エアコンが急に止まったり、ランプが点滅したりして、「これは故障なの?」と不安になっていませんか。
特に三菱のエアコンは、表示のしくみが少しわかりにくく、「英数字のエラーコードが出ない」「ランプが点滅するだけで意味がわからない」と戸惑う方が多くいらっしゃいます。
その理由はシンプルで、「三菱のエアコン」には別々の2つのメーカーが存在するからです。
どちらのメーカーかによって、エラーの確認方法も、コードの意味もまったく異なります。
この記事では、まず自分のエアコンがどちらのメーカーかを見分けるところから始め、それぞれのエラー確認方法・主なコードの意味・自分でできる対処・業者に依頼すべき判断基準までを、メーカー公式情報をもとに整理します。
落ち着いて一つずつ確認すれば、「自分で直せるのか」「点検が必要なのか」を切り分けられるようになります。
まず確認:三菱エアコンは「2つのメーカー」に分かれる
「三菱のエアコン」と一口に言っても、実際には次の2社の製品が存在します。
エラー表示のしくみが根本的に違うため、最初にここを取り違えないことが何より大切です。
| メーカー | ブランド名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 三菱電機 | 霧ヶ峰(きりがみね) | CMでおなじみ。ムーブアイなどを搭載した家庭用の主力ブランド |
| 三菱重工サーマルシステムズ | ビーバーエアコン | ビーバーのロゴが目印。価格を抑えたモデルが多い |
両社はまったく別の会社であり、エラーの表示方式・コード体系も別物です。
「三菱のエラーコード一覧」を調べても意味が合わない、という混乱の多くは、この取り違えが原因です。
見分け方:型番とロゴをチェックする
手元の本体やリモコン、保証書で次のポイントを確認すると、どちらのメーカーかがわかります。
- 本体・リモコンのロゴ:「霧ヶ峰」「MITSUBISHI ELECTRIC」と書かれていれば三菱電機。ビーバー(動物)のマークや「BEAVER」があれば三菱重工です
- 型番の頭文字:霧ヶ峰は「MSZ-」で始まる型番が多く、ビーバーエアコンは「SRK」で始まる型番が多い傾向です(※シリーズにより例外あり)
- 室内機のランプ構成:ビーバーエアコンは「運転ランプ」と「タイマーランプ」の点滅回数でエラーを示す方式が中心です
型番は室内機の側面や下部のシール、リモコン裏、保証書などに記載されています。
見分けがついたら、それぞれの章に進んでください。
エラー表示方式の違い(早見表)
| 項目 | 三菱電機(霧ヶ峰) | 三菱重工(ビーバーエアコン) |
|---|---|---|
| 主な表示方法 | 室内機ランプの点滅+リモコンのお知らせ機能 | 運転ランプとタイマーランプの点滅回数 |
| 英数字コードの有無 | 機種により運転ランプの点滅回数などで示す。公開コード表は限定的 | 点滅回数=診断コード(数字)として公表 |
| 確認の起点 | リモコンの「おしらせナビ」「AIナビ」等 | 8秒間の点滅回数を数える/本体の温度表示 |
三菱電機(霧ヶ峰)のエラー確認方法
霧ヶ峰は、他社のように液晶へ「H○○」「F○○」のような英数字コードをはっきり表示する機種は多くありません。
代わりに、室内機のランプ点滅と、リモコンのお知らせ機能で異常を伝えるのが基本です。
ランプ点滅とリモコンの「おしらせナビ/AIナビ」で確認する
霧ヶ峰では、異常が起きると室内機の運転ランプやナビランプが点滅してお知らせします。
そのうえで、リモコンの「おしらせナビ」または「AIナビ」といった機能から、異常の内容や対処のヒントを確認できる流れになっています。
ランプの数やデザインは機種・搭載機能によって異なりますが、「点滅しているランプの種類・点滅のしかたで簡易的に状態を判断できる」という考え方は共通です。
ただし、点滅していても故障ではないケースもあるため、次の切り分けが重要になります。
故障ではないケース(先に除外する)
「ランプが点滅している=故障」とは限りません。
