アラジンの電気ストーブといえば、遠赤グラファイトヒーターが代表的です。
立ち上がりの速さが特徴で、見た目の似たモデルが複数あるため、どれを選ぶか迷いやすくなります。
主なシリーズは、1灯管タイプ、トリカゴタイプ、AEH-G1000シリーズです。
いずれも足元や近くを暖める局部暖房で、部屋全体を暖める用途には向きません。
この記事では、アラジン公式サイトの情報をもとに、グラファイトヒーターの特徴とシリーズの違いを確認します。
そのうえで、安全機能、電気代の目安、向く人を整理します。
機種や仕様はモデルチェンジで変わるため、購入前に、最新の公式情報と取扱説明書で確認してください。
アラジンのグラファイトヒーターとは
アラジンの公式サイトでは、グラファイトヒーターについて、次のように案内されています。
| 項目 | 内容(公式の説明) |
|---|---|
| 立ち上がり | 暖かくなるまでの時間は0.2秒 |
| 暖め方 | 遠赤外線の効果で、体を芯から暖める |
| グラファイトeヒータ | 発熱パターンを段階的に変えて、暖かさを均一に広げる |
| グラファイトfヒータ | 熱を下部に集めて、冷えやすい足元を暖める |
| 製造 | 2012年から「グラファイトヒータ」を製造と案内 |
「立ち上がりが速い」ことが、グラファイトヒーターの大きな特徴です。
なお、公式の取扱情報では、グラファイトヒーターは「局部を暖める器具で、部屋全体を暖めるものではない」と案内されています。
足元や体の近くを、すぐに暖めたい人向けの暖房です。
主なシリーズの違い
アラジン公式サイトに掲載されている、電気ストーブの主なシリーズです。
| シリーズ | 消費電力 | 出力の切り替え | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 遠赤グラファイトヒーター(1灯管)CAH-1G9E | 900W | 最大900Wと、700W〜250Wの調整 | グラファイトeヒータ、シャットオフセンサー |
| 遠赤グラファイトヒーター(トリカゴ) | 400W | 400W/200Wの2段階 | 鳥かご風フォルム、防滴仕様(IP22対応) |
| 遠赤グラファイトヒーター AEH-G1000B | 1000W | 250W・500W・750W・1000Wの4段階 | 自動首振り、着脱式ガード |
同じ「アラジン」でも、出力、形、機能がシリーズごとに違います。
他に、グラファイトフレームヒーターなどの製品ページも公式サイトにあります。
1灯管タイプ(CAH-1G9E)の特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 消費電力 | 900W(AC100V) |
| 出力 | 最大900W。700Wから250Wまでの調整範囲あり |
| 立ち上がり | 0.2秒 |
| ヒーター | グラファイトeヒータ(輻射温度を均一に保つ) |
| 重量 | 約3.5kg |
安全機能として、次のものが案内されています。
| 安全機能 | 内容 |
|---|---|
| シャットオフセンサー | カーテンなどが赤外線センサーを遮ると、電源が自動でOFF |
| 転倒オフスイッチ | 光センサー式 |
| 自動オフ | 8時間で自動OFF |
| チャイルドロック | 搭載 |
センサーと自動オフの両方がある点は、安心材料になります。
ただし、センサーは補助の機能です。
前方に物を置かない、離れるときは消すという基本は変わりません。
安全機能の考え方は、火事になりにくい電気ストーブはある?の記事で整理しています。
トリカゴタイプの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 消費電力 | 400W(AC100V) |
| 出力 | 400W/200Wの2段階 |
| 形 | 鳥かご風の丸いフォルム |
| 防滴 | IP22対応。操作部に防滴キャップ付き |
| コード | 約2.3m |
| 安全機能 | 大型ガード、温度センサー、温度過昇防止装置、転倒オフスイッチ(ボール式) |
小さな出力で、足元や机の下を暖めたい人に向きます。
ただし、防滴仕様でも、水まわりで使ってよいとは限りません。
置き場所の条件は、取扱説明書で確認してください。
脱衣所などの水まわりで使えるかどうかは、取扱説明書の条件を優先してください。
AEH-G1000シリーズの特徴
AEH-G1000Bの取扱情報では、次の内容が案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 消費電力 | 1000W(定格AC100V) |
| 切り替え | 250W・500W・750W・1000Wの4段階 |
| 首振り | 自動首振り(約70度)、手動首振り(約60度) |
| 安全機能 | 二重安全転倒OFFスイッチ(ボール式)、着脱式ガード |
| サイズ | 高さ約63cm×幅30cm×奥行30cm |
| コード | 約1.5m |
2025年9月26日には、新モデルAEH-G1000Aが発売されたと、アラジンのお知らせで案内されています。
旧モデルより広い範囲を暖められるとする説明があります。
1000Wの機種は、電気の使い方にも注意が必要です。
ワット数とブレーカーの関係は、電気ストーブは何アンペア?の記事で整理しています。
電気代の目安
電気代は、「消費電力(kW)×時間×電力量料金単価」で計算できます。
ここでは、1kWhあたり31円として計算した目安です(当サイト試算)。
| 消費電力 | 1時間の電気代の目安 |
|---|---|
| 1000W | 約31円 |
| 900W | 約27.9円 |
| 750W | 約23.3円 |
| 500W | 約15.5円 |
| 400W | 約12.4円 |
| 250W | 約7.8円 |
| 200W | 約6.2円 |
実際の電気代は、契約プランや、出力を落とす時間で変わります。
アラジンの公式サイトでは、最小250Wでも暖かさを感じられると案内されています。
強弱をこまめに切り替えると、電気代を抑えやすくなります。
