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ガスコンロの部品名称一覧|自分で交換できる部品とできない部品

ガスコンロの五徳、バーナーキャップ、点火プラグの位置を示した部品名称一覧のサムネイル。
Yuta
記事監修者
現:ガス会社に勤める兼業WEBライター。所持資格はガス開栓作業に必要な高圧ガス販売主任者二種、ガス工事に必要な液化石油ガス設備士、灯油の取り扱いに必要な危険物乙四種、その他ガス関連資格多数と電気工事士などの資格も多数所持。

修理業者に症状を伝えようとしたのに、「あの丸いやつ」「炎が出るところの部品」としか言えず、うまく話が通じなかった経験はありませんか。
ガスコンロの各部品には、五徳やバーナーキャップといった正式な名称があり、これを知っているだけで、掃除の手順確認や修理の依頼がぐっとスムーズになります。
この記事では、ガスコンロの主要な部品の名称と役割を一覧にまとめ、自分で交換できる部品とメーカーに依頼すべき部品の違い、購入方法までを整理します。

目次

ガスコンロの部品は大きく2種類に分かれる

ガスコンロの部品は、普段目に触れる「外装系」の部品と、点火や安全機能に関わる「機構系」の部品に大きく分けられます。
外装系は天板・五徳・バーナーキャップなど、機構系は点火プラグ・熱電対・電池ボックスなどが該当します。
修理業者に依頼するときは、「どの位置の、どの部品が、どうなったか」をセットで伝えると、状況の特定が早まります。

天板まわりの部品名称

日常の掃除や不具合の相談で登場しやすいのが、次の5つの部品です。

部品名役割
天板(トッププレート)コンロの土台となる天板部分
五徳(ごとく)鍋やフライパンを安定して支え、炎との距離を適正に保つ
バーナーキャップ炎口の上のフタ、ガスと空気の量を調整して安定した点火を助ける
バーナーヘッド炎が出る本体部分
汁受け皿吹きこぼれや油だれを受け、バーナー周りへの侵入を減らす

天板側でよく出る名称は、五徳(鍋を載せる枠)、バーナーキャップ(炎口の上のフタ)、バーナーヘッド(炎が出る本体)、汁受け皿(吹きこぼれ受け)、天板(トッププレート)の5つです。
掃除や部品注文では、この5つを言えると話が早くなります。

五徳は、ガタつき・変形・焦げつきがあると、鍋が滑ったり炎が偏って加熱ムラの原因になったりします。
汁受けは、汚れがたまると点火不良やにおい、サビの原因になりやすいため、冷えてからこまめに清掃することがすすめられています。
部品を注文する際は、「汁受け皿」「トッププレート下の受け皿」など、呼び方も確認しておくと確実です。

点火・安全装置に関わる部品名称

炎の点火や安全機能に関わる部品には、次のようなものがあります。

部品名役割
点火プラグ点火スイッチを押すと火花を発生させる部品
温度センサー(Siセンサー)鍋底の温度を検知し、過熱防止や鍋なし検知に使われる
立ち消え安全装置炎が消えたことを検知し、ガスの供給を止める
電池ボックス点火・安全装置を動かす乾電池を収納する部分

点火プラグの詳しい掃除方法は、ガスコンロの点火プラグとは?掃除方法と交換の目安を解説、温度センサーについてはガスコンロの温度センサー(真ん中の棒)とは?掃除方法と故障のサインで詳しく解説しています。

そのほかの部品名称

排気口カバーや点火つまみなど、機種によって呼び方が変わる部品もあります。

部品名役割
排気口カバーグリルの排気を通す部分のカバー
点火つまみ火力を調整するつまみ(プッシュ式・回転式などがある)
ガス接続部(ガス栓接続口)ガスホースやガスコードを接続する部分

名称が分かると、交換部品の特定や修理相談がスムーズになり、写真や型式とあわせて、状況を正確に伝えやすくなります。

自分で交換できる部品・メーカー依頼が必要な部品

ガスコンロで一部の部品が劣化・故障した場合、部品のみの交換で済ませたいこともあります。
五徳やバーナーキャップのように自分で交換が容易にできるものと、温度センサーや点火プラグのようにメーカーメンテナンスに依頼すべきものに分かれます。

部品自分で交換できるか
五徳できる(消耗品として各メーカーの公式パーツショップで購入可能)
バーナーキャップできる(機種に適合するものを選べば交換可能)
温度センサーできない(メーカーメンテナンスへの依頼が必要)
点火プラグできない(分解作業を伴うため業者への依頼が推奨される)
ガス接続部・配管まわりできない(有資格者による作業が必要)

ガスコンロの五徳は消耗品のため、各メーカーの公式パーツショップから購入できます。
自分での交換や取り替えも簡単に行えるため、お使いの機種に適合した五徳を選びましょう。
五徳にはステンレス製とホーロー(琺瑯)製の2種類があり、メーカーや機種によってどちらを購入するかが変わるため注意が必要です。