次のようなケースは、正しく操作すれば解消できる「故障ではない状態」です。焦って修理を呼ぶ前に確認しましょう。
- 上下風向フラップが外れている:お手入れ用にフラップが取り外せる機種では、フラップが正しく取り付けられていないと、体感温度モニターに「FL」が点滅し、ほかのすべてのランプも点滅して運転できないことがあります。ストッパーを確実に取り付け直すと解消します
- お手入れランプの点滅:「フィルターおそうじメカ運転」を解除している場合、運転積算時間が約50時間を超えると運転中にお手入れランプが点滅します。手動でフィルター掃除運転を行うと戻ります
- 内部クリーン運転・フィルターおそうじメカ運転:運転を切ったあとにしばらく動作を続けるのは、内部乾燥やフィルター清掃の正常動作で、異常ではありません
これらに当てはまらず、点滅が続いて運転できない場合は、次の「自己診断」による異常の可能性が高くなります。
運転ランプが点滅して運転できない場合(自己診断)
上記の「故障ではないケース」を除外しても、運転ランプ(機種によってはナビランプも)が規則的に点滅し、運転できない場合があります。
これは、エアコン自身が異常を検知して自動停止している「自己診断」の状態です。
こうした点滅は、センサー・室内外の基板・ファンモーター・冷媒回路など、内部部品の異常を示していることが多く、多くは点検・修理が前提になります。
点滅回数の意味は機種によって異なるため、まずはリモコンの「おしらせナビ」等で内容を確認し、取扱説明書と照らし合わせるのが確実です。
なお、リモコンを紛失した場合でも、室内機本体の「応急運転スイッチ」を使えば基本的な運転(応急冷房・応急暖房)は可能です。
ただし、これはあくまで応急的な運転であり、異常が解消するわけではない点に注意してください。
三菱重工(ビーバーエアコン)のエラーコード確認方法
ビーバーエアコンは、霧ヶ峰とは異なり、ランプの「点滅回数」を数えることで診断コード(数字)が特定できる方式です。
数字さえ分かれば、不具合の場所をある程度まで絞り込めます。
点滅回数の数え方(8秒サイクル)
三菱重工の公式情報によると、確認手順は次のとおりです。
- 室内機正面の運転ランプとタイマーランプが点滅しているか確認する
- 8秒間のあいだに、それぞれのランプが何回点灯したかを数える(点滅回数が8秒間の点灯回数を示します)
- 運転ランプと点滅回数の組み合わせから、診断コードを特定する
たとえば「運転ランプは点灯したまま、タイマーランプが2回点滅しては少し休む(約8秒で繰り返す)」場合、診断コードは「59」にあたります。
また、本体に温度を表示する部分がある機種では、自動停止した際に表示される数字がそのまま診断コードになります。
ビーバーエアコンの主な診断コード一覧
家庭用ビーバーエアコン(壁掛けタイプ)で表示される主な診断コードと、その内容の目安は次のとおりです。
点滅パターンや対応コードは機種・年式によって異なる場合があるため、最終的には公式のエラーコード表と取扱説明書で照合してください。
| 診断コード | 運転ランプ/タイマーランプ | 不具合内容の目安 |
|---|---|---|
| 05 | 点灯/6回点滅 | 室内機と室外機の信号が途絶えた |
| 06 | 1回点滅/点灯 | 室内熱交換器のセンサー異常を検知 |
| 07 | 2回点滅/点灯 | 室内温度センサーの異常を検知 |
| 16 | 6回点滅/点灯 | 室内ファンモーターの異常を検知 |
| 35 | 点灯/連続点滅 | 冷房高圧異常を検知 |
| 36 | 点灯/5回点滅 | 圧縮機の過熱を検知 |
| 37 | 点滅/2回点滅 | 室外機熱交換器(液管)センサーの異常を検知 |
| 38 | 点滅/1回点滅 | 外気温度センサーの異常を検知 |
| 39 | 点滅/4回点滅 | 圧縮機の吐出配管センサーの異常を検知 |
| 42 | 点灯/1回点滅 | 室外機・圧縮機の過電流を検知 |
| 47 | 5回点滅/点灯 | 異電圧を検知(200V機のみ) |
| 48 | 点灯/7回点滅 | 室外機ファンモーターの異常を検知 |
