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クリナップのレンジフードとは?|洗エールレンジフードの特徴と選び方

クリナップのレンジフードと洗エールレンジフードの自動洗浄機能、種類や選び方を紹介するサムネイル画像
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

システムキッチンのショールームでレンジフードを見比べていたら、「洗エール」という名前の製品が目に留まり、「これはどんなレンジフードなのだろう」と気になったことはありませんか。

クリナップは、東京都荒川区に本社を置くシステムキッチンの大手メーカーで、お手入れのしやすさに力を入れたレンジフードを展開しています。

この記事では、クリナップのレンジフードのラインアップ、看板商品「洗エールレンジフード」の仕組み、選ぶときに確認しておきたいポイントまでを解説します。

  • クリナップのレンジフードの主なラインアップ
  • 「洗エールレンジフード」の自動洗浄の仕組みと、残るお手入れ
  • クリナップのレンジフードを選ぶときの確認ポイント
目次

クリナップのレンジフードのラインアップ

クリナップのレンジフードは、主に次のシリーズで展開されています。

シリーズ位置づけ
洗エールレンジフードフィルターとファンを自動洗浄できる、お手入れ重視の上位シリーズ
とってもクリンフード標準的な機能を備えたシリーズ

クリナップのレンジフードは、「デザイン性」「機能性」「清掃性」を軸に展開されているのが特徴です。

どのシリーズも、システムキッチンのブランド(STEDIA・CENTRO・rakueraなど)に合わせて選べるようになっています。

キッチン全体のデザインとレンジフードの色・素材を統一したい場合は、使用しているキッチンのブランドに対応したシリーズから選ぶとよいでしょう。

洗エールレンジフードの特徴

📎 出典:クリナップ|洗エールレンジフード(オンラインショールーム)

クリナップの公式サイトは、洗エールレンジフードについて、ボタン1つでフィルターとファンをまるごと自動洗浄でき、お掃除時間の短縮に加えて節水もできると紹介しています。

洗エールレンジフードは、2007年にクリナップが業界に先駆けて開発した、フィルターとファンを自動で洗浄する仕組みのレンジフードです。

給湯トレイにお湯を入れて本体にセットし、洗浄ボタンを押すと、フィルターとファンが一体化した「ファンフィルター」を自動で洗浄する仕組みが特徴です。

洗浄後は、排水トレイに溜まった水を捨てる作業が必要になります。

機能内容
ファンフィルター自動洗浄ボタン操作で、フィルターとファンをまとめて洗浄する
親水性塗装ファンフィルターの表面に施され、油汚れを分離しやすくする
省エネナビ運転調理状況をセンサーで検知し、風量を自動で調整する
切り忘れ防止タイマー一定時間後に運転・照明を自動で停止する
コンロ連動対応するコンロ・IHと組み合わせて、自動で運転・停止する

「自動洗浄」とはいえ、洗浄のたびに給湯トレイへお湯を入れ、排水トレイの水を捨てる作業は必要です。

また、親水性塗装が施されたファンフィルターは消耗品であり、一定期間ごとに交換が必要とされています。

「まったく手間がかからない」わけではなく、「フィルターを手洗いする作業がなくなる」機能と理解しておくと、購入後のギャップが少なくなります。

とってもクリンフードの特徴

「とってもクリンフード」は、洗エールレンジフードよりも標準的な位置づけのシリーズです。

自動洗浄機能は搭載していませんが、お手入れのしやすさを考慮した構造や、価格を抑えたラインアップが特徴です。

掃除の手間よりも初期費用を優先したい場合や、標準的な機能で十分という場合には、こちらのシリーズが選択肢になります。

クリナップのレンジフードを選ぶときの確認ポイント

クリナップのレンジフードを検討する際は、次の点を確認しておくと選びやすくなります。

確認ポイント内容
自動洗浄機能を使うかどうか洗浄の手間を減らしたいか、初期費用を抑えたいかで選ぶシリーズが変わる
コンロ連動の対応自宅のコンロ・IHが連動タイプに対応しているか
設置するキッチンのブランドSTEDIA・CENTRO・rakueraなど、対応するシリーズが異なる
親水性塗装のファンフィルターの交換時期消耗品であるため、交換の目安を確認しておく
幅・排気方向などの設置条件今の設置状況と合っているか