ガス配管や接続部に関わる部品は、有資格者による作業が法律で定められています。自己判断での分解・交換は絶対に避けてください。

部品を購入する方法

自分で交換できる部品は、主に次の方法で購入できます。

購入方法特徴
メーカー公式パーツショップ型番に適合した純正部品を確実に入手できる
家電量販店・ホームセンター五徳やバーナーキャップなど一部の部品を扱う店舗もある
ネット通販(メーカー公認販売店)品番を指定して注文できる、送料がかかる場合がある

部品価格のほかに、送料がかかる場合もあります。
掲載されている品番や価格は変更されることがあるため、購入前に必ずメーカー公式サイトで最新情報を確認しましょう。

部品を注文するときに確認すること

部品を注文する際は、次の情報を準備しておくとスムーズです。

確認すること理由
コンロの型番部品の適合を正確に判断するため
ガスの種類(都市ガス・LPガス)部品や設定がガス種によって異なる場合がある
破損・不具合の部位と症状「どの位置の、どの部品が、どうなったか」を明確に伝えるため
銘板表示型番やガス種の正確な情報が記載されている

ガス種は都市ガス(12A・13A)とLPガス(プロパン)で機器や部品が異なる場合があります。
見た目が似ていても互換品にならないことがあるため、銘板表示や契約内容をもとに、物件ごとの適合を確認することが大切です。
引っ越しや機器交換のタイミングは特に注意しましょう。

自宅のガス種の確認方法は、自宅のガス種の確認方法|都市ガスとプロパンを見分ける5つの方法で詳しく解説しています。

汎用品を選ぶときの注意点

五徳やバーナーキャップなどは、メーカー純正品以外の汎用品が販売されていることもあります。
ただし、メーカーや機種によって形状が異なるため、汎用品は1mmの違いでも危険な場合があり、適合確認が欠かせません。
できるだけ、メーカー公式パーツショップで、自宅の型番に適合する純正部品を選ぶことをおすすめします。

部品が手に入らないときは

コンロの製造年から時間がたっている場合、部品の在庫がなく交換できないことがあります。
各メーカーは、補修用性能部品の保有期間を定めており、生産終了から一定年数を過ぎると部品を取り扱わなくなります。
部品が見つからない場合は、修理ではなく買い替えを検討する必要が出てくることもあります。
使用年数が長いコンロの買い替えの目安は、ガスコンロの寿命は何年?買い替え時期のサインと判断基準で詳しく解説しています。

よくある質問

五徳とバーナーキャップは自分で交換できますか?

はい、どちらも消耗品として販売されており、自分で交換できます。各メーカーの公式パーツショップで、お使いの機種に適合した部品を購入し、取り外して取り付けるだけで交換が完了します。ただし、機種によって形状や取り付け方が異なるため、購入前に必ず型番を確認し、適合する部品を選んでください。

部品の名前が分からないとき、どう伝えればよいですか?

「炎が出るところの丸い部品」「鍋を乗せる枠」のように、見た目や場所で説明しても伝わりますが、正式名称(バーナーキャップ、五徳など)を使うと、修理業者や部品ショップとのやり取りがスムーズになります。分からない場合は、該当部分の写真を撮って伝えると、正確に特定してもらいやすくなります。

汎用品の部品を使っても大丈夫ですか?

五徳やバーナーキャップなどの外装系の部品でも、メーカーや機種によって形状が異なるため、汎用品はわずかな寸法の違いで不具合につながることがあります。特に、安全に関わる部品では、純正品を選ぶことが基本です。価格が安いからといって、適合が不明な汎用品を安易に選ばないようにしましょう。

点火プラグや温度センサーを自分で交換することはできますか?

推奨されていません。これらは分解作業を伴い、型番に合った部品を正確に取り付ける必要があるため、メーカーのメンテナンス窓口や専門業者への依頼が必要です。自己判断で分解すると、かえって不具合を悪化させたり、安全機能が正しく働かなくなったりするおそれがあります。

古いコンロの部品が製造終了で手に入りません。どうすればよいですか?

各メーカーは補修用性能部品の保有期間を定めており、生産終了から一定年数が経過すると部品の取り扱いがなくなることがあります。部品が見つからない場合は、無理に修理を続けようとせず、買い替えを検討することをおすすめします。使用年数が10年前後になっている場合は、特に買い替えも視野に入れて検討してください。

まとめ

ガスコンロの部品名称を知っておくと、掃除や修理相談がスムーズに進みます。
最後に要点を整理します。

ポイント内容
外装系の部品天板、五徳、バーナーキャップ、バーナーヘッド、汁受け皿など
機構系の部品点火プラグ、温度センサー、立ち消え安全装置、電池ボックスなど
自分で交換できる五徳、バーナーキャップなど(消耗品)
メーカー依頼が必要点火プラグ、温度センサー、配管まわりなど
部品注文時の確認型番、ガス種、症状の部位を明確に伝える

まずは自宅のコンロの型番と銘板のガス種表示を確認し、気になる部品の名称を把握しておくところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

「暮らしの設備ガイド」は、給湯器・ストーブ・換気設備など、
家庭の安心と快適を支える“住まいの設備”に関する専門メディアです。

現在もガス業界で設備施工・保守に携わるYuta(ガス関連資格保有者)が監修し、一般家庭向けのガス機器・暖房設備・給湯器交換の実務経験をもとに、現場の知識に基づいた、正確で実用的な情報を発信しています。

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