| 51 | 点灯/4回点滅 | 室外機電装品(パワートランジスター)の異常を検知 |
| 57 | 7回点滅/点灯 | 冷凍サイクル保護システムが作動 |
| 58 | 点灯/3回点滅 | 室外機・圧縮機の過電流を検知し制御 |
| 59 | 点灯/2回点滅 | 室外機の運転電流が設定値以下を検知 |
| 60 | 2回点滅/2回点滅 | 室外機圧縮機の磁極の位置を正しく検出できなかった |
上の一覧を見るとわかるように、コードの多くはセンサー・基板・圧縮機・ファンモーターなど「内部部品の異常」を示しており、ユーザー側での修理はできません。
一方で、後述するリセット操作で一時的な誤作動が解消し、通常運転に戻るケースもあります。
エラーが出たときにまず試す共通の対処
メーカーが違っても、最初に試すべき基本の対処は共通しています。
ただし、次のような症状があるときは、いったん使用を中止して確認を優先してください。
焦げ臭いにおいがする・煙が出ている・室外機から異音や振動が続く・本体から水が漏れている・コンセントやプラグが熱い場合は、無理に運転を続けず、電源を切って電源プラグを抜き、安全を確保してください。
これらは感電・発煙・発火などにつながるおそれがあるため、自分で分解せず、メーカーや専門業者に相談することが大切です。
① 電源をいったん完全に切ってリセットする
一時的な誤作動であれば、電源のリセットで復帰することがあります。
- 運転を停止し、電源プラグを抜くか、分電盤でエアコン専用のブレーカーを落とす
- 3分程度そのまま待つ(内部の制御をリセットするため)
- 電源を戻し、通常運転を試す
三菱重工の公式でも、診断コードを確認したあとにこの手順で電源を切り、3分ほど待ってから運転を試すよう案内されています。
リセット後に正常運転するようであれば、一時的な誤作動だった可能性があります。
② フィルター・室内機の状態を確認する
フィルターの極端な汚れは、能力低下や露たれ(水漏れ)の一因になります。
運転を止めてフィルターを掃除し、前面パネル・ダストボックスが正しく取り付けられているかも確認しましょう。
③ 室外機の周囲を確認する
室外機の吹き出し口や吸い込み口が、物・雪・落ち葉などでふさがれていると、保護のために停止することがあります。
周囲30cm程度に障害物がないか、直射日光や積雪の影響が出ていないかを確認します。
④ リモコン・電源まわりを確認する
リモコンの電池切れや、ブレーカーが落ちている・プラグが緩んでいるといった単純な原因も少なくありません。
表示や反応がおかしいときは、まずリモコンの電池交換とプラグの差し込みを確認してみてください。
症状別に見る三菱エアコンの不具合サイン
エラー表示だけでなく、実際の症状から不具合の場所をある程度推測することもできます。
「どんな症状のときに、どこを疑い、何をすべきか」を症状別に整理します。
冷えない・暖まらないが続く
設定温度にしても風がぬるい、まったく効かない、という場合は、冷媒(ガス)不足や圧縮機・室外機まわりの不調が疑われます。
まずは運転モード(冷房・暖房の切り替え)と設定温度を確認し、フィルターの汚れや室外機の障害物も点検してください。
それでも改善せず、リモコンやランプに異常表示が出る場合は、冷媒回路の点検が必要になることが多いです。
冷房中に急に停止し、ランプが点滅する
運転中に突然止まり、運転ランプ(やタイマーランプ)が規則的に点滅する場合は、エアコンが異常を検知して自動停止している状態です。
ビーバーエアコンなら点滅回数から診断コードを、霧ヶ峰ならリモコンのお知らせ機能から内容を確認しましょう。
電源リセットで復帰しても、短時間でまた同じ点滅が出るなら、部品側の異常の可能性が高くなります。
本体から水が漏れる
冷房・除湿中に室内機から水がしたたる場合、多くはフィルターの汚れや、排水用ドレンホースの詰まり・つぶれ・先端の水没が原因です。
前面パネルやフィルターが正しく取り付けられているか、ドレンホースの先端がふさがっていないかを確認します。
これらを直しても水漏れが続く場合は、内部のドレンパンや配管側の点検が必要です。
