濯機の給水口に付ける部品コイン式の全自動洗濯乾燥機
価格11,800円(税込)2,431,000円〜3,993,000円
泡の大きさ平均直径約0.17μm1μm未満
泡の数平均約226万個/mL3,000万個/mL以上
買う人家庭の洗濯機を使う人コインランドリーの事業者

数字は、測定の方法や条件が違うため、そのまま比べることはできません。

家庭用|リファ ウルトラファインバブル ランドリー

美容ブランドのリファを展開するMTGは、2024年9月に、家庭用洗濯機のホース部分に取り付ける製品を発表しました。
発売時期は12月とされ、同時に、水道管に取り付ける製品も発表されています。

項目内容
型番RS-CK-00A
価格11,800円(税込)
サイズ・重さ約φ30mm×62mm、約210g
接続ホース接続ねじ G3/4
泡の数・大きさ平均約226万個/mL(最大約425万個)、平均直径約0.17μm、最頻値約0.11μm
認証ファインバブル産業会の認証値

取り付けは、洗濯ホースを外し、洗濯機の給水口にこの製品をねじ込み、ホースをつなぎ直す方法で、特別な工具は不要です。
公式ページでは、機種の対応リストは示されておらず、洗濯機の給水口に取り付けられるもの、とされています。

📎 出典:ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY|ReFa

📎 出典:リファ、水道管・洗濯機に取り付けるウルトラファインバブル製品を発表(家電Watch)

業務用|アクア 8シリーズ ミラブル洗濯乾燥機

アクアは、サイエンスと共同開発した業務用コイン式の全自動洗濯乾燥機「8シリーズ ミラブル洗濯乾燥機」を、2025年8月8日に発売しました。

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型番洗濯/乾燥容量希望小売価格(税込)標準使用水量
HWD-7348GC34kg/23kg3,993,000円約341L
HWD-7278GC27kg/16kg3,399,000円約230L
HWD-7178GC17kg/10kg2,431,000円約147L

発生機構は「アクアミラブルデバイス」で、1μm未満のウルトラファインバブルを、3,000万個/mL以上の濃度で安定的に発生させるとされています。
洗剤成分を繊維の奥まで届けて汚れを浮かせる「ジャッキアップ効果」や、すすぎ時の洗剤残りを減らす効果がある、と説明されています。

また、同社の従来モデルと比べて、標準使用水量が約5〜10%少ないとされています。
洗濯乾燥の標準コースの運転時間は約60分です。

ただし、泡の濃度や洗浄性能について、測定方法や試験の条件は、確認できた資料に記載がありません。
節水率は、同社の従来モデル(SuperiorとIconic)との標準使用水量の比較によるものです。

📎 出典:アクア、業務用コイン式洗濯乾燥機 8シリーズ(家電Watch)

📎 出典:アクア 8シリーズ 発表資料(PDF)

家庭用と業務用の違い

観点家庭用業務用
導入のしかた自分で取り付ける洗濯機ごと導入(事業者向け)
費用の規模約1万円台約240万円〜400万円
泡の発生場所給水の途中洗濯機の内部の機構
根拠の公開認証値と測定条件が公開されている濃度は示されるが、測定条件の記載なし
使うのは自宅の洗濯機コインランドリーの店舗

とくに、業務用の洗濯乾燥機は、一般の家庭が自宅用に買う機器ではない点は、最初に理解しておきたいところです。
一方、コインランドリーを利用する側にとっては、設置されている機種は店舗ごとに違うため、泡の機能があるかは、各店舗で確認する必要があります。

数字を比べるときの注意

リファの「平均約226万個/mL」と、アクアの「3,000万個/mL以上」は、測定した水、方法、機関が違うため、アクアのほうが多い、とは言えません。
リファは、ファインバブル産業会の指定機関が、水温23℃、流量15L/分の条件で測った認証値です。
アクアの測定条件は、確認できた資料に記載がありません。

ファインバブル産業会のガイドラインでは、泡の個数の多さだけで、効果に直接関係するかのように示すことが禁止されています。
また、効果を示すときは、泡の有無による比較と、測定条件の明示が求められています。

📎 出典:ファインバブル広告・表示ガイドライン(第2.1版)|ファインバブル産業会

どちらを選ぶべきか

目的別に、整理します。

目的見るポイント
自宅の洗濯機で泡を試したい家庭用の部品。洗濯機のタイプと給水口の規格を確認
洗濯機ごと泡の機能がほしい洗濯機本体に泡の機能がある機種(家庭用の洗濯機)
コインランドリーを開業・設備更新したい業務用の洗濯乾燥機。価格、容量、設置条件を事業者に確認
コインランドリーを利用したい店舗が採用している機種を、店舗に確認

洗濯機本体に泡の機能がある機種については、洗濯機のウルトラファインバブルで整理しています。
効果の考え方は、科学的根拠と正しい効果・選び方をご覧ください。
購入前の注意点は、デメリット7つと後悔しない選び方にまとめています。

まとめ

「ウルトラファインバブルランドリー」は、家庭用は洗濯機に付ける約1万円台の部品、業務用は泡の発生機構を内蔵した数百万円の洗濯乾燥機という違いがあります。
家庭用のリファは、認証値と測定条件が公開されており、業務用のアクアは濃度の数字が示される一方、測定条件の記載は確認できませんでした。
数字は条件が違うため、そのまま比べられません。
自分が使いたい場面に合わせて、どちらの話なのかを整理して選びましょう。

よくある質問

Q1. ウルトラファインバブルランドリーとは、何ですか?

確認できた範囲では、2つの文脈で使われています。
一つは、リファが発売した、家庭用洗濯機の給水口に取り付ける「ウルトラファインバブル ランドリー」です。
もう一つは、アクアが発売した、コインランドリー向けの業務用洗濯乾燥機です。
どちらの話か確認してから、情報を探しましょう。

Q2. 家庭用と業務用で、泡の性能に差はありますか?

泡の数は、リファが平均約226万個/mL、アクアが3,000万個/mL以上と発表されていますが、測定の方法や条件が違うため、そのまま比べられません。
アクアの測定条件は、確認できた資料に記載がありませんでした。
泡の個数が多いことが、効果の大きさを意味するわけではありません。

Q3. 業務用の洗濯乾燥機を、家庭で買えますか?

業務用コイン式の洗濯乾燥機で、価格は約240万円〜400万円、重さは約500kg〜940kgです。
一般の家庭向けの製品ではなく、コインランドリーの事業者向けです。
自宅で泡を試したい場合は、家庭用の部品や、泡の機能がある家庭用洗濯機を検討しましょう。

Q4. コインランドリーに、泡の機能がある店はありますか?

アクアの8シリーズのような業務用の機種が発売されていますが、どの店舗に導入されているかは、確認できた資料からは分かりません。
利用したい店舗がある場合は、店舗に機種を直接確認してください。

Q5. 家庭用の部品は、どんな洗濯機にも付けられますか?

リファの製品は、ホース接続ねじがG3/4で、洗濯機の給水口に取り付けられるものとされていますが、機種の対応リストは公式ページに載っていません。
取り付けられない場合の扱いも含めて、購入前に洗濯機の給水口の規格を確認してください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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