電気代の考え方は、電気ストーブの電気代は1時間いくら?の記事で整理しています。
向く人・向かない人
| 向く人 | 理由 |
|---|---|
| 朝の身支度など、短時間ですぐ暖まりたい人 | 立ち上がりが速い(公式の説明) |
| デスクの足元を暖めたい人 | 局部暖房に向く |
| 他の暖房の補助がほしい人 | 部屋全体の暖房ではない |
| 向かない人 | 理由 |
|---|---|
| 部屋全体を暖めたい人 | 局部を暖める器具 |
| 長時間つけたままにしたい人 | 電気代が大きくなる。自動オフもある |
| 就寝時に使いたい人 | 就寝中は使用しないでください |
選ぶときのチェックポイント
| チェック項目 | 見るところ |
|---|---|
| 出力 | 使う場所に合わせる。足元なら小さい出力でも足りる場合がある |
| 形 | 縦長か、小型か。置き場所に合うか |
| 首振り | 広く当てたいなら首振り付き |
| 安全機能 | 転倒オフ、センサー、自動オフの有無 |
| ガード | 着脱式か。お手入れのしやすさ |
| コードの長さ | コンセントまで届くか(延長コードは避ける) |
| 防滴の仕様 | IP22の意味と、使える場所の条件 |
選び方の全体像は、電気ストーブのおすすめの選び方の記事で解説しています。
延長コードの注意は、電気ストーブに延長コードは使える?の記事で整理しています。
使うときの基本の注意
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 前方に物を置かない | カーテン、衣類、紙類を近づけない |
| 洗濯物を乾かさない | 発火のおそれがある |
| 就寝中は使わない | 切り忘れ対策をする |
| 子ども・ペット | 目を離さない。接触に注意 |
| 異常を感じたら | すぐに使用をやめる |
センサーや自動オフが付いていても、洗濯物を乾かしたり、物を近づけたりして使うのはやめてください。
1か月の電気代シミュレーション(当サイト試算)
アラジンの電気ストーブ(AEH-G1000シリーズ、1灯管、トリカゴ)で使う出力を例に、1か月(30日)の電気代を、1kWhあたり31円で試算した目安です。
| 出力 | 1日1時間 | 1日3時間 | 1日5時間 |
|---|---|---|---|
| 1000W | 約930円 | 約2,790円 | 約4,650円 |
| 500W | 約465円 | 約1,395円 | 約2,325円 |
| 250W | 約232円 | 約698円 | 約1,162円 |
この表は、同じ出力で使い続けた場合の単純計算です。
実際には、強弱の切り替え、室温、契約プランで変わります。
暖房にかける時間を決めておくと、電気代の見通しが立てやすくなります。
使う時間を「朝の30分」「作業中の2時間」のように区切ると、電気代も安全面も管理しやすくなります。
他のメーカーと比べるときの観点
アラジンの電気ストーブを検討するときは、他社と次の観点で比べると、違いが見えやすくなります。
| 観点 | 比べ方 |
|---|---|
| 出力 | 使う場所の広さと時間に合う出力か。大きすぎると電気代がかさむ |
| 切り替え | 2段階か、3段階か、無段階か |
| 安全機能 | 転倒OFF、過熱防止、自動オフ、センサーの有無 |
| 首振り | 広く当てたいか |
| サイズ・重さ | 置き場所と、持ち運びやすさ |
| 価格 | 本体価格と、電気代を合わせて考える |
| サポート | 保証期間、修理の窓口、補修用部品 |
比べるときは、同じ条件の数字(W数、電気代の単価)をそろえることが大切です。
メーカーごとの電気代の単価の置き方は違うため、公式の電気代の目安は、そのまま並べて比べられない場合があります。
購入前に公式サイトで確認する項目
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番と販売状況 | 販売中か、生産終了か、後継モデルがあるか |
| 仕様 | 消費電力、サイズ、コードの長さ |
| 安全機能 | 取扱説明書の記載で、機能を確認する |
| 注意事項 | 前方に物を置かない、延長コードを使わない、などの条件 |
| 保証・サポート | 保証期間、問い合わせ窓口 |
取扱説明書は、メーカーの公式サイトで、型番から確認できる場合があります。
購入前に確認しておくと、使い始めてからの戸惑いを減らせます。
よくある質問
Q1. アラジンの電気ストーブの特徴は何ですか?
遠赤グラファイトヒーターを使った機種が中心です。
公式サイトでは、暖かくなるまでの時間が0.2秒と案内されています。
Q2. 部屋全体を暖められますか?
公式の取扱情報では、局部を暖める器具で、部屋全体を暖めるものではないと案内されています。
足元や近くの暖房向けです。
Q3. 1灯管とトリカゴは、どう違いますか?
1灯管は900W、トリカゴは400W/200Wの2段階です。
形や防滴仕様、安全機能も異なります。
Q4. 電気代はいくらですか?
1kWh=31円で計算すると、1000Wで1時間約31円、400Wで約12.4円です(当サイト試算)。
Q5. 古いモデルでも使えますか?
使えるかどうかは、状態によります。
コードやプラグに傷みがある場合は使用をやめて、型番を確認し、販売店やメーカーに相談してください。
まとめ
アラジンの電気ストーブは、立ち上がりの速いグラファイトヒーターが特徴です。
最後に、この記事のポイントを整理します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 0.2秒で立ち上がるグラファイトヒーター(公式の説明) |
| 主なシリーズ | 1灯管(900W)、トリカゴ(400W/200W)、AEH-G1000シリーズ(1000W) |
| 安全機能 | 転倒オフ、シャットオフセンサー、自動オフなど(機種による) |
| 使い方 | 足元や近くを暖める局部暖房。部屋全体向きではない |
| 注意 | 最新の仕様は、公式サイトと取扱説明書で確認 |
まずは、暖めたい場所と時間を決めて、合う出力と形のシリーズを選んでみてください。