室外機から異音・振動が続く
「ガラガラ」「カラカラ」といった異音や、これまでにない大きな振動が続く場合は、ファンやコンプレッサーまわりの不調が疑われます。
異音とともに焦げ臭いにおいや発煙がある場合は、ただちに運転を止めて電源を切り、使用を中止してください。
異音だけであっても、放置は故障の拡大につながるため、早めの点検をおすすめします。
すぐに同じエラー・点滅を繰り返す
リセットしても数分〜数時間で同じ表示が再発する場合は、一時的な誤作動ではなく、センサーや基板などの継続的な異常と考えられます。
この段階で運転を続けても改善は見込みにくいため、診断コードや点滅回数をメモしたうえで、メーカー相談窓口や専門業者に点検を依頼するのが確実です。
問い合わせの際にコードや症状を正確に伝えられると、その後の対応がスムーズになります。
自分で対処できるか/業者に依頼すべきかの判断基準
エラー表示が出たとき、「自分で様子を見てよいのか」「点検を頼むべきか」を切り分ける目安を整理します。
| 状況 | 目安の対応 |
|---|---|
| フラップ未装着・お手入れランプ・内部クリーンなどの正常動作 | 取り付け直し・手動掃除で解消。修理は不要 |
| リセットで復帰し、その後も安定して運転できる | 一時的な誤作動の可能性。しばらく様子を見る |
| リセットしてもすぐ同じ点滅・停止を繰り返す | センサー・基板・圧縮機系の異常の可能性。点検を依頼 |
| 冷えない/暖まらない状態が続く、頻繁に停止する | 冷媒回路や部品の異常の可能性。点検・見積もりを依頼 |
| 焦げ臭い・発煙・水漏れ・室外機の異音などの危険症状 | 使用を中止し、すぐにメーカー・専門業者へ相談 |
ポイントは、「リセットで直るか」「同じ症状を繰り返すか」を基準にすることです。
一度で直れば一時的な不具合の可能性が高く、繰り返すなら部品側の異常を疑う、と考えると判断しやすくなります。
ポイント:ユーザー側でできるのは「正常動作の切り分け・リセット・清掃・周囲環境の確認」までです。センサーや基板、冷媒回路にかかわる修理は、資格と専用工具が必要なため、無理に分解せずプロに任せるのが安全です。
修理か買い替えかを見極める目安
点検・修理が必要と分かったとき、次に迷うのが「直すべきか、買い替えるべきか」です。
判断材料として、次の3点を押さえておきましょう。
① 使用年数(10年が一つの節目)
エアコンには「設計上の標準使用期間」が定められており、多くのメーカーが10年としています。
また、補修用性能部品の保有期間も、三菱電機のルームエアコンでは10年とされています。
この期間を過ぎると、故障しても部品の在庫がなく修理できないケースが増えます。
そのため、購入から10年前後を超えた機種で大きな部品(基板・圧縮機など)の異常が出た場合は、買い替えを検討したほうが現実的なことが多いです。
② 保証の有無
三菱電機のメーカー保証は、冷媒回路(圧縮機・熱交換器・本体付属配管など)が5年、それ以外が1年間です。
延長保証に加入している場合は、対象期間内なら修理費の負担を抑えられる可能性があるため、まず保証書を確認しましょう。
③ 修理費と省エネ性のバランス
圧縮機や基板などの主要部品の交換は、費用が高額になりやすい部位です。
修理費が本体価格に近づくようなら、省エネ性能が向上した新しいモデルへの買い替えのほうが、トータルで見て有利になる場合があります。
実際の修理費・交換費は、機種・地域・施工条件によって変動します。
複数の見積もりを取り、使用年数・保証の有無とあわせて総合的に判断するのがおすすめです。
業務用・店舗用の三菱エアコンの場合
天井埋め込み型や店舗・オフィス用の業務用エアコンは、家庭用とはコード体系が異なります。
三菱電機・三菱重工いずれも、業務用は主にワイヤードリモコン(有線リモコン)の液晶に英数字のエラーコードを表示する方式が中心で、家庭用の点滅回数とは読み方が違います。
業務用機の場合は、家庭用の一覧をそのまま当てはめず、リモコンに表示されたコードを、各メーカーの業務用エラーコード表で確認してください。