コンロ連動機能を使いたい場合は、コンロ側もレンジフード連動タイプに対応している必要があります。

コンロとレンジフードを同時に検討している場合は、連動機能の対応状況をあわせて確認しましょう。

連動機能の仕組みや、同時交換の考え方は、レンジフードとガスコンロは同時に交換すべき?メリットと判断基準で詳しく解説しています。

クリナップ以外のメーカーとの比較

クリナップのレンジフードを検討する際は、他メーカーとも比較してみることをおすすめします。

お手入れの負担を減らす機能は、クリナップの自動洗浄のほかにも、メーカーごとに異なる仕組みで実現されています。

比較の視点内容
お手入れの方法自動洗浄タイプか、ファン掃除の頻度を減らすタイプかで、残る作業が変わる
コンロとの連動メーカーをそろえるかどうかで選べる機能が変わる
価格帯上位機能を搭載するほど、本体価格は高くなる傾向がある

メーカーごとの位置づけの違いは、レンジフードのメーカー一覧|システムキッチンとの関係と選び方でも整理しています。

状況別|クリナップのレンジフードの選び方

共働きでファンの掃除に時間をかけられない

平日の掃除に時間を割きにくい家庭では、洗エールレンジフードの自動洗浄機能が有力な選択肢になります。ただし、給湯トレイへのお湯入れと排水の作業は毎回発生するため、「ボタンひとつで完全放置」ではない点は理解しておきましょう。この作業自体を負担に感じない家庭であれば、フィルターを手洗いする手間がなくなる恩恵は大きく感じられます。

費用を抑えて標準的な機能で十分

初期費用を優先したい場合は、とってもクリンフードが現実的な選択です。自動洗浄機能はありませんが、通常のフィルター掃除やファンの手入れを定期的に行えば、十分に清潔な状態を保てます。掃除の具体的な手順は、レンジフード掃除のやり方|自分でできる手順と洗剤・頻度の目安でも扱っています。

クリナップ以外のキッチンで洗エールレンジフードを使いたい

設置条件が合えば、クリナップ以外のキッチンにも取り付けられる場合がありますが、幕板のデザインがクリナップのキッチンを前提に作られているため、見た目の統一感が崩れることがあります。施工業者に、既存のキッチンとの相性や、幕板の加工可否を確認してから検討しましょう。

よくある質問

Q1. クリナップのレンジフードにはどんな種類がありますか?

主に、自動洗浄機能を備えた上位シリーズの「洗エールレンジフード」と、標準的な機能を備えた「とってもクリンフード」があります。どちらもシステムキッチンのブランドに合わせて選べるようになっています。

Q2. 洗エールレンジフードは本当に掃除がいらないのですか?

フィルターとファンを手洗いする作業はなくなりますが、給湯トレイへのお湯入れや、排水トレイの水を捨てる作業は必要です。また、親水性塗装が施されたファンフィルターは消耗品で、一定期間ごとの交換が必要とされています。「掃除がまったく不要」というより、「作業の内容が変わる」機能と考えるとよいでしょう。

Q3. クリナップのレンジフードは他社のキッチンにも取り付けられますか?

設置条件(幅・排気方向・電源など)が合えば、他社のキッチンでも取り付けられる場合があります。ただし、幕板のデザインがクリナップのキッチンに合わせて作られているため、見た目の統一感を求める場合は、既存のキッチンとの相性を業者に確認することをおすすめします。

Q4. コンロ連動機能を使うには、コンロもクリナップにする必要がありますか?

必ずしも同じメーカーである必要はありませんが、コンロ側がレンジフード連動タイプの機種である必要があります。異なるメーカーの組み合わせで連動できるかどうかは機種によって異なるため、購入前に対応状況を確認しましょう。

Q5. とってもクリンフードと洗エールレンジフード、どちらを選べばよいですか?

掃除の手間を減らしたい、自動洗浄機能に価値を感じる場合は洗エールレンジフードが向いています。一方、初期費用を抑えたい、標準的な機能で十分という場合は、とってもクリンフードが選択肢になります。それぞれの本体価格や工事費を含めた総額で比較して決めるとよいでしょう。

まとめ

クリナップのレンジフードは、自動洗浄機能を備えた「洗エールレンジフード」と、標準的な「とってもクリンフード」の2つのシリーズを軸に展開されています。

最後に、この記事のポイントを整理します。

ポイント内容
主なシリーズ洗エールレンジフード(自動洗浄)ととってもクリンフード(標準)
洗エールの仕組みボタン操作でファンフィルターを自動洗浄。給排水の作業は残る
消耗品親水性塗装のファンフィルターは定期的な交換が必要
連動機能コンロ側もレンジフード連動タイプへの対応が必要
選び方掃除の手間を減らしたいか、初期費用を抑えたいかで選ぶ

まずは、自分がどこまでお手入れの手間を減らしたいかを整理し、洗エールレンジフードととってもクリンフードのどちらが合うかを検討してみてください。

コンロとの連動を考えている場合は、対応状況もあわせて確認しましょう。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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