また、業務用機は設置・配管条件が複雑なため、異常時は自分で対処しようとせず、施工業者や保守契約先に連絡するのが基本です。
まとめ|三菱エアコンのエラーは「どちらのメーカーか」から
三菱エアコンのエラー対応は、まず「霧ヶ峰(三菱電機)」か「ビーバーエアコン(三菱重工)」かを見分けることから始まります。
表示方式が根本的に違うため、ここを取り違えると正しい対処にたどり着けません。
- 霧ヶ峰:ランプ点滅+リモコンの「おしらせナビ/AIナビ」で確認。フラップ未装着やお手入れランプなど「故障ではないケース」を先に除外する
- ビーバーエアコン:運転ランプとタイマーランプの8秒間の点滅回数で診断コードを特定。数字から不具合部位を絞り込む
- 共通の初期対応:危険症状がないか確認 → 電源を完全に切って3分待つ → フィルター・室外機・リモコンを点検
- 繰り返す点滅や、冷えない・止まるが続く場合は、内部部品の異常の可能性が高く、点検・修理を検討する
焦って分解に手を出す必要はありません。
落ち着いて「正常動作か・リセットで直るか・繰り返すか」を順に確認し、危険症状や繰り返す異常があるときはメーカーや専門業者に相談することが、安全に使い続けるための近道です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 三菱のエアコンは英数字のエラーコードが出ないのですが、故障ですか?
必ずしも故障とは限りません。三菱電機の霧ヶ峰は、他社のような英数字コードを液晶に大きく表示せず、室内機のランプ点滅とリモコンの「おしらせナビ/AIナビ」で異常を知らせる方式が中心です。まずは点滅しているランプを確認し、リモコンのお知らせ機能で内容を確認しましょう。フラップの取り付け不良やお手入れランプなど、故障ではないケースもあります。ただし、点滅が続いて運転できない場合は自己診断による異常の可能性が高く、点検が前提になります。
Q2. ビーバーエアコン(三菱重工)のエラーコードはどこで確認できますか?
室内機正面の運転ランプとタイマーランプの点滅回数で確認します。8秒間のあいだにそれぞれのランプが何回点灯したかを数え、その組み合わせから診断コード(数字)を特定します。本体に温度表示部がある機種では、自動停止時に表示される数字がそのままコードになります。点滅パターンやコードは機種・年式で異なる場合があるため、三菱重工サーマルシステムズ公式のエラーコード表と取扱説明書で必ず照合してください。
Q3. エラー表示が出たら、まず何をすればよいですか?
最初に、焦げ臭い・発煙・水漏れ・室外機の異音といった危険な症状がないかを確認してください。これらがある場合は使用を中止し、電源プラグを抜いて安全を確保します。危険症状がなければ、電源を完全に切って3分ほど待ち、再度運転してみましょう。一時的な誤作動ならこれで復帰することがあります。あわせてフィルターの汚れ、室外機周囲の障害物、リモコンの電池も確認します。それでも同じ症状を繰り返す場合は、点検を依頼するのが安全です。
Q4. リモコンをなくしても、運転やエラー確認はできますか?
霧ヶ峰には室内機本体に「応急運転スイッチ」があり、押すごとに応急冷房・応急暖房・停止が切り替わるため、リモコンがなくても基本的な運転は可能です。ただし、これは応急的な運転で、異常そのものが解消するわけではありません。エラーの詳しい内容を確認するにはリモコンのお知らせ機能や取扱説明書が必要になる場合があるため、リモコンの電池交換や買い替えもあわせて検討しましょう。
Q5. 修理と買い替え、どちらを選べばよいですか?
一つの目安は使用年数です。エアコンの設計上の標準使用期間や補修用性能部品の保有期間は、三菱電機のルームエアコンで10年とされています。購入から10年前後を超えた機種で基板や圧縮機など大きな部品の異常が出た場合は、部品供給の面からも買い替えのほうが現実的なことが多いです。保証期間内であれば修理費を抑えられる可能性があるため、まず保証書を確認し、修理見積もりと新品価格・省エネ性を比べて判断するのがおすすめです。

